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    • 2014.11.05 Wednesday
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    BL小説は文学になりえるのか?

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      BL歴は中学生ぐらいからなので長いものの
      BL小説を読み始めたのは実はまだ一年ほど
      BL好きとは別に読書好きでもあったのです


      それもミステリーやラノベは苦手でどちらかというと純文学好き
      エンタメ系も嫌いじゃなくて読むんですが
      N木賞とA川賞ならA賞のが好きな読書好きでした
      一カ月7〜20冊ぐらい読んでいました


      本を読むこと自体が好きだったので別に純文学だけ好きなワケじゃなく
      エンタメ・ミステリー・ラノベも読まないワケではないですし
      だけど、上記の小説はどちらかと言うとプロット(物語の進行・お話)重視
      分かりやすくミステリーなら
      事件が起きる→探偵→次の事件→謎解き→解決
      そのお話の見せ方・構成・人物造形・面白み・トリックなどが違いがあっても
      大まかな物語の枠自体は変わらない
      ファンタジー冒険モノとかも枠組みはありますよね
      敵が世界征服目的→主人公が仲間収集→冒険→討伐


      それが悪いワケではなく、こういう小説自体は
      「物語の話自体を楽しむ小説」だったりします
      そこにメッセージ性があったとしてもお話自体が面白くないと
      小説として評価されない本のカテゴリーじゃないかな?と


      BL小説もどちらかというと、こちら側です
      二人の男が出会う→色々ある→くっつく
      ある程度大きな道筋ができている小説
      ミステリーは犯人逮捕までの過程を
      冒険ものは魔王を倒すまでの過程を
      BLは二人の男がくっつくまでの過程を
      それぞれほぼ予想されている結末に向けての過程を楽しむ小説
      もちろんビックリするような犯人だったり
      それぞれのキャラに裏があって大円満ではなかったり
      想像もしないラストである可能性はどの小説にもありますが
      読む方はある程度の道筋はしっているジャンルだと思います


      それに引き替え純文学とはなんでしょう・・・・
      私も大学で文学を学んだわけじゃないのですが
      「文学」には答えがないんですよねぇ
      『猫の耳って柔らかそうだな〜噛んでみたいな〜』つ〜
      変な思考だけで一本短編を書いた有名純文作家もいるし
      『何で自分が文学賞受賞できなかったんだ!?』という
      選考員や周りに対しての恨みつらみを書き連ねたA川賞作家もいます
      『可愛い女弟子に恋人がいるのが我慢できなくって破門
       でも忘れられなくって弟子の布団をクンカクンカして泣き崩れる』つ〜
      名作小説もあります(教科書にも載ってる)


      「それって面白いの?何なの?」つ〜話が純文では多かったりします
      例えば事件が起きても犯人が見つからず
      何も事件が解決しなくても小説として成り立ちます
      世界が滅亡しようとも冒険せずに悲嘆にくれるだけでもいいですし
      そんな中普通に結婚して全然平和を満喫してもいい
      BLで言うなら男が二人であっても恋に落ちなくてもいい
      ですが
      そんなミステリー・ラノベ・BL小説を読者は求めているのか??


      話のプロットも大事ですが
      作品に込めるメッセージ性や作者の思想
      美しい文体や択一した表現力
      その作家ならではの個性
      そういう「お話以外」の処も評価の対象になるのが文学じゃないかなぁ?と
      私は勝手に思っちゃってます


      「窓の外に雪が降っている」様子を
      ミステリー・ラノベ・BLなどのお話重視の作品では長くても半ページ描写
      もしくは1~2行書いてお話を進めてくれることを読者は望んでいます
      ですが純文学だとそれだけで10ページ書いても構わないんですよ!
      美しく蠱惑的に思想的に雪の描写をして
      何も事件も恋愛も起こらなくてもいい!!
      ある書評家の方が
      「文学はプロットだけじゃなくて文章も大事なの」と
      言ってましたが同感です


      では、BL小説で窓の景色に10ページ費やしたり
      ただ主人公が何も進展しないことを一人悩みまくったり
      結局二人の間に何も起きなかったりして
      それでも文体は美しく詩的でメッセージ性もある場合
      小説としての評価があったとしてもBLとして読むと何にも面白くないと思うの


      たま〜にBL小説の感想とかで
      「文学的でした」みたいな感想を見るんですが
      この感想を書く方はあまり文学自体を読まない方かな?と
      BL以外の読書もガッツリする方は意外と
      「文学的だった」と表現しないんんですよね
      何故なら文学とBL小説では読者が求めてるものが違うからだと
      BL小説以外をそこそこ読まれる方は気づいてるのかと思われます


      ここまで書いて気づきましたが
      最近のラノベはファンタジー冒険モノ以外も多いいですよね?
      読んだことありませんが可愛い女の子がワンサカ出てくるやつ
      そのカワイ子ちゃん達の設定がいくら良くて
      泣ける話になっていたとしても
      やはり文学ではないのです

      「砂糖菓子の弾丸は〜」等のファンタジー文庫の作家から賞作家になった
      桜庭K樹さんとかもいますが、一般とラノベ時代のものとでは
      文章など表現力が違います
      同じくN木賞作家の山本文OさんもKバルト文庫出身ですが
      テーマや文体が洗礼されたのはもちろんのこと
      作者が作品に当てているスポットが違くなりました
      Kバルトで強調しているエピソードと一般書での読ませたいエピソードの
      持っているテーマの違いといいましょうか・・・・・


      私の文が稚拙なので上手く言えませんが
      「萌え」「謎解き」「完全懲悪」などわかりやすいものをテーマに添え
      予想のできる方に進むとそれは
      文学性ではなく物語性へと行く気がします
      それが悪いワケではないと思います
      その「物語」で感動させる話も多々ありますし
      「わかりやすく簡潔に文で伝える」のも技術の一つです
      そして【小説】という文を読む媒体には変わりなく
      好みはあるものの私は文で何を伝えられる
      【小説】を愛しています
      ただ、「物語性」を重視する話に
      表現や文章力をあまり読者が求めないような気がします
      (これらはまた別に突きつめてきたいな〜)


      私の勝手な考えですが・・・・どうでしょう?
      周りに読書家の方もBL小説を読む方もいないので何とも言えない



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        • 2014.11.05 Wednesday
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        コメント
        初投稿。
        BL好きな大学生です。ちなみに男で、彼氏もいます。

        さて、BLと文学の違いですが、内容面ではさほど違いもないように思われます。
        ジャン・ジュネや三島だって、政治性を引っこ抜いて、換骨奪胎していけば、ようはイケメン好き……なワケで。
        やっぱり語りの手法の問題だと思いますね。
        福島次郎さんなんかは、もろにショタショタしてますからね……笑
        • KAME
        • 2014/03/31 11:00 PM
        KAMEさんへ

        コメント&ご来訪ありがとうございます
        お返事遅くなってごめんなさい
        右腕を怪我していて左手のみでタイプしていて遅くなってしまいました

        BLと文学の違いは、私が元々ライトノベルやBL小説を全然読まずにいて
        BL小説を読んだ時に色々思うところがありその衝撃のままプログの記事にしました
        「書き手の手法の違い」は確かにありますね
        最近は「読者の求めるモノの違い」もあるかな〜と思っています
        私は文学小説もBL小説も好きですが
        BL小説は正直「萌え」を重視して選びます
        文がちょっと稚拙でも、キャラ萌えで読めてしまったり
        お話がありえなくてもノリで楽しめたりします
        でも、普通の小説には「キャラ・萌」を求めてなく
        文体・表現・テーマ・語り口・構成などで選んでたりします
        「この人の書くテーマ嫌いだなぁ」て思うのに話と構成が上手い作家や
        「全然まったく共感できないし好きな人物がいない」のに題材や文にセンスがあったり
        色んな読み方を普通の小説ではします
        ですが、BL小説ではどんなに文が上手くても構成がよくっても
        「萌なければ意味がない!!」と私は気づいてしまったのです
        そうなってからは結構自由にBL小説を楽しんでいたりします

        もうちょっと文学についても語りたいものの
        BLプログでがっつり扱って検索されてもな〜とBLメインの記事にしています

        なのでこの記事にコメントをいただけて嬉しかったです
        拙いプログですが、またご来訪くださると喜びます
        迷惑でなかったらKAMEさんの好きな作品とかも教えてください
        • k
        • 2014/04/18 5:16 PM
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