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    • 2014.11.05 Wednesday
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    【本当のことは言えない】椎崎夕

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       面白かったな〜

      何だか好きだった
      この作家さん【恋愛以上】が結構面白く読めたので
      他の本も読んでみよう!と思って
      一気に5冊ぐらい購入して立て続けに読んみました

      BLじゃない小説で賞を取ったので読んでみた方が
      面白くなく、それ以降その作家さんを読まずにいたのですが
      新聞の書評で気になる方が気になる紹介を
      この私が面白くない!と思った作家の本にあてていて
      何となく読んだら面白かったのね〜
      「同じ作家でも短編と長編、扱う題材、初期と後期
       自分の年代や気分などでこうも読み口が変わるのか!!」と
      発見して以来は、気になる作家は一先ず3〜5冊は読むようにしています


      で、この椎崎さんは【恋愛以上】は結構良かったのですが
      他の作品はそれほどでもなく・・・
      ちゃんとあらすじみて挿絵みて私が好きそうな作品を選んだのだけど
      どうも萌えが足りないというか、後一歩甘さがないような
      ハマりきらない感じがしたのです

      私はこの椎崎さんの作品を「良いな〜」と思ったのは
      物語が丁寧なんですよね
      ある種、しつこいぐらい丁寧なんです
      出会ってすれ違って誤解して素直になれなくて・・・
      という、BLアルアル展開においてあっさり書きがちな心理変化を
      事細かにそのつど無理なく詳細に書いてある
      また「誤解」「素直になれない」などの理由付けや
      何でそうなってしまうのかの現象・事件も
      「無理やり展開だな〜」
      「この問題でそういう心理描写になるか?」というのがなく
      人物が取る行動が性格や環境や現実的に整合性がある

      BLにたまにある「なんだ?この事件は・・・・」という無理がない


      文体も丁寧、心理変化も丁寧、人物も丁寧、事柄も丁寧
      読んでいて無理のない展開なので納得できます
      そこが私は好きなのですが

      その長所である丁寧さが短所でもアル気がします
      「もういいからくっついちゃいなよ!」とか
      「グルグルしてうざったいな〜」とか
      すべての丁寧さが描写のしつこさに感じてしまう気もする

      BLなんていうのは、男同士が出会う→くっつくまでの話
      読者は攻め受けがどんなにすれ違ったり悩んだり反対されたりしても
      最終的に恋人同士になるのを知っているんですよ
      その過程を楽しむわけなんですが
      実際には男女の恋愛すら思い通りにならず
      男同士であればさらに難しいこともあるでしょう
      登場人物達が悩むのも仕方がないことなのですが
      そこはBLですがらハッピーEDが約束されているわけですから
      「ある程度悩んだから、早く恋人同士になった甘甘が読みたい」わけです

      その微妙な落としどころまでが椎崎さんは長い・・・・
      ですが、無理がなく整合性があって丁寧ではある

      なので、そこら辺を「丁寧だな」と思うか
      「じれったい」と思うかで評価が別れそうな作家さんです


      私は地味〜な話が結構好きなので、文体とか色々好きです
      話的に面白いんだけど、凝った設定や他にないBLもいいんですが
      地味だけど丁寧な話が好きなのです
      でも、この「丁寧な話」というのがBLにおいては難しい気も
      あらすじはほとんどテンプレでもいいから文体が整ってないとイヤ
      過度に綺麗な文じゃなくってもいいから、整っていてほしい
      この整っている感じ・・・上手く言えませんが
      それをBL小説で見つけるのは「読みやすい文」「萌える話」を見つけるより
      難しいんですよね・・・私には
      文の使い方が間違ってないとか、作者のクセのある文とかでなく
      上手く言えないけど「自分にしっくりくる文」てあると思うんです

      例えば英田サキさんとか人気があるのがわかるんだけど
      どうも私には文体がしっくりこない
      話は面白くてするする読めるんだけど、ハマリきれない

      反対に、水原とほるさんは私の萌えとは違うし
      展開や攻の行動とか受の弱さとか話が余り好きじゃないことが多いい
      でも文体がなんだか好きなんですよね
      読んでいてちょうど良い心地よさがある
      (でも、萌えないし、嫌いな話もあるんだけど読んでしまう)

      木原さんは文が上手いな〜、結構好きかな〜と読んでいる時には思う
      その感覚があるから何も読みたいBLがない時手が出るんですが
      「何度も読みたい」と読後に思う文じゃないのです
      話が好き嫌いとかじゃなくって、目で追う楽しみがある文体じゃないというか


      私は小説というは話の面白さや読みやすさだけでなく
      構成・表現・文体・テーマなどなど複合的な楽しみなので
      BL関係なくなると文学作品で
      「話はまったくもって理解できないし好きじゃないけど
       読んでいる時の文体が好き」という作家さんがいたりします

      そんな感じで椎崎さんは完璧じゃないけど
      絶妙に私にハマる文体なのです



      また、地味丁寧話が好きな私としては無理がない展開は好ましい
      じれったさはあるけど、説得力がないよりいいのです


      あと、私が思ったのは
      「文章と物語と伏線回収が丁寧で上手な崎谷はるひ」みたいだな・・・と

      私が読んだ作品がそうなのかもしれませんが
      *事件が起きる→受がいつまでもウジウジ悩む
      *電波or暴力or犯罪ヤローが物語を引っ掻き回す
      *女が結構いつもでばってくる
      *受が面倒臭い

      など、共通点が多いい気がします
      椎崎さんは崎谷さんと違って、事件に無理やり感がなく
      その事件に関係する電波ヤローの行動も突飛にならず
      取って付けた感じにならずに、わかりやすく
      解決する時もスッキリ綺麗にまとまる
      出張ってくる女キャラもイヤミがなく可愛らしいか
      読んでいてイヤな感じがしない

      崎谷さんのお事件BLをすっきり余分な説明と薀蓄抜かして
      わかりやすく描いたらこういう風になるのかな?と思ったりしました

      その反面・・・やっぱり私は色々アレなところもありますが
      崎谷さんが好きなんですよ
      崎谷さんはお事件や女を書かせるとダメですが
      萌えを書かせるのは上手なんだな〜っと

      椎崎さんには萌えが少ないんです
      上手く言えませんが、話に甘さがないとか以前に
      心溶かすような柔らかさや
      エロがないとかじゃなく、色っぽさや艶
      作家が提供する「受の可愛さ」ではなく
      読んでいてなんとも言えず受けが可愛く思える感じ


      もうコレはどんなに丁寧な話が書けても
      BL小説に置いては萌えが大事だから
      文体にアレ?と思うところがあって
      事件がお粗末で無理やり過ぎる萎え展開で
      あまり意味がなくイライラするような女が出張り
      話も恋愛部分意外があまりに面白くなく
      取ってつけたようなエピソードが満載でも・・・
      それでも!!
      恋愛部分に突入した時のキュン!とする感じは
      崎谷さんの小説にしかない甘切なさ
      (感動する切なさとは違うのですが・・・)
      それはもう他作家さんにはないな〜っと
      BL小説としてすごい大事だな〜っと思います
      他の悪いところを相殺してしまうくらい


      そういう意味で技術的?には椎崎さんが好きなのですが
      感情的&BL的にはどうしても崎谷さんだったりしました


      こんなに丁寧な話を書かれているんだから
      もっと恋愛の甘さがでてくれば
      この丁寧すぎる特徴もすべてが活きてくるのでは?と
      生意気ながら思ってしまいました




      この話は、変わり者×ひねくれ者
      BLアルアルのゲイだから親と縁を切られた受
      BLアルアル的には受は寂しがり屋で
      心のどこかで頼れる人を求めていたりするのですが
      この受はある程度スッキリしています
      心にわだかまるものはあるけど、自分の中でケジメをつけている
      寂しくて切なくて心に傷があって
      それがいつまでも癒えない・・・・という王道もよろしいのですが
      傷つきながらもちゃんと自分の心に留めてる受の潔さ?が好きでした

      ノンケの男とうっかり寝てしまい
      攻が惚れて、ほだされて付き合っていきますが
      家族の縁を切られるきっかけだった昔の恋人が
      幸せな家庭を築いているのを知って
      攻家族との幸せな団欒を体感してる受けは
      「元は攻は女が好きなんだから自分は離れよう」とする

      こう書くと、本当にBLアルアル展開
      この自分は家族と縁切り&攻の家族は仲良しの対比
      BL感動切な系では、その家族の団欒に
      受は自分のえられなかった家庭の温かさを過度に感じたりしますが
      今回は攻め家族と仲良くなり、受も愛着を持つものの
      それに変なノスタルジックや家族愛の飢えがなかったのが
      私は読みやすかったです

      自分の家族がダメだったから、攻めの家族で・・・・というのは
      BL的にはありだけど安直すぎるな〜と思っていたので

      また、仲良くしていた攻の家族が受とかなり仲良くしていたのに
      兄(攻)と恋人同士だとわかると距離を置くようになるのも
      何だかBLらしくなくて、良かったです

      BL展開的には
      「変わり者で誰とも長続きしなかった兄が本気で惚れた相手なら
       別に男でも構わない」となりそうで
      私も、そういう展開になるのかな?と思っていましたが
      「兄も受も好きだけど、何で男同士で恋人なの?
       友達じゃダメなの??」という妹が印象的だった
      BL的にはそこは妹が「二人とも好きだから私は応援するね!」となるのに
      そうならない・・・という
      この辺りのBL王道展開と変に現実的なかみ合わせが絶妙

      「そんなに簡単に恋人のために家族を捨てたり
       自分の家族がゲイだということをすんなり受け入れられるものかね〜」と
      いつも思っていたのです
      BLファンタジーなので有りではあるんですけどね〜


      あと、攻めが後半しつこいぐらい食い下がってストーカーぽくなるのも
      ヤンデレ好きの私としては好きでした
      意地っ張り受なので暑苦しいくらい我慢強くひっつくのが調度いいかと

      他の人に対しては理性的なのに、受に対してタガが外れるほど執着する!
      そういう攻が好きなので
      怖くしつこいく気持ち悪いぐらいに愛してる攻め様!!
      ダメな人もいるでしょうが好きでした〜
      ヤンデレ攻めっていいなぁ


      BL萌えてきにはもっと受を切ない造形にできただろうし
      家族の理解うんぬんも落としどころが別にあった気もしますが
      BL王道を踏まえつつ、現実的な冷静な面を差し込むというやり方が
      私は新鮮で楽しかったです


      ま〜、私は精神的に自立した受のホンの少しだけ弱い部分が好きなので
      全体的に弱いというか可愛らしい受けよりは
      面倒臭いぐらいの受造形が好き〜!!




      5冊ぐらい読んで、好きなのはコレと初読【恋愛以上】二冊のみですが
      この話が思いのほか良かったので
      まだまだ読んでみようと思いました
      ちなみにこちらはスピンオフ
      本編の方は朴訥攻×健気受ぽくって好みじゃにのでスルー
      前作知らなくても問題なく読めました


      【微熱の果実〜バタフライ・スカイ】冬乃郁也 崎谷はるひ

      0
         前野智昭×立花慎之介


        辛口感想です
        主に原作についてですが・・・





        全体的に話が面白くない・・・

        原作読んでいて、一巻は結構好きだったんですが
        二巻がそれほどでもなく
        でも、BLCDの発売数少なかったしキャストも嫌いじゃなかったので
        何となく購入〜

        「音になったら楽しいかな?」と思っていたんですが
        なんだかやっぱり面白くなかったなぁ

        崎谷作品のCD化した時のモノローグ多様が好きなのですが
        今回は漫画原作とあってあまりモノローグもないのが残念
        (モノローグ多いいの苦手な人もいるみたいですが
         モノローグがあるドラマCDってBL意外だとそんなに多くないし
         声優さんの声がたくさん聞けるので私は好きです)
        別にそれで話がわかりにくいとかはないんですけどね・・・


        キャストは全体に結構イメージに私はあっていました
        特に明るくて元気なホストの下野さん
        ホストのマネージャーの遠近さん
        特にこの二人はイメージ通りでした

        オーナーの間宮さん
        最近少し気になる方です
        今回はガッツリと話していました
        声も演技も色んな意味でクセのある方だな〜と思いました
        野性味とフェロモンが混じり合って一癖ある感じ
        フェロモンネットリさせた三宅さんというか
        少し声を高くして野獣感を足した黒田さんというか
        声がにてるとかではなくイメージなのですが
        今回は一筋縄ではいかない王将にあっていた気がします
        ただ、前野さん遠近さん間島さん高橋さんとの
        癖のない声&話し方との会話では良いんですが
        一番会話が多いい立花さんとではクセ×クセでちょっと気になった
        濃いな〜って

        王将(間宮さん)の恋人に間島さん
        すっご〜い出番少ないです
        でも、私は正直このシーンが一番エロくてました
        やっぱり間島さんいいな〜
        ガッツリメインの良作聞いてみたい!!
        二枚組とかで


        ロシア人のホスト役に高橋さん
        礼儀正しく女に優しく紳士で食えない男
        正統派かっこいい高橋さんだったと思います
        高橋さんは役によってクセがあるんですが、今回はクセ少なめ
        爽やかにかっこよく、腹黒?ぽさもあってハマっていました


        受の立花さんもイメージにはあっていたと思うのですが・・・・
        漫画読んでる時は気にならなかったけど
        音声化にはこの受は向かなったんじゃないかな〜と思われる
        ず〜〜〜〜っと
        イライラムカムカキーキーギリギリしてるのです
        男に対してもホストの客である女に対しても
        年上にも年下にも、特に攻めに対してイライライライラ
        モノローグもずっとムカムカイライラ
        口を開くとキーキーギャンギャン
        これはツンデレとは違うのじゃないだろうか・・・・
        それが立花さんの透明感ある切れ味のよいナイフのような
        スパっとした声質と少しクセのある言い回しでなされるわけだから
        聴いてる方は落ち着かないワケですよ
        立花さんの声質自体は好きなんですが
        始終キリキリされているのは辛いな〜
        あと、言い回しのクセがいつもより強い気がしました
        第一、DISK1聴き終わっても、この受の魅力が伝わらない・・・・


        そして、最近好きな前野さん
        やっぱり演技お上手になっていて、色気あるセリフも違和感なく
        前野さん自身はかっこよかったです
        ただ・・・・これは原作読んだ時から思ったのですが
        この攻って何考えてるかわからない
        本当に受のことが好きなのかな?と漫画読んだ時から思っていたけど
        CDだとますます得体の知れないというか
        愛情があるように思えないというか
        テンパってイライラしてる受に対して
        何でわざわざ神経を逆なでするようなことばかりするのだろう
        受の心理状態はパンパンに膨らんだ風船みたいなもので
        ツンっと針を挿せば破裂して跡形もなくしおれて無くなってしまう
        そういうのを賢い攻はわかってるはずなんですよ
        なのに、息抜きさせるどころか
        受自らにはっぱをかけて、ますます風船を膨らませるようなことをさせる
        それでいて「本当は心配してるんですよ?」とか言われても
        うさんくさすぎるし、優しさの欠片も感じないよね〜
        そんなわけだから、どんなに前野さんが誠実な声を後半だしても
        説得力がない!!

        以上から、立花さんを受を聞きたいなら【不埒なスペクトル】
        前野さんを攻を聞きたいなら【リンゴと蜂蜜】
        この二つを私はお薦めします
        わざわざ五千円だして、これ聞く必要はない気がする〜
        声質の組み合わせ自体は
        クセない中低音×ツン美人でとても良い感じなのに
        何だかわからん攻×イライラキーキーなので魅力を感じません
        二人の良さが相殺されちゃってる気もしました


        演出はBGMの音量でかい!!
        最近のBLCDはそういう傾向なのでしょうか〜?
        曲調はま〜・・・・良くはないけどあってないわけじゃないし
        ホストっぽさがあってこれはこれでいいんじゃないでしょうか
        と、いうか何度も書いちゃってますが
        お話が特に引き込まれたり楽しかったっりするわけじゃないので
        別にBGMどうこうでイメージが壊れるとかなかったです



        【DISK1】
        ホストNO1の立花さんとNO3の前野さん
        有名大学のインテリで、休みにDJやるぐらい砕けていて
        丁寧で気が利いて喰えない男である前野さん
        立花さんはそんな前野さんとは何となく気があいません

        立花さんの女性客と前野さんが外で会ってるのを知って
        ますます険悪気味になりますが
        実はホストに行くために借金してソープに行こうとしていた彼女を
        前野さんは知人の弁護士を紹介して助けてあげていたのでした
        売り言葉に買い言葉で立花さんは身体の関係を結ぶようになり・・・・

        お話的には本当に↑って感じで
        始終イライラしてる立花さんを聞く感じで特にラブがありません

        初っ端とセフレ?になる初めてとエロは二回あるんだけど
        でも、別にふ〜ん・・・って感じです
        キャラに感情移入できないとエロも楽しくないな〜と思いました
        なのでもさほどありません

        立花さんは色っぽいけど
        特別にこのCDでしか聞けない!!という喘ぎではなく
        ほかでもこんな感じに喘いでいますし
        そんなに長丁場じゃなし、モノローグかぶってるしで
        二人の息の合いっぷりとかも感じられず・・・

        唯一、前野さんの
        「光聖さん・・・光聖さん・・・という
        余裕のない息の荒げっぷりがわんこ攻めみたいで可愛かった
        始終クールでわけわからん攻なので
        ここの好きな感情が漏れてる様子が良かったな

        ホストに来る女性客は皆さん普通に演技上手でした


        【DISK2】
        前野さんと関係を持ってから一年
        立花さんに内緒で前野さんがホストを辞め
        さらにはホストの幹部(経営者)の方に回ることを
        人づてに聴き、自分には何も話してくれなかった・・・と
        イライラモヤモヤする立花さん

        そこにテコ入れとしてロシア人の高橋さんが入って
        (幹部候補で実習のためホストをやってるだけ)
        あっさりと立花さん不動だったNO1を取っていきます

        心を入れ替えてホスト業に性を出す立花さん
        ギクシャクしていた前野さんとも下野さんのライブ先で出会い
        「本当に好きなんです」と前野さんに告白され
        両思い

        一番萌えたのがドア越しの間宮×間島
        間島さんの喘ぎが可愛かった〜!!
        ガッツリしていた【秋山くん】の時より
        すごく可愛い喘ぎだったんですよ〜
        【くちびるに蝶の骨】CD化して間宮×間島をガッツリ聞きたい!!
        エロエロで虐められてメソメソしてる受聞きた〜い!!


        受のイライラが収まってるし
        攻のよくわからん行動は受を手に入れるための策略だった・・・という
        ことで【DISK1】よりも良かったかな?
        でも、原作では二巻のが苦手だったんですよ
        一巻のが好きだったので二巻はすぐ手放してしまって
        一巻しか手元にない・・・

        全部今までの攻の対応は受を落とすためなんですが
        受曰く「頭悪いだの鈍いだのさんざん言って
        それで好きとか言われてもバカにしてるとしか思えない」

        本当にそうだと思う〜
        受は好かれ慣れてるから、印象を与えるために虐めていたって
        それは気を引きたい小学生男子と同じだし
        ひっぱたかれたり、女が絡んだりでイレギュラーが起きて
        計画通りにいかなくなって
        我慢できなくなったから、無理やり身体の関係から入った

        これも計画的に落とすなら、ちゃんと計画しろよ!!
        自分の欲望優先なのかよ!!となりました

        何というか口では「計画通り」と攻は言ってるけど
        やってることと言ってることが噛み合ってない
        気がするんだよね
        計算高い攻好きだけど、その計画のネタばらし聞いても
        イマイチ攻の行動に共感できない

        女と金絡みで繋がるのも、しつこく追い回されるのもうんざりしていて
        強がってるけど中身は脆くて
        本当に信頼できたり頼ったりする人はいなそうで・・・・
        それならジワジワと絡め取るように優しくして信頼を得て
        「攻なしにはいられない!!」状態にする
        最初考えていた優しく口説き落とす作戦のが良かったと思うのよ

        インテリで頭がいい攻め君のはずなのに
        今回の無理やりツン攻作戦は下手すると嫌われるんじゃないかな〜っと
        スッキリしませんでした

        あと、やっぱり原作が崎谷さんだな〜と思ったのは
        攻がホストに行くきっかけが女友達絡みなのですよね・・・
        別に、たまたま飲み街で受を見かけて一目惚れでいいじゃない
        女友達との過去の話、あまり関係ないな〜っと

        ↑ここいらのタネあかしが原作の二巻は好きじゃなかったんだと思われる
        ただ、【DISK1】は二人ともツンツンしすぎて音で聞くと辛かったので
        【DISK2】は二人ともデレが見えたのが良かったのかな〜っと


        最後の絡みはよ〜立花さんが喘ぎまくっていて
        「あ〜コレコレ」って安心感がありました
        気持ちよさそうで良かったね

        でも最後まで攻が受を
        「頭悪い」「あんた」呼ばわりしてるのはどうなのかな・・・・
        バカにしてるようにしかやっぱり聞こえない
        そこは頭が良くって惚れきってるBL攻め様たるもの
        「勉強が出来たって頭の悪いやつはいる
         人の気持ちがわかるあなたは決してバカなんかじゃない」
        「自分で自分のこと卑下するのやめてください
         俺のあなたをバカにするのは例えあなたでも我慢なりません」
        「あなたは頭が悪くなんかありませんよ
         だって俺が惚れたんですからね」
        ぐらいの
        包容力と惚れっ気と理解を示してあげてくださいよ〜
        何なのだろう・・・この攻めは・・・・

        単行本書下ろしも入ってました
        エロもありますが、最後の下野さんのおかんっぷりが
        一番可愛かったです



        そんなわけで、あまり期待していませんでしたが
        やはり、さほど萌えることなく終わってしまいました
        お話自体が特別面白いわけでもなく
        萌があるキャラ造形っというわけでもなく
        ひたすらイライラしてる立花さんを聴き
        攻めの行動がタネあかし後も私はスッキリせず
        演出がいいわけでもなく
        エロが特別エロいわけでもなく
        (一応回数は4回とほどほどにあります)
        女の子がたくさん出てきます

        悪くはないのかもしれないけど、何でコレCD化したんだろう?作品です
        キャストはぴったり目ですが
        演出や脚本をどうにかしても面白くなるとは思えない
        これはこれで完成って感じです





        この漫画家さん&崎谷さんのコラボ作品結構出てますが
        正直、すべて小説で読みたかったりします
        木原音瀬×小椋ムク【キャッスル・マンゴー】とかは
        漫画なりの表現で過不足なく情報が溢れていて
        小説とは違う漫画の良さを感じ、とても良かったのですが
        この作品以外でもそうですが、このコラボだと
        「何だか物足りない」気にいつもさせられるのですよね〜
        もっと詳しく知りたいところが表面だけさらわれた感じというか
        萌える一歩前で足止めされてる気がするというか
        ともかく「崎谷小説で読みたかったな〜」と思ってしまう
        まぁ。話の筋は崎谷さんなのでお話が面白くないのは
        崎谷さんが書いてもそうなってしまうんでしょうけど・・・・
        何故か情報量の少なさを感じてしまうんです
        文章で説明できない分、漫画だと行動や表情や
        ちょっとした間の取り方コマ割とかで読者に訴えないと
        伝わりにくいと思うんですが
        そういう細かな心理がグッくるほどには伝わってこなくて
        表面的な大筋は楽しめるんですが
        感情移入できるほどキャラが活きてないというか・・・
        う〜ん・・・・

        ホストBLならやっぱり私は【PBB】が楽しいな♪
        キャラもいいし、萌もあるし、話も楽しかったり、切なかったりだし
        【PBB】を聞き返してしまいました・・・・




        原作が好きならキャストが大きくは外れてないし
        絡みはすべて入っているのでいいんじゃないでしょうか






        【空と原】中村朝日美子

        0
           石川英郎+福山潤


          すっごいキャストが
          イメージ通りだった!!

          「想像以上に良い」て感動することもありますが
          言葉を変えれば
          「想像以上」=「想像とは違う」でもあるんですよね


          でも、今回は本当に本を読んだまんまの声&演技でした
          声があっていても実際聞くと演じる方の解釈によって
          「あ、ここってそういう言い方なんだとか
          「そういう感情の持ち方もあるんだな〜
          新しい発見があったり、それがよりリアルだったり
          違う見方が新鮮だったり
          音声化ならではで良かったりするのですが

          今回は本当にそれぞれのキャラの声質から
          イントネーションの上げ下げから
          間の取り方までイメージ通りだったんです!!

          【同級生】に出ている石川さん神谷さん野島健さんはもちろん
          メインの福山さんは本当に本当に空くんだったし
          小野友さんのちょっとしか出ないのに印象的な響くんの怒声
          CD化決まる前から有坂先生は飛田さん!!て思ったいたんだけど
          聞いたら本当まんま有坂先生だった〜
          ↑こちらの漫画感想で有坂先生に飛田さんを希望してました〜
          ちなみに、その時は響くんは鈴木達さんイメージだった
          でもでも、小野友さんもすごく良かった


          本当、キャストの方々が良かった


          なので・・・少し残念なのはBGMでしょうか・・・
          【ダブルミンツ】はあの難しい世界観にあう音楽だったんですが
          【空と原】はふんわりと甘く優しく、でも時にリアルで透明感がある
          そういう繊細さが出ていたのか?というと
          ところどころ違う気がするんですよね〜
          後半にかけては結構良くなってきて、すごく素敵なBGMもあって
          ピンポイントで凄く凄く気に入ってる音楽もあるんですが
          「ん?」て思うところが私はあって
          例えば初っ端の曲がエマ〇エル夫人のテーマ曲ぽいような
          気だるげな曲であっているような、そうでないような・・・・
          80年代青春学園モノぽいような曲もあって
          この2曲がちょっと古いというか透明感を感じない
          でも、佐条が原先とデートしてる時や草壁佐条がホテルでの曲は
          瑞々しくって美しいんです
          後半にかけてだんだん良い曲調になってきてるので
          前半とある特定の曲だけがちょっと残念でした(私は
          そんなに気になるほどじゃないのかもしれないけど
          【同級生】が完璧だったのでちょっと違う時がすごく気になってしまった


          演出もイマイチなところが
          空くんは昔の好きだった人と話してるシーンで
          ず〜〜〜〜っと鳥がピーチクパーチク鳴いてるんですよ・・・
          外をイメージさせるために最初に「ピチチチて鳴くのはアリ
          でも、その後もず〜〜〜っとローテーションのごとく
          「ピチチチチ〜ピーピー鳴いてるのはどうなのか!?と
          音量絞ってあるんだけど、イイシーンだったから気になった
          天気がいいのを表したいんだろうけど
          もうちょっとどうにかならなかったのかなぁ?と

          ↑ここほど気にはならなかったんだけど
          有坂先生から高校生の原がピアノを習うシーンも
          個人的にもう少し拙いゆっくりたどたどしく弾いて欲しかったかな
          これは私の好みの問題なんだけど、結構すんなりと弾きこなしていて
          『ピアノを弾く』ので間違いないんだけど
          『ピアノを一から教えている』感じはしない滑らかな音だったので


          総合的にはすごく良かったんだけど
          【同級生】ほどの丁寧な透明感がやや前半感じなかったかも
          悪くないんだけど、演出次第でもうワンランク良くなった気がします

           

          私が気になるだけで細かいところ突っ込まなければ良いと思いました


          原作は正直最初読んだ時【同級生】【卒業生】ほどの印象がなく
          「あ、こんな感じか〜」と一度読んで置いといたんですが
          その後、再読したらすごく面白いとは違うんだけど
          気がつくと何度も何度も読み返していて
          読み返すたびに好きになっていってます
          今でもまだ好きになる余地があるというか
          読むたびにキュンキュンして



          【DISK1】
          卒業した生徒・佐条(野島健さん)が忘れられない
          音楽教師の原先生(石川さん)
          馴染みの店で気になる眼鏡の子に声をかけたら
          自分の学校の生徒・空乃(福山さん)だった

          初っ端の卒業する佐条の野島健さんの透明感
          もう本当に野島健さんのこの静かな存在感って何なんでしょ〜
          女々しいわけでも女っぽいわけでもないのに
          雄々しさや男っぽさがなく
          ただただ涼やかで綺麗で上品な空気感
          芯の強さと儚さが同居してる感じも素敵
          淡々としてるのに繊細な気持ちがわかる話し方もイイんですよね〜
          それがまた、朝日美子作品にとってもあっていて
          一声聞いて「あ、同級生の作品の中に入ってくんだな」となりました

          卒業アルバムを取りに来た佐条を見た空くんは
          原先の彼への恋心に気づき
          佐条へのメアドと電話番号を聞き出して原先に教えようとします


          福山さんの空くん具合がこれまた本当にイイの
          明るくて天真爛漫で軽いんだけど繊細で
          もしかしたら出てるキャラの中で一番気遣いができて繊細なのは
          空くんなんじゃないかな?
          っと福山さんの演技で思いました
          原作読んでた時は「元気で若くて若さ故のきらめきだな〜」て感じが
          結構あって、それがとても眩しかったんですが
          それだけじゃなくって、空くん自身が若さだけでなく本当にキラキラしてる
          そういうのがCDからはダイレクトに伝わってきました
          福山さんのキャラ自体を作りあげる演技というのがすごいなぁって
          「ばっはは〜い」
          すごい、この言い方がも可愛かった

          屋上での会話も好き
          「俺はいいんだよ・・・大人だから」
          「大人はいいんですか?」
          「大人はいいよ」
          「いいですねぇ・・・大人は」
          「いいぜ、大人は」
          (知らんけど)


          この!!この二人のテンポ良いやりとりがツボだった
          すごい自然に話してるのと意味が途中から変わっていく感じが
          たまらんくらい空原ぽいんですよ〜

          石川さんの原先もため息一つとっても原先で、はわわわ〜てなります

          ただ、難点?は最初のほうに何度もかかる曲が
          エマニエ〇夫人風のアンニュイ曲で
          ま〜・・・アンニュイさはあってるんですが、何か違うなぁって私はなり
          印象的な曲調で気になってしまった


          原先と始めて会った店で変な男に絡まれる空くん
          連絡を受けて助けにいく原先


          「心配かけてごめんちゃいね!先生」
          「ごめんちゃい」の可愛さに原作を読み返したんだけど
          コレ!!原作では普通に「ごめんね」なの〜
          え!?福山さんのアレンジなの??
          そうなのかな〜、素敵すぎるぅぅぅ
          すごく空くんぽいのこの「ごめんちゃい」
          変な話原作で「ごめんちゃい」じゃないのが不思議なぐらい
          空くんなの〜!!
          何度も聞き返してしまった・・・・


          そこで空くんに「佐条さんとデートしてみれば」と言われる原先
          悩みまくって次の日
          もう一度学校で空君と話します
          「デートしたいんだ〜佐条さんと・・・
           ね?」

          この「ね?」も原作にないんですが
          すごい顔を覗き込んでいるのが分かるの〜!!!
          その後のもう一回ある「ね!」がこれでまた可愛らしく感じるし
          原先の「ね?って、待てコラ〜」がポンポンして良かった

          ちなみにここでのBGMが青春歌謡?ぽくて違和感

          振り回されてる原先が可愛く思えてきます

          なんだかんだと空くんとデートすることになった原先
          ところが、そこに行くと佐条くんがいて・・・・
          「あ・・・どうも」
          「ど!」
          「ど?」
          「え?」

          このやりとり好きだった

          そして二人がデートしてる時のBGMが優しくて懐かしい感じがして
          センチメンタルで良かったです

          「一年の時俺のこと好きだった?」と佐条くんに聞いて
          赤くなった佐条くんを見て何かに決着をつけた原先
          着けていた空くんを見つけて感謝します


          デートが終わった佐条くんと着けていた草壁
          ホテルでご休憩
          「言えよ・・・」
          「言ってみろよ」

          なんだか野島健さんの言い方がかっこよかった
          野島健さんが少し低めで神谷さんが少し高め声だったので
          受のがかっこよかった!!
          それが何か良かったよ〜
          佐条くんに草壁はちょっと尻にしかれてるのかな・・・・

          この時のBGMも二人の雰囲気にあっていて可愛くてあっていた


          中学時代に空くんが好きだった野球部のフジノくん
          練習試合で空くんの学校に来ることに
          思わずそれを原先に話してしまう空くん

          そして、いつもの店で空くんに電話で話す原先
          「好きだった奴がでる練習試合を見に来ないか?」と誘います
          「また好きになるとキツイ」と断る空くん


          今まで軽いトーンだったのに
          ここで始めてすごいシリアスで暗いトーンになる空くん
          「自分の気持ちは相手に迷惑だ」という空くんに
          「迷惑じゃね〜よ、自分でそういうことをいうな」と原先は言うんですが・・・

          原先は初恋?の有坂先生といい、佐条くんといい
          多分、他の書かれていない恋人だっただろう人は
          元々男が好きな男だったと思うんですよ
          無自覚に原先はそういう人に惹かれていたというか
          もしかしたら普通に女が好きな人を好きになったりもあったかもだけど
          漫画にはそういうノンケに惚れたことがある描写がないので・・・
          でも、空くんが好きになったフジノは元はノンケで
          やっぱり普通の女が好きな男に普通に戻っていってしまって
          そういう彼に空くんの恋心は重すぎたんだろうな〜っと


          フジノに会って「彼女が出来た」と嘘をつく空くん
          笑って去っていてくフジノ


          バイバイ・・・バイバイ、フジノ

          一度目と二度目で「バイバイ」のトーンが違うんです
          これが福山さんの演技の丁寧さが私はとても好き
          たった一言、同じ言葉でもそのセンテンスだけ
          感情の入れ方、表し方、言い方がその都度違う
          それがただ悲しい嬉しいとかわかりやすい感情じゃなくって
          言葉にできないようなあやふやな複雑な気持ちを
          すごく丁寧にすくいとってたった一言に乗せてくれる
          その繊細な演技力!!
          もう本当にこの二回目の「バイバイ」が悲しいな〜
          切ないな〜っと思いました
          じわっとくる言い方でした


          影から見ていた原先に
          彼女が出来たと嘘をついたことを話す空くんを
          「そういうのは良くない」と言う原先

          「自分の気持ちより
           大切なモノだってあるでしょ!?」

          この怒号がまたすごくドキッ!!とした
          静かな感じからの怒鳴った空くんがそういうキャラに思えないから
          すごくすごく本音だったんだな〜っと
          それとともに、大人な原先よりも空くんは色んなモノが見えてるんだな〜と

          福山さんは【職業、王子】でも思ったけど
          可愛い声してこういう激昂する言葉の強さとかも上手なんですよね〜
          声量や声圧が強いわけでもないのに
          言葉の強さが出せるというか迫力を瞬時に出せる

          その後、笑ったように泣き出してしまうのに苦しくなった




          【DISK2】
          高校生の原と化学教師の有坂先生(飛田さん)の昔話
          音楽室で合唱祭の練習をする原
          そこに有坂先生が来て、ピアノを弾く
          全然知らなかった先生だけど、彼は自分のことを知っていて
          赤面する彼を見て、思わずキスをする原

          この【げに大人というものは】が入ってるのが嬉しかった
          短編だけどすごく好きな話で
          それが飛田さん石川さんで聞けてすごく良かった〜

          石川さんが最初に「燃ゆる若葉を一番全部歌ってるのも良かった
          改めて聞くと、やっぱり歌詞がすごくイイんですよね
          しかもこの【同級生】【卒業生】【空と原】にとってもあってるんですよ

           いつか君と来る 少し大人になった日に
           その時また君の 燃ゆる若葉のうつる目に
           会いたい

          特にここの歌詞が好きだったりします
          佐条くんと草壁くんでもあり
          原先から空くんに対してであり
          有坂先生から原先、響くんに対する思いでもあるんじゃないかな〜っと

          しばらくして、有坂先生が結婚していて
          奥さんが妊娠して産休を取ることを知る
          彼を問い詰めに行くとあの時していなかった
          薬指に指輪をしていて
          「全部なかったことに・・・」と言われる
          を流し背を向ける先生を残して去る原
          「俺のほうがずっとずっと我慢して・・・・
           ずっと大人じゃないか・・・・」


          恋の始まりは突然でそして、すぐに終わってしまう
          それも二人とも好き合っているのに
          大人の分別で先生が耐えて隠して泣きながら別れる・・・という
          先生もズルいんだけどね
          そうする意外、どうにもできない
          何も始まってないんだけど、確かに原を変えてしまった先生は
          すごく残酷だな〜っと思います

          メヌエットが上手に使われていて
          繰り返しの前半から後半へかけて
          物語の最後に帳尻を合わせる演出もあっていて切なくなった
          少〜し残念だったのは、原作では屋上で物思いにふける原ですが
          CDだと歩きなら色々考えてるんですよね
          小さなことですが、あの屋上で一筋涙を流す原が
          高校生ぽく悲しく印象に残ったので、そうして欲しかったかも?

          ちなみに日本では未だに〇ッハのメヌエットっと言われてますが
          実は近年作曲家が違うことがわかったそうです

          そして、その有坂先生が臨時教師として母校にやってきます
          歓迎会の後二人で飲みに行き
          有坂先生が離婚していて、その修羅場っぷりを聞きます


          この時に使われるのがグリーンスリーブスという民謡?曲なんですが
          「夫人にすべてのモノを捧げるほどに献身的に愛しても
          決して彼女は二度と愛してくれない」
          という歌詞なんですよ
          それがまた、この原先にピッタリじゃありませんか!?
          ピアノにアレンジされているのも良かったな〜
          オリジナル曲からへの繋ぎも自然で二枚目からは
          全体にBGMが良かった気がします

          飛田さんのしんみりとした語り口がイメージ通りだった!!
          変な話だけど老けて?からの有坂先生のがイメージ通りだった〜


          色々、思うところがあり原先に電話して
          グデングデンに酔っ払ってる原先のところに向かう空くん
          有坂先生に現在恋人がいるのを知ってヤケ酒をしてしまったのです
          原先を自宅まで送って、家に上がり込む空くん

          石川さんと福山さん二人のテンポ良いやりとりが楽しい
          空くん、と〜っても面倒見です
          そして、原先が面白い
          話してる最中なのに、突然寝てしまう時の空くんのツッコミも息があってる

          この時のガチャガチャしてる時のBGMがなんだかおかしいです
          しんみりしてる時の曲はいいんだけどな〜

          「後ろから抱きしめてもいい?」
          福山さんのこのセリフがすごいカッコイかった
          ぎゃ〜〜!!ってなった
          すごく優しくて色気があってかっこよくって
          何度も聞き返しちゃったよぉぉぉ

          そして石川さんの「どうぞ」も可愛かった

          手を繋いでチャリ漕ぐとを飛べる夢を見る原先
          寝てる原先に思わずキスしてしまう空くんは原先のことを
          「好きなのかなと自覚し始めます


          翌朝、フラフラで学校に行くと頬を腫らした有坂先生
          恋人に殴られたっと思った原先は問い詰めますが
          そこに電話がかかってきて、有坂先生は学校を飛び出そうとします
          を出してあげようと奔走している間に
          有坂先生はメモを残して一人で行ってしまいます

          その頃、空くんは素人モデルやるバイト先
          連絡が取れない男・響を様子見にいくことにします
          そこで、原先と駅で鉢合わせして
          有坂先生の恋人と名前が同じだったので
          空くんについていくことにします



          そこで響の母親とモメてる有坂先生がいました
          「うちの息子に手を出したのよ」
          そこに響(小野友さん)が飛び出してきて
          母親に「また先生を殴ったのか?」と激昂して詰め寄ります
          それを見て響に平手打ちをして土下座する有坂先生
          「僕はもう二度と・・・
           一生響くんには会いません・・・」
          飛田さんの絞りだすような涙にくれたこのセリフが重くて
          「やだ。。。先生・・・
           何でそんなこと言うんだよ」
          「卒業したら付き合ってくれるって・・・・
           好きになってくれるって
           言ったじゃないですか!!」
          それに応える小野友さんの怖いぐらいの迫力ある怒声からの
          喉を詰まらせて涙声での呼びかけの変化がスゴイすごかった
          喉が怒鳴りすぎてガラガラになってるのまでわかるんですよ
          小野友さんメチャクチャ演技上手い!!
          「先生!!先生!!」の叫びとか真に迫っていた
          後ろで泣き崩れるお母さんも上手で
          BLじゃないみたいな修羅場っぷりだった迫力あって
          苦しくて涙がでたわ〜

          その激しい三人のやり取りの中
          静かで穏やかな石川さんの
          「また彼を捨てるんですか?」がまた良くって
          泣き崩れながらグチャグチャになりながら
          「ごめんなさい・・・
           僕は・・・彼が好きです」
          と告白する飛田さんが
          やっぱり本当に有坂先生だった!!!
          本を見てなくっても、その表情が脳裏に浮かぶぐらいでした
          有坂先生を飛田さんにキャスティングしてくれてありがと〜!!

          一番聞きたいシーンがここだったんだけど
          すごく良かったんだよな〜
          本当に出演者のそれぞれのセリフの掛け合い間がピッタリ
          原作通りで苦しくなるほど良かったのです

          流れる曲がまたグリーンリーブス
          それがまたこのシーンにピッタリで盛り上がりました

          原先の報われなさに怒り?イライラを露わにする空くん
          ギャーギャーする空くんがリアルだった
          そこから感極まってポロっとくるところとか
          絵なくても音でポロっがわかるのです
          福山さんのこういう演技がやっぱり素晴らしんだよな〜

          「だぁ〜〜〜」て駆けてるところは可愛かった

          自分のために感情をあらわにする空くんに
          思わずキスする原先

          「逆でしょ・・・」ここ、福山さんが囁きぎみでかっこいい
          「あんたが下でっしょ!」とゴロゴロと上下しながら
          波打ち際まで転がりながらキスする二人


          「俺が先生のこと幸せにしてやるよ」
          「二人で幸せになろうよ」

          大笑いしてる福山さんがとてもキラキラしていました
          幸せそうに笑っていて、彼となら幸せになれる!て思えた
          すごく良かったね〜良かったね〜原先良かったかね〜ってなった

          もう最後の最後で幸せそうな原先の声色に
          こっちまで幸せになりました




          は〜〜〜、もうね!
          本当ラストにかけてはまさに感動でした!!
          惜しむらしくは前半のBGMぐらいです
          石川さんも福山さんも飛田さんも小野友さんもスゴかった〜
          イメージぴったりだった〜

          フリートークも良かった
          作品に対して丁寧に皆さん感想を述べていますし
          石川さんが福山さんを
          「ファンタジックな空くんを上手いことやるな〜」と褒めていましたが
          本当にそうだと思った
          「原先良かったね!」ともおっしゃっていました

          石川さんって結構、作品に対してイイ発言をしてくれますよね〜
          【私説 三国志】でも「この後、別の男とまた関係持つんじゃないのか」と
          その後の展開を知らないだろうに的を得ていたり
          【キャッスルマンゴー】では本編に入ってない
          攻の過去編も読んで「演じたい!」とおっしゃっていたり
          原作好きが聞いても嬉しいことを言ってくれます

          神谷さんも野島健さんも役について語ってくれていました

          飛田さんは相変わらず?可愛かったです
          有坂先生を「懲りない人だよね〜」に笑った
          すごい的を得てるな〜っと
          そして、ちゃんと原作読んでるんだなって思いました
          「福山く〜〜ん、英郎くぅぅ〜ん」が可愛かった
          響有坂編もやってみたい!ようなことをおっしゃっていましたが
          私も是非、聞きた〜い!読みた〜い!
          朝日美子先生・・・お願いします


          色々書いちゃってますが、キャストの方々に本当に感謝感激!
          BGMも後半にかけて良くなってきますし
          脚本?アドリブ?とかの細かいな違いも違和感なく良かった


          原作好き&ピュア好きにお薦めです
          石川さん福山さんが好きな方にも!

          あと、飛田さんがすごいハマってるので
          出番は多くないけどBLで飛田さんが聞きたい方にも







           


          【ダブルミンツ】中村朝日美子

          0

            辛口感想です
            大丈夫な方のみお読みください






             岸尾だいすけ×野島裕史



            キャストが合わね〜!!!

            その一言に尽きると思います

            ヤンデレ執着デカわんこ×メンヘライっちゃてるチンピラ

            わかりやすく羽多野×鈴木達でも良かったよね?という


            原作が好きなので
            「CD化したらいいな〜無理だろうな〜と思っていました
            一般受けするような日常モノでもBL王道でもないんですが
            執着愛・ドロドロ・ヤンデレ好きとしては
            この何とも言えない愛憎入り混じりのSとMのような関係が好きだった

            上手にやればどうにかなった気もしなくもない原作
            ジュネではないけど山藍先生や江森三国志から重厚さを抜いて
            ほの暗い陰気で重い、エロしてないけど雰囲気が淫靡というのを
            表現できていればいいなぁっと思ったのですが


            まず、メイン二人の声が綺麗なのです
            岸尾さんは不気味さを出してはいましたが
            大柄な体型ではなく細身の美人系に聞こえるんですよね
            もうちょっと元から低音が出る方のが良かったように思います
            保村さん高橋さん日野さん羽多野さんとかね〜
            【課外授業】の羽多野さんのヤンデレが好きなのであんな感じで

            そして、私は岸尾さんよりも野島裕さんのが
            更に合わない感じがしました
            女に暴力ふるったり他人を貶めたりバカにしたりヤクザに入ったりと
            悪いことばかりして、でもそれを当たり前のように受け入れている
            そういうクズさが野島裕さんの声からは感じないのです
            清潔感があって上品で大人しそうな優等生声
            クラスの真面目優しい眼鏡委員長声
            穏やかで癒されるみんなのお兄さん声
            そういう、人生の表の方を歩んでいる人の声質なのですよ
            裏社会にどっぷり浸かって心身ともに汚れ切ったミツオ君ではな〜い
            隠しても隠しきれない優しさと穏やかさがあり
            それは野島裕さんの美点であり好きなのですが
            今回のミツオにはその美点が最大のネックであったと思われます
            【散る散る、満ちる】【グットモーニン】とかハマっていたんですよ


            チンピラ野島裕さんが世話になってる893の幹部に黒田さん
            893と言えば黒田さんなんですが・・・
            今回は細目中国系で何考えてるかわからない残忍さを感じさせる人なのです
            いかにも強面でドスがきいてる黒田さんは違うと思う
            怖い人なんだけどいかにも怖いんじゃなくって不気味な怖さ
            ネットリしてる時の飛田さん千葉一さん千葉進さんあたりの
            線が細すぎず太すぎずの薄気味悪さが欲しかった〜

            一番役にあっていたのは刑事の間宮さん
            飄々としながら底知れない感じが上手くでていて
            朝日美子絵にその不思議な掴めなさがハマっていた
            【オレンジのココロ】で悪役をすごく上手に演じてた方ですね
            独特の雰囲気を上手く出す方なのでこれからも脇で聞きたい
            どうせなら893が間宮さんでも良かったかな?と思いました



            もう、二人の声質の美しさが物語にあわないのが気になって気になって
            話にま〜〜〜ったく集中できませんでした
            原作が好きで何度も読み返しているので
            「次このシーンだな・・・・」と先がわかるので話自体の面白みも感じないので
            そうすると声優さんの演技&声を楽しむのですが
            「違う・・・・違う・・・」というのが強くって話が頭に入ってこない

            原作知らない人が聞いても厳しいんじゃないだろうか・・・・
            岸尾さんの綺麗声から男っぽいヤンデレセリフの違和感
            汚い言葉使い&ゲスい行動と野島裕さんの清潔感ある声とのギャップ
            そこらに入りこめないような気がします
            最初キャスティング見たときに「合わないな〜」とは思ったものの
            意外と聞けばどうにかなるかな?と期待したけど
            どうにもならない感じでした・・・・

            内容自体も万人受けしないのでキャスト目的で買うと話に入り込めず
            この原作が好きでもキャストの声質と役が合わないのでモヤモヤ


            また、脚本が悪いのか
            原作片手で聞かないと何をやっているのかわかりません
            学生時代の話がカットされたり
            モノローグやセリフなども削ってあるんですが
            ただでさえ良くわからない&漫画だから絵で見せてる話なのに
            削りすぎて状況がわからなくなっている・・・・
            雰囲気があって間が大事な朝日美子作品において
            余計な説明は不要な気もしますが
            一つの話ごとの繋がりや話のわかりにくさはどうにかできなかったのか
            BGMは場面場面にあって良かったと思います
            同時購入した【空と原】よりもシーンごとのBGMがあっていました
            ただし・・・・音量がややデカい!!
            それが気になってしまいました
            でも演出自体は最近の阿部さんの作品の中では好きです


            何だろうな〜
            駄作すぎて突き抜けていて違う方向に面白くなっていれば
            トンデモ面白CDとして(苦)笑いしながら新鮮な気持ちで聞けるんですが
            シリアスベースなのにオカシナことになっていて
            それが笑えない・・・・というのが一番私は困ってしまいます
            南原作品も有栖川作品も美味しく頂ける私が
            一番苦手なシリアスがコケてしまっているという出来だったりしました〜


            学生時代から同じミツオという名前の野島祐さんに
            異様な執着を見せる岸尾さん
            ある日「女を殺してしまった」と野島裕さんから連絡を受け
            二人で女を山に埋めに行来ます
            ところが怖気ずいた野島裕さんが自首して警察に行き
            女を埋めた場所を掘り起こすとそこには何もなく・・・・


            一番たのが
            女埋めに行く途中寄った海で無邪気に遊ぶ
            野島裕さんの楽しそうな声とそれを見て呆れたような岸尾さん

            話の筋に関係ないところで
            キャハキャハ楽しそうな野島裕さんが可愛かった

            でも、それじゃ〜ダメでしょ!!
            この話は車の中の二人のギリギリのやりとりにドキドキするのが正しいのに〜



            結局、女が出てこないのでウヤムヤになったが
            刑事の間宮さんは野島裕さんに付きまとい
            テンパった野島裕さんが岸尾さんに電話すると
            そこには埋めたはずの女の声がします
            駆けつけてみれば女は生きていて
            キレた野島裕さんは岸尾さんをボコり
            「しゃぶれ」と命令します


            岸尾さんのおしゃぶり音が相変わらず素晴らしい
            ですが、私はジュルジュル吸い尽くす系より
            ビチャビチャ舐める系の音のが好きなので
            そんなに好みじゃなかったりします

            あと「しゃぶれ」と上から目線の野島裕さんは
            BLでは新鮮ですが
            これも余り萌えなかったり・・・・
            声からオラオラ感がないので・・・

            組の金を持ち逃げして
            黒田さんにボコられる野島裕さんの代わりに
            運び役を請け負うことによって岸尾さんは
            野島裕さんが昔お仕置き?された秘蔵DVDを貰います
            を食いながらそれを見ている岸尾さんに
            野島裕さんは刃物を自分に刺します


            このCDの一番のメイン
            秘蔵DVD
            ですよ!!
            CDではカットされてますが漫画では薬も打たれています〜
            (媚薬じゃないやつ)

            両手縛られて頭丸められて薬打たれてモブの銜えさせられて
            ビデオに撮られてチン〇を縛られています
            最近のBLCDでは攻意外と最後までヤらないのが普通だから新鮮
            (昔の多作&何でもCD化しちゃうよ!&ジュネ系もうっすら残ってる時は
             探せば間男orモブと受がガッツリ最後までというのもありました)

            それにしても・・・・
            虐められてピルピルしてる野島裕さんに
            萌えるぅぅぅぅぅ
            話とは別に一番萌えたよ
            可哀想で涙ぐんで懇願する野島裕さん可愛い
            「痛い・・・痛ぁい・・・ぅぅぅ」
            「痛いじゃなくってイイって言うんだよ」
            「イイ・・・イキたいですぅぅ
             こわ・・・壊れる・・・」
            「可愛いなぁ・・・・ミツオ


            893黒田×子羊野島裕だと思うとすごい楽しいです
            つ〜か、もう普通に話関係なく↑の設定で出したほうが
            面白かったんじゃないかな〜とすら思うぐらい

            今回一番のシーンでした
            原作とちょっと雰囲気は違うんですがコレはこれで良かった


            あとは、フリートークでも触れてますが
            岸尾さんの桃食う演技がうまい
            原作でもジュルジュルビチャビチャ食ってますが
            ちゃんとそういうイヤラシイ?汚らしい?食べ方しています
            正直、ここが一番原作標準だった気がします


            少し内容に補足するなら
            受(野島裕さん)がDVDを見られて
            攻(岸尾さん)ではなく自分自身を刺したのは
            「攻は昔から受に服従することに喜びを感じていて
             受になら殴られたり傷つけられたりすることもイヤじゃない
             それどころか結構好きだったりする
             だから、受が攻を刺しても変態M奴隷根性の攻には痛手ではなく
             攻にとって一番イヤなのはご主人様である受が傷つくことなので
             受は攻が一番ダメージを喰らう
             受自身が攻のせいで傷つく状況を作った」
            ということです
            ↑この歪んだ関係が今回の作品の面白さだったりするんですが
            残念ながらCDでは伝わりにくかった気がします



            組みを抜け出すために野島裕さんは
            ヒットマンをやることになりますが
            まぐれで本当に相手の組長をヤってしまいます
            自分も負傷して組関係には置いておけないので
            岸尾さん家へ
            そこで二人は始めて身体の関係を持ちますが
            翌朝、野島裕さんは一人海外へ逃亡しようとします
            岸尾さんは自らの顔を傷つけて「これで俺もカタギには戻れない」
            一緒に海外行の船に乗りましたとさ


            唯一のメイン合体シーンなのに
            何やってるのかちっともわからんのよね・・・
            時間もそんなに長くないし
            よって、エロもあまり萌ないかな〜


            野島裕さんの喘ぎが【散る散る〜】の時より
            余韻があって色っぽくなってる気がしました〜
            アンアン喘ぎが好きな私ですが
            野島裕さんは可愛いんだけどツヤ?がない気がするので
            (元気がいいというか、まっすぐというか)
            それなら抑え目で色っぽい今回のがいいな〜と思った

            あと、こちらでも岸尾さんのおしゃぶり音がスゴイです
            一回目よりこちらのが啜ってる感が強くて私は好きでした


            単行本書き下ろしの海外に渡った二人も入ってます
            ラブラブで良かったね
            キャラ自体も落ち着いた性格になってきていて
            ここいらは別個ちょっと良かったりします
            短いので何やってるのか考えなくても聞けるのが良かったのもある





            ・・・・なんか、スイマセン
            若干ヤる気のない感想になってしまって
            萌える萌えない面白くないどうのの前に
            本当にキャストの声イメージが原作&私のイメージと違って
            物語にまったくもって入っていけなくって・・・・
            話が頭の中を素通りしてしまうんですよね〜
            何回聞いても!
            しかも、脚本で何してるのかわからないので
            ぼ〜っと聴いてると話がわからなくなって
            巻戻して聞き返したりするのでやはり物語に入りこめない




            原作読み返すと、やっぱりこの世界観好き


            ネットリ美人×メンヘラこじらせた元優等生眼鏡っ子
            だと思って聞けばソレはソレで新鮮で悪くない気もしますが
            原作好きからするとイマイチ



            フリートークは面白かったです
            ワイワイして楽しそうだし
            黒田さんの職質話が面白かったし
            3人とも原作を気に入ってくれたみたいで嬉しい
            雰囲気自体がいい気がしました



            悪いイイの前に、なんだかな〜というのが私の印象
            キャスティングした人がすべて悪い!!
            これに尽きる気がします

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