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    • 2014.11.05 Wednesday
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    高塔望生

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      成宮ゆりさんと共に一気買いしたBL小説家さんです


      まず展開がすっごく毎回王道!

      借金・会社の倒産など何かしら困っている受けちゃん
      資金才能権力などがある攻め様に助けるために出した条件は
      受けちゃんの体を差し出すこと・・・・


      攻め受けの背景など悩みなどが違ってもほぼ毎回この設定
      なのでこの設定が苦手だと面白くないのかもしれませんが・・・・
      私はアラブ・兄弟とかBLで、大体決まった展開になる設定が好き 
      王道の良さがあるというか
      決まった展開だからこそ、作者の特徴が出る気がします

      夜光花さん 榎田尤利さん 木原音瀬さん 英田サキさんなどなど
      毎回、BL王道とは違う設定・展開を読ませてくれるBL作家さんが好きだと
      「いつも設定が決まっている王道展開」は面白みがないのかもしれませんが
      私がなんでBL王道が好きなのかなぁ?と思ったときに
      BL関係ない一般小説(ラノベのぞく)では変わった話が好きなんですよ!


      途中まで謎解きミステリーだと思っていたら探偵が殺されて
      本の3分の一ぐらいが純文学並みの重くて暗い殺人者の人生振り返っていたり
      主人公3人が最後で全員死んでしまって、黒幕?みたいのが最後のモノローグ担当だったり
      普通の生活していた姉がSでもないのにイキナリ職業・女王様になってしまったり
      フラれた女の子を「ただ観察してるだけなんだよ〜」と言いながら明るくストーカーしてたり
      引きこもりのニートが天然記念物のトキを盗み出すことに真骨注いでいたり

      「これ、変な話っぽいなぁ」と思うと読みたくなってしまう
      (そして、面白いと他の作品は普通の話ぽくっても一気に作家買いしてしまう)
      一般小説の枠組みや縛りのない自由でありながら小説的にある一定のラインを越え
      緻密に計算された作品や豊かな表現力ある作品を読んでいると
      BL小説にはあまりそういうのを求めなくなってしまう
      ちょっと前は求めていたんですが、色々読んでいて
      そういうのを求めるのは畑違いだな〜と思うようになっていったのです



      BL小説=萌小説でもあるので
      (それだけとは言いませんが)
      縛り=攻め受けがくっつかないといけない&エロなどがあるんですよね
      お話自体を面白くしようとしてたくさん書き込んでいても
      それが萌に繋がってないと面白くない
      だから極端にミステリーに特化して小説として完成していても
      メイン二人のBLがないがしろだと面白くなくなってしまう
      アクションシーンなどが上手くかけていても
      BLでは絡みや甘いシーンが上手いほうが楽しい

      特別上手な文章じゃなくっても、BL=萌が書けていれば
      意外とどうにでもなってしまうんですよね〜


      なので、まぁ・・・・
      木原さん夜光さん榎田さん沙野さんなど楽しく読みますが
      「もう既に展開がわかっているBL王道」のBLならではの話が私は好きなのです
      だって、使い古されてるしいっぱいあるけど

      その王道展開はBLでしか読めない


      ミステリーやファンタジーや心理戦やシリアスや痛いのはBL小説じゃない本で
      BLより凝った内容や突き詰めた話や繊細な表現文章で読める
      でもBL展開の小説ってBL以外では当たり前だけど読めないのです
      BL小説しか読まない人からしたら
      「またこの展開?何か捻りはないの〜?」てなるんでしょうが・・・・
      一時は年150冊ぐらいミステリー文学エンタメ古い作品ルポエッセイ恋愛などなど
      この年まで読み漁っていた私としては
      反対に王道が新鮮だったりします



      そんな中、この高塔さんが私のお気に入りになった理由は
      比較的余り興味がないBL小説内での仕事描写が面白い
      BLで仕事の話するくらいなら、私は恋愛の話をしてほしいタイプ
      ミステリーや事件はまだ物語を動かすものとして楽しく読めるんですが
      仕事話はそんなに好きじゃない・・・・
      好きなのもあるんですが、近年の崎谷作品でほとほと仕事BLが得意じゃなくなった

      高塔さんの仕事BL話は恋愛の方もそうですが王道です
      もう分かりきっているんですが、細かいところにちゃんと整合性があり
      無理がなく、問題→解決までがスッキリしてるんですよね
      「何なの!?いつの間に解決してるの?」
      「それで本当にいいの???」
      「何だか色々突然だな〜」  みたいのがない


      いきなり何でも出来る攻め様が現れてサクッと問題解決!とかではない
      万能攻め様さんですが、それなりに努力して苦悩してますし
      万能ではあるけど「潰れかけた会社」とかがトップが変わったからと言って
      すぐに持ち直したりしない、軌道に乗り始めるまでに2〜3年はかかっている
      そして、小説内で軌道に乗せるためにどんな開発・発見・変更・改革が必要か?という
      細かいプランが書かれています
      こう書くと退屈仕事話ぽいんですが
      そこに受け自身の人間的成長と二人の関係が絡められていて
      会社を立て直すために二人はぶつかり和解し同じ目標に進んでいきます


      受けの仕事の上での成長もBLによくある
      行き成り会社が持ち直すようなスゴイ発見・開発をする という
      ありえない展開ではなく
      何度もレポートを出し却下されたり、プレゼンを失敗したり
      その中で自分のどこがダメなのか見直したり
      今までは見過ごしていた子会社に足を伸ばして現場の声を聴いたり
      攻め様の仕事っぷりを見て、自分に足りない知識を勉強しなおしたり
      コツコツ地道に仕事を見直して、その結果何かしらの活路をみいだしてるのです

      攻め様の万能力に頼るだけでなく
      受けが自力で少しずつ道を開いていく様子が
      BLにあるシンデレラストーリーやマイフェアレディーじゃなく
      主人公成長モノとして面白いんだと思います


      私は何度も書いちゃってますが
      「誰かに頼って守られてる受け」が苦手
      女の子ならそれもいいんだろうけど、男なんだから多少は自力で頑張って欲しい
      BL受けちゃんは頑張ってるけど報われない→攻め様が助けてくれる
      こういう王道はもちろん王道好きとして堪らないんですが・・・・
      「頑張ってる」としながら頑張りや女々しかったり、要領悪いと
      「それが報われないのはお前が悪いんじゃないか?」となるので
      正しい方向に頑張って成長している受けは
      受けでありながらしなやかに強くて好きなんですよね〜



      また、もうひとつの高塔作品好き要素は小道具です
      香水お酒料理街並みなどの五感に訴える描写が上手い!
      香水でもちゃんとキャラにあった使い方をしています
      メジャーな香水を使っていても「ただ何となくこの香水を知っているから使った」ではなく
      作者自身色んな香水を知っていてその中からキャラにピッタリなのを選んだ感じがする
      別に、実際に香水の知識がなくてもいいんですよ
      ただ、マレに「私こんなのも知っているのよ!」という作家の自我が見えるのは萎える
      そうじゃなくって、キャラ用にちゃんと考えてるのが伝わってくる
      料理でもそうです
      たま〜にBL関係なく料理の描写は鼻に付くのがあります
      「私、こんなのも作れるんですよ!」とか
      多分実際に作ったことないような料理本移した感じがする
      「こんなスゴイ料理も知ってるんですよ」みたいな
      どうして、そういう感じがするのかわかりませんが
      たま〜にそういう作家の自我?押しつけ感がある場合がある
      料理描写自体が悪いワケじゃないんですよね
      すっごくサラっとなんのこだわりなく書いてる方や上手にまとめあげてる方や
      とてもリアルに美味しそうに丁寧に書いてる方もいるので
      そんな中高塔さんは押しつけがましくなく、それでいてちゃんと美味しそう
      料理を普段しない攻めが鮭缶で作る鍋とか
      大雑把で簡単な男の料理で見た目良くないだろうにおいしそうだったり
      これが料理しないはずのキャラなのに変に上手なもの作っていたり
      在り来たりの適当な鍋じゃないのが
      キャラを良く活かしていたと思います
      料理一つにしてもキャラの性格が出ているのが面白い
      反対に料理上手なキャラが得意がって簡単オリジナルソース作っていたり
      酒のつまみに簡単だけどおいしそうな短時間で作っていたりします
      「男だからここまで丁寧にしないだろう?」
      「ササッと作るツマミにしてはこの料理時間かかりそう」
      「こんなモノ普段作るか?」という細かいモヤモヤ感がないのがいいです
      しかも、実際ちょっと美味しそうで作ってみたくなるんですよね〜


      お酒の薀蓄や街並みの書き方も素敵です
      作者が自己満足で書いてるのではなく
      「この素敵な感じが伝えたい」という温かさ?と
      ちゃんとキャラにそった小道具を揃えているのが魅力でした
      そのちょっと丁寧に表現される物事によって
      キャラがイキイキしている気がします




      すべての出版してある作品を完読しましたので
      その中から私が特に好きだったらお薦め作品

      【モード・アムール】
      服飾会社立て直し物語
      受けは一度攻めに抱かれていて好意を持っていますが
      会社を立て直す条件に体を要求されます

      コレクション開催まじかに必要な布が確保できなくなり
      在庫があり今まで交流がある会社の和紙を布かわりに使うことにします

      ここの受けの決断が個人的に好きです
      「和紙にしよう」というアイディア先行ではなく
      会社の付き合いである程度無理が聞いて、在庫があって確保しやすい・・・という
      仕事の上でできそうな方を選んでいるのがリアルでした
      BLだと攻め様の謎のツテで解決しそうなのに、そうならなかったのもイイ


      【双子座は背徳の巡り逢い】
      ちょっとミステリー調
      双子の兄が亡くなり、彼の面影を求めて双子の主人公がバーに行きます
      途中で気づきましたが、読者と主人公へのミスリードの仕方がスマート
      何も考えずに読んでいれば騙されるぐらい滑らかにリードされます
      BLミステリーの場合「そこまでやったらやりすぎだよ」という謎解きや
      「それはちょっと安直じゃないの?」の面白みがないミステリーとも呼べないもの
      「何なんだろう・・・・これ」みたいな謎自体放棄したような酷いものもあるので
      キレイに後味スッキリまとまっているのが良かった


      【愛しうる限り愛せ】
      珍しく年下×年上
      比較的この作家さんは年上受けが多いい印象
      受けを脅して体の関係を迫る攻め様が多いいし
      そのためには仕事で成功してたり金持ちじゃないといけないので
      年上攻めも妥当
      こちらは年下攻めですが万能攻めなのは変わりません
      ただ、珍しく攻めモノローグなのと年下なのが相まって
      とっても受けちゃん好き好き具合が強く良いです
      さらに、後日談の海外旅行編にて受自身も乗り越えたトラウマを掘り起こし
      もう一度トラウマを乗り越えさせる攻めの懐の深さがいい

      旅行の様子もただ華やかな海外の一面を出すBLドリーム海外じゃなくって
      実際に高塔さんも行って楽しんだんじゃないかな?と思わせる
      温かな土臭さとリアルぽさが良かったです


      【夜が明ける前に】
      会社立て直しモノ
      旧体制と新体制の間に板挟みになる主人公がリアル
      普通社長攻めがイジメ?られている受けを助けそうなものだが
      普通に考えると仕事をしていて、そのグループ同士の派閥争い的なものに
      大人が大人に口出すってないですよね・・・・・
      その人個人が憎いんじゃなくって、仕事上で憎いわけですし
      そういう会社の中の自分の居場所や仕事のやりにくさ大変さの書き方が現実的
      ちょっと違うんだけど「あ〜わかるわかる」と仕事してる人は思うところあるんじゃないかなぁ

      攻めに頼るのではなくて、これまた自分で物事を解決していく受けがイイ
      信頼している攻め様も素敵です


      でも、一番好きなのは最初に読んだ
      【ムスクの甘い誘惑】だったりします




      ちゃんとした仕事・丁寧な人物背景・おしゃれな小道具・無理のない心理描写
      王道を書く上でとてもしっかりした土台があって改めて好きです


      最後にひとつだけ難点があるなら
      エロがあまり色っぽくない・・・・・
      しっかり、それなりに枚数多く、何度も書かれているんですが
      正直私、絡み部分飛ばし読んだりしました
      それより攻め受けの関係や心の寄せ方や会社立て直しの方が気になってしまって
      BLの楽しみの一つである絡み以外が面白い
      また、絡み自体よりも、しっとりしたやりとりや苦悩する受けやら
      強引なようでいて甘い攻めさまやらのが色っぽかったりします
      高塔さんなら丸っきり絡みをカットされていてもいいぐらい
      絡み以外のところが面白かったりします

      成宮ゆりさん

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        私はBL関係ない小説読みの時から作家買い派です
        お気に入り作家ができるとガ〜ッ!!とまとめ買いするタイプでして
        一般文芸作家だと題名・あらすじ・パラ読み・インスピレーションで買える
        インスピレーションで買っても余り外れないし
        題名が好きでず〜っと気になっていて買わなかった作品とかあって
        やっと買って読んだ時に「あ、やっぱりイイな」てなることが多いい


        ですが・・・・BL小説だとこの小説選びが余り適用されないの〜!!!
        題名はBL小説にとっては余り意味がないもの
        (崎谷さん岩本さんとか私が好きな方もシリーズモノはゴロで題決めてそうだし
         一番BL作家で好きなかわいさんも題名付けるの苦手だ・・・と言ってるし)
        あらすじはBLではアラブや兄弟モノとかの王道が結構好きな自分としては
        大概意味がない・・・・というか、あまり凝った設定はたまに読めればいい
        (だから英田さんとか木原さんとか上手い!!と思うけどたま〜にでいい
         夜花さんだけ別腹だけど)
        でも、王道展開を書いてるからといって、文体やキャラ設定などで個性が出るから
        あらすじが気に入った話が自分が好きな話とは限らない
        (面白いんだけど萌ないBL小説とかもあるし
         下手くそなんだけど自分の萌にピッタリの作品もあるし・・・)
        インスピレーションはBL小説の場合、結構表紙の印象で左右される
        一般小説(私はラノベは苦手なのでほとんど読みません)は登場人物が顔が書いてるものって
        そんなにないんですよね〜
        でもBLやラノベ系って男女モノ問わずにキャラ絵が結構大事じゃないですか
        お話面白くても挿絵が気になると最後まで気になったりするし



        よって、自分好みの作家買いできる方を探すのがBL小説では大変なのです
        BL漫画は絵が好みだと読めるし、雰囲気が伝わってきますが
        BL小説の場合は必ずしも挿絵と話の雰囲気が一致してるわけじゃないから
        読んでみないとどうなのかわからない・・・・と
        なのでかなりBL小説を読むようになりましが、未だに作家買い出来る方は少ない
        岩本薫 砂原糖子 かわい有美子 凪良ゆう 夜光花 崎谷はるひ
        この6名ぐらいです・・・・・
        (最近崎谷さんは買わなかったりもする・・・
         きみの手〜続編・過去作品新装再販はそう言えば買ってなかった)
        たまにBL少々が読みたくてたまらなくなると手を出すのが↓
        榎田尤利・木原音瀬・水原とほる・鳩村衣杏・水壬楓子
        文章が整って読みやすいので萌関係なくハズレが少ない・・・・
        でも、全作品コンプする程好きってわけでもない
        新作を絶対買うわけでもない


        この常時買いできる作家さんを増やしたいの〜!!





        で、毎回前振りが長いのですが成宮ゆりさんです
        もうすっごいどの作品の受けも私好み

        女にも普通にモテていて、見た目もカッコいい受け
        男が好きだけど普段は攻めをやる美形受け

        基本↑なのです
        ようするに受けなんだけど
        身長が高く、男ぽさがあり、見た目女々しくない受けなんです

        小さくて可愛くもないし
        女の子みたいに中性的でもないし
        細くて華奢で守ってあげなきゃいけなくもない
        目が大きくてクリクリしていて、さくらんぼのような唇をした小動物系でもない
        ↑こういう可愛いor美人受けの良さもわかるんですよ
        BLファンタジーなんだから、そういうちょっとナヨっとした男のが
        攻め様に守られたり、一途健気だったり、薄幸で庇護欲そそったりする
        でも、私個人の好みとして
        別にそういう女性でも持っている特徴がいいなら
        何も男を選ばなくってもいいじゃない・・・・と思うのですよ
        女の子みたいに可愛ければ女でいいじゃない
        小さくて華奢で健気で一途な女でいいじゃない
        目が大きくてまつ毛長くてバラ色の頬でピンクの唇の女でいいじゃない
        男の中からこの特徴の子を探すより、女の子で探した方が効率いいでしょうし
        見た目の可愛さに惹かれたなら「その人」である必要があまりない気がするのです


        だから、私のBL萌はます「受けがちゃんと男であること」だったりします
        見た目が綺麗系でも中身が責任感があって自立していて
        女性とは違う強さや頑固さやプライドとかがある男ぽさが出ていればいいです
        ぽややん白痴系が一番苦手かな〜・・・・
        「お前男としてどうなのよ!?」てなります
        いや、可愛いんですけどね
        最近はそういう受けも可愛いとは思うし、作品によってはいいんですけど



        「ちゃんと男」している人が
        悩んだり悲しんだり、普段と違う様子になるギャップがイイ
        女ぽくないのに、攻めに対してだけ女役を甘んじて受け入れてしまう
        葛藤や「お前だから仕方なく・・・」て感じがイイ
        普通の人から見たらカッコイイ系なのに可愛く見えてしまう
        攻めの前では可愛くなってしまうのが
        恋愛をしたから可愛くなってしまうというのがイイ

        可愛い受けは恋愛する前から可愛いんですよ
        でも、カッコイイ受けは恋愛しなければカッコイイまま
        カッコイイ受けが可愛く見える瞬間は攻め様のおかげなんですよね
        カッコイイんだから女とも付き合えるだろうけど
        女と付き合っても攻め様と付き合ってるような可愛さは出ないだろう・・・・という
        男同士のBLだからこその可愛さが好きだったりします


        それとBLによくある
        「男同士なのに・・・・」ていう葛藤が攻め受けどちらともに活きる
        受けが可愛かったり女性的だと
        「あんなに可愛いんだから男でもしょうがない」てなる気がするけど
        そうじゃなくって
        「女の代わりじゃない、のお前がいい」てなってほしい
        「男でもいい」じゃなくって、女にはない男特有の良さを出してほしいのです
        潔さだったりプライドだったり頑なさだったり仕事が出来ることだったり
        腹筋だったり男ぽさがある色気だったり

        私は男同士への葛藤がまったくないBLってモヤモヤします
        そこは、戸惑っておこうよ!!てなります
        男女モノのノリで男同士が普通すぎるのって意味がないというか・・・・
        多少の葛藤背徳感などがスパイスだろうし
        その葛藤が受けが可愛いとBLでは乗り越えやすいと感じます





        そんな感じで、ちゃんと受けが男っぽいのがこの作家さんの好き要素
        【その男、取扱注意!】【その男、侵入禁止!】
        元ヤンで180cmあって、ある程度ガタイがよく女にもモテるガテン受け
        真面目で物腰柔らかい隣人を抱くつもりで迫ったら
        実はドSエロで二重人格よりで抱かれてしまいます
        (こう書くとテンプレ攻めなんですが、エロ以外は始終受けに優しい)
        【そんな恋にハマるか!】
        横暴で手がすぐにでる怖い美形の先輩
        いつも抱く側(攻め)だったのに年下君にいいようにされてしまいます
        【恋はゲームというけれど】
        男が好きだけど一度も男と関係をもったことがない
        堅物真面目でちょっと遠巻きにされている上司受け
        【恋はフェアじゃないけれど】
        ↑の受の初恋の相手
        女顔で優しい男を抱こうとしたけど抱かれてしまいます
        【コイビト偏差値】
        高校の時に付き合っていた男が結婚してしまい行きずりの男と寝てしまう
        でも寝てしまった相手は実は自分の学校の生徒で・・・・
        そんなに遊んでないのに女慣れしているように見える先生受け
        女とも付き合ったことあるし、同僚の女教師をかっこよく助けたり
        生徒のイザコザを拳?で解決したり
        BLに良くいるおっとり優しい先生でも美人先生でもない


        などなどなど〜
        まだ全部読んでないんですが、全冊購入!!して楽しく読んでいます
        どれも見た目は受けが受け受けしくないのがいいな〜
        それでいて別にツンデレ受けとか男前受けってわけでもないのです
        このさじ加減がまた好き



        そして・・・・挿絵に桜城ややさんが成宮作品には多いい!!
        私、桜城さんの絵が昔っから好きなのです
        ちゃんと受けが筋ばって男っぽい硬さを感じるのが好き
        男なのにツルンとしてポヨと柔らかそうでヒョロっとしている
        胸がない&下がある女みたいな男の体は苦手なのですよ〜
        (話によってはそういう受けのが合うのですが)
        鹿乃しうこさん、扇はるかさん、井上佐藤さん、春日直加さんみたいな
        腹筋があってちゃんと男ぽさがある裸が好きです
        この4名よりは桜城さんのが受けが細い?かな〜とはおもいますが
        内田かおるさん直野儚羅さんサキラさんとかも
        ちょっとムチムチしていますが嫌いじゃないです
        ひょろひょろしているよりはイイ・・・・

        ちゃんと男の受けが桜城さんの絵でもちゃんと男していて素敵でした
        桜城さんの挿絵買いもしてみようかな〜




        そんなわけで、久々にすっごくどの話はも好みの作家さんでした
        私のような「むさくるしくない男っぽい受け」好きにお薦めです
        絡みもちゃんと色っぽいし、お話の筋も悪くないし、文章も読みやすい


        最近買ったBLCD

        0
           来ました・・・・
          久々の特にBLCD聞きたくない期間


          たま〜にやってきます
          少ない主腐の小遣いをほぼ全てBLに捧げているのに
          何故か不意にBLCDにあまり食指が動かない月間がやってくる
          決して、新作発売数が少ないからじゃない
          だって月に15作ぐらい出ていた時もこういう「聞きたくない月間」あったもの


          しばらくすると反動にようにBLCD聴きたくなるんですけどね〜
          辛うじて新作は聞くけど、それも月1〜2枚しか購入してない現状


          そんな中、聞きたくない月間に入る前に購入したモノ覚書き
          (ほっとくと忘れそうなので)


          【瞳をすまして】中村×福山
          お気に入りBLプロガーさんからも良いとお墨付きなので
          中村攻めを何となく避けていたのと
          福山さんの高音受けが苦手だったんだけど
          ここに来て、二人の演技がすごく良かったので・・・・
          声質的には「いい声」なんだけど、やっぱり私の好みではないです
          でも、中村さんの演技とは思えないナチュラルな語り口と
          福山さんの心の隙まで繊細に聴かせる丁寧な演技がすごく聴きたくなった
          比較的、シリアス系なんだけど重くないものを聴きたくて購入
          ですが、これ・・・・購入後BLプログ巡ると
          甘甘系なのかしら?
          絡みが結構あるのかしら?と・・・・
          正直中村さんと福山さんには絡み・エロ要素を余り求めてない
          BLCDだけどこの二人の組み合わせなら私の場合は絡みなくても良いというか
          こちらも切ない恋愛モノ予想で購入したのです
          「思ったより絡みシーンが多いいのかな〜?」と
          本来BLCDで嬉しい要素のはずが、それがネックとなって聞かずに居たら
          「聞きたくない月間」に入ってしまいました

          きっと「聞きたくない月間」終わったら、まっさきに聴きそうな一枚
          題名とブックレットのカラーが綺麗で好きです



          【恋を知る日】間島×野島健
          疲れたときに聞きたい声っと言うのが
          私の場合は間島さん野島裕さんだったりします
          高すぎず低すぎずクセがなく耳あたりよく演技も滑らかで
          色んな意味でとっても耳に優しい
          ですが、間島さんはメインblcd少ないんですよ
          内、二作はオムニバスのショート作品
          受けのが好きなんですが、モノローグ担当だと言うのでこちらを購入
          野島健さんの声が聴きたくなったのもある!!
          野島健さんの声が聴きたくて小西×野島健【嘘つきは恋をする】
          【清閑寺シリーズ】と迷ったんですが・・・・
          お気に入りの小西攻めは【ねじれたEDGE】を聞いたら落ち着いたので
          間島さんモノローグも健気野島健受けも同時に楽しめるこちらにしました〜
          念願の鈴木千さんも新作あるし、野島健さんもヒョッコリ新作出て欲しいものです
          【どうしても触れたくない】【卒業生】も欲しい
          でも、今買っても聞かなそうなので二枚組みは保留にしました


          【恋愛証明書】森川×鈴木千
          ついに、購入しました!!
          ずっと欲しかった物です
          鈴木千さん受けが聞きたかったので、
          高すぎず低すぎずナヨナヨしてない綺麗清潔賢そうな美人トーンがすごく好きな
          【目を閉じればいつかの海】と迷いました
          本当、聖ちゃんの鈴木千さんの話方すごく好きなんです
          健気美人の時ってちょっと柔らか〜い幸薄感があるんですが
          聖ちゃんの鈴木千さんは美人でありながら美形ぽさもあり
          低音にならない声が太くならない女々しくならない絶妙なトーン
          本当、すごく素敵で聞いてるだけで癒されるちゃう声なんです
          ですが・・・・私・・・・黒田さん苦手でして
          イイ声だと思うんですが
          私の嘉悦さんイメージとも違〜う!!
          どうしても、どうしても、その山を超えることができずに【目を〜】は後回しになりました

          いっぱい出過ぎて、耳が覚えちゃってるから新鮮味はないんだけど
          やっぱり森川さんっていい声だし演技も安定してるし
          どんな受け声とも相性がいいし邪魔にならないしで安心感があります

          二枚組聞く気力もお金もなかったのでこちらになりました
          ず〜っと欲しかったからやっと購入した作品です
          ここら辺までは崎谷作品って小説もCDも面白かったんだよな・・・・・



          【傲慢で残酷な純情】鳥海×平川
          数箇月に一度「無性に平川さんが聞きたい病」がやってきます
          なんなんでしょうかね〜
          そうなると、一気に3作ぐらいまとめ買いしちゃったり
          【純情2】はカムアウト&母親反対で重そうだった
          【恋の呪文】は同じ鳥海×平川ですが学生ものだったので大人平川気分だった
          以上から、こちらを購入しました
          2作買っても良かったんですがね〜
          ついに私・・・・・
          平川さんの声が聴きたくて我慢できずにBLCD以外も買ってしまいまして
          【おTEN気戦隊】ってやつです
          キャストが豪華だったのと、平川さんがBLで聞きたいキャラだったので
          みんなの優しいお母さんで全員に好かれていながらも恐れらてる腹黒二面性美人
          声のトーンも理想的でした・・・・
          お話も面白かったです・・・・・

          ですが!!
          私はやっぱりBLCDが好きだと実感してしまった
          何というか、色々物足りない・・・・
          楽しいし面白いんだけど、正直乙女?モノって余り内容がないような・・・・
          あるものもあるし、BLだって酷い内容のものが多数ありますが
          乙女は「まずはキャラに萌える」というのがある気がします
          上手く言えないんですが、そのキャラに萌えなければいくら好きな声に囁かれても
          私はあんまり何にも思わない
          乙女ゲは一応個別ルート入るとそのキャラに物語があるし
          攻略中にそのキャラの背景が見えたりするし、絵の助けもあるじゃないですか
          でも、CD媒体囁き系や乙女系って「自分の想像力が全て」な気がします
          「このキャラはこういう性格で私に対して〜〜で」と自分で補完しないといけない部分がある
          別にそんなん関係なく声だけ聞ければいいのかもしれないけど
          内容がない話してるだけを30分以上聞くのって物足りない
          ドラマ性が欲しいのです


          なので一人が聞き手に愛を語ってくる乙女CDは苦手です
          だから多人数の【ハUウェザー】を選びました
          ワイワイガヤガヤ楽しむことは出来たんですが、今度は恋愛要素が足りない!!
          人数が多くてお目当ての方がしゃべってる量が少ない!!
          別に全員好きな声だからいいんですけどね〜
          「このトーンでしゃべりまくってる〇さんを聞きたい」て言うのが満たされない
          んじゃ、やっぱり単独の語りCDのが声を聞く分にはいいんですけど
          こちらに話かけてるんじゃなくって、他声優さんとかのセリフの掛け合いも聞きたい
          間のとり方やブレス音とかでも個性や相性?てあるし・・・・


          あと、乙女系ってネガティブな感情が出る演技が少ないような??
          怒ったり泣いたりなじったり蔑んだり嘲笑ったりとか
          そういうマイナス感情の演技ってあまりない気がします
          私は乙女CD詳しくないのであったらスイマセン
          でも、多くはないと思うんですよね
          基本「いい声」が多いい印象
          BLだとメインじゃなくっても脇役で面白い演技が聞けたりしますよね
          アニメでもいいんですが、やっぱりアニメだと絵の印象が強いのと
          私アニメ関係なくドラマでも続きモノって苦手なんです
          映画とかの1〜3時間でまとめて見るのがいい
          毎週チマチマ見るのが性に合わない・・・・
          3時間以上だと苦痛に感じるし
          (だから映画の三部作とか明らかに続きで終わるものは苦手
           続きものでもそこで一応完結しているのはいいんだけど)


          *色んな声が聞ける
          *重にメイン二人が話まくってる

          (あまり大人数にならない)
          *CD内で話が完結していてドラマ性がある
          *会話劇・モノローグがある

          (こちらに話しかけてこない)
          この私の好みにマッチするのがBLCDだったのです


          囁き乙女CDよりは内容的には少女漫画原作CDでもいいんですが・・・・
          アニメやゲームでは女性の可愛い声いいけど、音だけで聞くとイマイチなんですよね
          私の場合は男性声優さんの可愛い高音も余り好きじゃないので尚更
          よって、女の子が脇ならまだしもメインで話まくるものはイマイチ
          あと、男ばかりでるものでも原作アリのものって登場人物が意外と多いい
          BLと違って二人劇でもある程度成立する恋愛を主軸に置かずに
          友情やら事件やらハプニングやら何かしらを物語の主軸にするので
          男二人がもし主人公だとしても登場人物が多くなるんですようね〜



          まぁ。そんなわけで私はBLCDが腐ってるのもあり一番しっくりくるのも実感
          いろいろ言ったけど、結局BLが好きなようです



          登場人物多いいのが難点だけど由貴K織里さんの作品は
          BLCDにハマる前だったら結構好きだったかも
          人間関係のドロドロを声優さん達が熱演しているので
          特に【切り刻まれ食べられたミス・Pディングの悲劇】の千葉進さんの絶叫
          あれ聞いたとき鳥肌立ちました
          天使〜のロ〇エル様のキレキレ女王様っぷりも良かった
          (でも、天使〜は漫画の時点でヒロインが苦手なタイプだったし
           全巻読みきってないしでCDだけだと話がよくわからんかった
           複雑すぎてCDだけでわからないのもな〜)

          男がいっぱいでストーリーもあるつ〜なら峰Kかずやさんも良かった
          これまた、人間のドロ〜っとした執着と業の深さとコミカルさがあったし
          一応CDだけでも話がわかる


          ただこの↑2作は原作知ってるからどんなのかわかって聞けるんですよね


          内容わからずに声優目的で買えるのはやっぱりBLCDだったりします



          ちなみに「平川さんの声が聞きたい病」は「是」の氷見系CDリピしていたら
          購入物を聞く前に落ち着きました・・・・
          【〜ノ世界】【ハピネス】【課外授業】【是】と平川受けのお気に入り作品多いいので
          冷静になると下手に旧作を漁るよりお気に入り聞くと満足します
          でも「聞きたい病」の時は「買わないと!!買わないと!!」となる不思議
          そうなるとある種声が聞きたいので「乙女CDもイケるか?」と毎回思って
          乙女CDの視聴を聞いて色々探すのですが・・・・
          視聴の時点で「こっちに話かけてこないで〜!!!!」となって
          毎回挫折してしまう不思議です
          なんか・・・・恥ずかしいんですよね
          こちらに話かけられてる感じが
          しかも、そこに「幼馴染」「婚約者」「同級生」「OL」など
          聞き手の方にキャラ設定がされていてそれもスゴイ私は違和感ある
          感覚的には自分に話しかけてるように聞こえるように
          (誰とも会話をしてないし、ひとりごとでもないような口調なので)
          実際は設定された女性キャラに話している・・・・という違和感
          私はそこに違和感をどうしても感じてします

          それだったら女性の声が入っていたほうがいいなっと思うものの
          実際入っているとどんなに好きな女声でも若干邪魔に感じる

          色んなジレンマがあります





          【家路】五百香ノエル

          0
             一時、兄弟BL小説を漁りまくってました
            好きな作家とかなしに「兄弟BL」となっていれば購入
            表紙がイマイチでも、あまり読んだことない作家でも購入
            月に兄弟BL小説だけ5〜10冊読んでました
            BL漫画の兄弟ものはそんなに惹かれないんですよね〜
            漫画だと絵でその葛藤やシリアスさと表すんですが
            私は文でドロドロした苦悩や執着を読みたいようなんです
            兄弟というカテゴリーというよりは
            兄弟BLって大概後ろぐらい葛藤と罪悪感とありえない執着が出ているので
            その深層心理が読みたいようです


            小説での兄弟モノがイイんです
            元々、BL関係ない読書家だったんですが
            結構、好きな小説は偏っていましてドロドロしているというか
            変わった切り口?やテーマを扱っているのが好き

            すっごく小説として面白くて上手いし感動しちゃうんだけど
            M本輝 三浦A子 浅田J郎 宮Bみゆき 島田S司 東野K吾とかは
            それほど〜・・・・好きじゃないというか
            感動して泣いてしまったり夢中に読んでしまうのに
            読み終わった後にどんなに余韻があって上手いラストであったとしても
            読み返したい!とかいつまでも忘れられない!ということが余りない・・・・
            (作品にもよりますが)
            あと、何というか懐古系とは違う、昭和ぽさ?があるんですよね〜
            それが物語に重さをいい具合に出しているんですが
            私はその重さが「重い」
            重めの話がますます重くなるというか苦手なのです
            ただ、読みにくいことはなく文体自体はスルスルよめるし表現は良かったりするので
            暇だと安心して手を出せる作家さんなんですけどね〜



            で、こちらは意識して買ったわけじゃないんですが

            がっつり兄弟BLでした

            兄×弟
            30冊以上は兄弟BL読んだと思うんですが・・・・
            そのどれとも違っていました

            正直言いまして萌度は私は低かったです
            ただ、萌関係なく面白かったし私の求めるモノは入っていました

            受けの弟君が小さくて細くて可愛い系なんです!!
            高一で154cmって・・・・
            美少年ではないって言うのはいいんだけど〜
            ちゃんとしている受けが好きな私としては、それだけで萌ない

            他弟受けと違うのはこの受け君
            ビッチ小悪魔なんですよ〜!!!
            美少年ではないんだけど、独特のそういう趣味の男を惹きつける魅力があって
            奔放に体だけの関係の男が数人いて
            その中には夢中で本気に弟ちゃんと付き合いたい!と思っている人もいるのに
            弟君自体は兄一筋で「あなたとは体だけだから〜」とサッパリしている
            私が読んできたビッチ受けって、結局色んな男としても
            「お前みたいは男、俺が本気になるはずないだろっ」て思われていて
            受け自身は本気なのにただただ遊ばれていたり
            何かしらのトラウマがあって「自分はビッチだから〜」て自虐入っていたりするものなんですが
            この弟受け君の場合は男とエッチするのを楽しんでそれを悪いと思ってないし
            遊び相手に弟君が本気になることはなく、相手の方が追いすがってるんですよ

            弟君は兄が好きで捨て身でぶつかって愛を叫んでいるのも印象的
            兄が付き合ってる男に嫉妬する様子とかもスゴイ
            ただ、何というか兄への愛情の暴走や嫉妬の仕方がなんですよね
            話やキャラとしては面白いけど、やっぱりそこらで私は萌ない

            そして、兄はなんでも出来る王子様で万能!
            途中まで兄が何を考えているのかわからないで弟君も読者も悶々としますが
            蓋を開ければ兄も弟の小悪魔ビッチな不思議な魅力に惑わされていました
            兄弟BLって結構、攻めのが強引に禁忌の関係に引きずる印象ですが
            今回は弟が自分が意図してない魅力と愛情の押しつけで
            兄が白旗を上げて陥落したイメージで面白かったです
            攻め兄の方が先に暴走したくせに、常識的なのが面白かったです
            兄受けだったら私はもっと好きだったな〜

            やっぱり兄弟BLは葛藤があってこそだと思うので
            弟は男にモテモテなのに兄への愛を得られずに暴走しまくり
            兄は弟への愛情と常識の間で葛藤しまくっています
            そこに、弟と体だけの関係の先輩やら先生やら
            兄の付き合っていた男の子やら
            (これも兄が弟を忘れるために遊ばれた可哀想な男の子です)
            絡んできますが気持ち的にはず〜っと兄⇔弟がガッツリしています


            弟とに堕とされていく兄なんですが
            そこがそんなにブラックに書かれていなくて
            ただただ弟は無邪気なまでに純粋に兄だけが好き・・・というのが
            反対に背徳的でねっとりジュネぽかったです

            文章的には「お?」と思う、ヒカルものがありながら
            目線と語る人がコロコロコロコロ変わるのが気になりました
            弟・弟と関係している先生・弟と関係している先輩・兄・兄が付き合っていた男
            と、あまりにも多くの人に語りが移りすぎていて
            しかもそれが区切りごとではなくって、お話の都合でコロコロかわるんですよね〜
            せめて、兄。弟。先生との3人でのバトンで読んでみたかったかも
            色んな人に語らせることによって色んな目線で読めてその時々の気持ちがわかるの
            親切ではあるんですが、BLだからそれでいいんですが
            そんなにすべての手駒?が読めなくてもいいのにな〜っと
            ちょっと想像できる余地や、主人公から見た相手の心情がわかる描写とか
            そういう間接的な気持ちの読ませ方があってもいいのにな〜と思いました



            その7年後の二人も入っています
            ショタ受けが好きじゃないので
            20歳になってちょっと大人になった受ちゃんが個人的には良かった
            相変わらず小悪魔なまま!!
            弟は兄にベタ惚れしているんですが
            その天性の小悪魔気質に悶々していた兄は
            「弟を自分だけのものにしたい!!」と結婚を決意します

            兄・弟共に結婚しなかったら家族が動いて
            弟に結婚を迫ったり、自分から離れていくかもしれない!と血迷った兄は
            子供を産んだ後に離婚するだけの女性と結婚を決意するんですよ〜
            その女性のことを「子供を産むためには女が必要」で
            「米を炊くためには炊飯器が必要だろ?」と女性を炊飯器に例えているんです〜


            で、こういう場合って兄の都合で結婚する女が
            実は兄が好きで弟との仲を引き裂こうとするものなんですが・・・・

            あとは、その女性はレズだったりとか〜

            そういう風にしなかったのが私は好きでした
            ジュネぽかったわぁ
            この兄と結婚する女性も自分の兄と関係していて近親〇姦している者として
            主人公達を応援して結婚を承諾しているんですよね
            そのドロドロ!!
            この女がガッツリ自分の兄への思いを語りまくるところがあるんですが
            BLでそれやると変な感じになりがちなんですが
            そのドロドロ具合がほの暗くて良かったわ〜
            長野まゆみ「幕間」みたいに女の方が執着が強い感じがドロ〜だった
            女って怖いなぁ・・・というのが出ている
            村上Y佳「星々の舟」 中山K穂「浮舟」 とかも
            女は情念たっぷりだったんですが

            個人的にこの主人公兄弟カプよりも
            ノーマル男女のはずの兄妹のが業が深い気がしましたね〜
            それはBLっていうファンタジーでくくれないのと
            意外とここの書き方が↑にある、普通に文学賞取ってる作家さんの書く
            近親相〇達と背徳感と逃げられない感と罪悪感と深い愛情が似ているからかなぁ
            BLなのにここら辺を丁寧にガッツリ不気味に怪しく書いてくれたのが良かった
            サラっとやらないでね〜っとり書ききってくれていたのが私は好きでした
            なんというか、ノエル先生はジュネ世代の作家さんなんですかね?
            何となくBL小説にある女性の書き方と違う気がしまし
            ジュネがイイとは一概に思わないんですがジュネを経た作家さんって
            女性を悪くも良くもガッツリ書ききりますよね
            それもBLとして都合のイイ女の扱いながら、その都合の良い扱いをされる女の心理を
            BL的な女性の考えじゃなくって、普通の小説にいる女性みたいな思考をしているんですよね
            その時に「可愛くて優しくて理解ある女」でも「二人の仲を邪魔する女」でもなくって
            女の嫌なドロドロしたところと男にはない包容力の女の持つイイところも悪いところも
            ジュネ系作家さんはBL内でも書いてる気がします
            ま〜・・・そんなに沢山読んでるわけじゃないので私が勝手に思ってるんですが


            業の深い女が同じ業を持つ男に協力するだけ・・・・という図式です
            私的には最後、この女の兄妹の関係のが心に引っかかって
            主人公弟君と兄のことが意外とどうでも良くなってしまいました


            兄結婚編は小悪魔弟受け君に振り回される学校の先生が傍観者でありながら
            とっても大事な語り手になってるんですが
            この第三者を語りにするのが、最初の兄弟がくっつくまでよりは上手く機能してました
            普通の常識人を語りにすることによって
            兄・弟・兄の結婚相手の三人の異常さが際立って良かったんですよね
            この手法はいいな〜と思いました




            主人公カプ達には萌なかったんですが・・・・
            書下ろしにこの散々弟受け君に翻弄された先生のその後があります
            攻めだったのになんと!!!年下のイケメン相手に受けになってるんですよ〜
            オヤジ受けが好きな人はもっと萌えるんじゃないかなぁ
            私はオヤジ受けあまり好きじゃないんですが・・・・・
            本編で攻めだった人が受けになるのが好きなんですよ〜
            しかも、若い時はイケメンだったのに色々あってくたびれて愛を信じられない
            でも、愛されたい!ともがいてる人がメロメロに愛されてる様子が堪らんかった
            正直、この先生編がすごく萌たよ〜!!!
            先生編がガッツリ長く読んでみたかったな〜
            本は読んだらすぐ手放すつもりでしたが、先生編が何度も読み返したいので
            手放せなくなりました・・・・



            ただ、ちょっと残念なのが挿絵が・・・・
            表紙の雰囲気はすごくイイんです
            カラーのちょっと不思議な不安定さがアンニュイで色っぽいんですが
            白黒になると「よくあるBL絵」で兄弟共に怪しさや色気がない
            絵が下手とかじゃなくって、このお話には合わかなったような・・・・
            もうちょっと可愛らしい話のが合う絵だと思いました
            あと、メガネかけているはずのキャラがかけてなかったり
            私のイメージとは若干違いました



            題名が素敵でした
            元々「何かイイ題の付け方だな」と思ったんですよね
            最初【運命はすべて、なるようになる】を買おうかと思ったんですが
            あまりに話が重そうで、そういう気分じゃなかったのでこちらにしたのですが
            【運命〜】も題名の句読点の付け方が上手い
            「運命は、すべてなるようになる」「運命はすべてなるように、なる」じゃダメ
            あと漢字の「運命は全て、成るようになる」でも印象が違う
            この文字のバランスに主人公の覚悟が題から感じるんですよね
            平仮名と句読点の付け方がすごくイイな〜と思いました
            この言葉の見た目のバランスって日本語はすごく美しくて好きです


            ちょっと調べたら私ノエル先生は兄弟モノで【太陽と月のカタチ】も読んでいた!
            【太陽〜】は何かが書ききれてない気がするんですが
            こちらはうまい具合に妖しさがまとまっていると思いました

            また読んでみたい作家さんです
            エロ系も書いてるみたいですが、この作家さんはドロドロモノのが面白い気がします
            私はドロドロが好きなだけかな????

            【悪人を泣かせる方法】雨隠ギド

            0
              羽多野渉×遊佐浩二

               原作が大好き

              原作感想→【悪人を泣かせる方法】

              前作の【恋する百輪】もよかったよね


              てな感じで、すご〜く発売楽しみにしていました
              遊佐さんのキャラ・鷹尾がすごく好きなんですよ
              キャスト知ってから原作を読んだんですが、キャスト決まってない状態でも
              鷹尾は遊佐さんで!!って

              絶対思った

              それぐらい遊佐さんが本当にピッタリなんですよね〜


              で、攻めは羽多野さん
              日野さんで読んでましたが羽多野×遊佐好きなので嬉しい
              羽多野さんはヘタレで可愛いワンコ攻めが一番好きなので
              ちょっと今回の茅野は可愛い成分が少なくて、中々イイ男な気がしたので
              年下攻めをしても不思議な包容力を発揮する日野さんかなぁ?と


              で、原作好き&キャストも好き&前作のキャラも好きっと
              久々にか〜な〜り〜期待していた作品でした


              ですが・・・・う〜ん
              何かちょっとイマイチなんですよね・・・・
              遊佐さんや羽多野さんや脇役含めてキャストは申し分ないんですが


              羽多野さんは中学の時、公園で傷ついた遊佐さんに会う
              惹かれた羽多野さんは遊佐さんに家庭教師を頼むが
              程なく、母親に無断で頼んでいたことが発覚して遊佐さんは離れていく
              遊佐さんが「お金に執着していること知った羽多野さんは
              大人になり60億の金を貯めて遊佐さんに迫るが・・・・


              この大事な子供時代のBGMはいただけない
              結構な音量でラジオ体操みたいな曲が流れているんですよ
              母親に不信感を抱く思春期の少年
              の公園で傷ついた美少年に会う

              そんな神秘的なシーンなのにま〜ったくそんな雰囲気がありません!!
              ここはもうちょっとしっとりしたBGMでしょうが〜
              何か変に気楽で軽い安穏としたBGMなんですよ

              夢の中のBGMは結構イイ感じなんですが
              ちょっとビヨ〜ンビヨ〜ンとした金属音?が気になってしまいました


              遊佐さんが幼い時に親に捨てられ、自分も弟妹を捨ててしまい
              「だからお前は犬を捨てるな」と言い
              羽多野さんは初めて弱った遊佐さんに触れてドギマギしちゃう


              ここでの少し暗めのピアノBGMは良かったです
              でだしもこの音楽で良かったんじゃないかな〜
              同じ音楽の繰り返しでいいから場面にあったBGMを使って欲しい!!

              ちなみに、この回想の子供の頃のちょっと高め声の遊佐さんが可愛いです
              あとクシャミする演技がまた新鮮でいい〜


              出だしの方からこんな感じでBGMがたびたびイメージを壊すというか
              そのせいで、後半やくっつく過程の二人の気持ちに何か説得力ない
              (全てが悪いわけじゃないんですが・・・・)
              鷹尾(遊佐さん)の性格の悪さ?人を食うような強かさ?で
              お金好きの弁護士というギャップと
              そうなる理由になった過去と子供時代の二人の接点
              それが活かされてない気がしたんですよ〜!!!
              そこら辺がに繋がるのに、そこがダメになっていちゃ面白くないでしょう


              あと、それ以外のところの生活音?とかも余りない
              羽多野さんが女友達と飲んでいる時に後ろの音が
              飲み屋独特の雰囲気?生活音ががまったくないので飲み屋っぽくない
              競馬場でも競馬場らしい音がない
              (原作の騒がしい中での二人のみの静寂みたいなのがないんですよ
              変な場違いなBGMが半分ほどありますし
              ドラマCD独特のその場の雰囲気を音で盛り上げて臨場感を出すというのが
              あまり機能してない


              私がこの漫画好きで読み返しすぎて、楽しみにしすぎただけかもしれないけど
              ちょっと残念すぎました


              良いところは
              鷹尾を遊佐さんにしてくれたありがとう〜!!!

              コレに付きます
              以下、特に好きだった遊佐さんのシーン中心感想↓↓


              「お金・・・好きでしょ?」
              「大好き

              この「大好き」が本当にお金好きそうで想像まんまでした
              原作でも目をキラキラさせて胸の前で手を組んで
              お金大好き具合がわかって好きだった


              押し倒されて60億の通帳見せられてのうっとりした
              「あ・・・ハァが色ぽかった
              流石、遊佐さんだわ〜
              お金が好きでクラクラきちゃってるのがわかる


              我にかえっての
              「私、がおりますので!!」の必死さと
              その後の余裕をとり戻した時の遊佐さんの他人を見下したような
              丁寧な分、距離がある声も鷹尾だった〜
              受けなのに何!?このドSな声は
              私も見下されたい・・・・・・とMじゃない人でも思うことでしょう

               
              部屋を出る時の「ふん・・・て鼻で嗤う声も見下してる感じがいい
              遊佐さんのこの「ふん」て笑い方いいよねぇ
              たった一言なのにイイ意味で意地悪そうなんですよ〜
              その意地悪さが汚い?感じじゃなくって、ちょっと色っぽいというか
              かっこいいというか
              遊佐さん独特の持ち味だと思う



              家に帰っても妻と不仲な遊佐さん
              羽多野さんとの過去を思い出します
              また、ここのBGMが3分クッ〇ングみたいなんですよ
              二人の仲がこれから進展するための大事な回想だし
              攻めちゃんが60億貯めるきっかけになるトラスマ過去だし
              妻とギクシャクして鷹尾はすご〜く落ち込んでいて
              一人でご飯食べて寂しい気持ちでいるのに
              随分、気楽な回想シーンになってるんです



              翌朝、仕事場まで会いに来る羽多野さん

              ここのBGMも幼稚園のお遊戯みたいな木琴?がポンポンするBGMで
              やっぱりシーンに合わないと思うの〜!!!
              二人の微妙な距離感や
              軽い感じでいながらも真剣に告白する羽多野さんに
              気づかれないようにしながらも動揺する遊佐さんとかが感じられない



              妻が自分の友達と浮気一緒にいるのを見て
              思わず深夜に羽多野さんを呼び出す遊佐さん
              そのままホテルに行きます

              ここまでBGMで雰囲気をぶち壊しながら話が進んでいるので
              何か、全然物語に入り込めないんですよね〜
              原作読んでいる私でこうなので、CDのみだと
              「何で鷹尾は簡単にホテル行っちゃうの!?」てなると思う


              あ、でも酔っ払ってる演技の遊佐さんは可愛かった
              ちょっと呂律まわってゆっくり話してます
              個人的にbl受けの酔っぱらいシーンが好きだ
              何か可愛い


              「援交とかしてた?」
              「するわけないだろ〜?」
              この笑いながらバカにしたような言い方がツボった
              笑いながら話す遊佐さんが個人的には好きなようだ・・・
              大笑いじゃなくってちょっと小馬鹿にしような笑いがいい
              【恋する百輪】での兄バレする前の鷹尾とかだからすごく好きだった




              自分の友人と妻の裏切りを見て、傷ついたから
              「慰められたかった?」と聞く羽多野さんに
              「どうでもいいから傷つけてもらいかった」
              ただ単に自暴自棄になり酷いことを酷いことで上書きしようとする鷹尾

              これね・・・・CDで聞くと意味わからん
              (BGMも不思議なピロピロピラピラ〜てRPG魔法系でよくわからん)
              ようするに、慰めを羽多野さんに期待しているなら
              それだけ心を許して甘えていることになるけど
              傷つけられたくて羽多野さんとのエッチに応じるということは
              妻の裏切りの心の傷=酷いこと=男とのエッチ=攻めとのエッチという
              攻め君に対して心を許してないどころか、
              攻め君が自分に愛情を持ってるのを知りながら、その気持ちを
              自分を罰するための「酷いこと」として利用している
              しかも攻め君とのエッチを「酷いこと」として捉えている・・・という

              ちょっと複雑な鷹尾の心理なんですが・・・・・
              ま〜ったくここら辺が伝わらないために鷹尾がどうしたいんだか
              サラっと聞くとよくわからんのじゃないだろうか??


              そんなわけで無理やりしようとしますが上手くいかずに
              遊佐さんは失神してしまい、その時に過去を思いだします
              母に捨てられ父に捨てられ親戚に預けられることになり
              いつか弟妹を迎えにいくつもり、自分は別の親戚の元に行くことして
              弟妹を捨てたことになってしまったのです

              無理やりされて痛そうにしている遊佐さんにちょっとます
              ちゃんと気持ちい時と声が違うのです


              「今日はしないと帰ろうとする羽多野さんを呼び止めます
              「お前となら試してもいいっと言ってるだろ?」
              「ためしてみて・・・案外悪くなかったら
               好きになっちゃうかもしれないぞ?」

              ここいらのBGMはそんなに悪くなかったです
              呼び止めているのに、このちょっと上から目線の言い草と
              遊佐さんのちょっと戸惑ったような逡巡具合のギャップが良かった〜
              この色んな気持ちがこもった言い方が遊佐さん上手い



              初エッチ
              原作よりちょっと長めでした〜!!!
              やっぱり羽多野×遊佐っていい
              遊佐さん色っぽいよ〜


              翌朝のこれ↓妙に好きでした

              「俺は昨日一度死んだ・・・・
               (ガバッ!!と起き上がる音)
               そして産まれ変わったっっ」

              「妙にスッキリしたいい気分だ」
              「なんかちょっと失礼な言い方じゃない?」
              このやりとりがないのがちょっと残念だったかな〜
              ここにてBGMがまたプワ〜プワ〜という謎音楽です


              妻との離婚を決意する遊佐さん
              ですが、妻は自分に興味を持ってもらうためにした嘘で
              浮気はしてなかった・・・・というオチでした
              離婚は保留で別居することにします
              そのまま、ムシャクシャした気分を晴らすために競馬に行きます

              「んん〜?」
              羽多野さんのこの声が可愛かった
              鷹尾に手を握られてテレちゃうところなんだけど
              鷹尾のデレが感じられた





              万馬券当てる羽多野さん
              「これ〜・・・当てちゃった
              「は・・・おお。。。。
               お前は俺の福の神
              「んん〜〜〜!!」
              チュバッッ
              (←キス音)
              「俺と結婚してくれ
              このやり取り好きだった〜
              二人とも可愛い


              事務所でキスしまくる二人
              「今そういう気分で・・・ダメか?」
              「良かった
              ここのチュチュ音と遊佐さんのこの言い方が堪らんの
              めっちゃエロ色っぽいよ〜
              こんな風に言われたら堪らんでしょうよ〜
              何でもよくなっちゃうよねぇ




              浜田弟の恋人の吉野さんところに行く遊佐さん
              吉野さんの兄貴(浜田さん)に対する惚れっ気が可愛い
              ここいらは【恋まで百輪】聞いてると倍楽しいです
              そして、原作で好きだったやりとり↓↓
              「俺としてみる?
               俺どっちでもいいよ?
               ちょっと一回やってみる?」
              「ね・・・小太郎君かわいいし・・
              ね?」

              吉野×遊佐も遊佐×吉野もどっちでもいい
              夢オチでいいから聞いてみたいものです
              怒鳴り込んでくる攻めコンビ羽多野&浜田もいいです
              鷹尾の食えなさが出ていてやっぱり良かった
              私、受け二人がキャイキャイ?してるシーンが好きなのです



              「冗談でも・・ああいうこと言うのやめろよな
              「興奮してきた
              「ああ・・・もう!!」
              ちゅっちゅっちゅ〜〜〜

              攻め君のヤキモチと怒られてるのに興奮しちゃう鷹尾のっぷりが


              元妻の浮気相手のふりをした友人と飲みに行きます
              「俺さぁ 実は
               が好きだったんだよ
              絶っ対っ!!ない!!て思ってたのに
               意外とよかったんだよ〜 」
              この人を食ったような言い方が鷹尾ぽかった〜
              友人君をおちょくってる感じが意地悪そうでいいの
              攻めくんに対しても余裕ありそうに意地悪そうにしてる時の鷹尾が一番好き


              幸せすぎるのが怖くて友人とエッチしようとする遊佐さん
              絶望して家を出ようした羽多野さんは事故にあいます
              駆けつけた遊佐さんは亡くなると思っていたので大泣き

              ここでのBGMや雰囲気良かったです
              羽多野さんの事故は自分のせいだとギャンギャン泣いてる吉野さんが可愛い
              この世に大切な人が一人しかいないのは怖いっと泣く遊佐さん
              抑えたような泣き方と羽多野さんの優しい声がいいですね


              両思いに完全になって〇〇ランドへ
              そこでエッチを恥ずかしがる鷹尾が可愛い!!!
              「いや・・・なんかこう・・・
               恥ずかしい?」
              聞き返し方がいいの〜〜〜
              ガッツリ羽多野さんに襲われてのたまらなそうなキス声がエロい

              これまた絡みが長めです
              甘くていいです〜〜〜




              単行本の書下ろしも全部入れて欲しかったな〜
              後半になるにつれてBGMがましになってきてます
              合うの合わないの半々ぐらいなんですが
              合わないBGMが致命的な合わなさで印象に残ってしまうんですよね

              ブックレットの漫画も可愛かった
              同棲前のショートなんですが、実は浮かれてる鷹尾が可愛い
              弟君が「鷹尾は鈍感だから」と言っていて
              「え?どこが??」とずっと思っていたんですが
              このショートを読んで、浮かれてるのに無自覚な鷹尾の鈍感ぷりがわかりました



              色々不満を書いちゃいましたが、CD化してくれて嬉しかった
              羽多野×遊佐が好きな方
              原作の鷹尾が大好きな方
              遊佐さんが好きな方は気楽に楽しめると思います


              原作者さんが収録レポで「鷹尾がエロかった」を強調してますが
              BL受けにある線の細い美人受けみたいな艶っぽさとは違うんですが
              ちゃんと男をしているのにあくどい感じが確かにエロかったよ〜!!

              最後に
              鷹尾を遊佐さんにしてくれてありがとう〜!!

              最近読んだ面白かったBL漫画

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                何か私の好みが昔より広くなったので色んなのを読めるようになった
                BLプログで進めていて面白そうだったら一先ず買ってみるんだけど
                「小さくて可愛い」「大人しくて優しくてふんわり」「おっとり天然ぽややん」という
                bl受けに結構当てはまるタイプがダメだったんだけど
                今はモノによっては大丈夫になって楽しく読めるのです


                【恋の熟れ時♥愛の食べ時】日向せいりょう
                こちら上にある典型的な
                ほややんおっとり天然どじっこ優しくて可愛い受けです
                まつ毛ワサワサで瞳は常にウルルン
                でも、この作家さんは他の作品では結構背が高い受けを書いていて
                性格は乙女や天然でも見た目は大人!みたいな感じがあって
                絵柄に慣れたのか見た目が黒髪目が大きい受け受けしい今回の主人公も
                すんなり受け入れることができました

                絵柄にちょっと特徴がありますね
                白目?がないといいますか・・・
                それが常に瞳がうるんでいて微笑んでいるようにみえる
                また、エロの時の気持ちようさそうなホワ〜とした赤面が毎回可愛い

                いつの間にかこの作家さんの本コンプしていまして
                キャラ的には他作品の大人受けのが好きなんですが
                今回の作品が一番まとまりが良く話が面白かった気がします
                リブレ出版だからかな〜?
                いつも「絵かわいいしキャラも悪くないんだけど、何か話が取り留めないんだよな」という
                悪くないんだけどそこはかとない物足りなさが今回はあまりありませんでした
                ちゃんとプロットを作って、最後までお話を作ってる気がして
                読みやすかったです

                書下ろしも面白かった
                主人公がおいしそうにご飯食べてる顔が本当に可愛いかった
                スピンオフで弟君の話とか読んでみたいな〜


                【こっちにおいで】雲之助
                いつか読んでみたかった作家さんです
                私がめぐってるBLプログで軒並み好評価だったので
                ただ表紙の絵がすっごくふんわりほんわり可愛い感じがしまして
                タイプは違うんですが「BLプログで評価高くてふんわりほんわり表紙」の作家さん
                (結構人気の作家さん)のを勢い混んで五冊まとめ買いしてみたところ
                私にはど〜も・・・合わなくってですね
                それでちょっとふんわりほんわり表紙に苦手意識が出てたんですが
                新刊をまとめ買いした時に余裕があったのと、調度新刊が出ていたので勢い購入

                表紙の絵よりも中の絵のがスッキリしていました
                柊のぞむさんを柔らかく可愛くした感じ????
                先にペーパーのカツをまうまう食べている受けの顔を見て
                「何かすごく幸せな気分になる表情だな〜」と興味がグッと出ました

                お話自体は悪くないんだけど、そんなにすごく中身がある感じじゃありません
                ただこのふんわりした雰囲気が絵柄にピッタリで
                これでドシリアスやコメディ強すぎるのも違うだろ!?と
                絵と雰囲気と話がうまい具合にマッチしていました
                また、表情の付け方がすっごくイイんですよね

                この作品にある「おっとりふんわり受け」て私はそんなに好きではないんですが
                それでもこの受けちゃんが幸せそうにふんわり笑っていたり
                エッチの時に気持ちよさそうにトロ〜ンとしている顔が
                すっごく魅力的で何度でも読み返して見たくなります

                ただ2カプ入ってるんですが攻め受けともにかき分けが甘いかな?と
                攻め二人も受け二人も私はそっくりに見えました(違いはわかるんですが)
                ま〜、別にいいんですけど
                2カプ入れるんなら髪型なりをもうちょっと違うタイプにしても良かったんじゃないかなぁっと
                どっちかの攻めを白髪にして、受けを黒髪にするとか

                他作品も読みたくなったので買ってみます


                【思わせぶりな君のとなり】天禅桃子
                【フラッター】が良かったので購入
                【フラッター】は受がゲイでその元カレが絡んでくるシリアス風
                今回は攻がゲイでその元カレが絡んできます
                「ゲイ」「元カレ」と二つのキーワードが同じですね
                カップルのタイプや学生と社会人と過去の様子とか色々違うんですが
                大きな意味での設定ではちょっと似てるかな?と思ってしまいました

                でも面白かったし話の雰囲気は別モノです
                性格が悪い美人でノンケに惚れてる元カレさんの話が読みたいなぁ
                この元カレさんがイイ性格をしていて好きでした
                絡みが最後しかないけど面白かった


                【傘の下、ふたり】ぢゅん子
                【暴れん坊・彼氏】が好きでずっとデビュー作から購入してます
                某所ではそれ以降のふんわりエロカワイイ作品群は評価イイみたいで
                こちらはイマイチ評価良くないみたいなんですが・・・・
                私は今回が今までで一番良かったです
                何というかエロコメ?可愛らしいけどあまり中身がない話を絵の魅力で読ませているような
                で、ちょっとシリアス風にすると「どこかで読んだような感じ」の話で
                上手くテーマを掘り下げられずに表面だけの部分を何故か感じてしまって
                生意気にも「もうちょっとお話にぢゅん子さんらしさがあればいいのにな」と思っていました
                登校拒否扱った【コンビニくん】も悪くなかったんですが、どこか私はスッキリしなくて
                【キミノート】【スターライクワーズ】は可愛いんだけど「だから?」てなった

                今回は三角関係・年下攻め・酷い男とぢゅん子さんの好きをつめて
                今まではあまりしてこなかった、プロットを作っって書いたそうですが
                受けの独特の気怠い色気が出ていて、そこにハマってしまう年下君
                自分に絶対本気にならない酷い男をそれでも好きな気持ちとか

                あ〜・・アルアル!!あるよ!!てなる
                何か、青春だな〜・・・・と
                これ、私は若かったら今までの「エロカワ話」のが好きだったと思うんですが
                オバちゃんになるとね、それだけじゃ物足りない時がある
                そして「絶対幸せになれない相手を好きになっちゃう気持ち」と
                「自分に絶対的な好意を寄せてくる相手を寂しさで利用しちゃうズルさ」を
                受け攻め両方共の切ない気持ちをぢゅん子さん特有の間がある表情で見せてる
                ぢゅん子さんは表情がすごくいいんですねぇ
                それがラブラブ可愛い話でも幸せ楽しくていいんだけど、それだけじゃ勿体ない!!

                攻め主人公で受けにはモノローグや詳しい説明とかないんですが
                離れていた四年間ずっと好きだったと言われて
                別れた時はわからなかったけど酷い男の思い出を壊してくれたのが
                時間がたってどんなに自分を救ってくれたのか分かって
                子供特有の気持ちを押し付ける態度から大人の真面目さやかっこよさに変化していて
                そんな惨めな過去と救ってくれた思い出と感傷を持ってイイ男になった年下君が現れたら
                惚れちゃうと思うんだよね〜
                そして、その主人公の気持ちが揺れ動く様子が表情に出ている!!と
                私は思っているんですが・・・・

                作家が書ききれてないだけかもしれないけど
                全て説明しつくさないでちょっとした間や表情で見せるやり方が私は好きでした


                BL観点から見ると、年下君の気持ちをモテ遊んだような受けちゃんは酷いんでしょうが
                恋愛としてはリアルだと思う
                そういう「好きな人」と「助けてくれる甘えていい人」が別な時ってあるし
                その一種都合良く扱ってしまった人に対して
                「でも、辛い時いつもそばにいてくれたのはあの人だったな」て大事な人になることってある

                凪良ゆう【未完成】でも思ったけど
                オバちゃんになって「こんなこともあるよね〜」と思うことで
                「酷い!」と言われる主人公やその他キャラが愛しくなっちゃったりする系かも


                【夢中ノ人】田中鈴木
                もう一個のシリーズより個人的にこっちのが好きです
                ほんわりした気分で軽く読めるので何度も読み返しちゃいます
                次回最終巻かな〜????
                謎が解け始めているので
                それぞれの恋愛がどうなるのか楽しみ


                【滴る牡丹に愛 レオパード白書4】扇ゆずは
                薬師寺先生編が入っていて嬉しかった〜!!!
                くっついた後の二人がすごくきになっていたので楽しかった
                ヒナコさんもトラウマ美人で一筋縄で行かない感じが素敵〜
                ただ、ドラマCDだと武内さんなんですよね・・・・
                ちょっと私のイメージと違うかなぁ
                千葉進さん千葉一さん神谷さんとかの大人美人声が理想だった
                それか岸尾さんや福山さんのネットリした時のトーンか
                平川さんもどうにか演技力で寄せてきそう
                武内さんが悪いんじゃなくって、武内さんはぽややんほわほわ受けのが合うと思う!!
                攻めの関西弁ヤクザは遊佐さん声で読んでいたけど
                薬師寺先生が遊佐さんだしな〜・・・・と
                なので、CD化しても買わないかも

                薬師寺先生編が出たら買っちゃう!!
                年下の体力についてけなかったり、恋愛慣れしてなかったりなのに
                男前でキレて暴力ふっちゃう先生がすごくイイ〜


                【パパ’sアサシン〜龍之介は飛んでゆく〜】SHOOWA
                【イベリコ豚と恋と椿】より好きだった
                SHOOWAさんはコメディもテンション高くて面白いんだけど
                ちょっとした切なさと間?の摂り方と話の詰め方とセンスが好きなんですよ〜
                もう初期から好き!
                若干シリアスのが好き!
                龍がいじらしくて可愛かったというか切なかった
                その裏でパパの考えていることが分かったり、物語が動いていたりして続き気になる
                題名からギャグだと思ったらチョイシリアスだった・・・・




                あ、【 Dear+2012年4月号】も買いました
                特典CDと【悪人を泣かせる方法】のレポ目的だったんですが
                【是】のショートや【生徒会長に忠告】【レオパード白書】や安倍あかねさん等
                色々あって面白かったです
                特典目的でたまに雑誌買いますが【 Dear+】が一番読みやすいかなぁ
                続きものでも何となく読めるし、読み切りもそこそこ面白いし
                初めての作家さんでも面白くて一冊読んでみたくなったりもするし
                連載モノとかは続きが気になって後で一冊になってから購入したりもある
                今回も巻頭【だからキミが愛しいんだ】花村イチカが続き気になった〜
                でっかいお目々の可愛い受けなので本来苦手なタイプで避けていたんですが、
                万能執着攻めとかイイじゃないの〜!!!てなった
                【クロネコ彼氏のアソビ方】左京亜也もエロくて良かった
                黒髪ツリ目のツン受けが好きなのでイイ
                【ネコ科彼氏のあやし方】は受けが目クリクリ元気可愛い受けでスルーしてたんですが
                こちらは一冊にまとまったら買ってみたいなぁ

                ちなみに、読み終わったBL雑誌・・・・
                うちでは新聞をとってないので、揚げ物する時の油きり紙になってます
                天ぷらやカツや唐揚げの油を吸い取る紙です
                麗しい受けちゃんもかっこいい攻め様も油まみれです
                男同士のキスシーンもエロシーンも油きりに使っています
                旦那の口に入る唐揚げの下にはチ〇コの絵があったり・・・・
                捨てるときはそれらの紙を適当にゴミ箱に入れるんですが
                上手く丸めたりどけないと、稀にゴミ箱を見るとモロヤバいシーンが見えたり
                透明ゴミ袋の外側に男同士のラブがあったりするので
                ちょっと気を使います
                大体年に3〜4冊しかbl雑誌買わないんですが、分厚いのでよくもちます
                三角コーナーがうちにはないので紙箱を作ってその都度生ゴミ処理したり
                お皿や鍋の汚れを拭き取るのに使ったり
                墨?インクが使われてるので濡らしてちょっと床を拭いたり
                BL雑誌大活躍です!!

                そんな家庭はうちだけだろうか〜
                ちなみに今回もそうなります・・・・

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