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    • 2014.11.05 Wednesday
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    私がBL小説を読むようになるまで

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       私は昔普通に少女マンガを読んでいました
      でも、あまりに漫画を読みこむうちにすごく本を読むのが早くなって
      一冊15分ぐらいで読み終わるようになってしまいまして
      そんな時に単行本(ハードカバー)の児童書に出会いまして
      (当時の児童書は分厚くでかかった)
      「字がいっぱいあるからこれなら中々読み終わらないぞ!」と思っていましたが
      重いしかさ張るし本屋では児童書コーナーは少ないしで
      次第に興味は文庫小説に移っていきまして
      最初はKバルト文庫やFァンタジー文庫などを読んでいたんですが
      そういうのって大概絵が好きだったり嫌いだったり左右されるわ
      恋愛・家族・冒険もののキラキラしてる話が多くてですね
      「何か求めてるものと違うな・・・」と思ったり思わなかったり
      違和感がありながらも子供用小説と漫画を読み進めていたんですが
      学校で図書館の本を借りて読む授業があって
      それが初めての一般書を読んで衝撃を受けた瞬間でした
      子供用にの小説にはない、深い洞察力と思考
      あらすじを読ますのでなく、美しい情景描写と今までにない方法の表現
      必ずしも幸せでないひねったラストとそこに到達するまでの引っ張り
      「大人が読む小説の面白さ」に夢中になってしまいました


      途中でBL好きにも何故か目覚めていてBL漫画は読んでいたので
      ラノベ&少女小説→BL小説に行けば良かったんですが・・・・
      今も昔も私は「男らしい受け」が好きでありまして
      でも当時は「受け」=「小さくて可愛い」「元気で可愛い」「儚げ美人」などの
      中性的であったり、女性に近い受けちゃんばかり!!
      漫画である場合は絵でわかるけど、小説だと受けの性格がわかない上に
      何となくBLは小説より漫画のがバラエティに富んでいたんですよね
      当時男らしい受けちゃんなんて
      吉原理英子「幼馴染」「間の楔」
      「Hのミラージュ」タカヤさんぐらいだったんじゃないかなぁ?と


      そんなワケでBLは漫画、小説は一般書としている内に
      BL小説自体を読めなくなってしまったんです!!
      ど〜いうわけかと言うとBL小説を読んでいると文体&表現力が気になる
      「なぜここで一人称じゃないんだ?」
      「この描写は美しくない」など
      更に、漫画と違って主人公の思考が文で説明されいる分
      その流れが不自然だったりするとキチンと説明が欲しくなる
      一般書の場合自分が理解できない思考の人物でも
      「こういう風な考えもあるかもね〜」とある程度読者を納得させてくれますが
      BL小説の場合はお話を進めるためには
      どんなに納得がいかなくても男二人がくっつかないといけないので
      「こんなすぐに男同志が普通に惚れるわけがない」
      「いつ好きになったの??」てな感じで
      「説明して〜!!納得させて〜!!」となったのです


      数人BL作家を試しましたがアホ系エロ系コメディ系は許せても
      ちょっと内容がある話程、少しのつまずきが許せずにBL小説を読めなくなりました
      BL自体好きだし、小説読むことは好きなので
      「あの時一般書じゃなくって
       先にBL小説を読み込んでいれば!!」
      と後悔
      BL小説を読みたいけど文学小説との違いに戸惑い許せない・・・という
      意味のない葛藤をしておりました


      最近は作家によって読めるようになりました
      一般書でも作家買いするほうなので、お気に入りの方は揃えています
      その反面、何度読んでもダメな方 文体が受け付けない方
      受けが好みの時だけ読める方などが出てきています




      【追記】
      ↑上記が半年ほど前の戯言です
      今は文の好き嫌いは相変わらず激しいんですが、結構BL小説読めるようになりました
      一人称や多人称の切り替えの突然さや
      BLによくある男同士でくっつく葛藤の少なさなど
      引っかかっていた部分を受け入れられるようになった


      また漫画と違って文のが情報量が多いい?のが楽しいです


      でもBL小説が楽しくなってきたのは今のBL業界だからだと思う
      中古で古いBL小説読むとやっぱり違和感があるんですよね
      文体や古さよりも「テンプレ」感がすごいある
      私は「王道」=「テンプレ」だと思っていたんだけど違う
      「こうやったらこうなる」てもう決まっているから
      作者があまり詳しく心理描写や小さなエピソードを書いてなかったりする
      「テンプレの道筋が決まっているんだから、そこまで書かなくってもわかるでしょ」
      みたいなのがどこかしらにあるんですよね〜
      実際思ったとおりになるしわかるんですが、そこをガッツリ書いていただきたいのに
      何故かその一番読みたいところが弱い
      全ての古い小説がそうじゃないんですが私が読んだものにはそういうのが多かった


      「王道モノ」は花嫁・アラブ・借金・幼馴染・年下攻め・リーマンとかキーワードがあって
      そのキーワードに沿った「お決まりのパターン」がありながらも
      作家さんによってキャラ付けや感情の行き違いなど個性がある

      そりゃ、山藍さんや吉原さんや榎田さんとかが人気になるわ
      比較的今も人気ある古いBL作家さん(私が読んでない方でも)は
      当時から個性はあるし、王道に頼りすぎないし、それでいて萌がある

      絡みも昔の作品はあっさり?というか
      書き方が決まってる感じがします


      そういう「BL小説の書き方」自体が現代のが選びがいがあります




      あとは半年前にも書きましたが、ジャンル?も増えた気がします
      昔は美少年・中性美人のどちらかだった気がします
      (ツンデレ・ヤンデレなんて言葉なかったしね)
      それが今は、私の好きな男前・強気・ヤンキーが普通に探せばあるだけでなく
      ブサイク受け・オヤジ受け・ムキムキ筋肉受け・根暗受け・普通受けなど
      13〜25歳のショタ〜青年までが受けのお約束?年齢だったのに
      30歳は当たり前!!!おじいちゃん受けみたいなのもあるよ〜!!という
      ブサイク受けなんて昔じゃ考えられなかったですし・・・・

      こう・・・たくさん選べるのがいいですね




      多分、昔BL小説を読み始めたとしても
      今みたいに楽しめなかったんじゃないかな〜?と思います


      BL漫画もタイプが色々でて楽しいですね〜
      BL業界?は色んな意味で広がりとバリエーションが出てきてる気がします
      (なのに何故BLCDは縮小してるのでしょう(´;ω;`)

      山藍紫姫子先生

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         私、山藍先生は昔読んで苦手意識がありまして・・・・
        20過ぎた頃に「有名な人だしもう一回挑戦!!!」と
        【色闇】を読んだのですが、冒頭の数ページで挫折
        何か文章があまりしっくりこない・・・・
        途中の盛り上がり部分から読んでみたのですが
        やはり何だか読み進めずらい
        そんな感じで結局頑張ってみたけど完読することが出来ませんでした



        ところが昔何となく買ったBLCD【THE DARK BLUE】を聞き返し
        この原作が山藍先生であることを改めて知り
        もう一度挑戦してみよう!となりました〜



        昔は自分の好みが今より狭かったし、BL小説を読みなれてなかったし
        (BL歴は長いのですが、BL小説を読み始めたのはここ二年ぐらい)
        K川文庫から出版しちゃうくらいなんだから
        これは読んでみないとな〜
        完読しないで好き嫌い言うのは違うぞ!と
        三冊購入してみました
        【王朝恋闇秘譚】
        【江戸繚乱】
        【永遠の恋人】
        外国が舞台・ファンタジー設定・両性具有モノは
        物語に入り込めないとまた完読できない恐れがあり
        それより苦手意識がでそうだったので
        出版社をバラバラにした日本舞台のモノを購入してみました



        その前に色んなレビュアーさんの感想を読んで耐性を付けときました
        私は受けが攻め様以外の方に無理やりヤラれちゃうのが苦手なので
        可哀想じゃないですか!!!す
        男で男にヤラれるのはイヤだ。。。でもあいつだからいいんだ。。。。
        て納得している受けちゃんもいるのに
        そんなの関係なく傍若無人にバンバンヤラれちゃうなんて
        身も心もズタボロじゃないですが
        また、自分が女性のため「好きじゃない人にやられる」と言うのが
        何だかイヤなんですよね・・・・
        BL抜きにしても受け身の方が無理やりにヤラれるのは見たくないのです
        準備として一般トラウマ書籍
        【隣の家の少女】【闇の子供たち】をサラっと読み
        (読まなくていいなら↑は読まない方がいいです
         しばらく色んな意味で立ち直れない)
        耐性をつけて?恐る恐る読んでみたんですが・・・・
        意外と平気でした
        イヤイヤ言ってる割に、思ったより受けちゃんが乗り気なんですよね
        私が読んだ無理やり系の水原とほるさん・かわいゆみこさん作品に比べて
        受けちゃんがそんなに心身にダメージを追ってるように思えない
        それなりに気持ちよくなって
        ヨヨヨ〜と泣きながらも自分の運命を受け入れてるような
        山藍先生独特の真綿にくるんだような
        ねばりというよりトロミがある文体によるところも大きいと思います
        まるで夢物語のようなモヤ〜とした霧に包まれてる
        半透明の薄皮一枚向こうの世界なんですよね
        だから、受けが酷いことされていても
        「あくまで向こう側の世界のことだから」と達観して読める
        感情移入して受けの気持ちになって痛みや苦しみ体感することがない
        タイプは違うんですが木原音瀬作品もそうなんですよね
        【WELL】の中の【HOPE】て作品でスゴイ受けが酷い目にあってるんですよ
        酷いというか虐待的で「BLでここまでやるのか〜」て感じです
        木原さんの場合は表現で柔らかくしたり
        夢物語みたいな描写じゃなく
        どちらかというとリアルにザックリ冷徹なままに書ききってるんですが
        何故か「酷いことされてるな〜」と他人事で読むことができた
        酷いんだけど自分に置き換えて受けの苦しみを疑似体験したりはしない
        冷静にあるがまま受け入れる感じがした
        鋭いナイフで切り付けてきてるんですがその傷で痛みを感じることはない
        だから、意外と私は言われるほど木原作品は痛くないんですよね
        設定だったりヤラれてることは痛いんですが。。。。
        でも、何故か水原作品・かわい作品はイヤなんだよな〜
        作者自身は物語の進行上の流れでのエピソードを書ききっていて
        読者に深い傷を負わせるつもりはないようだし
        実際少しの傷しか受けてないはずなのにスゴク痛い
        そして、読後もしばらくその痛みを続き
        痛みを思い出すたびにリアルに痛みを感じる
        この違いが何だかわかりませんが。。。。。
        BL的にはサクサク読めてリアルだったり表現がイイ方が面白い
        ただ、小説的見解だといつまでも痛みを残せる作品のがいいんじゃないかな?



        色んなレビュー&感想を読むと良く書かれていたのが
        「こういう表現や文体は山藍さんにしかできない」
        「すごくエロシーンですら美しい」
        なので、すごく期待して読んだのですが思ったより普通でした
        確かにこの世界感&文章の表現は独特で山藍先生ならでは
        BL作家でこういう方はいないんじゃないかなぁ?と思います
        ただ!!もっと幻想的で妖しく美しい表現を期待していたんですよ〜
        中山K穂・久世T彦・小池M理子とかの文学賞作家さんみたい
        K川文庫から出てるんだから一般作家さん並みの筆力かなぁ?と
        でも、ちょっと違いましたね・・・・
        ねっとりした耽美的な独特な文体にBLでは使わない文字
        色んな思いもよらないシチュエーションなど
        全てで山藍ワールドでありましたが


        上記の作家さんの同性愛が見え隠れする話で好きな短編なんですが
        すごく魅力的で女タラシな芸術家の元に通う記者の女主人公
        芸術家の男性秘書・その恋人の女の子がいるんです
        秘書の恋人は素直イイ子なんですよね
        ある日その子が部屋の前で泣いて主人公に言います
        「私は先生(芸術家)も恋人も好きなの
         でも二人とも寝ているの
         二人とも好きだし私のことを好いてくれているけど
         その事実がとても苦しい。。。」
        みたいな話なんですが〜
        直接的に男性秘書と芸術家の色っぽいシーンがあるわけじゃないのに
        すごく空気が濃厚なんですよね
        それと共に女たちの悲哀とそれすらも納得できてしまうような男のカリスマ性
        性や愛に捕われて絡められていき全ての人が堕ちていく様子が色っぽい
        行為自体が色っぽいんじゃなくて、その感情のもつれ具合に情愛がある


        あと、あざといぐらいにドラマティックでロマンティックで耽美
        ボロボロになって死にたいほど愛してる!というのを一般書でやった
        【白い薔薇の淵まで】女同士の恋愛モノなんだけど
        ドロドロでメタメタで愛しかなくて傷つけあって離れられない
        エロシーンがびっくりなんだけど、読みどころはそこではなく
        二人のネットリとした愛の縺れが堪らない
        愛してるけど憎い 憎いけど離れられない
        どうしても手に入れたいけど手に入らない
        手に入れても傷つけあってしまう
        それでも誰よりも近くにある
        まるでJUNEじゃないの!!!と
        ラストのある一文が切なくて痛くて涙が溢れる


        スランプに陥った壮年の作家が幻想小説を書きあげるまで
        ホテル滞在中の外国人の人妻に惹かれ
        ホテル従業員の猫のような中国美青年に心惑わされる
        小説の中の世界も美しく蠱惑的でありながら
        作家の現実世界も異国の香りが漂う気だるげな魅力に溢れている
        人妻と美青年という、どちらにいっても堕落的
        何も起こらないのに、ただの会話シーンすらエロス
        美青年への「美」の賛辞がすごいです



        そういう恋愛が絡むから出る色気が欲しかったなぁ
        行為がエロいんじゃなくて、情が絡むからエロいんじゃない?と
        エロしてる時を色っぽくねっとり書いてる・・・という表現じゃなくって
        世界感や物語自体が色っぽくなっている作品かと思ったんだよねぇ
        思ったよりも人物の感情に重きを置いてなかった
        読んだ3作とも愛憎の感情描写が特筆してるわけではなかったな・・・・と
        エロがすごく心理描写が霞んでしまってるのもあるんでしょうが
        懊悩したりすれ違ったりの切なさで
        ハッとする印象に残るシーンが特にないんですよね
        雅やかな文体は独特にいいんですが
        それが想像力を喚起するほど美しいのか?というと
        文体自体の美しさしか私は感じられませんでした





        ただ、エロシーン自体は色々スゴイです
        もうね、お見事ですよ!!!
        ここまで書ききってくれるか!?

        エロシーンってエロいことしてるのに不思議とエロくない本とかあるので
        道具も人数もバンバン使ってスゴイことしてるのに
        何だかエロくないな〜って人
        反対に普通のことしかしてないのに、エロく書いてる人ももいて
        「エロシーンですら上手い下手があるんだな」とBL小説読んで思いました
        山藍先生はエロいだけじゃなく
        やってる行為に創意工夫があり
        さらに、その一つ一つの表現方法に拘りと独自性がある
        しかも、致す前の準備や致した後の処理までエロい
        素晴らしいですよ
        エロに心骨注いでるな〜・・・・と
        そりゃ、感情表現も緩くなるでしょう
        多分山藍先生が書きたいのはこのエロシーン
        なんだから
        そう思うぐらいエロシーンの描写が特化しています
        何回かこのプログで書いてますが
        作者が情熱をもって書いたモノって言うのは
        読者に必ず分かるし伝わると思ってるんです
        こう情熱を滾らせて執筆されたものを読まされると
        例えエロシーンであっても感服しました
        何故に山藍先生がこんなに支持されていたのかわかります
        ここまで色々考えて書ききってくれる
        行為のバリエーションのみならず
        文章や表現にもこだわりが見えるのはすごい
        【王朝恋闇秘譚】だけで桜・琵琶・蛍・酒粕と
        思いもよらない読んだことも見たこともないアイテムを
        「そう使うのか!」とビックリです
        縛ったり、スパッキングもあります
        叩くのも尻じゃないんですよ〇〇コです
        ヒーヒーいいながら気持ちよくなってます
        それが下劣・下品にしないで耽美に仕上げているのが素晴らしい
        それと、比較的新しい【永遠の恋人】ですが
        長い年月を経てもご自分のスタンスがブレてないのもいいな〜と
        読者が求めるものを作者がちゃんと知っていて
        読者のニーズにちゃんと答えてる感じがします
        崎谷はるひさんは好きだけど、何だかちょっと最近ズレてきてますもんね
        あんなに人と被らない甘エロラブシーンがかけるのに
        女が出張る・説明が多いい・変に周りくどい・道徳的?だったりで
        筆力が伴っていないのに難しいテーマを選んでいたり
        読者は崎谷作品に事件性やシリアスより
        BLらしい恋愛ものを望んでいると思うのにな〜と
        その点、山藍先生は切り口を変えながらあの手この手で
        読者が思いもよらないエロスを書きながら
        独自の世界観を崩さずに文体の耽美さも失っていない
        好き嫌い別にしてそれはすごいな〜・・・と
        私、新刊がでたら絶対買っちゃうし楽しみにしてるのは崎谷さんです
        山藍先生はこれだけ絶賛しても新刊に飛びついたりしません
        ですが、そのサービス精神というかプロ根性というか
        エロシーンにかける情熱といいますか
        そういうのはスゴイな・・・・と





        私が今まで二回山藍作品に挑戦して読破できなかったのは
        根本に山藍作品の受けちゃんが好みじゃないのが
        3冊読んでわかりました
        JUNE→BLと変わっても王道は綺麗・可愛い受けなんですよね
        山藍作品の受けちゃんは中性的な美人なのです
        男でも同じ男を魅了しちゃうぐらいの美人さんでして
        そこには「男なのに好きになるなんて・・・・」と言う葛藤がありません
        そんなの超越した美しさなんですもの
        カワイイ受けでも意外とそうですよね
        本人は「僕、男だから女の子のがいいんでしょう?」とか言っても
        女の子みたいに可愛かったりするんだから
        別に違いなんてさほどない!
        私は常々、BLに出てくる女みたいな可愛い・美人受けを見るたび
        「だったら女でいいじゃないか?」と思ってしまうのですよ
        「カワイイ・綺麗なのに男なのがいいんじゃない」という見解が
        BL的には常識なんでしょうけど
        男同志である葛藤を乗り越えてその上で
        「お前しかいない!」と言ってもらいのです
        葛藤もなく「カワイイ」「綺麗」で受けちゃんに惹かれるならば
        「カワイイ」「綺麗」な女の子でいいじゃないの・・・・・と
        男にしかない魅力や男だからこその良さを攻め様には見つけて頂きたい
        なので、山藍作品の受けちゃんの
        男女の垣根なんて関係ない美しさ・・・の設定に惹かれないんですよね〜
        これはハッキリ言って好みだと思うんですが
        山藍先生はそういうい男にも女にもなれる性の持つ美しさが好きなんでしょうし
        その描写は繊細で魅力的だったりします
        両性具有モノを書いてる・・・という事を読後思うと納得
        せめて性質が男らしければ見た目麗しくても
        男のプライドや男らしさが感じられるんですが
        中身も中性的でヨヨヨ〜と泣き崩れるのが似合うタイプなんですよね
        吉原作品【影の館】ルシファーとか
        JUNEによくある、長髪でキラキラした美人なんですが
        その心意気は男に体を開かれて耐えられずに自害したり
        周りのものたちをまとめあげて統率をとったり
        存在や美貌だけで周りを魅了するのではなく
        運命に逆らう強さやキッパリとした決断力など性格は女々しくなく
        男らしさがあるんですよね
        私がチョイスした三冊がそうのかわかりませんが
        どの受けちゃんも嫌がりつつも自分の運命に流されていて
        自分から何か大きな行動をする・・・・ていうのがないのが好みじゃなかった
        決断しようとするんだけど、結局ウジウジ悩んでそこまでには至らないんですよねぇ
        もっと話合えばいいのに!とかもうちょっとキッパリハッキリした態度が欲しい
        運命に翻弄される主人公というのは一昔前の少女マンガみたい
        【Sの城】【O家の紋章】【KャンディKャンディ】とか
        ↑この作品好きですが、これは主人公が女だから面白いわけで
        運命に翻弄される男はあんまり好きじゃない
        男なら無理でも一応立ち向かってほしい
        (立ち向かって挫折して攻め様が助けにくるのはイイ)




        そんなワケで私の好みではありませんでしたが
        読んでみると「確かに山藍先生しか書けない話だな」と思い
        この世界感にどっぷりと浸かってしまう方の気持ちもわかります
        濃密ではありますがそれが愛憎からなるというよりは
        エロの濃さによるところが多いいと思うので
        軽めBLに飽きた頃にね〜っとりとした山藍作品を読みたいです
        BLにしろJUNEにしろ萌えってシチュエーションやキャラによるところが
        結構重要だったりして、読み物としては満足なんですが
        気持ちを掘り下げた作品のが感情移入できる!という点では面白いんですよね



        吉原理恵子さん

        0
          BL小説を全く読まなかった時でも
          唯一読んでいた作家さんです

          ですが、ハッキリ言って文は上手くありません
          お話も最近のBLに慣れていると古臭く感じるかも
          あと同じところを何度もループするし
          ウザい女キャラがでばってくるし
          続編が二年後発売とか普通だし
          完結しないまま新連載が始まったりもします

          それなのに、何故読み続けるのか?というと
          吉原作品に上手さや面白さをそれほど求めてないんですよね
          吉原さんは別に
          上手な小説が書きたいわけでも
          どうしても訴えたいテーマがあるわけでも
          文章を書くのが好きなわけでも
          自分の小説をみんなに(猛烈に)読んで欲しいわけでも
          応援してくれてる読者のために書いてるわけでも
          ないように思えます
          (勝手な私の予想なので、本当はわかりませんが)

          何かで吉原さん自身が
          「自分の中でやおい(昔はBLをそう呼んだのです)妄想があり
           それを形にしたい!と思ったけど
           自分は漫画は描けない・・・・なら文章を書こう」と思ったのがきっかけで
          別に誰かに読んでもらうために書いたのではなく
          自分の萌えを補充するために書いたのが始まりなような言い方でした
          でも、どんな動機であれ
          猛烈に物語を書きたかったんですよね・・・・
          それで小説の基礎とか文がどうとかなしに書いてしまった
          何に対してもガムシャラな情熱って作り出すものに影響ありますよね
          美しさや上手さがなくても、その情熱に圧倒されてしまうみたいな
          反対に綺麗で上手なんだけど何かが足りないみたいな
          吉原さんの初期作品はその情熱?が溢れています
          だから、吉原さんの作品は上手さや小説としてじゃなくって
          「私はこういうのが好きなの!!」という
          作者の気持ちだけでできてる気がしてるので
          <その時ハマっている萌え熱>が下がれば
          そりゃ、続編も二年感でないし
          途中で話が終わらないでしょうね〜
          <新しい萌え>があれば完結してない作品があっても
          新作が書きたくなるだろうな〜と

          吉原作品は読者のためというよりも
          吉原さんの萌えを読者が勝手に読んでる状態な気がします
          吉原さんが好きなものを書いたらそれが商業ベースに乗っちゃった!
          みたいに感じているので
          私は完結してない作品も続編が中々でなくても
          「こんなこともあるかな・・・気が向いて書いてくれればいいな」と


          そういう「自分の好きなものを形にする」という
          それだけでBLであるとはいえ、小説を書いっちゃってる吉原さん
          (私の勝手な認識です)
          そのただのBL萌えだけで突き進んでるのが好きです
          下手でも古くても何でもBL?やおい?JUNE?愛は強いかと・・・・

          そして、吉原さんの作品はJUNEなんですよねぇ
          BLシリアスとも違うし
          BLドロドロとも違う
          古き時代のJUNE臭がするのです
          そのためいつも昭和昼ドラ風なんですが
          (昭和青春モノの時もある)
          良くも悪くもこういう作風の方はもういないので
          ある意味新鮮です

          文も作風も独特で
          最近のBL作家さんみたいな綺麗な文章やお話じゃない
          読む方を選ぶと思いますが
          私は何だかんだと好きですし何度も読み返してしまいます
          たくさんBL作家がいるんだから
          吉原さんみたいな方がいてもいいんじゃないかな?と思います

          BL小説は文学になりえるのか?

          0

            BL歴は中学生ぐらいからなので長いものの
            BL小説を読み始めたのは実はまだ一年ほど
            BL好きとは別に読書好きでもあったのです


            それもミステリーやラノベは苦手でどちらかというと純文学好き
            エンタメ系も嫌いじゃなくて読むんですが
            N木賞とA川賞ならA賞のが好きな読書好きでした
            一カ月7〜20冊ぐらい読んでいました


            本を読むこと自体が好きだったので別に純文学だけ好きなワケじゃなく
            エンタメ・ミステリー・ラノベも読まないワケではないですし
            だけど、上記の小説はどちらかと言うとプロット(物語の進行・お話)重視
            分かりやすくミステリーなら
            事件が起きる→探偵→次の事件→謎解き→解決
            そのお話の見せ方・構成・人物造形・面白み・トリックなどが違いがあっても
            大まかな物語の枠自体は変わらない
            ファンタジー冒険モノとかも枠組みはありますよね
            敵が世界征服目的→主人公が仲間収集→冒険→討伐


            それが悪いワケではなく、こういう小説自体は
            「物語の話自体を楽しむ小説」だったりします
            そこにメッセージ性があったとしてもお話自体が面白くないと
            小説として評価されない本のカテゴリーじゃないかな?と


            BL小説もどちらかというと、こちら側です
            二人の男が出会う→色々ある→くっつく
            ある程度大きな道筋ができている小説
            ミステリーは犯人逮捕までの過程を
            冒険ものは魔王を倒すまでの過程を
            BLは二人の男がくっつくまでの過程を
            それぞれほぼ予想されている結末に向けての過程を楽しむ小説
            もちろんビックリするような犯人だったり
            それぞれのキャラに裏があって大円満ではなかったり
            想像もしないラストである可能性はどの小説にもありますが
            読む方はある程度の道筋はしっているジャンルだと思います


            それに引き替え純文学とはなんでしょう・・・・
            私も大学で文学を学んだわけじゃないのですが
            「文学」には答えがないんですよねぇ
            『猫の耳って柔らかそうだな〜噛んでみたいな〜』つ〜
            変な思考だけで一本短編を書いた有名純文作家もいるし
            『何で自分が文学賞受賞できなかったんだ!?』という
            選考員や周りに対しての恨みつらみを書き連ねたA川賞作家もいます
            『可愛い女弟子に恋人がいるのが我慢できなくって破門
             でも忘れられなくって弟子の布団をクンカクンカして泣き崩れる』つ〜
            名作小説もあります(教科書にも載ってる)


            「それって面白いの?何なの?」つ〜話が純文では多かったりします
            例えば事件が起きても犯人が見つからず
            何も事件が解決しなくても小説として成り立ちます
            世界が滅亡しようとも冒険せずに悲嘆にくれるだけでもいいですし
            そんな中普通に結婚して全然平和を満喫してもいい
            BLで言うなら男が二人であっても恋に落ちなくてもいい
            ですが
            そんなミステリー・ラノベ・BL小説を読者は求めているのか??


            話のプロットも大事ですが
            作品に込めるメッセージ性や作者の思想
            美しい文体や択一した表現力
            その作家ならではの個性
            そういう「お話以外」の処も評価の対象になるのが文学じゃないかなぁ?と
            私は勝手に思っちゃってます


            「窓の外に雪が降っている」様子を
            ミステリー・ラノベ・BLなどのお話重視の作品では長くても半ページ描写
            もしくは1~2行書いてお話を進めてくれることを読者は望んでいます
            ですが純文学だとそれだけで10ページ書いても構わないんですよ!
            美しく蠱惑的に思想的に雪の描写をして
            何も事件も恋愛も起こらなくてもいい!!
            ある書評家の方が
            「文学はプロットだけじゃなくて文章も大事なの」と
            言ってましたが同感です


            では、BL小説で窓の景色に10ページ費やしたり
            ただ主人公が何も進展しないことを一人悩みまくったり
            結局二人の間に何も起きなかったりして
            それでも文体は美しく詩的でメッセージ性もある場合
            小説としての評価があったとしてもBLとして読むと何にも面白くないと思うの


            たま〜にBL小説の感想とかで
            「文学的でした」みたいな感想を見るんですが
            この感想を書く方はあまり文学自体を読まない方かな?と
            BL以外の読書もガッツリする方は意外と
            「文学的だった」と表現しないんんですよね
            何故なら文学とBL小説では読者が求めてるものが違うからだと
            BL小説以外をそこそこ読まれる方は気づいてるのかと思われます


            ここまで書いて気づきましたが
            最近のラノベはファンタジー冒険モノ以外も多いいですよね?
            読んだことありませんが可愛い女の子がワンサカ出てくるやつ
            そのカワイ子ちゃん達の設定がいくら良くて
            泣ける話になっていたとしても
            やはり文学ではないのです

            「砂糖菓子の弾丸は〜」等のファンタジー文庫の作家から賞作家になった
            桜庭K樹さんとかもいますが、一般とラノベ時代のものとでは
            文章など表現力が違います
            同じくN木賞作家の山本文OさんもKバルト文庫出身ですが
            テーマや文体が洗礼されたのはもちろんのこと
            作者が作品に当てているスポットが違くなりました
            Kバルトで強調しているエピソードと一般書での読ませたいエピソードの
            持っているテーマの違いといいましょうか・・・・・


            私の文が稚拙なので上手く言えませんが
            「萌え」「謎解き」「完全懲悪」などわかりやすいものをテーマに添え
            予想のできる方に進むとそれは
            文学性ではなく物語性へと行く気がします
            それが悪いワケではないと思います
            その「物語」で感動させる話も多々ありますし
            「わかりやすく簡潔に文で伝える」のも技術の一つです
            そして【小説】という文を読む媒体には変わりなく
            好みはあるものの私は文で何を伝えられる
            【小説】を愛しています
            ただ、「物語性」を重視する話に
            表現や文章力をあまり読者が求めないような気がします
            (これらはまた別に突きつめてきたいな〜)


            私の勝手な考えですが・・・・どうでしょう?
            周りに読書家の方もBL小説を読む方もいないので何とも言えない



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