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    • 2014.11.05 Wednesday
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    【ダブル・バインド2】

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      お事件的なところの
      後味が悪いな〜・・・

      私は一般小説や純文学小説が好きでして
      BL小説を読み始めたのはこの3年ぐらい
      (BL自体は15年以上愛でているのですが)
      なのでつねづね
      「文学的・一般小説に通ずるようなBL小説読んでみたいなぁ
      思っていたりしたのですが・・・・
      こうやってかなりガッツリミステリーサスペンスに力入れたBLに触れてみて
      「BLはを追求しているからいいんだな」と実感しました


      このCDの出来・内容自体はとても良かったです
      特に後半からBLCDとしてではなく
      サスペンスミステリー系のドラマCDとして
      人物の葛藤・謎解き・犯人の解明・人質の救出・物語の真相と
      BL以外のところが良く描かれていて
      ドキドキしながら、時に胸打たれながら聞きました


      真相に関しては呆然です
      こんなに人が亡くなるBLCD初めて聞いた・・・
      感動するし、ある種のカタルシスにも陥りました
      BL関係なく登場人物を思い、迫真の演技に引き込まれます
      これが、BLじゃないドラマCDだったら満足です


      ・・・・・でも、BLだと思うと後味悪いんですよね
      いくらカプが後半イチャイチャしだしても物語の余韻が強すぎて
      BL部分に私は集中できなかった
      お事件部分が本当、BLらしくなく良く出来ている
      出来ているが故にモヤモヤとしました
      ただ、間違いなく良作大作です
      ここら辺をどう思うかでこの作品は評価が分かれそうな気がします



      私は・・・・BLCDを聞くときにお事件より恋愛重視派なので
      もうちょっとお事件を少なくして
      4人の感情の揺れにモノローグや場面を多く取って欲しかったかな
      変な話ですが、お事件ドラマCDとBLCDとそれぞれ別に聞きたかった
      こっとはお事件のCDだけ・こっちは4人の感情メインのBLみたいな



      皆川さんとそのお父さん役の方の演技がすごかったです
      ある種、ここだけでもドラマcdとして聴きごたえありました
      これは皆川さんじゃないと無理だな〜という
      お父さんと森川さんが二人で話すところは
      サスペンス映画の吹き替えのようなシリアスさと重厚さがありました
      本当にすごかった


      そして阿部さん
      多重人格で3役演じるだけでも凄いです
      特に役の切り替えが、その時のキャラや状況によって違う
      パッと変わったり、苦しみながらだったり、ジワジワ侵食するようにだったり
      その演じ分けや状況に合わしての演技力が見事でした
      また「もう怖くない?」と興津さんに歩みよるシーン
      普通3役のどこかのキャラに合わした声にすると思うんですよ
      でも、この時の声が幼い無垢な子供としての声でして
      多重人格になる前の本人格すらない何も知らない頃なんですよね
      それを声だけで表現できるなんてすごいな〜と
      しかもすでに3役演じているのに、また違うトーンであること
      お話の流れ的にもここは「全て知らなかった頃の彼」である必要があるけど
      別に本人格である「ショウ」の声でも構わないと思うんですが
      そうしなかった阿部さんの演技プランが素晴らしいな〜と思いました
      ここをこのトーンにしたことによって、後のお話にも繋がっていると思います
      何でここを「ショウ」のトーンにしなかったのかが分かる


      ミステリー部分が面白い話なのでネタバレは控えめにしてみました
      すごい引き込まれて聞いたけど
      これらの物語をまた最初から聞きたいか?というと
      何だかそうでもなかったりします
      シリアスすぎて辛いというか、重くて辛いというか
      だから上記のようにBLとドラマCDが分かれていたら
      聴きやすかったな〜などと思ってしまうのです



      BL的には・・・
      今回も鈴木達さんに泣かされた

      大川さんのために死んでもいい!と思っていたけど
      それはただ相手のために自己犠牲をする自分に酔っていて
      大川さんのことも自分のことも信じられてない
      鈴木達さん自身の弱さからくる自己満足な愛情だった
      そして、大川さんはそんな拙い愛情劇に付き合ってくれてるだけだった

      そういうのが今回わかるんですよね
      前回まで「命かけちゃうなんてどんだけ愛してるのよと思っていたけど
      実際の愛情の深さはそこじゃない・・・・という
      それを聞く方も忍(鈴木達さんの役)もやっと理解するのです
      なんて大川さんの愛情は深くて広いの〜!!!!


      ピンチになり、命の危機に陥る鈴木達さん
      そこに駆けつける大川さん
      あんなに命を投げ出すのをなんとも思ってなかったのに
      「俺・・・・死にたくないよ〜」
      すがり付いて声を詰めているんですよ
      多分、忍は涙が頬を伝っているんじゃないかな・・・・
      絶対帰る!という強いモノローグと弱々しい台詞の対比も良かった
      傷ついてる演技がすごく上手いとかではないんですが
      この人のために死にたくない!て気持ちがすごく篭っているんですよ
      こんなに愛してるんだなぁって思えたら感動してしまった


      無事生きていた鈴木達さんへの
      病室での衝撃の事実!!
      個人的にはこの事実はあんまり・・・・・
      色々ありながらも結構現実よりで来た話が
      何だか一気にBLドリームぽく感じた
      ただ演技自体は二人ともすごく良かったの
      「これからどうしたらいいの?」
      嬉しさと戸惑いと覚悟と大川さんの愛情の深さに号泣する鈴木達さん
      この泣き方がえずいてしゃっくりあげてグシャグシャにして泣いてるのが
      すっごくググッときた
      それをまた大川さんが優しく受け入れてるんですよ
      もうね!!泣いてる時にそんな風に優しくされたらもっと泣いちゃうよ
      二人の声を聴いてるだけで切ないというより幸せで泣いてしまった
      俺は一人じゃない・・・・
      愛する人も愛してくれる人もいるんだ
      こんな幸せなことは・・・ない
      幸せにしてあげて〜!!と思いました


      「あの人のために死にたい・・・(うっとり
      「気持ち悪いだろ?」
      ピンポイントでは鈴木達さんのこのやりとりもツボでした


      興津さんのデレも素敵だった
      前回のフェロモンムワンムワンから可愛らしさも出てきてた
      「やめてください・・・・」
      敬語での拒否っていいですね
      特にこういうツン大人声でのっていいですぅ

      森川さんのこのセリフに笑った
      「赤松君・・・ありがとう!!
       君はいい奴だ!!」

      素直になっての両思いエッチ
      「私だって嫌いだけど・・・好きです」
      かわかわかわいい〜
      「これから私が・・・・
       気持ちよくしてあげます」

      なのに、エロい
      「そんなエロい声だすなっっ
      本当に森川さんの言うとおりなのです
      興津さんがすごいのは何とこの短期間に喘ぎ声を修正してきました
      前回の可愛い仔猫ちゃんみたいのも良かったんですが
      今回は最初私が予測した遠近さんに近い低音よりの喘ぎになってました
      このトーン自体が色っぽいのと女の子ぽくない喘ぎが好きなので
      少し耐えたようなアンアンしすぎない吐息まじりが色っぽい
      ちゃんと男の人に聞こえる感じが超好みでした
      特に「良すぎて死ぬかと思いました」の言い方!!!
      でもやっぱり喘ぎよりも喋ってる声のがエロい気がしました〜


      森川さんの囁き
      「ベットに行かないか・・・?」
      かっこよかった〜
      さ、さすが森川さん・・・・
      そしてゲップがリアルでした


      お話的にどちらかというと今回は大川鈴木達のが大詰めだった気がします
      森川興津も良かったんですが、興津さんが大川さんとの過去を乗り切った時点で
      ある種方がついてしまった気がするんですよね〜
      この話、本当お仕事&殺人事件&多重人格とかなしに
      大川興津の過去に照準を合わせて、その過去から二人が互いの恋人を見つけて
      新しい恋愛にハマリこむまでを中心に描いていたらBLとしてどんなに面白かったか・・・・
      ドラマCDとしては面白かったけど、キャラや関係性がいいだけにBL部分が薄目なのが
      本当に勿体ないんですよ〜!!!!
      ゲイでない森川さんが興津さんのツン色気に惹かれながらも
      その中にある弱さを支えたいと思い、その気持ちに寄り添うまでや
      興津さんが過去の恋愛とはタイプの違う誠実な森川さんに惚れて
      そのおかげで大川さんとの過去を精算するきっかけになる揺れ動きとかを
      しっかりやってくれていたらな〜と思います
      二人ともモノローグがお上手なので尚更
      最近聞いた【追憶のキスを君は奪う】が誠実×ツンビッチの良作で
      心情変化が丁寧だったので尚更物足りなかったわ〜
      大川鈴木達カプもこれだけで話が一枚できるほど、色々過去や思惑があるし
      入院中の話やハナちゃん交えての家族っぷりとか気持ち消化不良です
      もう少〜し大川鈴木達のその後が知りたかったな・・・・・



      大川さんの優しいかっこよさと誠実さと響く低音
      森川さんのコミカルさとシリアスさの良い対比と囁きのいい声
      興津さんの色気と可愛さと上手さと色気
      鈴木達さんのハマリ具合と感情移入とリアルさと切なさ
      声優さんの演技自体はすご〜くすご〜く良かった
      このキャラ達でシリーズとかできないかな〜
      刑事ヤクザ臨床心理士とこれからもお事件関係で話膨らみそうだし



      全体的には満足、BL的には物足りないって感じですが大作良作
      blのわりにサスペンスミステリー部分が面白かったし
      (ちょっと複雑?広げすぎな気もしますが、小さくすると今度はつまらない
       お事件部分の先が読めてしまな〜というモノになってしまうし)
      大風呂敷を広げた割にそこそこ綺麗に締めていますし
      脚本的にも原作未読でもわかりやすかった
      メインはもちろんですが、脇役の方の演技が大事な作品で
      皆さん演技もすごくよかった!!!
      演出も気になるほど悪いところもなかったです
      (感動するほど良いBGMとかもなかったですが)






      原作小説の1・2巻購入してみたんですが・・・・
      思ったより字が大きくてビックリしました
      もっと小さい字と狭い行間でみっちり書かれてる気がしたので
      そうか・・・・これBL小説だった〜となった
      CD一巻で好きだったシーンが小説だと思ったより
      全然すっごくあっさり数行で書かれていて、アレ?となったりした
      特に煮詰めて描写された訳ではないシーンをよく鈴木達さんはあそこま
      リアルな情感を込められたな〜とビックリしてしまった
      もっと心理描写やら感情やら細かい所作や情景が書き込まれていて
      それを読み取って演技に活かしてるのかと勝手に思っていたので
      (ちなみにお風呂で忍が「捨てないで」とすがるところです)


      そしたら特典のフリートークで
      「大川さんとのやりとりで演技が変わっていったりした」と言っていて
      鈴木達さんが想定していた演技とは違うものが収録中に出てきたということで
      そういうのはどんなに練習していても生み出せない
      現場で良いモノに仕上がるってことだから
      鈴木達さんは本番に強いんだな〜と思って妙に納得した
      またそういう演技を引き出す環境や空気に持っていく共演者や現場の方々も
      改めてすごいな〜と思ったりしました


      ちなみに一枚目の感想はこちら↓
      【ダブル・バインド1】
      ↑で最後の多重人格の「ヒカル」の処理をどうなるのかな〜と思っていましたが
      森川さんのモノローグが最後まで「ヒカル」を思っていたのが良かった
      ただ、本人格ショウとヒカルのお別れがやっぱり欲しかったなぁ
      多重人格て二重人格であることは意外と少なくて
      二人になるとその後別の人格が多数出ることがあるそうです
      最終的に一つに統一される家庭で最後まで残る人格というのは
      本人格自体が大事にしているモノであり
      それを手放すのは良きにしろ悪きにしろ本人格が一番葛藤するそう
      苦しい気持ちを抱えきれなくなって別人格を作り上げ
      その苦しさと丸ごとそちらに預けるわけだから
      人格が一本化するということは自分がすべての痛みを持つ覚悟も必要ですが
      その人格が今まで痛みを肩代わりしてきたのに捨てられる?怒りをもったり
      守ってきていたものと離れなければいけない切なさがあったり
      どんな苦しい時も励ましあってきた共有感もあったりするようです
      (全部小説やドキュメンタリーの受け売りなのですが・・・・)
      だからこそ、どんな形であれヒカルとショウの対話がもうちょっと欲しかった
      思ってしまいました
      ただ本当森川さんがいつまでもヒカルを思っていたのが救いです

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