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    • 2014.11.05 Wednesday
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    【恋愛証明書】崎谷はるひ

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       森川智之×鈴木千尋


      鈴木千さんの薄幸健気受け
      いいですね〜
      すごく良い

      トーン的には落ち着いた大人声です
      鈴木千さんは高音可愛い声も出せますが
      このぐらいが私は一番美人で柔らかくって好きです
      本当、この声からして健気な感じがイイ

      森川さんも柔らかいトーンでした
      ヘタレな子持ち男です
      鈴木千さんの柔らかい声との相性が良かったです



      この時期の崎谷作品はCDも原作もすごく良かった
      改めて聞き返して&原作読み返すとそう思います
      切なさと甘さとのバランスが素晴らしい
      切ない話は他にあるけど、この独特の感じは崎谷さんにしか出せない
      何とも言えない良さがあるんですよ!
      崎谷作品やっぱり好きだなぁっと素直に思うことができました
      今、原作は長〜い説明や薀蓄も変な事件や変な女も出張ってきたりで
      萌を探しながら読んでいる感じです
      (何か崎谷さんの書くお事件ってBLお事件だとしても違和感がある
       ネチネチしてるというか・・・・フィクションにしてもありえなさいというか
       感情移入しにくいというか・・・・ありえなさなら英田作品だってそうなのに
       英田さんのはちゃんとBL関係ない事件も面白い)
      CDにしてもこの時期のは
      「そこが聞きたいんだよ!」という恋愛面とちゃんと出してる
      脚本家の方が【しなやかな熱情】三部作と私の好きな【ハピネス】の方なんですね
      短縮したりカットしたり繋げたりが上手くて
      CDだけでわかりやすく物語が完結している
      女キャラや子供も出張ることがなく話がわかる程度に出てきて
      あくまで二人がメイン
      恋愛面がクローズアップされてるのがいいです
      崎谷さんの脚本は・・・ちょっと・・・
      作者が聞いてほしいところと読者が聞きたいところがズレていて
      メイン二人のBL以外のところに力が入っていてそこに尺を取るために
      二人のエピソードが削られるっと言うのが多過ぎる


      BGMも好きです
      Atisのピアノの切ない曲系はすごくいい
      音の紡ぎ方が繊細で美しい
      音質?もピアノ曲が映える感じでビンビンした音がしなくて柔らかい
      印象に残る曲とかすごく好き!てわけじゃ今回はなかったんですが
      すごく場面場面にあっていました
      曲的には【しなやかな熱情】シリーズと【scarlet】が特に好きだな〜



      男が好きなカフェの店員の鈴木千さん
      お店に来る親子の仲睦まじさに癒されながら
      父親の森川さんに淡い憧れを抱いています
      ある日、森川さんと子供が明らかに落ち込んでお店に来ます
      その後、二丁目で森川さんを見つけたことから
      森川さんが妻と体の関係が持てず離婚しそうなことを知ります
      「もしかしたら男が好きなのかも・・・」と思って二丁目に来たと
      告白し傷心する森川さんに、思わず鈴木千さんは
      「試しに俺としてみる?」と誘います


      鈴木千さんのモノローグがすっごく良い
      セリフがいいな〜っと思う方は多いんだけど
      鈴木千さんの切なさと息を詰めたようなモノローグは本当スゴイ
      声の震わせ方、息の吐き方、間のとり方、語尾の掠れ方
      全部が全部切ないの
      トークで「空気感を大事にした」と仰っていましたが
      なんかわかる気がします
      切ないモードになってからの鈴木千さんが意識して演じた
      空気感が堪らなく素敵でした

      初めての絡みでは鈴木千さんが色っぽかった
      男同士が初めての攻めに対して襲い受け
      優しくね〜っとりリードしていて
      DO貞のようにアワアワする森川さんとの対比が良かった
      戸惑いガッツキ慣れないDO貞←優しいお姉さんみたいな受け
      なんかこんなイメージが出ました
      「や・・・・スゴィ・・・おっきい・・・・」
      これ超エロかった



      その後も森川さんとずるずると体の関係を続ける鈴木千さん
      森川さんの子供を預けてる月二回の
      傷を癒す相手として体を提供します
      【トラック7】からのモノローグからが本番って感じです

      マスターが「可哀想と思わないからな」と言って
      鈴木千さんが泣き崩れるのにもこっちも涙ぐみました〜
      マスターすごくイイ人!!
      「俺まで↓・・・好きとか・・・言ったら・・・(ッ・・・ハァ)
       また悩ませる・・・(耐え忍び泣き)

      このセリフの言い方すっごくすっごく切なくて好きだった
      合間の息の吸い方や間のとり方や泣き始める前の声の震わせ方とか
      すごいリアルなんですよ!
      泣き崩れる鈴木千さんは泣く直前の声の揺らぎが絶妙
      そんな印象的なセリフなのに原作ではこのセリフがないのにビックリした
      CD用に書き下ろしたセリフなのに
      これだけキャラにあっていて二人の関係を説明しきっているのが
      (脚本家の人は)すごいなぁって思いました


      平川さん野島裕さん野島健さんの泣き演技でたりする
      可愛くて堪らんてそこだけ何度も聴いたりするほど好き
      ↑3人は泣いてるとテンション上がるほど泣き演技が好き
      で、鈴木千さんの泣き演技はとは違う!!
      何だか聞いていて、本当にこっちが辛くて苦しくなってしまう
      感情が抑えられなくってしょうがなくって堪えても漏れてしまう嗚咽
      泣く前の息の入れ方や泣いてる事自体が辛いみたいなやり方で
      「可哀想で可愛い」とかならずに、そのまんま貰い泣き状態
      これ以降、泣きまくる鈴木千さんなんですが
      そのたんびに一緒に涙ぐんでしまいました
      泣いてる所をリピしたい!とか好きな泣き演技だったりじゃないんですが
      グッとくる本当に健気受けって泣き
      言葉を詰まらせるところとかは女々しいんだけど
      泣き始めると意外とガッツリとした男泣きっぽくて
      反対にそのギャップがすごくすごく聞いていて悲しい気持ちになるのです
      原作もいいんだけど、鈴木千さんの泣きで切なさが倍増です


      離婚が決まった森川さんですが
      街で家族団らんしているのを見た鈴木千さんは
      自分の居場所はない・・・・と実感します



      【トラック8】のモノローグの言い方は私的にはちょっと衝撃でした
      悲しい声、苦しい声で辛さややりきれなさを表すかと思ったんですが
      絶望しきって心が空っぽになった虚ろな声でのモノローグだった
      普通は切ないんだから
      もっと悲壮感たっぷりに訴えるように感情たっぷりに演じるはずなのに
      その「悲しみ」を通りこして全て諦めて何も期待してない
      凍りついてしまったような感情がなくなった演技
      もう悲しんだり悩んだり期待したりすることすらもできなくなってしまったんだなっと
      情感込めて話されるよりも哀れに思えた

      春の陽ざしが目に痛いのは、天気が良いからだ・・・という
      最後のモノローグが本当痛々しかった


      子供が小学校になりカフェに来なくなるのをきっかけに
      別れを決意して最後の逢瀬を覚悟します

      セリフの応酬をしながらの絡みが切ない
      このエロ切ないって崎谷作品の特徴ですよね
      エロと切なさって共存しないのに
      崎谷CDではそれがたびたび起こるのが魅力です
      エロかったり切なかったりする作品はあるけど
      エロ切ないCDって少ないんですよね〜
      昔の崎谷さんってやっぱりすごくいいよ

      エロさもスゴイ!
      「これ・・・・いいでしょ?」
      セリフよりも息が!息が!!
      アンアンしてない時も色っぽいのです
      吐息のいれ方が臨場感がすごいのです


      森川さんに髪を洗ってもらいながら
      「別れたくない」と泣き崩れ別れを告げます

      苦しくて切なくなった〜!!!
      強がって壊れたような笑い方するところとか
      音で聞くと「おお!」てなりました
      鈴木千さんの演じ方は想像通り以上
      私が思ったより切々と健気で優しくて色っぽかった


      始めてお互いの誤解を解いて→両思い
      一年もほっといてないでサッサッと告白してやれよ〜
      っと、攻め様に対して思いました
      「遼一よりきれいで遼一より優しくて
       遼一みたいに・・・
       バカで健気な子なんているわけないんだ」

      本当にそうだよね〜
      この丸々一枚の受けちゃんを言い当ててると思う
      (ここも若干、原作とセリフ変えているのがCD用にわかりやすくていい)

      ここで嬉しくて大泣きする鈴木千さん
      それまで忍び泣きしていたのに、大泣きぐあいが以外に大げさで
      決壊!!て感じで耐えていたのが爆発していて良かった〜
      オイオイ泣きまくって可愛さや色気や健気さとかがないのが
      反対に我慢しないで泣いてるギャップがあって嬉し泣き具合がわかりました
      「良かったねぇ良かったねぇ」とやっぱり涙ぐんじゃいました
      鈴木千さんが泣くたんびに涙が滲むんですよね〜



      「言葉が足りなすぎた・・・反省してる」という攻めですが
      反省どころの騒ぎじゃないだろ
      一年いじょうセ●レ状態で放置するって、どれぐらいボンクラなのか
      森川さんのいい声じゃなかったらど〜しようもない攻め様だよ
      でも、この受けちゃんを微妙に不幸にするのが崎谷攻め様なんですよねぇ
      砂原作品の攻め様の受けに対する気遣いに慣れると
      「お前が悪い」といつも思っちゃいます
      ま〜。。。話の展開的には嫌いじゃないんですけどねぇ


      嗚咽を噛みながらも最後告白
      「それで・・・それで・・・俺のこと・・・俺のことも・・・
       好きになって欲しい」
      畳み掛けるような早口の成り方と震える声と語尾の縮み具合とか
      ここの泣き方本当にすごい
      泣きまくってる鈴木千さんですが、そのたんびに泣き方が違うんですよね
      色々聴いてると声優さんによって泣き演技って個性があるんですが
      鈴木千さんの場合はその時その時で泣き方が違う
      色っぽい時もあれば、ただただ可哀想な時もあり
      大げさに身も世もなく泣いてるかと思えば、こうやって感情を込めて泣くし
      その細やかな演技が本当に感動ものなのです
      もちろんここも聞いていて涙が出ましたよ〜
      良かったね〜良かったね〜



      【君知るや運命の恋】でも思ったけど
      苦しくて切なく泣いて、幸せになっても嬉しく泣いてしまう・・・という
      健気薄幸受けが素晴らしくハマる鈴木千さんです

      今回は何だか可愛いっと思うことあまりなくって
      ただただ切なさやいじらしさと泣きの切羽詰った感じに身悶えました

      崎谷作品はほとんどそうですが、受けがっぽい
      受けの性格自体が女っぽいのもあるんだけど
      鈴木千さんの声のしなの作り方も女性的で
      それがすごくマッチしている
      普段女っぽい受けって苦手なんですが、あまりにハマっていて
      途中何度も「女っぽいな〜」と思うのに嫌じゃなく聞けた
      鈴木千さんの声のトーン自体は高音じゃないんですよ
      柔らかいんだけど男性の中音ぐらいで女声に聞こえるワケじゃない
      語尾の掠れ方やちょっとした時に男声だなって思わせる
      でも、すごく女っぽい
      声の高さや可愛さが女っぽいワケじゃないのが聴きやすかったのかも
      千葉進さんの【神官は王を悩ませる】シリーズのサシャ様とかに近い?
      高音女声で女性ぽいのではなく、柔らかさで女らしさを出してるというか
      それがキャラにあっていたな〜



      一枚でキレイに収まった良作です
      【愛情証明書】いれて二枚組で聴きたかったかも〜
      これだけ頑張った受けちゃんなんだから甘甘にされてるところが
      もうちょっと聞きたかった
      絡みは全体的にカットされていますが、それでも色っぽいですし
      一枚で三回あるのでほどほどじゃないかな〜
      適度に3回あるのと、濃いのがラスト一回どっちがいいんでしょうね
      今、私がエロ薄でも全然構わない心境なので
      モノローグたくさん!切ない鈴木千さんを満喫出来て程よいエロさでした
      原作と比べると大幅カットされてるけど不満はありません
      それもやっぱり脚本の言葉のチョイスや切り出し方が上手なおかげかな?



      スピンオフ素の【キスができない、恋がしたい】
      これ攻めの近藤さんが素敵らしいので聞いてみたいんですが・・・・
      私アホ可愛いぽややん武内さんが苦手なの〜!!!
      いつか攻略したいんですが・・・・
      武内さんが可愛いすぎるのがネックなんですよね
      (キュルルン可愛い受けが苦手なので可愛くなければイケると思う)

      【真夜中に降る光】砂原糖子

      0
         小杉十郎太×吉野裕行


        原作が大好き
        砂原作品は全部読みましたが、その中で一番好き
        (二番目に好きなのは【言ノ葉ノ世界】です)

        性格が悪い人が恋愛で改心するBLが好きなんですよねぇ
        そいつがゲスであればゲスであるほど
        外道であれば外道であるほど
        イイ子になって好きな人に振り回される可愛さにキュンキュンくる

        この受けは本当に酷いやつなので
        「読んでいて気分が悪くなる。受け付けない」
        「いくら後でイイ子になるにしても最初が悪すぎて同情できない」
        「可愛く思えない」
         等なるのもわかるのです

        でも、そこまでの半端じゃないワルだからこその
        デレがすごい私はるのですよ〜!!!
        ギャップがある受が好きなのです


        ですが・・・
        私BLでの小杉さんと吉野さんが苦手でして
        原作が好きだし、キャスト的にはあってるように思うものの
        購入してから聴くのに2年半ぐらい寝かしてしまいました
        仲良くしてくださってるプロガーさんがお薦めしているのを見て
        勇気をだして?聞いてみました

        このCDで吉野さんと小杉さんの苦手意識がなくなりました
        それぐらい良かった

        あまりアニメはみないし、乙女系からは足を洗ってしまったしで
        吉野さんをほとんど聞いたことなかったんですが
        素の声っぽいところ粗野な口調がすごくハマてました
        そういう本当にチャラチャラした奴がデレるのが可愛い
        ギャップがあって、本当にキャラにハマっていて良かった
        【恋まで百輪】とかキャラに声があうとスゴイ威力ですね
        【薔薇色の人生】も聞いてみたいな〜
        木原作品もどうしようも無い人が恋愛で変化する話が多いいので
        好みかもしれない


        小杉さんは苦手なのですが、受目的で購入するCDでたびたび聞いてました
        見た目とお人柄と演技自体は好きな方なんですが
        特徴である重低音が苦手
        小杉さんというよりは、この音域がドラマCDでは余り好きじゃない
        森川さん小西さんぐらいまでの低音は好きなんですが
        安元さんでギリギリ・・・・・
        私は耳があまり良くないので重低音すぎると聞き取りにくいのもあります
        (だから仕事してる時は大変だった。生活する分には困らないけど
         仕事とかでは困る程度に耳悪い。電話対応とか接客の会話とか・・・・)
        ですが、今回は小杉さんにしては高めの音域
        それによって声の高低がついて、演技自体もいつもより感情たっぷりに聞こえる
        温かい声色なのでそれが包容力たっぷりにも聞こえて
        今までで一番聴きやすい小杉さんでした


        近年は小説原作のシリアスベースは二枚組が多く
        一枚にすると展開にちょっと無理がきたりしやすいのですが
        すごく上手いこと一枚に収まっています
        原作好きからすると全部キッチリ聞きたいところもあるのですが
        無理することなく話の筋がとおるようにカットされるところはされ
        繋ぎもスムーズで流れが綺麗ですし
        主人公たちの性格や感情もわかりやすいです
        BGMや後ろのSE等も丁寧でした
        脚本・演出の方の他作品見ると、良作と言われてる作品や
        私が好きな作品も多くてやっぱりな〜と思いました


        あと、これを聞く時は前作【夜明には好きと言って】
        小説でもCDでもいいので聞いたほうがいいです
        前作知らないと面白さが三割ぐらい減ります



        この受けは本当に最悪です
        酔っ払って怪我したのを介抱してくれた男(攻め)を
        友人のぼったくりパブ?に連れていってお金巻き上げようとしたり
        ホストをしていて店のツケで借金しまくらせて客の女を
        soープに沈めようとして泣かれたらライターの火で脅したり
        たまたま二丁目に行った時に見かけたゲイバーに入る攻めを見かけて
        「仕事先に性癖をバラすぞ!」とこれまた脅したり
        酔ったから家で寝かしてあげただけなのに
        蹴り起こして「HOMOヤロー呼ばわりしたり


        性格が悪い通りこして、犯罪に片足突っ込む系のタチの悪さです
        ここまでしているのに、攻め様は驚異の善意
        吉野さんの行動を良い意味にとり優しく親切に接していくのです


        吉野さんはこのどうしようもない受けちゃんをリアルに演じてます
        「うっせっっ!!ハゲ!」
        この言い方、本物ぽくって好きでした
        あとは怒鳴る時のイライラ感と常時気だるげなダル〜イ口調がハマりった
        ちゃんと嫌な奴なんだけど吉野さんのおかげで
        どこか憎めない・・・という攻め様の気持ちが分かる気がします


        優しい小杉さんといるのは心地よく
        何となく一緒にいるようになる吉野さん
        男同士の恋愛に対して懐疑的で「そんなにいいもんなのか?」
        勢いで体の関係を結んでしまいます

        戸惑いながらヤラれちゃうのが可愛いというか
        あんなに嫌な奴なのに受けになってしまうギャップが堪らなかった
        吉野さんの喘ぎがどうこうとかじゃなくって
        男同士なんて気持ち悪い!ホストで女を食いものにしてる!
        もう大概のエロいことはやってきたっていうキャラなのに
        「イヤイヤ」「アンアン」しちゃうのが良かった


        翌朝、コーヒーの香りの中穏やかに起こされ
        ゆっくりしていってほしいと朝食が用意され
        優しく愛おしそうに接する小杉さんに対して
        「こんなのは俺のいていい場所じゃない!」という拒絶反応から
        「抱いたんだから金を払え」と言います


        「昨日、買っちゃじゃ〜ん」
        人を金で買ったりしないという小杉さんに吉野さんが言う
        ニヤニヤした悪いイイ方が何だかツボった
        体の関係を結んだのは愛情からでなく、金銭がらみのせいにしちゃいます
        そうすることで「こいつが優しいのはエロいことしたいから」
        俺がこいつのそばにいるのは「金のため」と予防線を張っちゃうんですよね
        優しさや愛しさが自分の中にあることを認めてしまったら
        子供の時の自分が惨めになって
        今までの人生を否定することになりそうだから怖かったんだろうなぁっと
        CDを聞いて思いました
        小説でも主人公の気持ちがわかったんだけど
        こうやって丁寧にそのキャラまんまに演じていただくと
        尚更、主人公のやるせなさや不器用さが伝わりました

        この当たりから粗野な吉野さんの口調が可愛く思えてきます


        そのままズルズルとの関係を続けていきながら
        金髪&ピアスの自分の格好が小杉さんの横には合わないっと
        吉野さんはピアスを外して髪を切り黒髪にします

        ここ、スゴイ可愛いの〜
        ずっとつんつん悪い子ちゃんだったのが
        攻め様が「ピアスは痛そう」と言われただけで
        特にイメチェンを薦められてないのに自分から攻め様好みになるんですよ
        「あんたが(ピアス)いちいち外すから
         戻すのも面倒だしな」
        「僕のため?」
        「バカ・・・勘違いするな」

        テンプレなツンデレが可愛くて可愛くて
        「バカ」がいいんですよ〜


        飲む打つ買うで酔っ払って暴力を振るう父は亡くなり
        父を止めず酒に溺れ暴力を振るった母も入院したのを知る
        苦しくなって小杉さんに会おうとしたいつものゲイバー
        「自分が亡くなった弟に似ているから」ほっとけないだけと思ってしまう
        そして小杉さんの家に清潔で上品な男が入っていくのを見てしまう
        (ただの仕事相手で勘違い)
        連絡を10日たった頃、店に小杉さんが来て話合うことになる
        「怒っているから私を避けるんでしょう?」
        砂原さんの攻め様は行動が早く、聡くていいですね
        ずっと誤解をしたままだったり、都合のいいように解釈しないで
        一ヶ月しない内に受けちゃんを自分から迎えに来てくれます
        その間も電話しまくってくれます
        崎谷さんの攻め様は優しいようでいて放置プレイが長いので
        (崎谷CD好きだし、そのジレジレしているのが面白いのですが)
        行動力と包容力と賢さと愛情がある攻め様は安心感があります

        「新しい客が出来たから、もうお前とはしない」と嘘をつく吉野さん
        「いくら払えばいいんですか?」怒った小杉さんに無理やりヤラれます
        ですが、すぐに小杉さんからの告白
        「君が好きです」
        「最初から好きだから抱いた」
        「しねぇ・・・あんたとしか・・・・
         他のやつとはしない」

        デレきたー!!!

        すごい可愛い言い方だったの
        あんなツンツン悪、ツンデレだったからデレがすごい威力
        ここが私が全部通してCD一番好きだった
        主人公が自分の気持ちをやっと素直に認めたところなんですよね〜

        その後、仲直り両思いエッチ
        CDではカットされていました・・・・
        シックス〇イン状態から
        下に付けられたピアスをしゃぶられて「痛い」て泣きながら
        お願いして外してもらったり
        全身からピアスを外してもらって恥ずかしがったりがなかった〜

        エロもそうですがピアスを外すシーンが好きだったので
        ちょっと省略されているのが残念でした
        キスやエッチする時に一つずつ攻め様がピアスを外すんですよね
        口のピアスを外して、その穴を傷のように優しくなめたり
        乳首のピアスいじられて感じちゃったり
        下のほうにまでピアスしていたり
        ピアスを外されるのが裸にされるようで恥ずかしくなったり
        カッコイイと思っていたピアスを全部自分で取る決断とか
        このピアスが上手いこと主人公の心の鎧として作用していたと
        にも繋がっていたので寂しかった
        でも、ここら辺入れたら一枚に収まんなかっただろうし仕方ないかなぁ
        丸っきり入ってないわけじゃないのでピアスが出ると嬉しかった


        小杉さんに説得されて、憎んでいた母に会いに行きます
        始めて小杉さんに会った日に「お母さん、助けて」とつぶやいていた様です
        「言うわけない・・・」と否定する吉野さんの震える声が切なかった

        原作では母親再開と電車で泣くシーンで涙が出たんですが
        若干・・・母親の方の演技が私の想像と違っていました
        もうちょっと辛そうに涙ぐみながらか
        全てが空っぽで虚しいようなつぶやきを想像したんですよ〜
        「だったらなんで殴ったんだ!!
         なんで助けようとしなかった」
        それまで憎いハズの母と比較的穏やかに淡々と話していた吉野さんが
        血を吐くように苦しそうに思いのたけぶつけて言った感情の込め方に対して
        母親の方はあまりに淡々とし過ぎたかな
        なので、感動ポイントがずれてしました
        演技が下手とかではないんですが、原作が好きすぎて私の想像と違った
        吉野さんが本当にピッタリあっていて小杉さんや八尾さんも良くって
        ここまで原作イメージとまったくズレがなかったせいもあっての違和感かも

        なので吉野さんが一人で語る
        父親の墓参りのモノローグのが泣けちゃいました
        「どうせなら俺を殺せばよかったのに」
        なんで俺を苦しめた・・・
        なんで俺を愛してくれなかったんだ
        「愛してくれなかったんだ」これがスゴイ悲しかった
        今まで愛とか信じられなかったのに攻め様に会って
        本当に素直にただ愛されたかった自分を認めてしまってるのが
        否定していたモノを苦しみながら受け入れて
        自分自身が優しくなれたからこそ、ますます辛かったことを自覚してしまうという


        色々乗り越えて小杉さんに会おうとした時
        ヤクザに見つかり暴力を振るわれ、それを振り切った後に
        ソーPに沈めようとして逃げた女を見つけます
        混乱した彼女に吉野さんは刺されてしまいます
        「助けてくれ・・・
         俺を殺さないでくれ」

        今まで刹那的に生きてきて死ぬことも怖くなかったようなのに
        ここでみっともないほど生にしがみつくのが苦しかった
        吉野さんのハスキーな声での怯えたような必死の訴えがリアルです


        入院して、お見舞いに来た小杉さんに一度は別れを告げますが
        やっと素直になって「好きだと告白します

        ここ・・・・最後の山場だと思うのでもう少し尺が欲しかったな〜
        短い間に葛藤があるんだけど、それがなくなって
        別れ→告白までがちょっと突然すぎたし
        看護婦の前なのに抱きついてたりの
        最後のデレがなかったのは残念だった
        最初が信じられないくらい素直なカワイコちゃんになってるんだけどなぁ
        一枚だと聴きやすくいいんですが、こういうちょっとイイシーンに
        時間がかけられないのはもったい気がしますね
        あと15分長いと調度いい作りなんですが〜
        一枚でも二枚でもないので難しいですね


        フリートークはサラっと
        おかま役が八尾さんだったのが豪華
        ずっと収録ブースの中にいたようです(絡みの時も?)
        「ドラマチックで感動した」みたいに仰っていて嬉しかった
        小杉さんと吉野さんは前日から読み合わせしていたみたいで
        丁寧に作品を作ってくれたんだなっとこれも嬉しかった
        短いですが嬉しいフリートークでした


        ブックレットも書下ろし短編がすごく良くって読めて嬉しい




        原作好きが聞いても満足の出来る作品
        (エロ方面は抜かして)
        原作読まない人にもわかりやすいと思います
        吉野さんがすごく良いです
        定期的に聞きたくなるCDだろうな〜
        CD聞いた後にもう一度原作読んだけどやっぱ好きだ!



        勝手な私の好み的に一つ言うなら
        モノローグ多いい作品が好きなので、もうちょっとモノローグ欲しかったな
        ただ私がモノローグ多くて好きだった【瞳をすまして】や英田作品崎谷作品とかは
        「モノローグが多過ぎる、もうちょっとSEや演出でどうにかしてほしい」とか
        言われているのも見るので、普通に調度良いモノローグ量なんです
        モノローグをたくさん話すドラマCDってあまりないので
        モノローグが多いいのがblcdの聴きどころでも私はあったりする
        だから、モノローグ多いい方が好きなのです






        【恋を知る日】間島×野島健
        【瞳をすまして】中村×福山 
        【恋愛証明書】森川×鈴木千

        三作の健気一途受けを連続で聞いていたので新鮮に楽しめました








        【征服者の恋】

        0
           高橋広樹×日野聡


          岩本薫さんは作家買いしています
          私はハマるとその作家さんの本を全買いするのですが
          岩本さんもそんな作家さんの一人です
          作家買するBL作家さんは10名いません
          中々お気に入りを探すのは大変です・・・
          岩本さんの本の良い所は、もう王道展開なんですよ
          先が読めるくらいBL王道
          その王道をクラッシックに描かれているのが好きです
          結局BLは王道が良いというか
          色々読むけど、王道に返ってきたいというか
          王道をどう読ますかが作者の個性といいますか
          何とも言えない安心感があります
          あと、岩本さんが描くツンクール美人が好きなんですよ
          私がただ単にクール美人受けが好きなだけなんですけど


          で、こちら!!
          日野さんの眼鏡知的美人受けを楽しみにしていました〜
          モノローグも日野さん担当
          受けなのに高音にならない柔らかで角のない声が心地よいです
          声質とか違いますが、受け役の時の置鮎さんカテゴリーに
          私の中で入ります
          受けやる時って声優さんによっては声を高く細く作ります
          それが好きな場合もあるんですが
          元々野太くない中低音声が好きなので低音のまま受けてくれると嬉しかったり
          まぁ・・・低音よりの受けってあまり需要はないのかもしれませんが
          私は好きなんですよね〜
          ちゃんと男同志感があって
          で、日野さんや置鮎さんは音域はそんなに変えずに
          声を柔らかくすることで攻めとの対比を出しているように思えます
          それによって、低音よりだけど重くないまろやかで男っぽいけど色っぽい声になるの〜
          う〜ん、好きです


          日野さんの場合は元の声も耳馴染みよい声なので
          そういう風なまろやかな声だとますます馴染んで・・・
          ね・・・眠い・・・
          眠いのです
          イイ意味で眠くなるのです
          私、このCD一週間毎日聞いたんですが
          いつも1〜2トラック目で寝てしまって内容が入ってこない
          仕方ないので、また最初から聞いてっと繰り返してましたが
          やはり眠ってしまうので、一日トッラクずつ聞いてました
          よって、二枚組を聞き終わるのに2週間近くかかりました〜
          「明日は両想いになるのかなぁ」と楽しみでありました
          普段二枚組は大体通しで聞くので新鮮?


          お話自体もCDになったら意外と平坦だったな〜
          一枚目はひたすら仕事を二人でしまっくてるし
          二枚目は当て馬の羽多野さんが出たりとかあったけど
          羽多野さんがイイ人過ぎてイザコザは特にないし
          サラ〜と日野さんの声を楽しむCDって感じでした
          絡みもあるけど、印象に残らない
          しっかりヤッテルのに思い返すと印象にないんですよねぇ
          何なのだろうか・・・・


          高橋さんは若干芝居がかった演技で
          上手いんだけどクセが強かったかも
          ただ、あまりベラベラしゃべる役じゃないし
          モノローグ担当でもないので気になるほどじゃなかったです


          日野さんのまろやかな声を楽しむCDって感じでした
          日野さんの声が役的にはピッタリなのに、何故か何かがピッタリこない・・・
          次このシリーズがでるなら、私の好きなアラブものです!!
          美人SP受けが誰になるんだろう〜?
          近藤さん千葉進さん千葉一さんが来たら嬉しいな〜
          立花さん野島裕さんもあいそうだ
          来ないけど希望だけなら神谷さん遠近さんとかも良いなぁ
          年一ぐらいのペースでCD化されてる気がするので、今年くるといいな・・・



          【追記】
          久々に聞き返してみました〜
          やっぱり↑の印象とさほど変わらない
          相変わらず、日野さんの柔らかいモノローグ
          気持ちよく就寝
          いつも高橋さんが出てきたぐらいに眠りにオチ
          嵐のシーンで一回ぼんやり目が覚めて
          最後の最後、犬がドアをカリカリしてるところを何となく覚えてる
          本当、毎回↑こんな感じなのです

          日野さんモノローグは他のやつでも気持ちよく眠れます

          あまりに良く眠れてしまうので
          絡みのシーンのみ聞き返してみました
          日野さんは吐息系
          色気あるけどとてもあっさりした色気です
          吐息系っぽくても遠近さんのが可愛い色気があるんですが
          日野さんのちゃんとまろやかで優しい声は絡みでも上品?です
          で・・・・高橋さん
          ある種、受けより吐息エロいよ〜
          日野さんが控えめな分超「ハァハァして聞こえます
          息の詰め方とかも熱くていいですねぇ
          絡みの時の高橋さんのガッツキ具合が堪りませんでした〜


          二枚目は私の大好きな羽多野さんの年下攻め
          こういうイイ子真面目一途可愛い年下ワンコの羽多野さん良すぎる
          あて馬なんですが、こういうワンコ羽多野さんが好きすぎて
          「ワンコ羽多野×大人日野でいいじゃんよ〜」と何度も悶えました
          いつか聞いてみたい組み合わですね

          攻めが受けに嫉妬メラメラしちゃうの好き

          仲直り後の日野さんのおしゃぶり
          日野さん地味にSE上手いですよね
          息の詰め方とか鼻にかかる声とかもっと長く聞いてたいよ〜!!
          お返しの高橋さんのしゃぶりっぷりが
          更にメチャクチャがっついてます
          いいぞ〜!!もっとやれ〜!!!て感じです
          合体も一枚目より激しい気がするし
          こちらのが日野さんが気持ちよさそう?だったりします
          余り絡みが長くてもダレるけど、もう少〜しだけ長めでも良かったかな?
          仲直り後のラブラブなのでそう思ってしまいました



          総じて、日野さんのまろやかな声が心地よい
          やはり何故か話の山谷を感じないんですが
          今は落ち着いたBLCDが好きなので
          (昔はラブコメ系の軽い話が好きだった・・・・)
          聞き返したら結構好きになりました
          絡み中心に感想を追記しましたが流れで聞くと
          あまり印象に残らない不思議なサラサラ感があります
          そこだけ聞くと高橋さんのガッツリや日野さんのSEとか
          聴きどころはあるのですが・・・・
          何かそんなにガッツリしてないんですよね〜


          そして、残念なのはこれ以降の話が出ていないこと!!
          年一作ペースでシリーズ出してくれると思ったのに〜
          アラブだから?アラブだからダメなの??
          私アラブ好きなのにな〜
          次の次は鳥海さん受けなのにな〜
          続きがでるといいなっと思います

          【瞳をすまして】

          0
            中村悠一×福山潤


            購入したはいいが
            私が想像した話と違いそうなので放置してたんですが 
            ついにblcd聞きたい気分に入ったので聞きました〜


            福山さんの高音ホワワン声可愛いですね
            こりゃ、誰が聞いても「可愛いと思うだろう可愛さです
            チョコレートやケーキを見て
            「甘くて美味しそうだな〜みたいな納得の可愛さ


            ところが私の萌とは違う

            可愛いのはわかるんだけど
            私は「男らしさがある中の可愛さが好きなのですが
            今回は「健気で一途で女の子にようにホワワン可愛いのです
            男の子が「女の子」のように可愛いというのがいいんでしょうけど
            可愛いのはわかるんですけどな〜
            ただ、昔はこのホワワン可愛い受けまったく聞けなかった
            「可愛すぎるよ〜ヒィィィィとなって耳が受け付けなかった


            それが、最近は福山さん岸尾さんあたりは聞けるようになったので
            やっと一般的な嗜好に近づいて来たのかなっと
            聞けるものが増えて嬉しかったりします


            中村さんは柔らか〜い声でした
            それが福山さんのホワホワ可愛い声と相まって
            とても耳に優しかったです
            これまたイイ声なんですが、不思議とやはり私のには引っかからない
            中村さんは受けのが好きかもしれないな


            BGMはもうちょっと音が柔らかい方がイイきもしましが
            曲調自体はあってる気がしました

            ただ、何度も流れるBGMが私が勝手に思ってるだけかもしれないけど
            有名ミュージカル曲「メ〇リー」に少〜しだけ似てる部分があって気になった




            耳が聞こえない福山さんは友人や家族の助けによって
            一生懸命大学に通っています
            そこに、友達の花輪さんの紹介で美形モデルの中村さんと出会い
            優しく接してくれる中村さんに次第に好意を持つようになり・・・・



            筆談&メール・手話・モノローグ・セリフを使って二人が会話するのですが
            それがちゃんとそれぞれ音声だけで違いがわかるのがすごかったです
            たまにモノローグとセリフがどっちも違いがわからない人とかもいたので
            その違いが音だけでわかるので物語に入りこみやすかった

            福山さんのモノローグが多いいんですが
            私はモノローグが多いいblcdのが好きなのでそこも良かった
            どうせ聴くなら(早口とかでなく)たくさん話してる方がいいし
            セリフや会話で話が進むのはアニメや他人数のドラマCDとかがあるので
            モノローグが聞けるのがblcdの良さでもあると私は思ってるので

            語り口調も柔らかいのでとても聴きやすいです
            ちょっとした息の入れ方とかで心情を表しているのも
            福山さんの丁寧な演技が活きていて良かった


            すぐ不安になったり
            周りに迷惑をかけてるんじゃないか?と思ってしまう福山さんが
            自分を安心させるために手話で「大丈夫」と胸を叩くところが
            とても健気で可愛かった


            サラっと聞くにはいいんだけど、細かいところ気にするとダメですね
            まず、BLだから仕方がないんだけど皆な優しすぎる〜
            主人公がイイ子だからいい人が集まるのかもしれないんだけど
            ちょっとこの主人公と障害者に優しすぎる世界観に疑問を感じると
            モヤモヤとします


            また、私がBLを見たり聴いたりする時に「そこが大事なんだよ
            勝手に思っているのが
            男同士であることの葛藤なんですが・・・・
            それがここでは全くもってないんですよねぇ
            主人公が悩んでいるのは
            「素敵で人気者の彼を僕なんかが独占しちゃダメなんだです
            え!?そこなの??
            男を好きになっちゃったことに疑問や戸惑いはないの〜?
            攻め様の方は後ほど
            「男も女も関係ない」みたいなバイ宣言されてるので良いとして
            主人公はそういう感じでもないのにな〜


            周りの反応もアレなんですよ
            友達の男が男相手に「こいつに手を出すなよ」て言ったり
            元カノが男の主人公に向かって「彼を取らないで〜」つってきたり
            女から「可愛い」言われまくる主人公

            主人公が男であることに誰も疑問をもってないどころか
            対応が女の子に対するものなんですよね〜
            別にコレ、主人公が女でも普通に話として成立する
            それどころか女の子設定にした方が違和感がないんじゃないかなぁ
            そう思ったらもうダメでして
            福山さんの可憐なホワワン可愛い高音声が
            こういう声の女にしか思えなくなってきた
            たまにちょっとハスキーだったり低音よりの女性とかいるじゃないですか・・・
            BLなんだけど男女もの聞いてる気分になってしまった
            この現象は【オレンジのココロ】の代永さんでもそうなったんだよなぁ
            ただ【オレンジ〜】はまだ設定に男の子っぽさが残っていたので
            声的には代永さんのが女の子声だけどBLだと思えたのです

            福山さんの声や演技自体はすごく良かったので
            もうちょっと男同士である戸惑いが欲しかったな〜



            中村さんの元カノに色々言われてから不安になって遠ざけて
            それでも会いに行こうとします
            ホームの向こう側にいる中村さんを呼び止めようと
            今まで一度も話してないのに名前を叫ぶシーン

            すごく危機迫っていてじんわり感動しました
            たった一言なのに切なくなった〜

            ただどうしてもドラマ「AIしてると言ってくれ」がチラついた〜
            世代的なものなんですけどね


            ボチボチ拙いながらも話始める福山さんの演技について
            美容師をやっていて聴覚障害者の方と接したことがあります
            とても明るくて良く話す方でした
            彼女は鏡ごしに口を見てこちらと会話のやりとりをしていました
            適度にゆっくりはっきりと発音すれば普通に会話が成立しました
            実際に話方を聴いてるので福山さんの喋り方に最初ちょっと違和感があった
            ただ、これは音声ドラマなので試聴者に音だけで伝えなきゃならないんですよね
            そのためにある程度聞き取りやすくするためにこういう演技なんだなと思いました
            テレビとかの映像があれば構わないけど音だけで表現するにはとても難しい
            実際とは違うんですが福山さんは繊細に素敵に演じていました
            たどたどしし話し方がメチャクチャ可愛い
            BL受けとして正しい演技だと思いました


            両思い→エッチ
            ちょっと〜!!!
            展開が早すぎない!?
            恋愛するのもキスするのも初めてで
            男同士で心の準備もしてなくて
            繊細で健気で女の子みたいなカワイコ受ちゃんですよ??
            ここは【DISK1】はキスで止めとこうよ〜
            一ヶ月ぐらいデートして
            二ヶ月目でちょっとお触りして雰囲気に慣らして
            三ヶ月目で気持ちの準備も出来ての嬉し恥ずかし

            みたいな・・・ゆっくり展開でしてあげてよ〜
            もっともっと大事にしてあげてよ〜
            【同級生】
            の草壁くん何か一年以上待ってるんだよ
            【やさしいエピローグ】の組長だって半年以上我慢してるんだから
            そこはせめて一ヶ月ぐらい待って上げて欲しかったわ〜
            BL展開的にはここでエロ入れるほうが正しいんだけど
            「大事にする」てスタンスなんだから大事にして欲しかったのと・・・・
            私が最近エロ薄作品が好きだからかもしれない
            ↑これが大きいんですかね
            濃いエロは思いが通じ合って最後にガッツリじっくりみたいのがイイというか
            【ハピネス】みたいな作りが好きなのです
            【職業、王子】みたいなエロ多いいけどちゃんと話の辻褄が合うのはいいけど
            シリアス系で絡みの展開だけが早いのはどうなんだろう〜
            一枚目はピュアなまんまで良かったんじゃないかな・・・・・


            福山さんはメチャクチャ可愛かったです
            特に我慢できないで「ん〜ん〜」しながらイッちゃうところとか
            その後の恥ずかしがり方とか可憐で可愛いです
            BL受けらしい正統派可愛いです
            中村さんは絡みの時の甘い声色がのった
            「ダメなの?どうして?」
            が、特にイイ声でした〜
            あと、よくポロポロと「可愛い言いまくってるんですが
            そう言いたくなる納得の可愛さの福山さんでした〜


            【DISK2】
            付き合い始めた二人
            でも、派手な見た目の中村さんと変わり始めた福山さんに
            兄・緑川さんは「ああいう男と付き合ってるとロクなことがない
            付き合い自体を反対されます
            中村さんのモデルの仕事が忙しく会えない日々が多くなり
            たまに会ってもイライラしていたり
            兄にも厳しいことを言われて不安になっていた福山さんは
            中村さんのモデル友達と遊びに行って襲われてしまい
            それを中村さんに責められてるところを兄に見られてしまいます
            二人とますます意思の疎通が難しくなって落ち込んでいるところを
            共通の友人花輪さんと話し合い、気持ちを落ち着かせた福山さんは
            緑川兄さんとも中村さんとも和解しました

            これ・・・・
            聴覚障害である意味がまったくなくなってます
            せっかく題名にもなってるのにさほど使わないテーマになってるのが
            少し寂しかったです
            例えば【言ノ葉ノ〜】の二作とかは
            二枚組でちゃんと「心の声が読める能力」というテーマに沿っています

            そして【DISK1】でも疑問だった主人公に対する周りの反応
            友人の花輪さんが当たり前のように男同士付き合ってるの知ってる
            兄の過保護っぷりや心配の仕方が女の子に対するもの
            その他のモブ友達も「最近可愛くなった」とか女っぽい扱い
            極めつけが攻めのモデル友達
            「可愛いねぇ」「俺とも一緒に遊んでよ」「もっと話したい」とか
            乙女ゲの女主人公のようにチヤホヤされまくる受けちゃん
            彼氏いるのにモデル男達が優しくて自覚なしにモテモテ
            原作知らないから流して聞いていたけど
            最初「モデル仲間に合わせる」と攻めが言ったとき
            私は普通にモデルの女友達だと思ったのに
            受けちゃんが行ってみたら男しかいね〜!!!
            なんなのだろう・・・・この受けに対する徹底した女扱いは
            ギャグ・コメディ・アホエロとかならまだしも
            シリアス設定なのに男同士が当たり前なのは違和感
            二人が男同士の葛藤ないのもそうだけど、周りも男同士を普通に認めてる
            アホBLでも「俺たち男同士なのに!」て悩んでいるのに
            まったく本人も周りも受け入れちゃってるのはどうなのよ〜っと


            また、ブラコン緑川兄さんの扱いも適当すぎる!
            兄さんは昔、チャラチャラした男に振り回されて
            同じようなタイプの攻め様に弟が酷い目にあわされるんじゃないか?と
            心配のあまりに過保護になってる
            んだけど
            引張っといて兄さんの昔話はま〜ったくなし
            多少は説明があっても良かったと思うんだよね〜


            基本、ウジウジメソメソ乙女受けは苦手でして
            特に「危ないからやるなよと注意されてるのに
            自ら危険な方向に足を突っ込む受けが嫌〜
            今回の福山さんもそんな感じなんですが・・・・・
            低音で凄みたっぷりにお堅い説教する緑川兄さん
            優しい声から豹変ヤンデレ漂うキツめ声の中村さん
            自分が好きで味方だった二人から責められて
            両方に気を使って頑張ってテンパっていて
            普通ならどっちかが悩みを聞いてくれそうなのに
            その両方ともギクシャクして愚痴も相談もできなくて
            本人達にも意思が伝わらない・・・・
            そりゃ、息抜きしたくなるよ
            ちゃんと判断できなくなって甘い言葉に騙されちゃうよ
            相手のことを解ろうと誰かに話したくなるよ

            本来、騙される受けもどうなのよてなるところが
            受けちゃんに同情しちゃいました
            ホワホワオドオド高音の福山さんモノローグが
            すごくテンパってグルグルしてどうしようもなさを感じさせたからかもしれない
            とは違うんだけど可哀想になっちゃうほどでした


            ちなみに、一番私がたのが
            嫉妬した中村さんが強引に襲いかかってきて
            なんでだかわからない福山さんが怯えて怖がってるエロ

            強引なのが怖くて嫌なのに抵抗できないのが可愛かった
            上手く話せないまま途切れがちにたどたどしく抵抗するのが
            堪らんかった
            「僕・・・・何か、悪いこと・・・・した?」
            涙声で一生懸命ピルピル怯えながら話してるのがわかるので
            乱暴に襲いたくなる攻め様の気持ちもわからなくない
            何か無性に可愛かったんですよね〜


            中村さんは甘い声よりも個人的には
            ヤンデレ漂う嫉妬しまっくっての抑えた怒号が好きでした
            怒ってる声がかっこよかったです
            受けちゃんが注意したのに聞かなかったことに悲しんでるのと
            自分の嫉妬心を持て余してイライラしてるのと
            相手への怒りが爆発したのとかの色んな気持ちが混ざった
            「どこに・・・行ってた?」
            「どうして俺の言うことを
             きいてくれなかったんだ!!」



            今回思ったのは私は中村さんの甘い優しい声よりも
            普通〜低音ぐらいのが好きかもしれない
            購入予定で試聴した【ロッセリーニの息子 捕獲者】も優しい声なんですが
            役にあってるしイイ声なんですが何にも思わなかったんですよね〜
            (野島健さんは相変わらず可愛いかった)
            なので今回一番好きだった中村さんは甘いセリフ言ってる時や
            絡みの時や「かわいい」のつぶやきでもなく怒ってるところです!
            私攻めのヤンデレが好きなので束縛しまくりの攻め様とかいいですね



            最後は福山さんが緑川兄を説得して
            中村さんともキチンと自分から話し合って
            二人の仲もちょっと取り持ってのハッピーED
            でした
            兄と攻め様に流されてどうにかなってしまうのではなく
            主人公自らが決断して納得して強い意思で動いて
            頑な二人を納得させてるのが良かった
            ウジウジ受けなんだけど最後になって
            一番大人だったのは主人公なんじゃないかなぁ?と思わせる展開だったので
            締めはかなり好きでした


            色々苦手要素&ツッコミどころがあるし
            根本的にホワワン受け好きじゃないのに
            福山さんの繊細で多彩なモノローグの心情変化によって
            主人公が憎めない感じになっています

            中村さんの優しい声も耳に優しいし
            友人役の花輪さんもすっごくイイ人で親身な声をしていて
            緑川さんの兄っぷりも固くて融通がきかないんだけど
            本当に弟を心配してるからで嫌味でやってるわけじゃないのがわかるし
            声優さんの演技やイイ声に助けられてるとこがありますね


            なので粗はあるけど駄作ではないです
            これは多分原作がそんなに障害について調べられてないんじゃないかなぁ
            ドリーム全開の展開はBLだからアリだと思うんだけど
            とても繊細な難しいテーマなのだから
            もうちょっと丁寧な下調べとかして欲しかった
            もうちょっとでお気に入りになりそうなのに
            少し原作などに作り込みが足りない・・・
            勿体ない作品だな〜と思いました


            でも、これでホワワン可愛い声の福山さんも平気なことがわかったので
            これから色々福山さんの聞きたかった作品を聞いてみたいです
            色々ピックアップしているので購入するの楽しみです
            一度好きになっちゃうと「何であの時苦手意識があったんだろ〜?」と思います

            【恋を知る日】

            0
               間島淳司×野島健児


              野島健さんが
              かわええ〜


              久々に野島健さん聞いたら、その可愛さに悶えた

              特に最近はblcdを聞く気分になれずに二週間ぶりに聞いて
              (前は週2〜3回は聞いてたのになぁ)
              野島健さんに至っては数ヶ月ぶりにblで声を聞いたんだけど
              もう本当に本当に可愛かった


              blcdって好きな声だったり話だったりはあるんですが
              よく聞くのはお話も声優さんもサラっと聞けるものです
              あまり集中しないでも聞けるのがいいんですよね〜
              演技や声に特徴があって好きな方でも
              ボ〜っと聞きたい時は適さない時がある
              そんな聴きやすい声の方々が私の中では
              野島裕さん日野さん間島さんだったりします
              イイ意味で演技も声質もプレーンで派手さがない
              声を荒らげてる時もおちゃらけてる時もうるささがないのです
              それでいてちゃんと感情がこもっていて、声も綺麗で優しい
              個性を主張しすぎないのが本当に聴きやすい


              このリピ声御三方の前に疲れてる時もうるさくなく聞けたのが
              野島健さん鈴木千さんです
              演技も声質もちゃんと特徴があるんですが
              柔らかく優しい声で語尾が甘く少し掠れぎみになるのが
              と〜ってもと〜っても耳に優しいんです

              そんな私の中での
              新旧癒やし声のお二人の共演作のこちら
              いつか聞いてみたいっと思ってました


              アニメをほとんど見ないせいもあってか
              間島さんはBLでは受けしか聞いてないので
              「どうなのかな〜と思っていたのですが
              聞き苦しくない程よい中低音だし
              囁くような声はかっこよく、絡みの息の入れ方も攻めっぽく
              想像以上に素敵でした
              そして、野島健さんは出だしに書いたとおり
              メチャクチャ可愛かったです
              買う時にに小西×野島健【嘘つきは恋をする】と迷ったんですが
              こっち聞いたら【嘘つき〜】も聴きたくなった
              健気真面目一途大人な野島健さんってイイ




              演出はこのメーカーさんの中で良いです
              雰囲気にもあってるし、切なさがある曲調だし、音量も調度いい
              生活音も細かく入っていて可笑しなところもありませんでした
              (たま〜に、それをして何でこんな音が鳴るの!?といのもあるので)
              攻めの元カノが結構出てきますがキャラも良く邪魔に感じませんし
              声優さんの演技と声もあっていました
              お話自体の脚本もわかりやすくて聴きやすかった
              王道と言えば王道な話なんですがBL王道が好きなので楽しかったです


              自他共に認める女好き&タラシの大学生・間島さん
              大学職員の野島健さんと酔った勢いで寝てしまいました
              気まずい翌朝、野島健さんからずっと好きだったと告白されます

              「OK」
              「いただきまっす 
              モグモグ(食べる音)

              野島さんのここがすごくカワイイです
              ちょっと起き抜けだからぽんやりした感じなのがいい
              柔らかい声なんですが、攻めから女の話された時一瞬少しだけ
              声のトーンだけ寂しそうになるのが
              音だけで泣き笑い表情が浮かんで切ない気持ちになります
              そういうちょっとしたところが野島健さん上手いんですよねぇ


              別れた元カノとまだ付き合ってると思わせたまま
              惚れられてるのをいいことに何となく野島健さんと体の関係を続けます
              その間も他の女性と遊びに行きますが
              特に野島健さんは何も言ってこないし
              エッチもできるし、ちょっと可愛く思えるしと都合良く使います


              酷い攻め様なんですが、間島さんの柔らかい声質のおかげで
              そんなに「酷〜いて感じになりませんでした
              元カノちゃんが言うとおり、付き合ってる人だけじゃなくて皆に優しい攻め
              誰のことも本気で好きになったことがないから
              「好きな人が自分以外とも仲良くしてる」とどういう気持ちになるのか
              よくわからないから他の女と遊んでいるのも悪いことだと思ってない
              受けと付き合ってる時だけじゃなく、他の女の時ともそうだったみたいだし
              だから受けちゃんに対して、軽蔑するようなキツイ言葉をつかったり
              無理やり何かを強要したり、わざと気持ちを試すようなことをしたり
              暴力を振るったりとかBLによくある俺様攻めのように
              むやみに虐げることをしてはいないようなんですよね〜
              ただ、無自覚に受けを繋ぎ止めたまま女と遊んでしまう
              (あれ?フォローになってない?


              モテ男で受けに好かれているのをいいことに女とも遊んじゃう攻めは
              【くちびるに銀の弾丸】が私は浮かんだのですが
              こちらは「仕事のできる美形が男の俺を好きだって!?」と面白がったり
              約束していたのに女と遊ぶために連絡もなくドタキャンをして
              (連絡しないから受けは待ってるのですよ)
              「男なんだし、ま、いっか」と全然思いやりがなかったりします
              それに比べれば、間島さんの攻めは自覚がなさすぎるだけの気もします

              【透過性恋愛装置】の受けちゃんも酷い男でして
              女性をすぐブスと言ったり、見た目や職種で男の価値を判断したり
              男女含めて自分が認めた以外の人を見下しています
              【真夜中に降る光】は性格が悪いとか以前に
              人を騙したり殴ったり金を巻き上げたり犯罪スレスレのことをして
              自分に親切にした人も利用しようとします

              そしてまたこの酷い男を演じてる近藤さん鈴木達さん吉野さんがチャラ男っぽい
              実に軽薄そうな声を出しているのですよ!!
              (そこからデレるのがすごくいいのですが)
              それに比べると、やっぱり間島さんは声質が柔らかい?真面目系で
              耳に優しい語り口調なのであまり酷い男に思えな〜い

              私は酷い男が恋愛によってデレデレになっちゃう話が好きなのもあって
              ↑こういう攻め&受け話を楽しんじゃうのもあるかも
              ただ、健気な野島健さんの声の震わせ方とかは切ないし
              攻めに振り回されてもジッと耐える様子は健気です


              ちゃんとした絡みは初めの気持ちが通じ合ってない時に一回
              だけど間島さんは優しくて甘くエロく攻めきってくれます
              絡みだけ抜き取れば甘〜い感じがしなくもないのです

              「ホラ・・・もうちょっと足開きなって
               奥まで洗えないだろ?」


              この言い方も優しいのです
              で、一変して↓がちょっと意地悪そうなのがエロ〜いの
              「へぇ〜?じゃ、あんたが自分で
               続きをやって見せてくれるんだ?」

              「ハァ・・・ん・・・ハァ」
              (この野島健さんの息がちょっと泣いてるみたいでカワイイ)
              「俺にやって欲しいんだろう?」
              ↑ここは間島さんカッコイイの

              「息を吐け」って言われて、素直に
              「ふぅ〜〜って吐ききった時と気持ちよさそうな
              「ハァ・・・ふ〜ん」が個人的にお気に入りです
              すごく小さい音なので、聞き返した時に気づいたのですが超カワイイ



              たまには優しくしてやろうと一週間遅れの誕生日ケーキを持参
              願い事を一つ叶えてやると言い
              「こういうことはしなくてもいい」と言われて
              思わず、酷いことを言って野島健さんから別れを切り出されます
              それでも、その内野島健さんから謝ってくると高をくくります


              この受けを罵る言葉はさすがに可哀想でした〜
              女と比べたり、上から目線だったり、相手を痛めつけるための言葉
              嫉妬してほしくて、相手が自分をどれだけ好きかしりたくてやってるのがねぇ

              ゼミへの電話が来たことで
              意地をはってるだけだろうし会いに行ってやるか!と向かったところで
              教授の浜田さんと仲良くしてる野島健さんは見てイライラ


              ちゃっかり「俺のモノ」宣言してます
              そして、結局自分の方が嫉妬してますます酷いことを言って
              野島健さんを傷つけてしまいます
              素直に会いたかったし、会いに来て欲しかったって言えばいいのに
              お馬鹿な攻めちゃんです

              「顔も見たくないと言ったことから
              本当に野島健さんは大学から姿を消してしまいます
              それを元カノに愚痴り、色々自分の気持ちを振り返って
              やっと野島健さんへの恋心を自覚します

              この元カノさんがBLのわりに邪魔にならずに説教臭くなく
              且つ、控えめな受けの気持ちをさり気なく代弁しながら
              攻め様の無自覚な恋心をリードしてくれます
              (崎谷作品の女キャラとどこが違うのかわからないけど
               本当に全然嫌なところがなくサラっと聞けました
               かなりしゃっべってるんですけどね〜)
              そこに、追い打ちをかけるのが教授の浜田さん


              浜田さんに土下座して野島健さんの居場所を知り会いに行きます

              ここに来てや〜っと、野島健さんの健気さ一途さ愛情の深さを自覚
              自分がやってきた酷い言動も反省しきり
              自分が相手に拒絶される痛さや怖さを
              今までの野島健さんの気持ちと照らし合わせます
              攻めが受けの傷ついた心を追体験する作りが丁寧で
              王道ストーリーの割に二人の心情がわかるイイ作りで好きでした
              あんなに自分勝手で酷い攻め様が敬語になるのが笑えました


              野島健さんが大学に行ってないのは間島さんの言葉せいではなく
              元々心臓が弱くて手術のために入院していたのです
              病弱なのに攻め様のために、ちょっと無理していたのに
              なんだか病弱萌みたいのがありました
              野島健さんの柔らか〜い声がまた病弱さに拍車をかける気がします

              そして、こんなに酷い攻め様を対して普通に「君は優しかったと言えちゃう
              健気と通りこした受身すぎる一途さがスゴイですね


              今までの自分を反省して嫌われたかもしれないし身を引こうと思いますが
              耐え切れずに怒涛の告白をします→や〜っと両思い

              嬉しくて泣き出して鼻をすする?野島健さんがイイの〜
              野島さんの泣き演技は本当に一級品
              攻め様に乞われて言う野島健さんの
              「好きだよ
              甘くて優しくて今回一番好きなセリフです
              キュンキュンしました


              両想いになったし、病院でエロいことしようとする攻め様
              「な?ダメ?」
              「ダメ・・・じゃない
              こんな言い方されたら断れないよ〜!!という
              間島さんの囁きがエロカッコイイです
              野島健さんの受け答え方もカワイイのです
              両想いになってから甘えたになっていて
              ちょっとスネたりヤンチャぽくなっている
              年下攻めらしい演技の間島さんもワンコぽくって良かったです


              前に女の体と比較されて罵られたり痩せた体を見られて
              恥ずかしくて泣いちゃう野島健さんがこれまたカワイイ
              泣くと可愛さ倍増

              「熱くて・・・ピクピクしてる
              しかも、エロいです


              看護婦さんが事後に来ての二人の反応も面白かったけど
              退院後の甘い二人が聞きたかったかも〜!!



              【未完成】【全ての恋は病から】でも思ったけど
              脚本的は悪くないんだけどくっついた後ののラブラブが
              本当に少なくてほぼないのがちょっと物足りなかったりします
              小説原作を一枚にして話をわかるようにすると仕方ないのかな〜

              上記の通り、BLCDを余り聞いてなかったのと
              【やさしいエピローグ】【三軒隣の遠い人】【地下鉄の犬】とかの
              ほんわりしたのが最近のお気に入りだったのもあり
              絡みの少なさは、今の私にはちょうど良かった
              【未完成】【全ての恋は病から】が出たころは原作が好きだったのもあって
              色々納得がいかなっかったけど、今聞いたら感想変わるのかも




              フリートーク
              「間島くんの始めてをいただきました
               とても気持ちよかったです」
              野島健児さんの一言がイイ味出してました



              健気受けってBLでは人気ですが
              私としてはそれって別に女でも健気だったりするわけだし
              男だったら女とは違う方法で男を落として欲しかったりするので
              そんなにキャラ付けとしては好きじゃなかったりします
              (小説とかでは萌はしないんだけど
               健気受けの話はシリアス切なくてイイ話になりやすいので
               話の筋としては嫌いじゃない)
              でも、野島健児さんがやるとすごく好きになる
              ウジウジ受は「ハッキリしろよ!!男だろ!?」と思う私ですが
              「かわいいよ〜可哀想だよ〜切ないよ〜」とモダモダします
              私がウジウジ受けがblcdで平気になったのも
              【手を伸ばせばいつかの海】のセリちゃんの可愛さからです



              健気受けって途中まで「都合のいい女」扱いに近いんですよね
              BLだと最終的に報われるけど
              普通に男女だと結局「都合のいい女」はそれ止まりで
              最後は別の女に行っちゃうケースのが多いい
              (実際、そういうのを見聞きしているし)
              だからますます「健気で都合のいい女状態の受」が恋を勝ち取るのに
              「女でも上手くいかないのにそんな風になるのかね〜」と
              いいんだけどモヤモヤしちゃうのかもな〜私は
              嫌な男が恋愛で変わる話が好きなのでBL的には嫌いじゃないんだけど

              一重の受けが好き

              0
                 受けちゃんて大概、二重ですよね
                でも、私は一重のが好きです


                これは私が、普通に男性の一重〜奥二重が好きなのもある
                二重の美形を見ると
                「綺麗な目だな」「カッコイイな」と思います
                ですが、それは観賞用で恋愛に直結しない
                映画見て「この俳優カッコイイな」と思うのと一緒だし
                おいしそうな料理見て「おいしそうだな」て思うような
                一般的な意見としてなんですよね

                女性のパッチリ二重の可愛い子ちゃんは好きです
                どちらかというと、男性の二重より断然女性のが好き
                純粋に「かわいい」と思います

                私は「二重」=「カワイイ」なんですよね
                どんなに男性の目以外がワイルドだったり男ぽくっても
                二重でキラキラしてると目だけは可愛く思えてしまったりする

                その点、一重は「クール」「鋭い」などのイメージがある
                目が細い、小さい男の人とかも好き
                「かわいさ」がなくて「男っぽさ」だけを感じられるからかもしれません
                (関係ないけど、ボクサーの方は一重率が高くて好きな顔が多いい)



                この私の現実での好みと合わさり、BLでの好みについて
                目がパッチリしてる=カワイイイメージなのですが
                私は可愛い受けが苦手
                BL色々読んできて、眦が切れ上がった細目のカワイイ受けって見たことない
                目が細い=クールに思える
                私は何かしら男っぽさが残っている受けが好きなのです
                (精神的に強かったり、腹筋が割れていたり、武術に優れていたり
                 顔が男っぽかったり、女に男性としてモテモテだったり 仕事ができたり)
                男っぽさ=クールさ=一重って図式が何となく
                私の中で萌と現実の好みが合わさって出来上がっちゃってるのかなぁ〜っと



                また、他の好みとして基本が黒髪(短髪)受けが好きなんだけど
                黒髪って東洋的というか日本人らしいじゃないですか
                日本人らしい色気ってどんなんかなぁ?と思う時
                その一つに歌舞伎が私の中であるんですが
                歌舞伎役者を「綺麗」「色っぽい」とか言っても「カワイイ」とか言わないし
                その色気の一つに伏せられた切れ長の瞳だったり
                独特な意味ありげな流し目だったり
                それを男性がしている!!というのがまた何とも良い
                黒髪の美しい細目の色気美人って日本的でいいじゃないですか!!という
                私の「日本的な美しさが好き」という嗜好もBL萌に影響しているのです


                これらが複雑に絡み合い
                別に男らしいわけでも、特に日本らしさを強調してなくても
                一重というキーワードだけで
                以上に挙げた私のすべての嗜好を刺激しまくってるようです



                でもね、でもね、一重受けってとっても貴重
                滅多に見つかりません
                それでも私はBL小説の一重受けが読みたいのです
                挿絵も重要です
                一重と書かれていても、何故かキチンと二重線を入れる挿絵家さんもいますし
                また、作家さんがどれだけ一重を色っぽく書いてくれるかも大事


                そんな中、私の厳選一重受け小説
                  ↓↓↓

                【進行性恋愛依存症】かわい有美子 (絵)今市子
                私が一重受けの素晴らしさに目覚めた一冊
                スーツに身を包んだ仕事が出来るクールな秘書が
                メガネ越しにしっとりと瞳を潤ませてる様子がたまりません
                過剰に垂れ流すのではなく、抑えても滲むように漏れる色気がいいのです

                過去編はとっても一途で健気で可哀想なほど尽くしまくる受けなのですが
                この時は一重描写に色気よりも薄幸さを出させて
                大人になって秘書になったら、色気たっぷりなのがいい
                仕事の時は一重の瞳が冷たく冴えている対比も素敵

                また、今先生の絵が!!
                一重=和のイメージがある私としてはどこか懐かしさのある今先生のタッチ
                その繊細さが何とも言えずに雰囲気をだしてるんですよ〜!!


                【しじまの夜に浮かぶ月】崎谷はるひ (絵)おおや和美
                崎谷作品で一番読み返してる作品です
                王子様系金髪碧眼攻め×黒髪一重自虐受け
                私、ウジウジしてる受けって苦手だったんですが
                大人受けがウジウジしているのは崎谷作品で好きになった
                色々、ま〜この受けちゃんの行動や思考はツッコミどころがあるんですが
                黒髪一重の和顔でこれなのか〜と思うと可愛く思えてしまう
                どうしようもなくウジウジなのにエロエロで
                それを優しくフェミニストっぷりを発揮して攻めが甘やかしていくのがイイ
                このカプの短編が入った【波光より、はるか】【involtini】も好き
                特にこのオムニバス短編の方は中のカラー絵がすっごく好き
                寝起きの薙(受け)にケネス(攻)が優しく頬にキスしてるのですが
                それがハグみたいな軽いわりに甘くていいんですよ〜
                他キャラから見る二人みたいのもあって新鮮だったりします

                おおや先生の柔らかいタッチで書かれる一重受けは
                優しさと可愛さがありながらもスッキリしていて
                まぶたを落とした顔は色っぽくって新鮮でいいです


                【フリージング・アイ】華藤えれな (絵)雪舟薫
                猫目のクールビューティ知的美人
                しかも、京都出身でしっとり色気たっぷり情念たっぷり
                一筋縄でいかない真の強さがあるのがいいです
                和服が似合っちゃってるのもいいんですよ〜
                ちゃんと黒髪なのも素敵です
                そんな猫的曲者京美人に惚れて、年上大人包容力攻めが振り回されています
                CD化もされていて、この猫目美人を神谷さんが演じています
                正直、演技がちょっと今の神谷さんに比べると固いんですが
                それがこの受けのツンツン硬質の折れなさっぷりにピッタリハマってるし
                声質の綺麗な透明度と鋭さもキャラの美人さを上げています

                挿絵は雪舟さん・・・・
                もうね、表紙の黒髪スーツ美人っぷりを見てくださいよ
                何もおっしゃることはありません


                【花の迷い仔】沙野 風結子 (絵)小路 龍流
                シリーズものです
                この作家さん最近知ったのですが、面白いですねぇ
                中国や裏社会を扱った作品を今のところ選んで読んでますが
                どれも描写が丁寧であまり「なんちゃってBLお事件」感がなく
                適度にスリリングでBLにしては色々ハードだし
                安直に二人がくっついたらすべての悩みは解決しました♪とはならない
                文も甘くなくて好みです
                シリーズの中では他カプ達のが出来が良かったりエロかったりしますが・・・
                今回は別シリーズの方も絡めてきていて、両方シリーズ追ってると二度楽しい
                そして、私はこの受けがずっと読みたかったの!!
                柳という裏社会の一派の三男です
                これが冷徹で鉄仮面みたいにクールな黒髪一重です
                頭もキレて体を鍛えていて強くて裏社会でも一目置かれていて
                ホストの時は女にモテモテなのに、高校の時からの友人に片思い
                片思いの相手にだけは鉄仮面が崩れます
                そして、体だけ慰めたいと複数プレイを定期的にしているエロさ!!
                瞳の潤み方の描写も一重ならではでした
                目の幅が小さいからこその色気というか
                何でも出来るクールなエロエロ受けが堪りませ〜ん
                それにガッツくのはこれまた年上の男に片思いしている不幸な年下攻め
                別の人が好きなはずなのに、柳のエロさにガツガツしちゃってるのがいい


                絵の小路さんはスッキリとした綺麗な絵で書き込みはあまりないのに
                独特に色気がある
                ねっとりハッキリした色気じゃなくて線はあっさりしてるし
                すごく構図がこってるわけじゃないのに色っぽさがあるんですよ〜
                この小路さんの絵が見たくて絵買いをしてみたんですが・・・・・ダメですね
                よかったのはこの沙野さんの作品だけでした、私の買った中では
                (大人同士がいいので、あきらかに可愛い受け絵な作品は買ってませんが)
                柳の冷たい美貌と一重が小路さんのスッキリとした絵柄とあっています
                もっと小路さんの柳が見たいな〜







                他にも一冊、平安時代からタイムスリップした黒髪一重公家受けも読みました
                ただ、こちらはエロコメみたいなキャラは好きだったけど
                内容や文章や一重表現に何にも印象に残らなかったです
                崎谷はるひ【Answer】の受けも一重なんですが
                崎谷作品では個人的には薙ちゃん押しです


                こうやって書くと、私の好みもあるけど大人クール受けですね
                二面性があるタイプでもある



                水原とほる、鳩村衣杏、砂原糖子、高塔望生、夜光花 
                これらの作家さんで一重受け読んでみたいものです
                挿絵では蓮川愛さん梨とり子さん三池ろむこさん当たりの一重受けみたいな〜
                (小椋ムクさん好きだけど、あの絵は一重似合わなそうだな・・・・)



                これからも一重受けをポチポチさがしていきたいです



                最近こんなの読みましたBL漫画

                0
                  【ひとりじめマイヒーロー】ありいめめこ

                  【ひとりじめボーイフレンド】が気になっていたものの
                  表紙からするに私の苦手な
                  小さくてカワイイ小動物天然ほわわん受けっ子ぽかったので
                  ひとまず可愛い系ではなさそうな【〜マイヒーロー】を購入

                  ヘタレ地味金髪ヤンキー受けでした
                  勢いがあって脇役とかもイキイキしていて明るくて面白かったような

                  ・・・・面白かったんですけど、私の好みじゃ〜なかった
                  私ヤンキー受けが好きなんですが
                  ヤンキー受けたるもの腹筋が割れていて目つきが悪くてケンカ上等でいてほしい
                  ヤンキー?というかヤンキーのパシリ受けって感じでした
                  あと、私が年をとってしまったのかこのキャワキャワしたテンションについてけなかった
                  これはこの作品が悪いとかじゃなくって、もう私の年のせいですね・・・
                  エロなし脇キャライキイキ日常ラブコメ系なら
                  モチメ子【やさしいエピローグ】のがま〜ったり楽しめるのです
                  この漫画の明るい高いテンション?についてけんかったよ・・・・

                  そして【〜ボーイフレンド】のカプは予想どおりホワホワ可愛い受けでした

                  ありいさんの本は幼稚園の先生BLのほうも買ってみたけど
                  やはりどうもテンションが私にはあわないようだ・・・・



                  【あと一息で愛】まさお三月
                  デビュー作から追ってる作家さんです
                  随分、絵が変わったな〜
                  お話も昔の作品は短編ながらも
                  すこし苦しくなるような切ない話が多かったんですが
                  いい意味でも悪い意味でもすごくあっさりした作風になってました
                  昔の作品はカワイイ絵柄なのにちょっとだけ暗いものがあって
                  それが個性になっていて何気ない表情とかが上手くて
                  絡みの描写はすごく少ないのに独特の色気があったんですよね

                  近年の作品はそういう陰りのある色気みたいのがなくなってしまった気がします

                  ただし、それが丸っきり悪いだけじゃなくって
                  すっきりとスタイリッシュな絵はとっつきやすく読みやすい
                  お話も絵柄にあわせてスッキリとしていて
                  全体としてはまとまりが良くなってる気がしました

                  ただ、私は最初の頃のあのアンバランスさや不安定さがある話・絵が
                  結構好きだったようです


                  バランス的には今の方がいい気がしますがどうでしょう〜?
                  ちゃんと今風ぽいというか

                  まさお先生特有の空気感や間は作品に生きてるのでこれからも購入します



                  【男の子と恋】雲ノ介
                  女の子がちょっとウザッたかったな・・・・
                  高校の時からの友人の攻めの姉ちゃんはまだイイ
                  男だか女だかわからない見た目の自分を「僕」という女の子
                  何で自分を「僕」って呼ぶのだろうか?
                  『女らしくないから「私」て呼ぶのは抵抗ある』
                  女らしくないって意識してる時点で、それはすごく女を意識してるんだと思う
                  小学生の男女のように男女関係ない人間関係を望んでいるのかもしれないけど
                  自分を「女らしくない」て意識した時点でもう女だと思うんだよね〜
                  そこに意図せずにでも抗ってる辺りがモヤモヤしてしまう
                  また、女なのに「僕」と呼ぶことによって
                  周りの女の子と自分は違う・・・という差別化?特別化?も感じる
                  すべては無意識のうちなんだろうけど
                  意識せずにやっていることだからこそ、私はちょっと苦手です

                  「私ってすごくサバサバしてるんだよね!」という人ほど女っぽいという
                  でも、自分では女ぽいとは思ってない・・・・みたいな
                  アンバランスさがどうも苦手です

                  これもオシャレ系少女漫画でやられると
                  あれは女の子が主人公で恋愛やままならない自分や現実にモヤモヤする話なので
                  「僕」と呼ぶ女の子の存在意義を感じるんだけど
                  BLでは必要なかな〜?と思っちゃいました


                  雲ノ介さんは気になったので他の過去漫画も読んでみたのですが
                  昔は絵が今よりもっと王道可愛い系だったんですね〜
                  昔の作品のが可愛らしい感じで、受けっ子が小さくてクリクリしていて私は無理でした

                  今のこのほわほわ〜んとした小さい目の幸せそうな柔らかい絵が好きです

                  女の子さえどうにかしてくれれば、もうちょっと面白かったかも


                  【どうにもなんなに相思相愛】山田パピコ
                  CD化するので買ってみました
                  もうちょっと中身ないラブコメかと思っていたら
                  子供時代のブータン話が個人的に良かったのでそこそこ面白かった
                  でも、遊佐×興津は別作品で聞きたかったよ〜!!
                  二人とも関西弁できるから私的には
                  かわい有美子【いとし、いとしという心】の脳内キャスティングだったのに〜
                  キツネ系腹黒S若旦那×しっとりはんなり京美人受け
                  個人的には受けは鈴木千尋さんでもいいんだけど
                  京都弁できるしっとり美人声って今までいなかったから〜・・・・
                  興津さんが関西弁できるって知ったとき勝手にこのような脳内キャストができた
                  攻めの兄は置鮎さんだったら完璧☆
                  (攻め兄は石川さんでもいいな〜)
                  いつか遊佐×興津でCD化しないかな〜


                  【よろめき番長】依田沙江美
                  こちらもCD化予定の原作
                  いつか読んでみたかった作家さんでした
                  ちょうどよい機会だった
                  何だか不思議な話だったな〜
                  起承転結があるわけじゃんくってダラダラ日常系なんだけど
                  不思議と飽きなくて面白かった
                  マイナス思考の潔癖性の受けがイイ味だしてる
                  普通そういうマイナス面的なものを受けが持ってる場合って
                  攻めと恋愛していく内に乗り越えていくものだけど
                  最後まで乗り越えないでマイペースなんです
                  例えば、攻めのことを触りたいけど潔癖性で触るのが怖い
                  BL的には他人には潔癖が治らなくても攻めだけは平気になるけど
                  こちらの受けちゃんは攻めを触った後除菌ティッシュで手を吹きますからね
                  さらに、他人がいると眠れない体質でそれが体の関係を攻めと持った後も
                  変わらずに他人とは眠れない
                  実際ずっと30年間それで生きてきて
                  人一人に出会ったからってそうそう変わるもんじゃないからな〜という
                  地味にBLアルアル現象の逆をいってるのに、それなりに幸せそうなのがまた良い

                  他の作品も読んでみたい作家さんです
                  何か一冊学園もの読んだけどそれは全然印象に残ってないんだよな〜

                  CDでは、この不思議ちゃん妖精受けを鈴木千さんがやるのが楽しみ


                  【たつのおとしご】池玲文
                  ラブコメ時代物ファンタジー?
                  池さんは近未来ものやらムキムキやらエロやらシリアスやら
                  毎回違うテイストの話を書くのがスゴイ
                  エロエロもかけるけど、ちゃんとラブコメやシリアスもいけるんですよね〜

                  今回は竜の子を拾っちゃう子育てBLでした
                  受けっ子がホワホワカワイコちゃんで苦手なタイプのはずなんですが
                  不思議とそれなりに楽しく読めました

                  何も考えずに楽しく読めます








                  自分の萌とは違うものを読んでみました〜

                  【傲慢で残酷な純情】

                  0
                     鳥海浩輔×平川大輔


                    数箇月に一度かかる断症状のような

                    平川さんの声が聞きたい病


                    最近、新作がないから耐えられずにBL以外にも手をだしてしまったほど
                    (私は腐ってるのが大きいけど
                     モノローグ多いいのが好きなのでいつもはBLしか聞きません
                     乙女・ドラマCDに手を出すのは原作好きとかど〜してもとかよっぽどです


                    で、こちらです
                    BLCD感想をあさっていると色んな意味で薄そうなのでスルーしていたんですが
                    鳥海攻めも聴きたくて【恋の呪文】と迷って
                    大人同士が良かったのでこちらにしました


                    期待していなかったせいか、思ったよりは悪くなかった
                    変な突飛な設定や意味が分からない急展開などがなかった
                    ただ、何というか盛り上がりにかけて余り面白くないような?

                    何でだろうなぁ〜
                    年下一途ワンコ攻め×ツン美人年上受け
                    BL萌王道設定だし、二人ともイメージにあっていたし
                    変な展開もないし、受けにトラウマがあって攻めを受け入れられないのもわかるし
                    派手な立ち回りもあって盛り上がってもよさそうなのに
                    スルスル〜っと耳を通り抜けてしまう・・・・


                    これがほのぼのだったり雰囲気系だったらアリだと思うんですよ
                    【ブーランジェの恋人】【地下鉄の犬】みたいなのだったら
                    スルスル耳に優しくて起承転結で聴かせるじゃないから

                    でも、こちらは色んなモノを詰め込んでいるわるに
                    盛り上がりにかけるのが面白くないのです
                    まず、男同士である葛藤がまったくないんですよね
                    ちょっとシリアス調なのにその葛藤がないのは切なさをなくしてるような
                    男同士が当たり前っぽいのが私には物足りない
                    それだけが原因じゃないのかもしれないけど
                    切なさが全体に足りないんです

                    平川さんのモノローグの良さって心の戸惑いを載せた繊細な語りにあるのにな〜
                    これなら脇役だけど【空に響くは竜の歌声】の平川さんのが俄然いいです
                    盛り上がりにかけると言われてるけど【純情】のが好きだな
                    (【純情】は悪くないけどやはり盛り上がりにかけるんですが・・・・
                     私はそのヌルイ流れが嫌いじゃなくって良くリピしていたりします)


                    二人の演技は切なさを感じるように感情こもっているのに
                    何故かスルスル〜と流れてしまうんですよね
                    脚本のせいかな?と思います
                    この脚本家さんのCDって私が聞いた範囲でもいつもちょっと微妙なんですよね
                    そして、レディバグなので全体にBGMもチャキチャキ金属音?系ですので
                    BGMとかも雰囲気を盛り上げるのに一役かってる作りではありません
                    昔はBGMとか気にならなかったんですけどね〜
                    何だか最近ちょっとずつ気になるようになってしまったのが悲しいです
                    ただ、まだマシなのはBGMの使い回しとか声優さんの兼ね役とかは
                    まったくと言っていいほど気づきません
                    違いがわかるのってスゴイけど、わからない方が普通に楽しめていいよな〜っと
                    私なんかは思ってしまうので、このまま聞き分けられないままでいたいです
                    (あと、関西弁や訛りとかもわからない)



                    色々書いちゃいました悪くはないんです
                    カップリング自体も好みだったりするし
                    鳥海×平川は初対決のわりに息があってますし
                    私の本来の目的通り平川さんが話しまくっていますし
                    良く聞くとちゃんと伏線を回収して物語もちゃんとしています

                    ただ、↑の通りに耳を通りすぎるつくりなので
                    集中してないと全然話が頭に入ってこない
                    わかりにくいとかじゃなくって、集中力が散漫になって聞き流してしまう
                    聞き流しやすいのわりに過去や事件が関係しているので
                    我に返ると話がわからない・・・・・


                    そういう不思議なCDでした



                    俳優をしている鳥海さんは
                    長男・高橋さんが大手会社を取り締まっているために
                    よくトラブルに巻き込まれるので、SPとして平川さんを雇う
                    学生時代から鳥海さんは平川さんに猛アタックして関係を一度持つも
                    平川さんは鳥海さんから黙って行方をくらましていた


                    私は平川さんはしなやか綺麗なお兄さん系が好きで
                    本来私の好みの属性のツン美人は平川さんに求めていないのですが
                    今回は年上属性で優しい包容力があったり
                    攻めより力が強かったり、地声よりちょ〜とだけ低め?なのもあって
                    初めてツンな平川さんもいいな〜と思いました


                    鳥海さんは得意?な年下攻めです
                    最近の鳥海さんの年下攻めはテンションが高すぎて余り好みじゃないのですが
                    この時期(2007年)の年下攻めは好きだな〜
                    それも今回はヘタレじゃない一途な年下攻めなのです
                    カッコイイですし、一生懸命な感じがいいの
                    私は羽多野さんの年下攻めが大好きで、年下攻め系は一度は
                    「これが羽多野さんだったら・・・」と脳内変換してしまうんですが
                    今回は鳥海さんじゃないとダメでした
                    こういうカッコイイ年下攻めは鳥海さんのがいいな〜
                    (羽多野さんの年下攻めはちょっと可愛いのがいいので
                    個人的に【合鍵】の年下攻め並みに好きな攻め役でした


                    高校→大学→現代と移り変わりも二人が演じていますので
                    その微妙なトーンの違いも楽しく聞けると思います


                    大学時代の初エッチのやりとりが好きです
                    「お前の好きなものを・・・やる」
                    「何・・・でも・・・?」
                    「ああ・・・・何でも」
                    激しいチュチュチュチュッ〜

                    平川さんの何でも知ってるような優しい含みのある言い方いいのぉぉぉ
                    そりゃ、ガッツリ襲っちゃいますよねという

                    「気持ちよくしてやるから」とワンコ攻めに言われて
                    いつも?どおり激しく喘いでくださいました・・・
                    相変わらず平川さん激しく気持ちよさそうで良かったです
                    鳥海さんの攻めっぷりも素敵


                    くっついてからの絡みがもう一回

                    「合意じゃないとさせてくれないんだよね?」
                    「バカ・・・・

                    ここがすごく好き〜!!!
                    ツン受けの「バカ」が悶えるほど好きな私ですが
                    鳥海さんの優し〜い微笑みながら話しかけてる感じもいいのです


                    絡みは二回なんですが、短め?です
                    どうせこの二人なんだからグッチョリしたの聞いて見たかった気もしますが
                    それぞれ激しいのは別cdで聞けるのでこれはこれで
                    二人とも中音ぐらいのお声なので良いハーモニーでした



                    正直・・・・絡みより印象に残ったのは平川さんの絶叫です
                    無理やり襲われて、ブッツリ切れて
                    反対に襲ってきた3人をボコボコにするシーン

                    (3人をボコボコの半殺しにしたのが受けのトラウマになっています)
                    襲われて返り討ちに出来るぐらい強い受けって珍しいですよね
                    で、こういう時ってBL受けなんだもの・・・・
                    多少抑え気味?に絶叫雄叫びだと思うんですが
                    平川さんはかなり本気に叫びまくっています
                    びっくりしてイヤホン外しちゃったぐらい本気叫びでした
                    嫌〜・・・面白いものを聞きました
                    【蛇淫の血】の平川さんも面白かったけど
                    こういうBLなのに力いっぱいやりきってくれる感じが好きです
                    やりきっちゃう系と言えば、私の中で千葉進歩さんですが
                    同じぐらい平川さんもやりきってくれるのでエロが薄くても面白いな〜
                    普通に面白いというのとは違うんだけど
                    力いっぱい妥協なしなのが好きですねぇ
                    進歩さんも平川さんもなんでもやってくれそうな(できて)
                    やりきってくれるのが好きです


                    その他のキャストも豪華でした

                    私はメインキャストしか見ないで聞くことが多いいので
                    鳥海さんのお兄さん役の声をきいて
                    「誰!?この低音色気声
                     受けでスピンオフがあったら嬉しい」
                    と思ったら高橋広樹さんでした
                    【傲慢で一途な欲望】のスピンオフというか
                    この作品の前作があるようですね
                    ちょっと聞いてみたいな〜
                    基本やっぱり低音よりの受け声が好きなようです
                    お相手は安元さんした
                    低音受けなので攻め様はもっと低音であっていました


                    そして、平川さんの務めるSP会社の社長が神谷さんなのですが
                    すっごい色気ダダ漏れ声でした・・・・
                    ちょっとしか出てないのに、すごい怪しい色気たっぷり
                    これは絶対に何かある・・・・と思ったのですが
                    原作では主役になってる話があるみたいですね
                    あらすじ見ただけなんですが、シリーズ中一番シリアスでドロドロしていたので
                    是非とも神谷さんメイン話聞きたかったな〜
                    神谷さんが聞きたい!というのもあるんですが
                    この役に神谷さんの声がピッタリだったんですよね〜
                    「スマートな色男がなりふり構わない姿ほど
                    可愛いものはないだろぉ?」

                    この・・・・・この言い方が良いのです
                    フフンと鼻であしらいながらニヤニヤと目を細めて見下してるような
                    女王様受けっぽいよ〜
                    【耳をすませばかすかな海】のショーイを聞き返したくなりました!


                    SPの同僚は高城さん
                    可愛い声質なんですが・・・・
                    ちょっと舌っ足らずで語尾が聞きにくかったかな〜
                    高城さんには珍しく可愛いというより、ちょっとクールな声でした
                    次作が出たら高城受けだったんですね〜


                    高城さんはともかく神谷さんメインは本当に聞いてみたかった・・・・



                    全体に散漫な感じですが
                    キャスト目当て&平川さんの絶叫目的だと満足
                    鳥海さんのカッコイイワンコ攻めも好きだったし


                    本当、もうちょっとメリハリがあれば悪くない話だと思いました



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