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    • 2014.11.05 Wednesday
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    【遊覧船】藤たまき

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       子安武人×岸尾だいすけ


      藤たまきさんの作品が大好きです
      絵のタッチが独特なので最初は結構苦手だったのですが
      苦手なのに何だか忘れられないっということがあり
      雑誌で連載ものの途中だけ読んで続きが気になったりして
      ポチポチ単行本も買っていました
      でも、この時はやっぱりそこまで好きじゃなかったんですよね〜
      一作だけすごく好きな作品があったんだけど、それ以外は別に・・・て
      (確か学生時代だった)


      ところが、しばらく藤さんの作品を読まないでいて
      大人になってフッと読み返してみたら
      たまらなくすごく好きになってしまった
      繊細な空気感や言葉の選び方、柔らかい儚いタッチ
      心の襞をすくうような物語
      完璧じゃないアンバランスで魅力的な人物
      優しくて悲しくて切なくて美しい

      とは違うんですよ
      そうじゃなくって物語自体がイイというか
      「わかりやすいBL的なものを求めていた子供の時は
       そりゃ、あんまり藤さんの漫画好きじゃないはずだわ〜」
      と思いました
      他の作家さんにない萌とは違う何かがあるのが好きです

      昔の作品はそこに痛々しいほどの美しさがあったのですが
      近年は繊細すぎて傷つきやすい美しさを柔らかく包み込もうという
      優しさが話にも絵柄にも加味されていて、その空気が進化してました〜

      一度、学生の時すごく好きだった作品に感想を書いてみたら
      藤さんからお返事をいただきました
      その作品はラストが完璧なハッピーEDとも言えないものだったので
      私は当時から今までず〜っと本当のラストはどんなものだろう?と思っていたました
      私の中では幸せになるような予感があったのですが・・・・
      作者としてはどう考えていたのかな?と質問させていただきました
      すごい古い作品(感想書いた時にすでに10年前ぐらいの作品)だったのに
      とても丁寧にお返事してくださって、しかも
      「ラストは読者に委ねたいと思ってます
       あなたが幸せだと思ってるなら二人はきっと幸せです」
      みたいな返事をいただいて
      (簡単に訳しただけで、本当はもっと丁寧ですしいい言葉です)
      10年ぐらいモヤモヤしていたのがすごくキレイに収まるところに収まって
      幸せな気持ちになったんですよね〜
      ますます、藤たまき先生が好きになったのでした



      藤たまき作品は大好きですが、それがCD化に向くか?というと
      厳しい気がしました
      雰囲気重視作品だし萌とは別の次元にあるし
      絵や間を含めての作品の面白さだし
      絡みやBL要素?が低いし、話自体にアップダウンが激しかったりもしないし
      音声化に向く作品ってある程度
      ドラマティックだったり起承転結がある方が面白いと思うんですよね

      草間さかえ・小野塚カホリ・ヤマシタトモコ・中村朝日美子とかと同じ系統?
      絵間モノローグ雰囲気が大事だから
      成功するとイイけど失敗すると悲しいことになる作品
      この作品は原作の雰囲気をとても丁寧に再現したと思います


      【遊覧船】に限らず
      「もし藤たまきさんの話をCD化するなら福山さん岸尾さんかなぁ〜
      前から思っていた
      私は遊佐さん鳥海さん平川さん好きですが、藤作品には合わないの
      藤作品のメインキャラは繊細な高音声じゃないと無理だなって前から思ってた
      水島さん寺島さん成瀬さん阿部さん(ショタ声じゃない時の)宮田さんもイメージ
      高音系でも梶さん代永さんはちょっと声が強いかなぁ・・・
      野島健さん鈴木千さんもキャラによってはいけるけど
      柔らかい声よりも若干高音がキンキンする方があってるんですよね〜
      (私は高音キンキン苦手なんだけど、藤作品の少年イメージはそうなんです)
      なので、岸尾さんだと知って「あってるなと思いました

      でも、当時私は岸尾さん含めキンキン高音少年声が苦手だったから
      「CD化にあたって、役にも話にもあってるけど・・・・
       少年声苦手だからな〜
      と避けていた
      時が経ち、役やキャラや作品によっては高音少年声平気になったので
      や〜っと聞いてみました
      やっぱり最初「あってる」と思ったとおり
      とっても岸尾さん良かったです


      子安さんはこういうちょっと浮き世離れした役が似合うな〜
      いい声や色気を抑えた優しい大人不思議ちゃんっぷりが
      子安さんの特徴的な声質とよくあっていました

      あとはアレです
      最近の私がエロ薄BLCDが好きになってきてまして
      【同級生】【この世異聞〜狐の嫁入り】【キャッスルマンゴー】【地下鉄の犬】
      【ブーランジェの恋人】【やさしいエピローグ】【三軒隣の遠い人】

      この辺りを良くリピしています
      (【真昼の恋】【よろめき番長】はエロ薄で今の気分なのですが
       原作が好きすぎるのも影響してCDがイメージと違って
       それをどうしても受け入れられずに悲しくもリピできない)
      【夢見る星座】【リピート・アフタミー】【目を閉じて三秒】【恋の話がしたい】という
      当時BL要素が薄い気がしてスルーしていた作品が今欲しい!!
      藤作品がこの【遊覧船】レベルでCD化したら喜んで全部買うのにな〜


      BGMの使い回しがあるらしいですが
      私は鈍感でそれに毎回ほとんど気づかない・・・
      使い回しされてる!と言われてる他CDを聞いてもそっちでも気づかない
      でも、別に使いまわしても作品の雰囲気にあっていればイイと思うんですよね
      例えば、有名な曲って色んなCMやらドラマやらで使われてますが
      そのたんびにそのカラーに合わせた作りになっていますし
      ひとつの曲にひとつのイメージってワケでもないと思うのです
      ただ、私が聞き分けられないから、そう思うだけなのかな?
      場面に合わない曲使われる方が嫌だな〜
      この作品はシーンごとにBGMの雰囲気があっていたし
      電子音ぽいピコピコ音じゃなかったので、私は聴きやすかったです

      脚本の短縮・まとめ方も良かったです
      原作好きからすると一筋縄でいかない姉やダイヤのピアスとかがなかったり
      仕事をしたらない攻めを言いくるめて仕事させる主人公とか好きだったんだけど
      削られてるところがありながらも、自然で雰囲気が大事にされていた


      病気で休学中の岸尾さんは遊覧船で売り子のバイトをしています
      そこに訪れいつもおつりをくれる子安さん
      実家の離れの旅館にお弁当を届けに行った岸尾さん
      そこで売店の客だった小説家の子安さんがいて会うたんびに
      お金を渡してくることに戸惑いながらも次第に仲良くなります

      バイトに疲れて眠ってしまった岸尾さんに
      お金を渡して泊まっていくように言う子安さん
      まるで自分のことを好きなようなのに
      お金で買おうとする子安さんに岸尾さんは戸惑います
      体を重ねて思いを通わせますが、目が覚めるとやはり「お金
      今まで貰ったお金を全て清算してから
      子安さんと「金を介さない恋人としての関係を築こうとします


      「泊まっておいき」
      「怒ったのかい?」
      独特の古めかしい言い方が子安さんの柔らかい声に乗せると
      不思議な味わいがあってとても良かったです

      岸尾さんの透明感溢れる声で紡がれる
      詩的なモノローグも雰囲気たっぷり

      あなたはここへ
      それでもここへ
      通い続けて来てくれたね
      つたない恋情を頼りに
      船に乗って・・・

      モノローグなのに語りかけるような言い方なのと
      「つたない恋情」というのが不器用な恋愛に切なくなる

      出会い編?の最後のモノローグがまた美しいの

      その裏腹な心にも寄り添える日まで
      途絶えず来てね 遊覧船

      題名の「遊覧船」がとても特別なもののように思える
      無機物なのに岸尾さんがすごく柔らかい綺麗な声で愛おしそうに
      「遊覧船」と言うのが何とも言えずに雰囲気たっぷり
      個人的に最初のこの辺までが特にすごく素敵だった
      この20分ぐらいを何度も繰り返して聞いてしまった
      もちろん続きも好きなんだけどね〜


      相変わらず、プレゼントをしてお金をかけようとする子安さん
      そこに編集者で友人の野島裕さんがやってきて
      お金で繋ごうとする子安さんとの関係に釘をさされます
      バイトの休みに二人で取材旅行に行くことになります
      アウトレットでやはり貢ぎモノを買ってくた子安さんは知恵熱で沈み
      怒って返品する岸尾さんと気持ちはすれ違ってしまいます
      でも、子安さんは無くなってしまった靴の代わりに
      安いサンダルをお揃いで買いそれだけで大喜びするのを見て
      プレゼントをして喜ばれる嬉しさをしった岸尾さんは
      自分がどれだけ酷いことをしてしまったのか後悔します


      「お金」という形あるものでしか人を繋ぎ止めることが出来ないっと思ってる
      攻めに対して、それ以外の価値観を植え付けようとする受けなんですが
      その受けちゃんだって完璧な人や大人じゃないんですよね
      無力で小さくて将来に悩んでいる子供
      でも、BL受けにある可愛らしい守る存在なのではなく
      そういう「小さな自分」と「何かが欠けている攻め様」を自覚しながら
      二人の関係を大事に強いモノにしていこうっという気持ちが愛おしい


      「あんな風に高価なものをもらうのは不安で・・・」
      「僕はまだ高価なものになんか値しないんだ」

      泣き出してしまう岸尾さんが切ない
      また、この後のモノローグが詩的なんですよぉ
      ハッピーEDで何も悲しいことがないのに
      すごくやるせないような気持ちになるんですよね〜

      お金を使わずに、地平線まで広がるススキ畑でデートする二人の
      優しい言葉のやりとりも好きだった
      原作だとサラっと読み飛ばしていたけど音で聞くと温かかった


      復学を考え始める岸尾さんと
      それを止めるためにオランダで結婚しようとする子安さん
      すれ違う二人なのですが
      小説家としてのイベントクルージング上で思いを確かめあいます

      共有する美しい思い出
      離れがたい気持ち
      溶けて共有した感覚
      形なんかなくっていいんだ


      ここ原作でもすごいロマンチックな言い回しだな〜と思ったんですが
      岸尾さんの情感たっぷりな言い方が本当に美しい
      ↑の語りがあった上での最後のモノローグが好き
      やっぱり原作ではそんなに最後のモノローグ意識してなかったんだけど
      ↑があっで聞くと全然印象が違う
      本当に二人は何かを共有してこれからも進むんだなぁっと思えます

      二人で進む長い航路の末に

      一緒に進んでいく二人の
      積み上げていく船の糧です




      ちょっとズレた可愛い子安さんと
      岸尾さんの美しいモノローグと
      作品自体の空気感がとっても良かったです
      大きな事件もエロもないけどとても透明感があって爽やか



      岸尾さんすごくイメージ通りで演技も良く、声も綺麗でした
      何も文句はありません
      ただ・・・私はやっぱり高音系が苦手なんだな〜っと思った
      ゆったりまったり癒やされるんだけど
      私がリピしてる癒やしblcdのキャストって固定?されていて
      日野さん野島裕さん間島さん千葉一さん羽多野さんばかり
      中〜低音よりの方ばかりなんですよね〜
      なので、高音よりの岸尾さんはキンキンに感じてしまった
      声が頭に響くというか・・・・
      (ちょっと頭が重い時に聞いたらダメージを受けた・・・・
        羽多野×近藤【フラッター】は普通に聞けた)

      でもでも、最初に書いたとおり藤作品の少年達の声イメージは
      岸尾さん福山さんとかの透明感ある高音少年声なんですよ
      だから、コレですごく良かったんです
      実際、元気な時に聞くと本当に岸尾さんの声の透明感が繊細でイイ
      透明感と美しさだけじゃなく、ほんの少しの色気もあるんですよねぇ
      岸尾さんの声って

      CDとしては満足ですが
      癒やし系でまったりと聞けるわりに
      私の好みの音域からは外れるために癒やしリピCDにはならないという
      不思議な位置になったCDでした


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        • 2014.11.05 Wednesday
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        コメント
        藤たまきさん!
        私が一番さいしょに「同人誌」wを買った作家さんなんですよーーw
        (まだ2次創作のみでプロになってらっしゃらなかった)
        スケッチブックにイラスト描いていただいたりしたなぁ〜。
        あれ、どこ行ったんだだろう・・。
        昔から、たまきさんのあの独特な空気感が大好きなので、
        今も活躍されているのを知ってとても嬉しかったです。

        Kさん、お手紙にお返事をもらったことがある・・・と、ステキですね。

        Kさんがおっしゃるように、
        たまきさんの作品の独特な雰囲気って、ボイスドラマするには難しそうですよね。
        「遊覧船」は良かった!とのこと、興味がわきました。
        あまり詳しくないながら、岸尾さんは合ってるような気がしますね♪
        チャンスがあれば聴いてみたいと思います。

        • ミズイロ
        • 2012/06/11 8:25 AM
        ミズイロさんへ


        お返事遅くなってすいません
        こちらにもコメントありがとうございます!
        藤さんにお会いしたことあるみたいで羨ましい〜
        同人を出していたのは知りませんでした!

        藤さんは地味〜に固定ファンをつかんでいると思うのですが
        どの時代のブームにも乗っていたようには思えないので
        これからも爆発的に人気が出ることはないんだろうな〜とは思います
        でも、その分ブレないであの雰囲気を保ちながら進化してくださっているのでファンとしては満足だったりします

        音声化に向いてない作品かもしれませんが
        草間さかえ・水城せとな・中村明日美子・小野塚カホリとかの良作があるからやろうと思えば出来ないこともないと思うんですけどねぇ


        BLとして「遊覧船」は面白いかわかりませんが、岸尾さんのモノローグが本当に綺麗ですよ


        ついでに、もう一つのコメントの返信もこちらにまとめさせてもらいます(ノ∀`)
        【ご主人様〜】は1と2で雰囲気が違いますよね
        2は甘甘風味なので、私はツンデレが好きなために1が好きなのかも
        受けはイヤイヤしている方が好きなので、好みですね
        【凍る灼熱】も1が好きです
        千葉進さんは付き合う前のツン→付き合った後のデレで声の雰囲気が若干違うのでお話以外にもそこの声質の好みもあるかもしれませんね
        【ミルクラ】は番外編ですよね!
        崎谷作品では千葉進さんはいつも脇役ですよね〜
        【白鷺】シリーズでも脇に出てますし
        崎谷先生は気に入ると脇に使っていた人を自分の別作品のメインに使うことが多いいのにそうしなかったところをみると、千葉進さんの声は崎谷先生に刺さらなかったのかな〜っと勝手に思っています
        でも【Answre2 SUGGESTION】の快演が聞けたので良しとしてます

        トラックバックはどうぞしてくださ〜い
        と言うか、嬉しいです♪
        私はどうもプログのリンクとか貼るのやら何やら、よくわからないので放置してますがシンプルなものですが・・・・
        もうちょっと画像とか貼って華やかにした方が
        読んでる方は楽しいのかな?と思ってはみるものの・・・・
        基本は自分の萌を吐き散らしてるだけのプログなので
        読者に親切じゃないのです・・・・すいません



        ご訪問くださって、コメントまでしていただいてすごく嬉しいです
        良かったら、また居らしてください
        ではでは
        • k
        • 2012/06/19 4:30 PM
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