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    • 2014.11.05 Wednesday
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    【茨木さんと京橋君】椹野道流

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      杉田智和×前野智昭
      森川智之+千葉進歩



      こちら、先にスピンオフの小説楢崎先生とまんじ君】 を読んでます

      調度、BL小説が読みたい時に
      年下ワンコ×年上ツンが特に読みたかった
      【きみのハートに効くサプリ】のcdが結構良かったな〜と
      原作者に興味を持つ
      草間さかえ先生の表紙絵がツボった
      黒髪つり目眼鏡白衣の楢崎先生の見た目が好みだった

      などの色んな複合要素が絡み合って
      【メス花シリーズ】を全く知らずに【楢崎先生〜】だけ読んでしまった


      そして、あの楢崎先生を千葉進さんがやっている!!と知り
      これは是非とも聴かなければ・・・・と
      こちらを手にとった次第です

      正直、千葉進さん&楢崎先生目当てです


      何か、小説もcdも不思議な作りですね〜
      それなりにドラマチックで盛り上がりがありそうななのに
      すごく日常系に落ち着いてる
      BLに置いてのを強調しない
      「萌えたい人はどうぞ萌えてください」とあっさりしている
      ストーリーやキャラ自体はいいし、文章も悪くないし
      CDの場合は演技やキャライメージも離れてなくて無難なのに
      不思議に盛り上がらない
      でも、悪いんじゃなくて絶妙に良い好きです
      小説もcdもホッとする


      BLらしく男同士がくっついちゃうミラクルはあるし
      それなりに起承転結があるのに
      無理やり感がなくって大体、攻め受けどちらの感情も理解できる
      感情移入して感動するとかないんだけど
      「ああ、そう思ってもおかしくないな」となる
      そういう小説の雰囲気がそのまんまcdになってます



      前野さんはたま〜に役によって演技のブレが気になるんですが
      今回はすごく役に嵌っていて良かった
      受け聞いたの初めてだったんですが
      普通に自然な好青年的な可愛さがありました
      変に高音にならず、ぶりっこもしてなくて聴きやすかった〜
      あれ、ですね
      多分、私が勝手に思うに前野さんは色気がある役とかだと
      演技がブレやすいんじゃないかな〜
      年下攻めとかの時は普通に毎回良いので
      素直に演じられる役だと演技が伸び伸びしてる気がしました


      杉田さんは丁寧・敬語語攻めの時が私は好きです
      テンション高い役だと杉田さんの地?がでてしまうような・・・
      だから、敬語攻めの時のが私は聴きやすい
      今回も穏やかな物腰の役で柔らかい声をでした



      あらすじはサックリと
      相変わらずネタバレしまくります



      素直でボケ可愛い眼鏡好青年医師・京橋くん(前野さん)
      天涯孤独なのですがとてもまっすぐイイ子です
      そんな京橋くんに惚れたのは茨木さん(杉田さん)
      彼は色々あって疎遠になっていた父親の最後を看取ろうと
      本来の仕事をやめて父の入院する病院の売店の売り子をしています



      二人とも家庭事情を持っています
      でも、それを大げさに感動的に仕上げるのではなく
      本人らは自分の境遇を嘆くでもなく静かに受け止めています
      こうやってしっかりと納得している人達に対して
      周りがギャーギャー言うこともないですし
      色々想像すると境遇に切なさとかはありますが
      それがとても丁寧に無理なく描かれてるんですよね〜
      悲壮感たっぷりではなく、そういうことがあっても普通に生活してる・・・みたいな
      BL医者モノというよりはとても現実的な生活感溢れる作りです
      大きな感動とかはないんですが、しみじみとした佳作


      二人がくっつく過程も静かでドラマチックさはありません
      自然に好意を持って、男同士だからの戸惑いはありながらも
      緩やかに無理ない心理描写でくっつきます


      悪くはないんですが、どうも私はこの二人にが見つけられなかった
      ワンコ素直系受けで可愛いっちゃ可愛いんだけど
      BLテンプレの可愛さとは違う普通ぽさなので
      そして、杉田さんの役が何となくこれ一枚が掴みきれない・・・・
      続きが出るのを想定して作られたっぽく
      次のカップルになった二人を知ったらまた違うのかな?

      絡みは最後に少〜し
      このお話にはこれぐらいで調度いいかな
      前野さんの受けは色気はないけど、何となく可愛い
      受け受けしい可愛さとは違うんだけど
      普通の男の人ぽくって可愛かったです
      前野受けcd他にも聞いてみたいな〜




      こんな感じでメインの感想はあっさり
      だって、私の目的は
      楢崎先生だから〜


      見た目スッキリしたクールビューティ
      バイで男女ともにOK セフレも
      特定の恋人は持たずに適当に合コンでお持ち帰り


      仕事も出来て、頭もよろしいタイプなので
      主人公をおちょくるような余裕のある大人


      な、なのに・・・・
      定食屋勤務の10歳も年下のワンコに猛烈にアタックされて
      なし崩しに面倒みられまくりの同棲をしているのです



      何と、ギャップがおいしいキャラなのでしょうか


      この魅力的な楢崎先生を千葉進さんが演じてるんですよ
      わぁ〜!!もうどうしよう
      封印していた「シンポ萌語り」が復活しそうになって
      抑えながら感想を書いています

      私が好きなちょっと低音よりの硬質な美形声です
      線の細い美人声やねっとり色気声や
      アホの子ほわほわ声や口調が荒い男前声もいいですけど
      この低音で硬質なんだけど棒読みにならない
      美形なんだけど美人ぽさもある音域が好きなんんですよ〜
      その上、人をおちょくるような上から目線な感じもあって
      と〜ってもイイんです
      ちょっと男前さとねっとりも入ってるかなぁ


      もう最初出た時から身悶えた
      楢崎先生の出てるところだけ何度も聞いてしまう


      茨木さんと楢崎先生の初対面
      珪一郎→キョウイチロウ→チロっと
      京橋君を楢崎先生は「チロ」呼びして
      茨木さんは仲が良くて羨ましがります
      「羨ましいだろ?
       可愛い後輩だからな・・・親密だ
      この言い方が必要以上にね〜〜っとりして何かエロかった



      京橋君に茨城さんから告白された相談にのる楢崎先生
      茨木さんは楢崎先生の好きなモノを売店に置かなくして
      その対抗として仲良しアピールで京橋君を必要以上に「チロ」呼び
      地味な嫌がらせ合戦しあってるのが面白かった


      お部屋に京橋くんを呼んでのお食事会
      「かなり幸せそうですよ
      「冷やかすな・・・バカ
      小声で恥ずかしそうなのが可愛い

      でも一番可愛いのが無意識に
      まんじ君に苺「あ〜んしてもらう楢崎先生が
      京橋くんがいるのに気づいての
      「そ、そんなことするわけないだろ
       バカッッ
      このギャップ!!がメチャクチャ可愛いの〜
      小さい声で楢崎先生も「あ〜んて言っていて
      その「あ〜ん」がちょっと高め声なのも可愛い
      前野さんのモノローグでも
      「あのいつもクールな楢崎先輩が・・・・」とビックリしています




      まんじ君はちょっと森川さんじゃないような・・・・
      羽多野さん辺りが一番イメージ
      京橋くんやってなかったら前野さんでもいいような
      今度【ファミリーバイブル】で攻めやる小野友さんとか

      森川さんは【是】でもうすっごい良い年下攻めだったし
      トンデモ面白893BL【極・艶】もあるし
      森川さん自体は好きなんだけど
      暑苦しい筋肉モリモリお料理上手のヘタレワンコのまんじ君ではない




      千葉進さんの楢崎先生目的でしたが、メインの二人もいい感じでしたし
      丁寧に作られた地味だけど悪くない作品だったので
      サイバーがあればまだ続きが出たんだろうなぁっと思うと残念です

      楢崎先生が本当に素敵でそれだけで購入して良かった




      【世界のすべてを包む恋】とか、最近の作品の雑感

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        【世界のすべてを包む恋】
        色々あるでしょうが、今回結構私は面白かったです

        文的には「あれ?」という下手さ?があるのですが
        *何故か周りがチヤホヤしてる私ってイイ女!という勘違い女がいない
        *攻め受け二人で問題解決
        *余分なお事件要素がない
        *変に過剰なエピソードと説明文がない

        ↑これがないだけで、私はすごく読みやすかったです

        それでも、完全に良い!!萌える!!とはならないんですが・・・・
        近年の作品がことごとく私の好みから遠ざかっていたので
        これでまだ崎谷作品を買い続けようっと思うことができました


        読んでいてつまずくところもあるにはあるんですが
        それは本来持ってる崎谷さんの作風を色濃くした感じです

        いくら思春期だから、好きだから戸惑っていたから・・・・と言って
        攻めが最初受けに対して心狭すぎる

        私はあんまりBL小説を読んでない時に崎谷さんの小説読んだので
        「すれ違いものだし、これぐらいで攻めはいいのかな?」と思ったんですが
        他作家さんを読むようになって、明らかに崎谷さんの攻め様は優しいんだけど
        受けの愛情を過信して試しすぎですよね〜
        「好きならこれぐらいできるだろ?」みたいな感じがある気がします
        「言葉にしなくてもわかるだろ?」とか
        「この最後の決め手は受けに言わせよう」とか
        幸せな受けちゃんならいいけど、可哀想な受けちゃんが多いいんだから
        攻めぐらいは受けに溺れるほどの愛情を上げて欲しいものです
        う〜ん、エッチはたくさんして、気持ち的には愛情溢れてるんですが
        崎谷さんが書く攻め様の愛情表現はたまにちょっと遠まわしです
        今回は愛情を過信してるわけじゃないんですが
        もう少し優しく包容力を持って受けちゃんに接して欲しかったな
        自分の気持ち>受に対する優しさ(気持ち)だったところが多くて
        「自分が安心したいから受に対して発破をかける」は自分勝手だなっと

        ウジウジ受けがひたすらウジウジ、問題解決してもウジウジ
        これも崎谷作品の良さなのですが
        最後ぐらい、ガツン!!と爆発してもいいのにな〜と思ったり
        特に今回は母親にちゃんとぶつかって欲しかった

        自分勝手でどうしようもない女
        今回はこのタイプの女が否定されていたのが良かった
        たまに、すごく周りから讃えられていたりするので
        主役二人が「この女はダメなんじゃないか?」と思ったときに
        読者も「この女はダメだな」となっているので共感しやすかったです
        ただ、結局こういう女が特に周りから責められて徹底的に改心することもなく
        受けが「もう、しょうがないこの女のことは諦めよう」てなる結論が・・・・
        実際、そうなのかもしれないけど創作作品の中でぐらい
        しっかり話し合って向き合って投げ出さずに解決して欲しかったな


        この作品は再録です
        デビュー作で初オリジナル作品だと考えると
        すごく柔らかさもあり受が綺麗でイイと思いました
        また、このような作品を書いてくれないかな〜
        そしてそして、この作品を彩っているのは
        何といっても蓮川愛先生の繊細で透明感ある美しい絵です
        特に表紙の学生服の二人の麗しさよ・・・・
        最近、崎谷作品にピンとこないので買うの迷っていたんですが
        表紙を見たらフラフラ〜と引き寄せられて購入してしまいました〜
        何だろう、蓮川先生の絵は綺麗なんだけど
        今回の表紙は特別素敵だと思いました!
        たまにありますよね、この表紙の絵がすごく好き!!みたいなの
        あまり好きじゃない漫画家さんでもたま〜にある
        表情や構図や色彩が何だかすごく好みな時が

        物足りないところもあるのですが、個人的に今年に入って
        崎谷さんの小説では一番好きでした



        以下、今年の小説の雑感

        辛口ですので

        否定的な感想が許せない方は注意






        【エブリデイ・マジックーあまいみずー】
        まず、題名が・・・・
        同時期にかわい有美子【甘い水】が出て、ちょっとかぶってるんですが
        かわいさんの作品は題名が後ほど小説の中で
        「なるほど!!すごく切ないし深い」となった分
        崎谷さんの方が「んー・・・・」となりました
        副題、いらなかったんじゃないかな?平仮名表記なのもダサ・・・い・・・・
        (ひ〜〜ごめんなさい)


        余分な描写が多いい、最近の崎谷作品でした
        よくわからないお事件や女がいない分
        悪くはないんだけど本当に余分なところが多いい!!
        これ、半分ぐらいに出来たんじゃないかなぁ?
        あとがきでページ数増やしたと書かれてたけど、どこを増やしたんだろう・・・
        増やさない方が読みやすかったんじゃないかな


        出だしのカフェの雰囲気の説明は結構イイんですが
        今日のお薦めメニューが「焼きカレー」と「チーズケーキ」というのが
        まず、私引っかかりました
        「焼きカレー」てチーズ乗ってますよね?
        お薦めメニューをメインとデザート両方頼んだら、チーズ&チーズじゃないですか!!
        確か「季節の野菜を使った焼きカレー」だったと思うので
        (今、手元に本がなくってうろ覚えでスイマセン)
        デザートも「季節のフルーツ」を使ったタルト・ジュレ・ジェラート・ゼリーなど
        もう少しカレーに合う、さっぱりしたものにすればいいのに・・・・

        そして、料理上手な攻め様なのですが煮込み料理が多すぎませんか?
        季節的なものもあるし、煮込み料理美味しいけど
        チキンのオーブン焼き・ローストビーフ・手作りベーコンとか
        もうちょっと煮込み以外にバリエーションあっても良かったんじゃないかな・・・・
        (それに煮込み系ってどちらかというと、料理苦手な人でも失敗しにくいよね
         他作家の作品では料理できない受が「これなら 初心者にも簡単だから」と
         料理上手の人に薦められて肉の煮込み料理を作ってるし)
        そして、確か肉の煮込んだのに根野菜の煮物?みたいのを副菜にしてたけど
        (カボチャの煮物だったかな?うろ覚えですが)
        肉の煮込んたものに野菜の煮物と煮づくし!
        ハーブと一緒にオーブンで焼いたり
        根野菜を蒸して手作りバーニャカウダー添えたり 
        素揚げにしてみる などなど
        もうちょっと、煮込み料理にあうようにアレンジできなかったのだろうか・・・・・

        細かいけど気になったのです
        あれだったら、カフェのメニューとか話上必要ないんだし
        出さなければいいのになぁっと思いました
        料理、絵画、映画、風景とかは作家さんなりのセンスが問われるので
        「オシャレ」となっていても、そう読み取れない場合違和感になる
        BLで仕事ができると言われても、実際に仕事描写がないモノとかもあるし
        そこら辺はさっくり上手い具合に省略していただきたいものです

        省略と言えば、初デートも長かったな〜
        途中で二人がケンカをして、それが話を動かしていくので
        このケンカシーンを強調するためにも
        他のデートシーンは短く簡潔に書いたほうが面白かった気がする
        【海シリーズ】のセリちゃんの海デートとか可愛かったよね
        ああいうのがいいのにな〜
        風景描写が日常系のシーンって簡単なようでいて
        作家さんの思い入れが出ますよね
        自分が実際に行って、好きな風景を書いただろうときとか
        BL小説と言えど作家さんがその場所をどんなに素晴らしいと思ったか
        ちゃんと伝わるように情熱的に書かれています
        (上手い文章かどうかは別にして、美しかったんだろうな〜と思わせる)
        でも、崎谷さんの今回のデート風景にはそういう思い入れみたいのが感じられない
        ただ「こんなのがある」みたいな観光案内ぽいというか
        そこまでこだわりがないなら、何もこんなに長く書かなくてもいいような・・・・

        また、受けの大学での演劇活動
        バッサリここ、いらなかったと思うんです
        突っかかってくる男とか別に横恋慕するわけでもないし
        受けが自己否定する原因になるんですが
        若干トロくさそうな受けちゃん
        ちょっとしたことで落ち込みそうなので
        こんなに自己主張強そうなキャラ出さなくてもよかったような
        そして、別に演劇が話には何も絡んでこない

        有名食器の羅列とかもな〜
        Gレ・Mイセン・Uェッジウッドとか
        なんか有名だから登場させた感じがする
        愛情がないんですよね・・・・
        「高い」「有名」ぐらいしか知らないのに出すのは
        ブランドの価値が下がってしまう〜
        知識や思い入れがないのに出すと薄っぺらになってしまう
        そういうのって浅はかなだなぁっと
        ケーキもパティシエじゃないのに何であんな普通じゃないケーキ?
        一時、ケーキにこっていて百貨店の有名ケーキを結構購入したり
        プレゼントされたりしていたけど・・・・
        オシャレではあるけど読んでいて、あまり想像できない種類のケーキ
        フォンダンショコラ・ガトーショコラ・ザッハトルテとかで
        十分オシャレでおいしいと思うし
        読者がおいしさを想像しやすいと思うんだけど

        学生時代とかに読んだら
        「わぁ!オシャレ!!素敵」てなりそうだけど
        ちょっと大人になって読むと何だろう
        読んでいて冷めちゃう
        アレですよ、ブランドだからって理由でヴィ〇ンのバックとか
        持っていた高校生みたいな感じっというか
        それを持っていること自体がスゴイ!とかで
        ブランドである意味とか価値とか歴史とかデザイナーとかセンスとか
        関係なく持ってしまう。。。。みたいな

        色々否定的なことを書きましたが
        攻めの甘い感じとエロさと腹黒さは好きでした
        「不思議ちゃん」のわりに、特に攻めは不思議ちゃんじゃないんですよね
        砂原糖子さんの作品とかだと、変わった人がちゃんと変わった人に書かれてるし
        かわい有美子さんとかも浮き世離れしてる人とかちゃんとふわふわしてる
        夜光花さんとかも常識からズレてる変人とか上手い
        受けのモノローグで「不思議」を連呼させるのではなく
        不思議エピソードがあると、もっと攻めが魅力的だったかも

        後日談とか、くっついた後の甘いところが好きだった
        近年の書き下ろしの中では良かったので
        もうちょっと余分なエピドード短くしてくれればもっと面白かったかも


        【トリガー・ハッピー】
        昔の作品の再録です
        二人の恋愛に終始していると、エロ甘いです
        特になんてことはない話なのですが
        ま〜、変なお事件よりはいいかな

        ただ、私こういう可愛いくて思考乙女でギャンギャンしてる受け苦手
        話自体は嫌いじゃないんだけど、受け自体がそんな好きじゃないので
        ハマりきれなかった
        受けは好みじゃないけど恋愛話でエロが多くて
        そういう意味では良かったですし
        やっぱり崎谷さんの絡みのシーンは濃くてイイ


        【あるいて、あした】
        ひらがな好きですね
        この話は若干引いたのが受けが
        「ネットで調べれば何でもわかる」と言っちゃてるところです
        もしかして、崎谷さんもそうやって作品を書いてるのかな・・・と
        ちょっと思ってしまったのです
        海外の話を扱う時に作家さん自ら現地に行き
        色々そこで取材をした・・・・とか
        特殊な職業を扱う時も知り合いずてに知人をあたって
        実際に話を聞いていたり
        専門書や本を読み、作家なりに調べ上げたり
        もしくは、元から扱う事柄に興味があって自分なりの知識があったり
        ちゃんと理解した上で小説にしている作家さんもいるんですよね

        別にBLで男同士の恋愛が主なわけだから
        そこまでしなくても良かったりする
        ただ、わからないなら知ったか振りで書かないで欲しいんですよね
        「わかんないですよ〜」ともっさりぼかして書けばいいと思うんです

        それをネチネチを最近の崎谷さんは書きすぎる!
        しかも、何かをただ書き写しただけのような詰め込んだ文なんです
        それこそ、わからないことがあったら読者がそれぞれw〇〇i読めば十分
        ネットで調べるのも本で調べて読むのも一緒じゃん!と思うかもしれませんが
        もし知〇袋・w〇〇iを利用するならば、それは素人の知識である場合が多いい
        無料で提供されるネット情報と違って本の場合は有料なわけだから
        その知識に精通してる専門の人
        最低でもそれだけで本が書ける知識がある方
        もしくは他人に読んでもらえる文章力のある方(教えるのが上手いというか)
        どうしても自分の思いを本にしたい情熱のある方 など
        ある程度は読む一定ラインを超えたモノをお持ちなんですよね
        そして、読む方も「ちょっと調べてささっとわかる」じゃなくて
        一冊通して読むと順序だてて大概何かしらの知識は植え込まれるもので
        知識だけでなくその作家さんの思想にも影響されるので
        読む時にその作家さんの傾向とか調べますし
        本を読む時間や思考する時間を消費して知識を得てるわけです
        私はネットで簡単に調べられる知識が悪いとは想いませんし
        私も利用するし、すごくイイ知識や文章や作者にあったりもします
        でも、簡単に手に入れた知識は自分以外の人も簡単に手に入るんですよね
        それを長々と説明尽くすのは小説としてどうなのかなぁ・・・・と
        もしかしたらネットで調べて書いてるわけじゃないかもしれませんが
        そう読者に思わせるような固有名詞?流行り言葉?ネット情報?を
        うかつにBL小説に出して欲しくなかったのです
        こんな風に思うのは私だけなのかな〜・・・・
        でも、何か主人公が「ネットで調べれば〜」て言ったときにモヤモヤしてしまった

        あと、ここでも料理が・・・・
        料理上手な子なら、移動に適したものを作ると思うの〜
        ちょっと「それを持っていくの?」みたいなのがある
        これに限らずに崎谷さんの書く料理って組み合わせがイマイチだったり
        男がそんなに細かくやるかな〜?というのが最近ある
        作家さんによっては、キャラによって料理の雰囲気ややり方が変わるけど
        崎谷さんキャラによって・・・・というのはないような
        一つ一つのおかずってキャラの性格や季節感や作者の料理センスが出るから
        「お弁当を持っていた」とかシンプルに書いてくれればいいのにっとおもいました 

        キャラ自体は悪くないです
        ただ、私こういう大人しくて素直で可愛い受けはあんまり好きじゃない
        大人受けが好きです
        元気で素直でかわいい受けが好きだと楽しいと思います



        【リナリアのナミダーマワレ】
        ↑で全部語りきりましたが
        説明文がしつこい!!
        このシリーズ始めたあたりから崎谷さんの作風がかわりましたよね

        でも、キャラは年下×年上で組み合わせとしては好きですし
        大人受けが良かった

        残念なのはお話自体はあんまり面白くない
        長いわりに内容がどうでもいいよ〜



        【不埒なインセンティブ】
        これは久々に面白かった〜!!
        結構好きだった真幸がウザくなってるのが残念だけど
        このシリーズは好きです
        ちゃんと二人が恋愛して悩んでエロいのが良かった
        お事件もウザい女も電波ちゃんも出ないし
        変な長〜い説明もないのが読みやすかったです
        このシリーズはcdも久々に面白かったし続編出て欲しいです
        【海シリーズ】みたいにそれぞれのカプの甘い短編集とか出ればいいな




        過去作の再販が多いいせいか大人受けが少ないのが
        最近の私の好みじゃないのもあるかも・・・・
        漫画やcdだといいんですが、文だと仔細になるためか
        本来苦手な小さくて可愛い・素直で純情・キャンキャン元気受けが
        やっぱりどうも楽しみきれいない

        夜光花さんとかかわい有美子さんとかお話自体が好きな方だと楽しいけど
        やっぱりキャラ萌はないんですよねぇ
        ただ、そういう萌なしに面白い人は面白いので
        崎谷さんらしい萌話をまた書いて欲しいな〜
        【きみの目をみつめて】は結局購入していません・・・・


        【天涯行き】凪良ゆう

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           調度、これを読む前日にN〇Kで
          「何かしらの理由で家族から愛情をもらえなかった人々」の討論会?
          話し合い?の番組がやっていてボ〜と見てました

          「父さん、母さんと聞いても自分には誰も浮かばない
           同じ読み方なのに人によって思い浮かぶ人が違うのが不思議で堪らなかった」
          「皆、普通に家族の話をするでしょう
           でも私にはその当たり前のことが出来ない・・・
           それだけですごく他人に壁を感じで孤独になる」
          「心に大きな穴が空いていて、どうにかしてそれを埋めようとする
           周りも埋めたほうがイイと言うんだけど
           埋まらないんだよね。一瞬埋まった気がする時があるけど
           その蓋はすぐに剥がれまたそこに穴がある」
          「穴を埋めようとするとますますそこに穴があることを自覚してしまう」


          ちょっと言葉は違いますが↑のようなことを語っていました
          昔し、「最〇の家族」が話題?になってる時だったのですが
          (M上龍さんの小説です)
          「何も知らない人にわかったように他人の苦しみを語って欲しくない
           そうやってわかったような人がいるから、ますます苦しくなる」みたいなことを
          色々家庭が大変そうだった友人から言われて
          「私は彼女に何もできないのかな、ちょっとした私の発言も傷つけてるのかな」と
          悩んだことがあります
          それを、親戚のお坊さんに相談したら
          「何もできなくてもそばにいて、いつでも味方でいてあげなさい」言われた
          その時、私は何だかちょっとモヤモヤしたんですよね
          それは本当に「何もしないのと同じではないか?」と




          N〇Kの続きでは司会の方?はそれを受けてこう答えてました
          「その穴はずっと以前に出来たものだからね
           傷ついて出来た穴は、その直後じゃなければ塞がらないものだよ」

          私は「時間」の話が出た時
          「いつか時間が解決してくれる」と言うのかと思ってしまったのですが
          そうではなく
          「すぐ愛情で癒されなかった穴は、穴が開いたままの状態で完治してしまった」
          と、言う感じでした
          実際に体に傷が出来た時、すぐに治療したり縫ったりすれば傷の跡は残りにくく
          完治も早いし、場合によっては普段そこに傷があったことも思い出さない
          でも、そのまま放置して膿んでただ自然治癒にまかしただけだと
          完治しても傷があった時のまま跡が残ってしまい
          見るたびに当時の痛みを思い出しやすい

          時間の経過は傷を塞いではくれるし、痛みを遠いモノにはしてくれるけど
          傷ついた事実と跡と痛みの記憶はずっと無くならない
          傷は傷がまだ生生しい時に治療しなければならない

          当たり前のことなんですが、改めて色々思ってしまいました
          そして、他人はそれに対して本当に無力なんだなっと
          「何かしてあげたい」「傷を癒してあげたい」と思っても
          傷跡が残り、痛みを思い出し、当時の辛かった記憶はあるけど
          その傷自体は塞がってていたりするのです
          では、心に出来た傷跡=穴は埋められるのかというと・・・・
          皮膚移植とかと考えればいいかもしれませんね
          他人の皮膚とかだと拒絶反応が出てしまう
          結局、自分の健康な皮膚を傷ついた所に移植するしかない
          ようするに、自分自身でしか穴をどうにかすることはできないのです



          BLでは傷つきトラウマを抱えた二人はお互いの寂しさをお互いで埋め合います
          ピッタリと合わさるように悲しみを補完しあうことが多いい
          そして、これはある種のBL定番の展開です
          私は定番が好きなので、それでイイと思いますし
          そういう話は上手くいくと切なくて好きです
          今回の【天涯行き】もある種、この王道展開でした


          でも、少し違います
          パッと読みは今までの王道の
          切ない傷つきあった人達が寄り添う話なんですが
          上手く言えないですが、お互いの寂しさをお互いで埋め合ってるのとは
          ちょっとだけ違うんですよね
          共依存の関係(私コレ大好きなんですが)ではないと思う
          私が前日にN〇Kを見てなかったら、ただの切ない話だったんですが
          このタイミングで読んで良かったです
          (調度、未読本5冊手元にあってどれ読もうか迷ったんですが
           自分の直感があたって良かった)


          本当、一読すると
          お互いのトラウマをお互いの愛情で埋めてる話のように感じます
          実際、文の中で『鍵穴のようにハマる』とあります
          これはお互いの寂しさを無意識で埋め合ってる自覚があるのでしょう
          ですが、この文に『(鍵が)開いてしまいそうだ』と続く
          埋め合うための「鍵」ではなく
          開くだめの「鍵」なんですよね



          攻めも受けも
          「俺が助けてやる」「(失った愛情以上に)愛してやる」などの
          相手の傷を自分が癒してあげる・・・・という能動的なことを言いません
          相手の愛情で寂しさや辛さがなくなっていってるのですが
          相手の愛情だけをポッカリ空いてしまった穴に埋めてるわけじゃないのです

          それがすべてのトラウマの元凶に会った後の受けのモノローグでわかる
          底がが抜けた心に底が出来たと思った後に
          『外から圧迫され、身体の内側に微量にたまった感情が水位をあげる』
          (P168 1行目)
          外から愛情を与えられることによって、自分の愛情で傷が埋まっていくのです
          他人の力(愛情)がないと傷は埋まらないんだけど
          それは愛情をその穴に注ぐことではなく、自分の愛情で埋めていく
          ・・・・という
          これが今までのBL王道と違うところかな?と思いました

          意識しなければ、
          ぽっかり空いた寂しい穴に攻めの愛情が注がれたように思います
          ですが、受けは攻めの愛情を知り自分の力で穴を埋められるようになっていくのです
          同作家【積木の恋】はどちらかというと
          前者の「寂しさが他人の愛情で埋まっていく話」だったように思います
          【積木の恋】は初期に書いた作品らしいので、
          それからの作家の成長と言うと私なんかがおこがましいんですが・・・・
          凪良さんの筆力や感情の深み何かが伝わりました



          攻め自身も悩みます
          復讐したいぐらい憎い男がいるんですが
          「相手に復讐したところで自分の悲しみは消えない」
          「相手に復讐しても相手は反省しないタイプの人間で意味がない」
          その憎しむことへの虚しさに気づいてしまいます
          ここでもBLらしく、受けの愛情で癒されて憎しみがなくなる・・・・とかになりません

          『どんだけ時間が経っても悲しいし、悔しいし、後悔とか色んなものを抱えて
           生きてくんだと思う。それが俺の人生』(
          p136 10行目)

          憎しみや苦しみを抱えたまま生きていくしかない、と覚悟をするのです
          そして、そんな攻めを見て受けも自分の人生に対して覚悟を決めていく



          二人は確かにお互いを支えにして、お互いの愛情が必要で
          その愛情によってトラウマを乗り越えたかもしれない
          でも、よくあるBLトラウマ話のように悲しみや苦しみから開放はされてない
          癒されたり助けられたりお互いの傷を埋め合ったりできていない
          愛があっても傷は簡単には癒えないと、しているのが新鮮だった
          BLでの愛って万能アイテムだからね
          愛があれば大概が許されるし
          愛だけで大概のモノを乗り越えてしまっていてる
          それを愛があっても無理なものは無理!
          でも愛がなければ幸せにはなれない
          っというのが、今までにない法則?でした


          二人はお互いの愛情によって補完しあうのではなく
          他人の愛情により変わっていき、それにより自分が強くなり
          自分自身の過去や苦しみを自分の力で乗り越えて
          行きます
          助けられるのではなく、自分で自分を癒していくのです
          文で書くと大したことなく感じますが
          相手の愛情を得ることによって、傷つきながらも強くなって
          一番恐れて苦しんでいたことから目をそさらずに自分で乗り越えるというのは
          途方もない労力と痛みと恐怖と精神力ですよね
          BL抜きにして、中々コレらのものとは向き合いにくいものです
          一般小説だと最近A川賞にノミネートされたM城0太郎【熊のBA所】とか
          そういう恐怖からの脱却話として好きだったりします
          (関係ないけど、昔から好きな作家さんだから賞とって欲しいな〜
           しかもあの作風で純文学賞とか)

          作家さんとしてそれを突き詰めて書いた凪良さんはスゴいな〜と思いました
          BLというジャンルの中の作家さんですが
          トラウマや復讐の話のBL王道にあてはめなかったのがスゴイ
          それでいて、ちゃんと現実に沿った「救い?」を作家が模索しているのが伺えた
          BLで泣けるモノはいっぱいあります
          切ないものや悲恋もある
          でも、小説という観点で見た時に「BL定番」の中で泣かせるのは違うんですよね〜



          ムショものだと木原さんの「月に嗤う」「箱の中」「檻の外」がありますが・・・・
          私は個人的にそんなに・・・・だったりします
          BLとしては面白いんですが、
          BLらしくないテーマを持った出だしだったのに
          結局、作家が掲げたテーマが突き詰めきれずに
          最終的にとてもBLらしくなってしまったのが私は残念でした
          攻は自分の寂しさの穴を自覚したことからひたすらに受の愛情を求め
          受は信じていた世界が崩壊したことから、自分だけを信じ求める攻を必要とする
          それは愛情ではあるけれど
          お互いに自分の寂しさから逃れるために相手の愛情に逃げた気がしてしまった
          BL的には正しいのですが、これでは二人の心の闇は何も解決しない
          最終的に、この結末でもいいから
          それに至るまでに二人ともに「何故、この人を求めなければいけないのか?」を
          お互いの寂しさに焦点をあてて問いただして欲しかったのです



          この本では、最後の方の3年半も数行で済ますのではなく
          ゆっくりじっくり書いてくれたのも良かった
          受けの酷い過去もじっくり書いています
          (読むのが辛かったけど)
          過去の辛い話は意外とBLだとサックリ数行で終わらす作家さん多いいんです
          「昔こんな辛いことがありましたよ」みたいな書き方で
          現在の受けの苦悩やトラウマっぷりを読めば十分苦しさが伝わるので
          それはそれでbl小説はイイと思ってます
          BLって萌え話を読みたいのでそこはあんまり触れなくてもいい側面がある
          その辛さを全面に出してしまうとBL小説としての面白さは軽減したりしますし
          BLとしての形を追求するなら余り辛い過去話はツッコんで書かなくてもいい


          ただ私が最初BL小説読んだ時は、暗〜い文学系小説が好きだったのもあって
          「え?そこをそんなに胆略してしまって良いの?」なりました
          たまに、じっくり書いているのもありますが
          ジュネぽい痛い系BLにして、どうもやはり心の痛みというよりは
          エロを絡めて被虐系BL萌に訴えていたりする気がする

          今回はじっくり書いてるわりに、BLエロに走りすぎてないのがいいんですし
          受けが必要以上に悲劇のヒロイン気質じゃないのも良かったし
          この話にはある程度の辛い過去話は必要だったと思います
          辛くて痛いんですが、読み心地は重くないです


          あと、他の凪良さんの作品でも思いましたが
          BL小説なのに悪い奴に何も制裁が加わらない
          木原さんの作品もそうですね
          それが変に現実的だな〜と思います
          概ねのBL小説は悪いことしやつには何がしたの償い?があるものです
          人づてにその後があって落ちぶれていたりするのですが
          実際、現実には悪いことしても何も起こらない場合が多々あります
          人を傷つけても何も感じない人もいます
          「悪いことをした」と思ってないのだから罪の意識もなく心も痛みません
          そうすると、傷ついた者だけが辛いんですが
          そういう場合もなきにしもあらず
          創作物の中でぐらい悪者には制裁が欲しいところですが
          そこをしないのも凪良さんの作風な気がします
          (悪い奴をただ野放しにしているのではないというか
           どうにもならない現実というか)



          BLと普通ぽさの兼ね合わせがうまいのと
          BL萌を散りばめながらも
          現実に沿ったトラウマの見せ方をしているのが面白かったです
          後半の20ページぐらいからはずっと涙出ました
          ワンワン泣くんじゃなくて、ポロポロ涙が自然に溢れてくる感じです
          切ないとも寂しいとも違うんですよね
          一番辛い時期は過ぎたし、数年後には幸せになれるビジョンがあるのに
          読んでいて涙が出てしまいました
          ラストはあからさまではなく静かに終わったのも余韻があって良かったです
          【恋愛前夜】でも思いましたが
          BLとしてはちょっと物足りないような
          ドラマチックさが欲しいところなんですが
          作風の口当たりの柔らかさや、意外とBL王道の展開とかのわりに
          テーマ自体はよく思量されているので
          凪良さんの作品はこういうラストでいいのかな〜と思いました




          普通に読めば普通のBL小説なんですが
          作家さんなりの行き着いた答えがあり
          それをどうにかしてキャラに吹き込もうというのが感じられました


          ただの寂しさを埋め合うBL小説じゃないんだよ!というのが
          少しでも伝わればいいな〜と思います






          それと、凪良さんはあまり後日談や続編ものを書きませんが・・・・・
          今回に限らずに甘甘な続編が短編でもいいから読みた〜い
          幸せイチャイチャしてる二人が読みたいよ〜!!!



          【ひみつのセフレちゃん】

          0
            鈴木達央×遊佐浩二
            日野聡×立花慎之介



            正直・・・・私・・・
            オヤジ受けって萌ません
            (ぎゃー!!スイマセン


            私がショタ苦手なのは
            小さくて可愛い受けが苦手だからでして
            小さくても生意気で男前でツンツンしていて可愛さを全面にだしてなければ
            意外とイケそうだな〜と思っていますし
            ショタの「小さくて素直で可愛くて純情なのがいいと言うのも分かる
            私の萌とは違うだけでどこら辺がよさそうなのかは想像できるんですよ
            一応「かわいいなぁ」とは思いますし

            意外と最近はショタや男の娘とかも平気になってきました


            でも、本来私は「攻めより立場が強い受け」「男前受け」など
            受けに対してむさくるしくない程度のらしさを求めているので
            ショタよりはオヤジのがそういうのに当て嵌って好きになりそうなんですが


            どういうワケかオヤジならショタのがイイ程です


            否定してるワケじゃなく、オヤジ受けの良さがよくわからんのですよ
            オヤジ攻は好きだし、単品でオヤジ自体は好きなんですが
            オヤジが受けとなるとイマイチ
            そして、萌ポイントがわからないので
            何で私がオヤジ受けに萌ないのかもわからない
            ショタが苦手だったのは「小さく可愛いという
            本来萌ポイントになるものが、私の萎えポイントだったからなんですが
            オヤジに関しては萌も萎えもどこから来てるのか自分でもわからない


            なので、大概CD化する作品は前後に原作を読んでいるのですが
            今回は「オヤジ受けか〜」と読まずにいました
            (【何か淫魔に憑かれちゃったんですけど】がオヤジ受けで好評だったので
             読んでみたもののやはり私には余り刺さらず
             結局、原作にハマらなかったのでCD購入に踏み切れなかったし)


            ですがエろセットなるえげつないものが出たので
            どうせなら・・・・・と初回セットを公式で購入
            続きの【恋人編】を読みまして
            何とな〜くですがオヤジ受けのポイントが分かった気がします



            酸いも甘いも噛み分けて社会の荒波に揉まれたオッサンが
            今更、甘酸っぱい恋愛にキュンキュンしながらも
            「こんなオジさんなのに君みたいな若い子が・・・」と懊悩する

            これ↑でしょうか?
            (あれ?違う??)
            【恋人編】は今まで解からなかったオヤジ受けのポイントが浮き彫りになった
            気がする・・・・


            くたびれた感と諦めた?感があるオヤジが恋愛で変わっていく
            その年の差自体に悩み若者の未来を案じる分別
            ショタ受けや若者同士や30歳受けにはちょっとないかなぁ?と思います

            別にオヤジ受けが何がなんでも嫌なのではなく
            西野東さん山田ユギさん直野儚羅さん腰乃さん鳥人ヒロミさんとか
            普通に読みますし、ホロっとする話もあります
            好きな作家さんのオヤジ受けはいいんだけど
            新規作家さんで「オヤジ受け」目的で買うことはないし
            どうしても避けてしまいます


            ただし、音声化は別!!
            綺麗な透明感がある高音よりも
            中〜低音よりの掠れ声ハスキー声のが好きなんです
            アニメとかゲームだといいんだけど音だけで聞くと
            キンとする高音は耳に馴染まない・・・・
            高音でも柔らかさがあるといいんですが
            なので神谷さん福山さん鈴木千さん近藤さん鳥海さん岸尾さんなどは
            今の中音ぐらいの地声音域のが好きだったりします
            若い時はトーン自体が高いし透明感があるので
            そういうのが聞きたい時はいいんですが、概ね年齢重ねて
            演技にも慣れが出てきた辺りがblcdでは聴きやすいです

            なので、オヤジ受けBLCDはオヤジ受け原作が余り得意じゃない私でも
            結構嬉しかったりします
            腰乃【幸せになってみませんか】の飛田受も楽しみだぁ



            そんな、色々なことを思ったオヤジ受けBLCDですが
            聞いたら面白かった
            私のようにオヤジ受けに対してモヤモヤしている人も
            楽しく聞けるんじゃないでしょうかぁ?


            オヤジ受けの良さもありながら
            別にすっごい老けたオヤジ声を遊佐さんが出してるわけでもない
            原作の絵からすると、もうちょっとモッサリした声の方があいそうですが
            別にオヤジが聞きたいわけじゃないので
            これぐらいの方が音声として聴きやすいのですよ
            コミカルさと可愛さと切なさとキュンが詰まっていたと思います

            あと、漫画を読んで思ったのは
            私やっぱり絵面でオヤジには萌ないのですが
            アイドル攻め君のお目々キラキラぷに顔ミニキャラが可愛くて
            それだけで萌関係なく面白いのです
            正直、原作は受けのオヤジくささにトキメキ減退したんですが
            (多分、オヤジ受けが好きな方にはそこが萌ポイントなのかな)
            攻め君が可愛くて可愛くて
            私は基本受けちゃん至上主義で攻めが嫌いでも受けが好みなら
            楽しく読めちゃうんですが、今回は攻めが可愛くて楽しかった
            これをまた鈴木達さんが良く表現してるんですよ〜
            私はセットになった【恋人編】しか読んでないから
            CDになった原作知らないんだけど
            ちゃんとミニキャラになった時とかが声だけで頭に浮かぶ・・・・
            トモ(攻め君)がどんな表情なのかが演技で想像できるのです
            やっぱり鈴木達さんの攻めってイイ
            受け聞くと「可愛くていいなぁて思うんだけど
            攻め聞くと「攻めのがイイてなります
            私が鈴木達さんを始めて聞いたのが攻めだったからかもしれない


            ただ、切なさはありながらも全体的にコミカルな作りで
            多少、勢いとBL王道展開で脳内補完しながら進む話なので
            「どこでお互い惹かれあったの?」
            「おっさんのくせにそこは乙女思考なのね〜」
            「こういう展開どこかであったような・・・・」と
            細かいところが気になってしまう方は楽しみきれないかもしれません


            私なんかはBLでの王道が好きなのと
            「ああ、これがオヤジ受けの良さなのかぁ」と実感できたのと
            楽しかったので満足


            BGMはあと一歩かなぁ
            全編コミカルならいいんだけど、途中にあるシリアス?切なシーンの時は
            音量やしっとりしない音楽に勿体なさを感じた
            切ないシーンで切ないBGMが使われていれば
            お話の緩急がついて、もっと素敵になりそうだったのにな〜っと
            7割はコミカルなので悪くはないんだけど、勿体なぁい






            恋人も作らず仕事を頑張っていたのにリストラされた遊佐さん
            ベロベロに酔っ払って勢いで男とエッチしてしまいます
            しかも、その男は国民的アイドルの鈴木達さん
            一度だけのつもりが懐かれてしまい・・・・


            初っ端から3分以上の激しい喘ぎ
            ありがとうございます
            ごちそうさまです
            何となくごめんなさい

            これだけで私は買ってよかったなっと思いました
            近年、エロ薄に慣れそういうのが好きになってきたのに
            久々に新作でガッツリしてるものを聞いたら
            何だかしみじみしちゃいました
            昔の作品は行き成り絡みから!と言うのがそこそこありましたが
            本当最近の作品でこういうのは珍しい
            しかも、ガッチュリがっつりですよ
            とってもいいものを満喫しました
            本当、この出だしだけでお買い得感が私にはありましたよ


            「声、大きい」て攻め君が言うのですが
            本当に喘ぎまくってるのがいいですね
            しかも、ちゃんと気持ちよさそうだし
            鈴木達さんと遊佐さんは息もあっていて激しいです
            二人のキスSEは他の組み合わせより水音増し増し
            クチュクチュぴちゃぴちゃしていて、そこもエロくていいです


            「おま・・へえ〜」
            遊佐さんの喘ぎきった後の呂律の回ってないこの言い方良かった
            本当に舌が回らなくってグニャグニャしてるんですよ〜
            エロの時のこういう不明瞭なセリフって好き


            アイドルくんが仕事のないおじさんの家に通ってくる日々
            中々、再就職が決まらない遊佐さんが
            アイドルは気楽な仕事でいいな〜だと愚痴ります

            「ありえなくねぇ↑?」
            「やってらんなくねぇ↑?」

            この言い方がすごく面白かった
            こんなダルダルな口調の遊佐さんって新鮮

            めんっどくっせぇ↑〜なぁ〜

            本当に面倒くさくてしょうがない感じが出ています
            ここ聞くたびに笑っちゃうんですよねぇ
            私はあんまり聞いたことない遊佐さんだったので楽しかった


            意外と真剣に仕事をしていた鈴木達さん
            「遊びじゃないやぁ↑〜い
            か、可愛い
            悶絶ものの可愛さですよ
            頬っぺ膨らましてブスくれている顔が浮かびます
            漫画ではどんな表情なのかな〜
            原作買ってみようかな〜


            なんだかんだと押し切られてエッチしちゃいます
            話してる途中に無理やりキスされた時の
            「そんだけじゃ終わらせ・・・
             
            ん・・・(チュゥ
            この!!いきなりされちゃってます感がすごい臨場感でした
            何度聞いてもスゴイ
            遊佐さんも鈴木達さんもエロいよ


            事後、お風呂に入ってる遊佐さん
            ドアの前でグズグズする鈴木達さん

            「だって、気持ちイ↑かったんだもん」
            出た!!
            「もん」
            BLに置ける「〜もん」は可愛さの代名詞ですね
            でも、それを女の子のような可愛らしさで言われると私は萎える
            男の子でありながら「もん」を使うというのがポイントなのです(私は
            それを鈴木達さんは攻めでありながら、あざといぐらいに可愛く
            わかってる・・・・こいつ自分が可愛いのわかってる・・・・と思うほどなのに
            やっぱり可愛くて逆らえないような絶妙な可愛さで言ってくださります
            イジイジグズグズしょんぼりしてるのが可愛いですよ

            この時のギャンギャンした二人のやりとりが
            これまた面白すぎる
            オヤジ受けとか関係なくなるぐらいテンポ良くって面白い
            【部活の後輩に迫られています】みたいな
            攻め受けのギャイギャイしたやりとりが好きな人にはお薦めかも
            それでいて、二人ともちゃんと可愛く思えるのです


            言い争いの末、鈴木達さんを叩き出したら
            家のドアの前で大泣きされます
            二度目の
            めんっどくせぇ〜!!!

            最初の「めんどくせぇ」より
            パワーアップした「めんどくせぇ」でした
            この「めんどくせぇ」がツボった

            結局、嘘泣きの鈴木達さんに根負けして
            家に入れてしまう遊佐さんでした・・・・



            その後もアイドル君が通ってきて
            次第にそれが慣れてき始める遊佐さん

            洗い物をしてる最中に地味にイチャイチャしてるのが好き

            失業中の落ち込みもキラキラしたアイドルくんのおかげで
            現実逃避すること出来て、慰められほだされてきます
            でも、こういうみたいな現実が続くはずがない・・・・
            深入りしないようにしないとと思いづつける遊佐さん

            比較的短めですが、お風呂上りに布団に入ってから
            自然な流れでのエロがラブラブです
            「こ〜ら〜」とたしなめる遊佐さんの年上ぽさと

            「んふふしてもいい?」
            幸せそうに柔らかいけどエロいお誘いモードが対比でいいです
            年下×年上がblcdでは好きです
            この声の高低の差が音で聞くBLの良さなんですよね
            そして、キスの音がエッロい


            帰ってきた鈴木達さんの
            「おかえりのハグ&チュー
            「ハグ〜!!」
            「そして、ちゅぅ〜
            ここも絵でみたいな
            すごい、かわいいし
            この後テレてる遊佐さんも可愛いんです
            おかえりの軽いキスのわりに、チュパ音が激しいです

            「おれって超バカ〜も可愛かった
            そのバカなところと言い方が可愛い


            鈴木達さんに本気で告白されるも
            「セフレでいいだろ?」と言ってしまいます
            それ以降、接触してこようとしない鈴木達さん
            体だけの関係じゃイヤだと好きになって欲しい我慢しています
            そして再就職したら、ちゃんと向き合おうとしている遊佐さん

            面接が上手くいってベロベロに酔っ払ってる遊佐さんが
            クダ巻きすぎ!!
            ちょ〜オッサンです
            受けの酔っぱらい演技が好きなんですが
            遊佐さんはいつもちょっとオッサンぽくなりますね
            それが面白いやら可愛いやらです
            何となく遊佐さんなのに色っぽくはならないのが不思議というか
            毎回、酔っぱらい演技も聞くと
            あまりにグダグダがリアルで笑ってしまいます


            再就職が決まって、二人でお祝いをしようとしますが
            週刊誌に女とスクープ撮られたアイドル君を知り
            我に返り、別れを決断します

            20歳の子供で芸能人でアイドルで
            俺なんかに本気になるわけない

            ここら辺の分別がオヤジ受けの良さかなぁ?と私は気づいた
            「離れなきゃ・・・・俺から」とか思ってるんですよね
            「本気になったら怖ぇもん」
            「お前の将来を奪う未来」
            「お前がいなくなる未来」
            「この手が本当に届かなくなる未来」

            そういう保身を含んだ思いやりで葛藤している・・・・・というのが
            いいのかな〜
            障害が増えますもんねぇ
            男女モノだったら、相手がアイドルである身分差
            普通のBL的に、男同士
            そこに+して、相手の将来を見据えての年齢差
            壁が厚いほどそれでも好き!!というのが
            強調されるのでしょう、一応三重苦ですし


            鈴木達さんが幸せならいい
            自分の決断は間違ってない・・
            ・と言い聞かせながら
            寂しさを紛らわせる遊佐さん
            悩みまくった鈴木達さんはTVで愛の告白をします


            やってることは昔ながらの少女漫画だ〜
            それが、BLでヤラれると古臭いのではなく
            王道は王道で良く思えるのですよ
            テレビ見ないように避けていたのに
            この時だけたまたまラーメン屋で見てしまうっていうね!

            「一緒にいたいだけだもん
            「一緒にいたいもん
            「バカでいいもん↑
            最後は最終兵器的な可愛い「もんもん」攻撃に撃沈です
            「お前もう・・・・本当バカぁ
            諦めたような愛しい「バカ」がすごく良かったぁ
            もう本当、私は何故か受けの「バカ」呼びが好きなんだけど
            今回もすっごく良いバカでした
            特に遊佐さんの「バカ」って格別にいいんですよね〜




            【ひみつのDO貞くん】日野×立花

            同じアイドルグループ同士の日野さん立花さん
            10年前に日野さんが立花さんを襲ってから
            日野さんにFェラだけさせて虐げてきました


            こっちのが漫画は好きでした
            立花さん声質的にはイメージ通りなのですが
            もうちょっと色気があるしっとりお兄さんトーンが良かったな〜
            元気で溌溂としたトーンで何か違う・・・
            CDだけだと違和感がないんですが、漫画見ながらだと
            ちょっと若若しい感じがするなぁっと思いました
            グループでのお兄ちゃんキャラなので、もう気持ち年上感が欲しかったかも
            ただ、2回目以降はそんなに気にならなくなりました


            初っ端から日野さんのおしゃぶり音が素晴らしいです

            ジュパジュプピチャピチャしていますよ
            前は全然、自前SEを気にしてなかったんですが
            平井さんの職人芸を聞いてから
            BLでのひとつの楽しみになってしまいました
            その中でも日野さんはベスト5に入ります


            「とっとしゃぶれ
             DO貞ヤロー」
            「下手くそ・・・
             ちゃんと奥まで銜えろ」
            「ほら出るぞ・・・飲めよ」
            女王様受けっぽい立花さんっていいですね〜!!
            ドS・小悪魔・女王様受けの立花さんが聞きたいよ
            そういう原作で立花さん受けないかな

            DO貞×女王様っていいですね
            そして日野さん×立花さんもイイ


            尊敬していた先輩の番組が終わったり
            移り変わりが激しく変わりやすい芸能界で生きる中で
            10年間変わらず日野さんへ思われ続けられていて
            この関係と自分への思いを変えたくない立花さん
            そんな時に日野さんから「脱DO貞宣言」されて
            自分から日野さんが離れていくと思い
            追い詰められるように仕事に打ち込む立花さん


            昔の日野さんとのことを思い出して帰宅したら
            玄関で待ち伏せしている日野さん
            そこで気持ちをぶつけ合います


            「お前・・・・今泣いてるよ」
            「ん・・・ごめん」
            「今までもこれからもずっと好きでいるから」

            日野さんメチャクチャかっこいい〜
            優し〜い包容力たっぷりの声なの


            恋人関係を始めたら、いつか終わりが来ちゃうから・・・・と思ってる
            受けちゃんに「ずっと好きでいる」ってイイ
            そして、わざと女王様受けが自分への気持ちに気づかせるように仕向けるなんて
            DO貞攻めなのに腹黒すぎます



            絡みは極短
            原作でも短いから仕方ないんですけどね
            両思い後だし、長く聞きたいよね

            そして、期待?したセリフ↓
            「やだやだ
             もう広がんないぃ」
            原作ではメロメロで切羽詰った印象でしたが
            思いの外、可愛らしい言い方でした




            本編もスピンオフも楽しかったです
            正直、そんなに期待してなかったのですが面白かった〜
            メイン二人が好きならお薦めです
            原作好き&オヤジ受け好きにもイイかも
            ちなみにスピンオフは16分ほど
            原作は短編一本なのでどこも削られてないと思われます
            日野立花【恋ひめもめ】手に入らないんだけど欲しくなりました


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