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    • 2014.11.05 Wednesday
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    【Mr.シークレットフロア〜小説家の戯れなひびき】

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       子安武人×下野紘

      シンポの声が劣化していた


      (´;ω;`)


      もう、それがショックでショックで

       

      正直私は声優さんの声にさほど透明感高音を求めてません
      鼻声ハスキー低音とか好きだし
      初々しさ瑞々しさ<こなれた演技なので
      「声の劣化とか私の好みには関係ないや〜
      余裕こいていました

      それがもうね、こんなにショックだなんて

      でもね、違うの違うのよ

      進歩は40代にして!

      アニメでゴリおっさん低音声を常時出していて!
      同時期に【神官シリーズ】麗しのカマ声サシャ様
      【清閑寺シリーズ】線の細い美形兄様
      【是シリーズ】皆なの女王アサリ様
      これらの美人美形声をシリーズ一貫してキープしていたのですよ

      こうなれば、このまま邁進すると誰もが思うじゃないですか

      思うじゃないですか!!!

      もうねもうね。。。
      安泰だと思っていたからショックで

      誰だよ〜
      シンポのゴリ低音の引き出し開けちゃったやつ
      過去に戻ってその引き出し強固に閉めてしまいたい
      平安美人幽霊やってりゃ〜良いのよ・・・・


      それでも演技とねっとり具合は健在で
      ねっちり美人編集者の役だったんだけど
      思った以上にね〜〜〜とり意地悪かったです
      【Answer2】の脇役トーンでした
      演技に関してはとても満足しています
      【生徒会長に忠告】の雛森に期待だ!
      (きっとちょっと体調と喉の調子が悪かっただけなんだよ・・・
       と、まだ信じてる


      もう一個ショックなのが
      この作品人気?シリーズでたくさん色々出ているので
      「きっと安元×千葉進があるんだわ〜て思っていたの

      でもどんなに検索かけようがシンポキャラメインの話が出てこない!
      「そんなはずね〜よと調べてたら
      安元キャラは別の可愛い子ちゃんをくっついてる・・・・

      これもショックだった
      シンポは使い捨てキャラだったのか・・・

      CD途中まで聞いてた時に
      何かよくわからないけどステータス高い金持ち
      金髪碧眼のどっかの貴族様やアラブの王子や金持ちヤクザとかに
      顔は綺麗だけどひねくれて意地悪い男を屈服させて欲しかったわ〜〜

      で、シリーズ調べたのCD聴き終わってからだけど
      ヤクザ以外、大体の↑上記の攻め様がシリーズに出てくるのね
      それなら尚更そこにシンポをねじ込んで欲しかった

      一時はそういう「いつかどこかで見たようなストーリー」
      月2〜3作は出ていて、そういうのに結構出ていたか
      尚更、そのラインナップに入らないのが残念だわ
      (月15作出ていた時もあるなんて今じゃ信じられん)



      そんなワケでニ大ショックが大きくて
      本編が(私の中で)霞がちですが

      この話もそうとうアレです
      2013年に出す作品が
      この題名!!
      この表紙!!
      この作家陣!!
      このキャスティング!!

      ある種とても意欲的なblcdじゃないでしょうか
      まるで10年前にタイムスリップしたよう
      で、こちら人気シリーズで今も尚続刊が出ているのですよ

      最近はめっきり日常BLCDしか出ないけど
      このシリーズや豪華客船シリーズが未だに人気?なのだから
      ある一定層には何だかわからない金持ちアラブ王子
      まだ需要があるんでしょうな〜
      読み物として私はあまり買うことはないんだけど
      (アラブはたまに買う
       「灼熱」「砂」「太陽」「王子」「渇」
       この五つのキーワードが大概題名に入ってる)
      CDだと聞いてみたかったりするのでたまに出ればいいのな〜と思います
      若い子らには人気ないかもしれんけど
      おばちゃんだってblcd聴いてるんだしたまにこうやって出せばいい

      アラブの王子に攫われる美人リーマン興津ちゃんとか聞いてみたいなぁ
      (一般的には興津さんはもうそろそろ良原作にあたってほしいのでしょうが
      私としてはこのままトンチキ路線を邁進してくれると楽しかったりする)


      声的には子安さんは低音ゆったりめ
      こういう雰囲気の作品&役にピッタリなので
      なんも言うことありません
      傲慢天才孤独可哀想な過去とてんこ盛りです
      言葉責めもポエミーさもあります

      下野さんは「声が合わない」と言われてたりもするけど
      私の目的がシンポだからか別に気になりませんでした
      元気で天真爛漫で裏表無い役だから
      下野さんの元気ぽい声であっていたように思います
      まぁ・・・私は高音かわいこちゃん声に興味ないので
      なんでもいいわ〜と思い入れないのもあるかな
      全盛期の福山さん岸尾さん鈴木千でも合いそうでした
      今の若手?だと誰だろ・・・
      最近は日常系にハマる空気声&あっさりした演技が主流だから
      こういう濃ゆい雰囲気で相手子安さんだし
      やっぱりある程度中堅以上の方のがハマるだろう作品
      何だかんだ下野さんで良かったんじゃないかと思いますが
      喘ぎがアンアン系でイキ声が「あ〜〜」て入ってるので好きでした
      しっかり喘いでんな〜て思いました

      気になったのはホテルマンの人が美人声でイイ声だった

      あとBGMとかが良かった
      ちょっと調べたら【ロッセリーニシリーズ】【地下鉄の犬】とか
      良い作品作ってる人でした
      設定のわりにトンチキ感が薄く感じたのも
      演出が良かったおかげかも
      無駄に豪華な設定や子安ポエミーに綺麗なBGMがついてるので
      1トラック終わる頃には意外にも世界感に違和感がなくなりました



      才能はあるトンデモ作家×原稿が欲しい新人編集者

      特別な金持ちだけが泊まれる高級ホテルの一室
      (一泊200万とか・・・)
      そこに止まる太客をこう呼ぶ
      Mr.シークレットフロア
      新人編集者の下野さんが担当して原稿を書かせたいのが
      シークレットフロアに住む人気作家子安さん
      早速、無理難題をふっかけられます
      「G慰・S股・SO入」の三択
      下野さんが選んだのは何と
      SO入

      ようするに「原稿渡すから体をよこせ」みたいなことを言われて
      ホイホイエッチしちゃうのでした〜

      初対面で一問一答みたいのしたり
      「ラの音を出せ」とかワケわかんないことも言うし
      受けも中途半端の方が恥ずかしい!」
      謎理由で男同士であっさりエッチするし
      口移しで飴を渡して
      「男はこうやって女を翻弄する
       冷酷さと蜜の甘さで
      中二病みたいなこと子安さんは言い始めるし
      (こういうポエミーを真面目子安声で聞くのがシュール

      もう最初から飛ばしすぎて私は振り落とされそうでした
      イヤ〜面白い

      こういう感覚久しぶりだわ

      いきなりタンゴ踊りだして
      「私は君を誘惑する
       時に強引に時に優しく
       非日常の中へと・・・
      こんなこと言われたら
      吹き出すドン引きしちゃうよ〜
      いいぞ!もっとやれ〜

      その後、高級旅館で女物の着物で締め上げて
      「享受も捨て羞恥も捨て
       私のために堕ちることができるか?」
      しゃぶらせたりもします

      よ〜やるわ
      これに真顔で付き合う主人公もスゴイ
      お似合だよ!あんたら!!

      もうツッコミどころ満載で反対に引きこまれます
      なのに演出自体は良いので違和感なく聞けるのもスゴイ
      絡みは多いいけど全部ブツ切りですが
      結構よ〜下野さんが喘いでいます
      ちゃんとアンアンしていますよ
      ただ一回一回が流れ作業で短く子安ポエムと
      それに引きずられ下野さんもポエムってるので
      エロい雰囲気を私はあんまり感じませんでした
      ただBGMとポエムがあいまってムーディな独特な雰囲気を楽しめます
      エロ目的で購入してないので私は中々面白かったです


      進歩はもう出だしから
      「こいつなんかやるぞ〜何かあるぞ〜妖しさ満点

      「新作が手に入るなら
       Fラだってするよ?」
      小声でこっそり言う感じがエロかった〜
      年増が若人をたらし込んでいるような背徳感
      無駄に何かがダダ漏れてます

      下野さんが居る前で
      「俺が先生を喰らうんです・・・チュッ
      小声になった時に
      ちゃんと相手に顔を近づけてる感じがちゃんとするし
      他人が見てる前でわざとやってるあざとさがあるのが
      いやらしくて嫌味で色々過剰でした
      子安さんに色気を振りまきつつ
      下野さんに嫌味た〜ぷり見せるわざとらしさ
      こりゃ、下野さんも誤解するし変な夢みてうなされるよ

      全然悪く思ってなさそうな「悪いね
      「さぁ・・・先生?
       たっぷりと喰らってさしあげます」
      作家様の小指を噛んでの「我が君
      下野さんに対するすっごいイヤミっぽい「ふ〜〜ん

      最高だよ!!

      最高だよ!!進歩は!!
      このほんの数分のシーンだけで昼メロ
      ドロドロ三角関係ぽさが出てるの
      一気に雰囲気が濃〜〜くなってる
      常に目を細めて流し目しながら口元がにやけている様な
      フェロモンムワンムワン感があります
      煮だしすぎてドロドロになりもはや液体でないコーヒーのように
      ルー5種色んな調味料入れたら
      異様に味が濃くなった先日作ったカレーのように
      想像よりも濃ゆい演技に最近あっさり演技ばかり聞いていた私は
      嬉しくって進歩のシーンだけ何度も聞いてました

      最初の三択は騙しみたいな感じだったんだけど
      その後、連れ回されたりエッチしたり
      千葉進が擦り寄ってるの見て嫉妬したり
      家族関係や音酔で弱ってるの介抱したりして
      何だかんだ好きになっていきます
      子安さんも頑張りと明るさに惹かれて行きます

      原稿関係なくエッチしてる時に
      「もっともっと私のために堕ちるがいい
       響かせるがいい
       私が失った楽器にも劣らぬ「ラ」の音を」とか言うの
      こういうのあった!!
      こういうノリ!
      南原兼【愛だけ☆足りない】の子安さんが
      「お前は私を堕落させる堕天使か〜〜〜」てやってた

      二人がイイ雰囲気になってる間に問題勃発
      千葉進の出版から子安さんが連載している話と
      まったくオチまで一緒の本が新人作家から出てしまうのです
      実は子安さんがあげたプロットを千葉進が書き上げた本
      子安さんはピアノの代わりにキーボードを叩きたかっただけ
      だから小説自体に思い入れはなかったのです
      小説自体が好きで共鳴していた下野さんはブチ切れ
      「無駄な未練を残すぐらいならピアノを弾いてればいいんだ
      言って担当を降りる宣言して立ち去ります
      千葉進は二人で小説界を牛耳ろうとか言っちゃいます

      悪役のシンポはイキイキしていました
      喉にかけながらあざ笑う「ふ・・はははは」
      「知りたい?んん〜どうしようかなぁ〜」
      「あっそ・・・」

      すっごいムカつく言い方なの
      こ憎たらしいってこういうのなのね・・・・
      本人というかキャラは楽しそうでした
      そして小物感が漂っていた
      ここまでわざとらしくねっちょりされると
      「敵」というよりは「当て馬」感が漂いすぎていて
      イライラはしません
      こういう汚い?役がイキイキしてるのいいな〜
      もうちょっとプッツンキャラだったらもっと面白かったのにな〜
      ちょっと残念

      以降、子安さんは小説が書けなくなってしまいます
      千葉進は「劣化コピーはいらない」とフラれます

      もうちょっと粘ってくれるかと思ったら
      意外とあっさり引き下がります

      「あんたのせいで先生は小説かけなくなった」と言われての

      「あっははは・・・俺が?」
      乾いた笑いとネチネチした声�
      ちょっと自虐するような乾いた笑いが
      あんまり聞いたことない感じで新鮮でした
      嘲るような「俺が?」との対比がよかった
      ねっちょりは相変わらずしているけど最初よかった

      ねっちょりしてるけど、最初に勢いは抑え目で
      少し寂しそう

      ここにて進歩退場〜

      この性格悪い美人が傷心してるところに
      スーパー攻め様をあてがってくれ〜!!

      子安さんの才能に嫉妬した母親に
      ピアノの蓋をわざと閉められた怪我のせいで
      子安さんはピアニストの夢を断たれてしまったのを知って
      自分の発言を反省した下野さんは子安さんの元に通います
      子安さんも下野さんを受け入れてハッピーED

      実はここらへん保存が上手くいかず消えてしまって・・・
      何度も書き換えてるので最初のテンションがどんなのかわからず
      最後に向かってあっさりの感想になってしまいました
      自分でも残念ですが・・・・

      小説家×編集者の「原稿やるから体で返せ」は
      小杉×緑川【原罪シリーズ】であったな〜
      天才ピアニストが怪我して別の職業で才能発揮は
      南原兼【ショパンシリーズ】であったな〜
      しかも攻め子安さんだったな〜
      (ちなみに南原作品ではデザイナーになってる)

      そんな良くあるBL話で
      ツッコミどころ満載のなんだけど
      演出とBGMが良いせいか
      岩本薫風セレブ王道BLぽくなってます


      ある種、フリートークの子安さんが本編かもしれない
      みんなでワイワイキャイキャイしてます


      最後に
      出だしで大フィーバーしたものの
      何度も聞き返したら

      進歩劣化してない


      我ながら面白いテンションなので
      残しときます
      最初聞いた時は確かに
      「劣化したとなったんだけど
      どういうことだろう

      私の欲目なの?どうなの?
      【生徒会長に忠告6】で真偽を確かめます(`・ω・´)

      【ラブカフェモカ】嶋二

      0
         高橋広樹×島崎信長

        今回いつもに増してヤる気がない上に
        かなり辛口です
        批判なんて許せない!て方は
        そっと閉じてくださると嬉しいです
        六月に半分ぐらい書いて
        放置したものに付け加えてるので
        途中でテンションもちがうかもしれません・・・
        あしからず






        あれ?なんでコレ買ったんだけ・・・
        二ヶ月ぐらい新作で買うものがなかったから
        何となく買っちゃたんだろう商品です

        原作が好きで楽しみにしていた子安×小野友【第二ボタンください】
        興津+佐藤拓×逢坂の3Pがある【プレイゾーン〜肉食彼氏と快楽天使】
        松岡くん初受けでやっと絡みがある【背中合わせの恋 2】
        一応この三作が購入予定だったのに・・・・
        何故かこの3作を予約し忘れて
        「今月買うもんね〜わ〜とコレ購入

        喘ぎかな・・・
        島崎さんは上記三作の若手の中では吐息喘ぎじゃないので
        頑張ってアンアンしてる方なので応援したい
        アンアンってそんなダメかな〜
        リアルぽさなんていらんのだよ!BLだもん
        アンアンしてナンボだろ〜が!!!
        吐息喘ぎって最近の空気声よりの方々だと皆一緒に聞こえちゃうんだよ〜
        空気声好きだし、吐息喘ぎも嫌いじゃないけど
        毎日薄味なもの食べてたら、たまにジャンクなものが食いたくなるだろ!?
        え・・・薄味に慣れたからそんな体に悪そうなもの食いたくない??
        あああぁぁぁぁ・・・・そうですか
        私が濃い味を求めているだけですか
        今は時代は違うんですね・・・・

        でもでも、無くさないで!!
        少数派だからってなくさないで!!
        石田緑川鈴木千宮田岸尾神谷千葉進(敬称略)が受け継いで?きた
        アンアン喘ぎをなくさないで〜!!!
        多数派が正しくて少数派をなくそうとするから戦争がなくならないのよ〜
        少数派もひっそりと生きさせて
        生息地区を残しておいてよ〜
        ただでさえBLというニッチな趣味でその中でもblcdという狭き門
        そこの中の未だアンアン喘ぎ派という・・・ね・・・
        滅びるべき種族かもしれないけど、どうかBL心に免じてご慈悲を〜

        まあ、半分冗談の戯言ですが
        そんな私の心のパッション
        きっと島崎さん受けを選ばせたのでしょう
        興津さんと島崎さんにはアンアン系で頑張って頂きたい
        もうね・・・吐息喘ぎしかなくなってアンアンしてないなら
        ハートフルエロなしBLでもいい気がしてきちゃうんだよねぇ
        【やさしいエピローグ】みたいなやつ

        美しく小さな波紋がいくつも揺れる穏やかBL界に
        たまに投げ込まれる大きな水しぶき
        そんな盛大喘ぎをひっそりとこれからも望んでいきます
        (進歩みたいのはもうでないだろうな〜と思う)





        あらすじはざっくり↓
        カフェに務める高橋さん
        そこに訪れる謎の美形の島崎さん
        男ストーカーから彼を助けたことから家で面倒みることに
        次第に惹かれていく高橋さんは無理やり抱いてしまいますが
        島崎さんは前から高橋さんが好きだったので両思い

        島崎さんはフェロモン美形なのでヤキモチ妬いたり
        高橋さんを好きなカフェ店員に島崎さんがヤキモチ妬いたり
        島崎さんの姉が家に転がりこんできたり
        色々ありながらも二人がイチャイチャしてます

        日常系BLで大きな事件はありません
        高橋さんは年下ワンコ系
        包容力ある年上にしか聞こえませんが
        高橋さん独特のクセが少なくて聞きやすいです
        攻め息安定

        島崎さんは「どうなんかな〜?」と思ったけど
        不思議年上受けぽかったです!意外にも!!
        野島健さん武内さん鈴木千さんイメージだったのですが
        ふわふわした不思議ちゃんぽさがでていました
        ただ、後半になって複雑な感情を出し始めると
        年上の彼氏にワガママをいう可愛い高校生みたいな感じで
        年上受特有の色気や掴めない危うさや恋に翻弄される感じが出てなかったな〜
        特に今までモテモテ人生だった人が攻めに対してヤキモチして
        「きみは僕のものだよね」と迫るところとか
        もうちょっとヤンデレぽく情念込めて欲しかった
        自分勝手な独占欲をされる方だったのにする方になる心境の変化とか
        そこら辺が感じられなかったのが残念
        私がヤンデレ演技が好きなので気になった

        何というか島崎さんの演技は
        目の前に誰もいない何もない空間に話しているような
        一人だけ別次元にいて見えない人に対して話しているよう
        セリフだけぽっかり浮かびあがってるような
        不思議な亜空間を作り出していて
        「あれ??高橋さんどこ??どこにいるの??
         そこのいるんだよね??」という
        不安定を通り越して不安感を駆り立てる話し方をたまにするんですよ・・・

        ちゃんと高橋さんは島崎さんに対して話しかけてるyのに
        島崎さんは亜空間で話しているので
        話してる内容は噛み合っているはずなのに
        別々に話しているような感じになってしまって
        聞いてるうちにこっちの忍耐力が磨り減っていく
        下手とか棒とは違って、少しずつ二人の間やセリフがずれていて
        音だけで聞く対話のドラマcdとして世界観に入り込みにくい

        それが役の不思議っぽさになっていると言えばそうですが
        もうちょっと二人で向き合って欲しいというか
        BLCDの楽しみって会話劇にもあるけどそれが上手くいってないというか
        全部じゃなくて3〜4割は会話劇できてるので
        その分亜空間にいった時の違和感がある

        「あ〜〜!!こりゃ、無理だ!!」と一度途中で挫折して
        再度、何度か挑戦したのですがいつも途中で力尽きてしまって
        最初から通しで聞くのは諦めて一日一回ワントラックで聞いてました

        う〜〜ん・・・う〜〜ん・・・
        これはどうなのでしょうかねぇ
        声質はいいし、演技や言い回しに変なクセはないから良くなるのかなぁ?
        昔、BL関係ないドラマCDで名前知らずに聞いた
        石川さん・宮田さんが今じゃ考えられない棒読みだったので
        新人さんだし良くなればいいな〜と思います

        喘ぎは可愛らしいです
        ちょっとカマぽいのがいいですね
        そして何故か絡みはちゃんと向き合ってる感がでています
        トラック3の「声でけぇって」と高橋さんに言われる
        「あ〜!!あああぁぁっぁぁぁぁ」
        特に好きです
        いいぞ!!もとやれー!!
        ああ、これこれ、こういう派手な喘ぎが聞きたかったんだよ
        こういうのをやってくれるだけで、私の中で島崎さんの株が上がります
        ここだけ聞き返したりしています

        声質や喘ぎが全盛期の野島健さん+石田さんみたいでいいんですよねぇ
        (勝手に私がそう思ってるだけなので
         ちっとも似てね〜わ!と、どうぞツッコんでください)
        野島健さんの可憐さと健気さ守ってあげたくなる弱さと
        石田さんの可愛らしさとちょっとした個性とカマっぽさ
        二人の良いところ撮りなんですよ、声質自体は
        これで演技が良くなればな〜と

        基本、島崎さん応援しているので
        ポチポチ興味あるメインが出たら買おうかと思っています

        下手すぎ!とは思わないし可愛いんだけど
        blcdでメインをするには足りないな〜て感じです

        絡みは可愛いんだから、こういう時こそ南原作品みたいな
        演技なんか関係ね〜!!話なんかなしがごとく!エロだけはある!という
        思いっきりイイ作品が必要なんじゃないでしょうか
        今こういうのを作ったら作ったでそこそこ需要ありそうですが
        どうなのでしょう
        その今風バージョンが
        【プレイゾーン〜肉食彼氏と快楽天使】【僕らの三つ巴戦争】なのかなぁ?
        なんか南原慣れしてるとちょっと違う気もするのです

        【遊覧船】藤たまき

        0
           子安武人×岸尾だいすけ


          藤たまきさんの作品が大好きです
          絵のタッチが独特なので最初は結構苦手だったのですが
          苦手なのに何だか忘れられないっということがあり
          雑誌で連載ものの途中だけ読んで続きが気になったりして
          ポチポチ単行本も買っていました
          でも、この時はやっぱりそこまで好きじゃなかったんですよね〜
          一作だけすごく好きな作品があったんだけど、それ以外は別に・・・て
          (確か学生時代だった)


          ところが、しばらく藤さんの作品を読まないでいて
          大人になってフッと読み返してみたら
          たまらなくすごく好きになってしまった
          繊細な空気感や言葉の選び方、柔らかい儚いタッチ
          心の襞をすくうような物語
          完璧じゃないアンバランスで魅力的な人物
          優しくて悲しくて切なくて美しい

          とは違うんですよ
          そうじゃなくって物語自体がイイというか
          「わかりやすいBL的なものを求めていた子供の時は
           そりゃ、あんまり藤さんの漫画好きじゃないはずだわ〜」
          と思いました
          他の作家さんにない萌とは違う何かがあるのが好きです

          昔の作品はそこに痛々しいほどの美しさがあったのですが
          近年は繊細すぎて傷つきやすい美しさを柔らかく包み込もうという
          優しさが話にも絵柄にも加味されていて、その空気が進化してました〜

          一度、学生の時すごく好きだった作品に感想を書いてみたら
          藤さんからお返事をいただきました
          その作品はラストが完璧なハッピーEDとも言えないものだったので
          私は当時から今までず〜っと本当のラストはどんなものだろう?と思っていたました
          私の中では幸せになるような予感があったのですが・・・・
          作者としてはどう考えていたのかな?と質問させていただきました
          すごい古い作品(感想書いた時にすでに10年前ぐらいの作品)だったのに
          とても丁寧にお返事してくださって、しかも
          「ラストは読者に委ねたいと思ってます
           あなたが幸せだと思ってるなら二人はきっと幸せです」
          みたいな返事をいただいて
          (簡単に訳しただけで、本当はもっと丁寧ですしいい言葉です)
          10年ぐらいモヤモヤしていたのがすごくキレイに収まるところに収まって
          幸せな気持ちになったんですよね〜
          ますます、藤たまき先生が好きになったのでした



          藤たまき作品は大好きですが、それがCD化に向くか?というと
          厳しい気がしました
          雰囲気重視作品だし萌とは別の次元にあるし
          絵や間を含めての作品の面白さだし
          絡みやBL要素?が低いし、話自体にアップダウンが激しかったりもしないし
          音声化に向く作品ってある程度
          ドラマティックだったり起承転結がある方が面白いと思うんですよね

          草間さかえ・小野塚カホリ・ヤマシタトモコ・中村朝日美子とかと同じ系統?
          絵間モノローグ雰囲気が大事だから
          成功するとイイけど失敗すると悲しいことになる作品
          この作品は原作の雰囲気をとても丁寧に再現したと思います


          【遊覧船】に限らず
          「もし藤たまきさんの話をCD化するなら福山さん岸尾さんかなぁ〜
          前から思っていた
          私は遊佐さん鳥海さん平川さん好きですが、藤作品には合わないの
          藤作品のメインキャラは繊細な高音声じゃないと無理だなって前から思ってた
          水島さん寺島さん成瀬さん阿部さん(ショタ声じゃない時の)宮田さんもイメージ
          高音系でも梶さん代永さんはちょっと声が強いかなぁ・・・
          野島健さん鈴木千さんもキャラによってはいけるけど
          柔らかい声よりも若干高音がキンキンする方があってるんですよね〜
          (私は高音キンキン苦手なんだけど、藤作品の少年イメージはそうなんです)
          なので、岸尾さんだと知って「あってるなと思いました

          でも、当時私は岸尾さん含めキンキン高音少年声が苦手だったから
          「CD化にあたって、役にも話にもあってるけど・・・・
           少年声苦手だからな〜
          と避けていた
          時が経ち、役やキャラや作品によっては高音少年声平気になったので
          や〜っと聞いてみました
          やっぱり最初「あってる」と思ったとおり
          とっても岸尾さん良かったです


          子安さんはこういうちょっと浮き世離れした役が似合うな〜
          いい声や色気を抑えた優しい大人不思議ちゃんっぷりが
          子安さんの特徴的な声質とよくあっていました

          あとはアレです
          最近の私がエロ薄BLCDが好きになってきてまして
          【同級生】【この世異聞〜狐の嫁入り】【キャッスルマンゴー】【地下鉄の犬】
          【ブーランジェの恋人】【やさしいエピローグ】【三軒隣の遠い人】

          この辺りを良くリピしています
          (【真昼の恋】【よろめき番長】はエロ薄で今の気分なのですが
           原作が好きすぎるのも影響してCDがイメージと違って
           それをどうしても受け入れられずに悲しくもリピできない)
          【夢見る星座】【リピート・アフタミー】【目を閉じて三秒】【恋の話がしたい】という
          当時BL要素が薄い気がしてスルーしていた作品が今欲しい!!
          藤作品がこの【遊覧船】レベルでCD化したら喜んで全部買うのにな〜


          BGMの使い回しがあるらしいですが
          私は鈍感でそれに毎回ほとんど気づかない・・・
          使い回しされてる!と言われてる他CDを聞いてもそっちでも気づかない
          でも、別に使いまわしても作品の雰囲気にあっていればイイと思うんですよね
          例えば、有名な曲って色んなCMやらドラマやらで使われてますが
          そのたんびにそのカラーに合わせた作りになっていますし
          ひとつの曲にひとつのイメージってワケでもないと思うのです
          ただ、私が聞き分けられないから、そう思うだけなのかな?
          場面に合わない曲使われる方が嫌だな〜
          この作品はシーンごとにBGMの雰囲気があっていたし
          電子音ぽいピコピコ音じゃなかったので、私は聴きやすかったです

          脚本の短縮・まとめ方も良かったです
          原作好きからすると一筋縄でいかない姉やダイヤのピアスとかがなかったり
          仕事をしたらない攻めを言いくるめて仕事させる主人公とか好きだったんだけど
          削られてるところがありながらも、自然で雰囲気が大事にされていた


          病気で休学中の岸尾さんは遊覧船で売り子のバイトをしています
          そこに訪れいつもおつりをくれる子安さん
          実家の離れの旅館にお弁当を届けに行った岸尾さん
          そこで売店の客だった小説家の子安さんがいて会うたんびに
          お金を渡してくることに戸惑いながらも次第に仲良くなります

          バイトに疲れて眠ってしまった岸尾さんに
          お金を渡して泊まっていくように言う子安さん
          まるで自分のことを好きなようなのに
          お金で買おうとする子安さんに岸尾さんは戸惑います
          体を重ねて思いを通わせますが、目が覚めるとやはり「お金
          今まで貰ったお金を全て清算してから
          子安さんと「金を介さない恋人としての関係を築こうとします


          「泊まっておいき」
          「怒ったのかい?」
          独特の古めかしい言い方が子安さんの柔らかい声に乗せると
          不思議な味わいがあってとても良かったです

          岸尾さんの透明感溢れる声で紡がれる
          詩的なモノローグも雰囲気たっぷり

          あなたはここへ
          それでもここへ
          通い続けて来てくれたね
          つたない恋情を頼りに
          船に乗って・・・

          モノローグなのに語りかけるような言い方なのと
          「つたない恋情」というのが不器用な恋愛に切なくなる

          出会い編?の最後のモノローグがまた美しいの

          その裏腹な心にも寄り添える日まで
          途絶えず来てね 遊覧船

          題名の「遊覧船」がとても特別なもののように思える
          無機物なのに岸尾さんがすごく柔らかい綺麗な声で愛おしそうに
          「遊覧船」と言うのが何とも言えずに雰囲気たっぷり
          個人的に最初のこの辺までが特にすごく素敵だった
          この20分ぐらいを何度も繰り返して聞いてしまった
          もちろん続きも好きなんだけどね〜


          相変わらず、プレゼントをしてお金をかけようとする子安さん
          そこに編集者で友人の野島裕さんがやってきて
          お金で繋ごうとする子安さんとの関係に釘をさされます
          バイトの休みに二人で取材旅行に行くことになります
          アウトレットでやはり貢ぎモノを買ってくた子安さんは知恵熱で沈み
          怒って返品する岸尾さんと気持ちはすれ違ってしまいます
          でも、子安さんは無くなってしまった靴の代わりに
          安いサンダルをお揃いで買いそれだけで大喜びするのを見て
          プレゼントをして喜ばれる嬉しさをしった岸尾さんは
          自分がどれだけ酷いことをしてしまったのか後悔します


          「お金」という形あるものでしか人を繋ぎ止めることが出来ないっと思ってる
          攻めに対して、それ以外の価値観を植え付けようとする受けなんですが
          その受けちゃんだって完璧な人や大人じゃないんですよね
          無力で小さくて将来に悩んでいる子供
          でも、BL受けにある可愛らしい守る存在なのではなく
          そういう「小さな自分」と「何かが欠けている攻め様」を自覚しながら
          二人の関係を大事に強いモノにしていこうっという気持ちが愛おしい


          「あんな風に高価なものをもらうのは不安で・・・」
          「僕はまだ高価なものになんか値しないんだ」

          泣き出してしまう岸尾さんが切ない
          また、この後のモノローグが詩的なんですよぉ
          ハッピーEDで何も悲しいことがないのに
          すごくやるせないような気持ちになるんですよね〜

          お金を使わずに、地平線まで広がるススキ畑でデートする二人の
          優しい言葉のやりとりも好きだった
          原作だとサラっと読み飛ばしていたけど音で聞くと温かかった


          復学を考え始める岸尾さんと
          それを止めるためにオランダで結婚しようとする子安さん
          すれ違う二人なのですが
          小説家としてのイベントクルージング上で思いを確かめあいます

          共有する美しい思い出
          離れがたい気持ち
          溶けて共有した感覚
          形なんかなくっていいんだ


          ここ原作でもすごいロマンチックな言い回しだな〜と思ったんですが
          岸尾さんの情感たっぷりな言い方が本当に美しい
          ↑の語りがあった上での最後のモノローグが好き
          やっぱり原作ではそんなに最後のモノローグ意識してなかったんだけど
          ↑があっで聞くと全然印象が違う
          本当に二人は何かを共有してこれからも進むんだなぁっと思えます

          二人で進む長い航路の末に

          一緒に進んでいく二人の
          積み上げていく船の糧です




          ちょっとズレた可愛い子安さんと
          岸尾さんの美しいモノローグと
          作品自体の空気感がとっても良かったです
          大きな事件もエロもないけどとても透明感があって爽やか



          岸尾さんすごくイメージ通りで演技も良く、声も綺麗でした
          何も文句はありません
          ただ・・・私はやっぱり高音系が苦手なんだな〜っと思った
          ゆったりまったり癒やされるんだけど
          私がリピしてる癒やしblcdのキャストって固定?されていて
          日野さん野島裕さん間島さん千葉一さん羽多野さんばかり
          中〜低音よりの方ばかりなんですよね〜
          なので、高音よりの岸尾さんはキンキンに感じてしまった
          声が頭に響くというか・・・・
          (ちょっと頭が重い時に聞いたらダメージを受けた・・・・
            羽多野×近藤【フラッター】は普通に聞けた)

          でもでも、最初に書いたとおり藤作品の少年達の声イメージは
          岸尾さん福山さんとかの透明感ある高音少年声なんですよ
          だから、コレですごく良かったんです
          実際、元気な時に聞くと本当に岸尾さんの声の透明感が繊細でイイ
          透明感と美しさだけじゃなく、ほんの少しの色気もあるんですよねぇ
          岸尾さんの声って

          CDとしては満足ですが
          癒やし系でまったりと聞けるわりに
          私の好みの音域からは外れるために癒やしリピCDにはならないという
          不思議な位置になったCDでした


          【真夜中に降る光】砂原糖子

          0
             小杉十郎太×吉野裕行


            原作が大好き
            砂原作品は全部読みましたが、その中で一番好き
            (二番目に好きなのは【言ノ葉ノ世界】です)

            性格が悪い人が恋愛で改心するBLが好きなんですよねぇ
            そいつがゲスであればゲスであるほど
            外道であれば外道であるほど
            イイ子になって好きな人に振り回される可愛さにキュンキュンくる

            この受けは本当に酷いやつなので
            「読んでいて気分が悪くなる。受け付けない」
            「いくら後でイイ子になるにしても最初が悪すぎて同情できない」
            「可愛く思えない」
             等なるのもわかるのです

            でも、そこまでの半端じゃないワルだからこその
            デレがすごい私はるのですよ〜!!!
            ギャップがある受が好きなのです


            ですが・・・
            私BLでの小杉さんと吉野さんが苦手でして
            原作が好きだし、キャスト的にはあってるように思うものの
            購入してから聴くのに2年半ぐらい寝かしてしまいました
            仲良くしてくださってるプロガーさんがお薦めしているのを見て
            勇気をだして?聞いてみました

            このCDで吉野さんと小杉さんの苦手意識がなくなりました
            それぐらい良かった

            あまりアニメはみないし、乙女系からは足を洗ってしまったしで
            吉野さんをほとんど聞いたことなかったんですが
            素の声っぽいところ粗野な口調がすごくハマてました
            そういう本当にチャラチャラした奴がデレるのが可愛い
            ギャップがあって、本当にキャラにハマっていて良かった
            【恋まで百輪】とかキャラに声があうとスゴイ威力ですね
            【薔薇色の人生】も聞いてみたいな〜
            木原作品もどうしようも無い人が恋愛で変化する話が多いいので
            好みかもしれない


            小杉さんは苦手なのですが、受目的で購入するCDでたびたび聞いてました
            見た目とお人柄と演技自体は好きな方なんですが
            特徴である重低音が苦手
            小杉さんというよりは、この音域がドラマCDでは余り好きじゃない
            森川さん小西さんぐらいまでの低音は好きなんですが
            安元さんでギリギリ・・・・・
            私は耳があまり良くないので重低音すぎると聞き取りにくいのもあります
            (だから仕事してる時は大変だった。生活する分には困らないけど
             仕事とかでは困る程度に耳悪い。電話対応とか接客の会話とか・・・・)
            ですが、今回は小杉さんにしては高めの音域
            それによって声の高低がついて、演技自体もいつもより感情たっぷりに聞こえる
            温かい声色なのでそれが包容力たっぷりにも聞こえて
            今までで一番聴きやすい小杉さんでした


            近年は小説原作のシリアスベースは二枚組が多く
            一枚にすると展開にちょっと無理がきたりしやすいのですが
            すごく上手いこと一枚に収まっています
            原作好きからすると全部キッチリ聞きたいところもあるのですが
            無理することなく話の筋がとおるようにカットされるところはされ
            繋ぎもスムーズで流れが綺麗ですし
            主人公たちの性格や感情もわかりやすいです
            BGMや後ろのSE等も丁寧でした
            脚本・演出の方の他作品見ると、良作と言われてる作品や
            私が好きな作品も多くてやっぱりな〜と思いました


            あと、これを聞く時は前作【夜明には好きと言って】
            小説でもCDでもいいので聞いたほうがいいです
            前作知らないと面白さが三割ぐらい減ります



            この受けは本当に最悪です
            酔っ払って怪我したのを介抱してくれた男(攻め)を
            友人のぼったくりパブ?に連れていってお金巻き上げようとしたり
            ホストをしていて店のツケで借金しまくらせて客の女を
            soープに沈めようとして泣かれたらライターの火で脅したり
            たまたま二丁目に行った時に見かけたゲイバーに入る攻めを見かけて
            「仕事先に性癖をバラすぞ!」とこれまた脅したり
            酔ったから家で寝かしてあげただけなのに
            蹴り起こして「HOMOヤロー呼ばわりしたり


            性格が悪い通りこして、犯罪に片足突っ込む系のタチの悪さです
            ここまでしているのに、攻め様は驚異の善意
            吉野さんの行動を良い意味にとり優しく親切に接していくのです


            吉野さんはこのどうしようもない受けちゃんをリアルに演じてます
            「うっせっっ!!ハゲ!」
            この言い方、本物ぽくって好きでした
            あとは怒鳴る時のイライラ感と常時気だるげなダル〜イ口調がハマりった
            ちゃんと嫌な奴なんだけど吉野さんのおかげで
            どこか憎めない・・・という攻め様の気持ちが分かる気がします


            優しい小杉さんといるのは心地よく
            何となく一緒にいるようになる吉野さん
            男同士の恋愛に対して懐疑的で「そんなにいいもんなのか?」
            勢いで体の関係を結んでしまいます

            戸惑いながらヤラれちゃうのが可愛いというか
            あんなに嫌な奴なのに受けになってしまうギャップが堪らなかった
            吉野さんの喘ぎがどうこうとかじゃなくって
            男同士なんて気持ち悪い!ホストで女を食いものにしてる!
            もう大概のエロいことはやってきたっていうキャラなのに
            「イヤイヤ」「アンアン」しちゃうのが良かった


            翌朝、コーヒーの香りの中穏やかに起こされ
            ゆっくりしていってほしいと朝食が用意され
            優しく愛おしそうに接する小杉さんに対して
            「こんなのは俺のいていい場所じゃない!」という拒絶反応から
            「抱いたんだから金を払え」と言います


            「昨日、買っちゃじゃ〜ん」
            人を金で買ったりしないという小杉さんに吉野さんが言う
            ニヤニヤした悪いイイ方が何だかツボった
            体の関係を結んだのは愛情からでなく、金銭がらみのせいにしちゃいます
            そうすることで「こいつが優しいのはエロいことしたいから」
            俺がこいつのそばにいるのは「金のため」と予防線を張っちゃうんですよね
            優しさや愛しさが自分の中にあることを認めてしまったら
            子供の時の自分が惨めになって
            今までの人生を否定することになりそうだから怖かったんだろうなぁっと
            CDを聞いて思いました
            小説でも主人公の気持ちがわかったんだけど
            こうやって丁寧にそのキャラまんまに演じていただくと
            尚更、主人公のやるせなさや不器用さが伝わりました

            この当たりから粗野な吉野さんの口調が可愛く思えてきます


            そのままズルズルとの関係を続けていきながら
            金髪&ピアスの自分の格好が小杉さんの横には合わないっと
            吉野さんはピアスを外して髪を切り黒髪にします

            ここ、スゴイ可愛いの〜
            ずっとつんつん悪い子ちゃんだったのが
            攻め様が「ピアスは痛そう」と言われただけで
            特にイメチェンを薦められてないのに自分から攻め様好みになるんですよ
            「あんたが(ピアス)いちいち外すから
             戻すのも面倒だしな」
            「僕のため?」
            「バカ・・・勘違いするな」

            テンプレなツンデレが可愛くて可愛くて
            「バカ」がいいんですよ〜


            飲む打つ買うで酔っ払って暴力を振るう父は亡くなり
            父を止めず酒に溺れ暴力を振るった母も入院したのを知る
            苦しくなって小杉さんに会おうとしたいつものゲイバー
            「自分が亡くなった弟に似ているから」ほっとけないだけと思ってしまう
            そして小杉さんの家に清潔で上品な男が入っていくのを見てしまう
            (ただの仕事相手で勘違い)
            連絡を10日たった頃、店に小杉さんが来て話合うことになる
            「怒っているから私を避けるんでしょう?」
            砂原さんの攻め様は行動が早く、聡くていいですね
            ずっと誤解をしたままだったり、都合のいいように解釈しないで
            一ヶ月しない内に受けちゃんを自分から迎えに来てくれます
            その間も電話しまくってくれます
            崎谷さんの攻め様は優しいようでいて放置プレイが長いので
            (崎谷CD好きだし、そのジレジレしているのが面白いのですが)
            行動力と包容力と賢さと愛情がある攻め様は安心感があります

            「新しい客が出来たから、もうお前とはしない」と嘘をつく吉野さん
            「いくら払えばいいんですか?」怒った小杉さんに無理やりヤラれます
            ですが、すぐに小杉さんからの告白
            「君が好きです」
            「最初から好きだから抱いた」
            「しねぇ・・・あんたとしか・・・・
             他のやつとはしない」

            デレきたー!!!

            すごい可愛い言い方だったの
            あんなツンツン悪、ツンデレだったからデレがすごい威力
            ここが私が全部通してCD一番好きだった
            主人公が自分の気持ちをやっと素直に認めたところなんですよね〜

            その後、仲直り両思いエッチ
            CDではカットされていました・・・・
            シックス〇イン状態から
            下に付けられたピアスをしゃぶられて「痛い」て泣きながら
            お願いして外してもらったり
            全身からピアスを外してもらって恥ずかしがったりがなかった〜

            エロもそうですがピアスを外すシーンが好きだったので
            ちょっと省略されているのが残念でした
            キスやエッチする時に一つずつ攻め様がピアスを外すんですよね
            口のピアスを外して、その穴を傷のように優しくなめたり
            乳首のピアスいじられて感じちゃったり
            下のほうにまでピアスしていたり
            ピアスを外されるのが裸にされるようで恥ずかしくなったり
            カッコイイと思っていたピアスを全部自分で取る決断とか
            このピアスが上手いこと主人公の心の鎧として作用していたと
            にも繋がっていたので寂しかった
            でも、ここら辺入れたら一枚に収まんなかっただろうし仕方ないかなぁ
            丸っきり入ってないわけじゃないのでピアスが出ると嬉しかった


            小杉さんに説得されて、憎んでいた母に会いに行きます
            始めて小杉さんに会った日に「お母さん、助けて」とつぶやいていた様です
            「言うわけない・・・」と否定する吉野さんの震える声が切なかった

            原作では母親再開と電車で泣くシーンで涙が出たんですが
            若干・・・母親の方の演技が私の想像と違っていました
            もうちょっと辛そうに涙ぐみながらか
            全てが空っぽで虚しいようなつぶやきを想像したんですよ〜
            「だったらなんで殴ったんだ!!
             なんで助けようとしなかった」
            それまで憎いハズの母と比較的穏やかに淡々と話していた吉野さんが
            血を吐くように苦しそうに思いのたけぶつけて言った感情の込め方に対して
            母親の方はあまりに淡々とし過ぎたかな
            なので、感動ポイントがずれてしました
            演技が下手とかではないんですが、原作が好きすぎて私の想像と違った
            吉野さんが本当にピッタリあっていて小杉さんや八尾さんも良くって
            ここまで原作イメージとまったくズレがなかったせいもあっての違和感かも

            なので吉野さんが一人で語る
            父親の墓参りのモノローグのが泣けちゃいました
            「どうせなら俺を殺せばよかったのに」
            なんで俺を苦しめた・・・
            なんで俺を愛してくれなかったんだ
            「愛してくれなかったんだ」これがスゴイ悲しかった
            今まで愛とか信じられなかったのに攻め様に会って
            本当に素直にただ愛されたかった自分を認めてしまってるのが
            否定していたモノを苦しみながら受け入れて
            自分自身が優しくなれたからこそ、ますます辛かったことを自覚してしまうという


            色々乗り越えて小杉さんに会おうとした時
            ヤクザに見つかり暴力を振るわれ、それを振り切った後に
            ソーPに沈めようとして逃げた女を見つけます
            混乱した彼女に吉野さんは刺されてしまいます
            「助けてくれ・・・
             俺を殺さないでくれ」

            今まで刹那的に生きてきて死ぬことも怖くなかったようなのに
            ここでみっともないほど生にしがみつくのが苦しかった
            吉野さんのハスキーな声での怯えたような必死の訴えがリアルです


            入院して、お見舞いに来た小杉さんに一度は別れを告げますが
            やっと素直になって「好きだと告白します

            ここ・・・・最後の山場だと思うのでもう少し尺が欲しかったな〜
            短い間に葛藤があるんだけど、それがなくなって
            別れ→告白までがちょっと突然すぎたし
            看護婦の前なのに抱きついてたりの
            最後のデレがなかったのは残念だった
            最初が信じられないくらい素直なカワイコちゃんになってるんだけどなぁ
            一枚だと聴きやすくいいんですが、こういうちょっとイイシーンに
            時間がかけられないのはもったい気がしますね
            あと15分長いと調度いい作りなんですが〜
            一枚でも二枚でもないので難しいですね


            フリートークはサラっと
            おかま役が八尾さんだったのが豪華
            ずっと収録ブースの中にいたようです(絡みの時も?)
            「ドラマチックで感動した」みたいに仰っていて嬉しかった
            小杉さんと吉野さんは前日から読み合わせしていたみたいで
            丁寧に作品を作ってくれたんだなっとこれも嬉しかった
            短いですが嬉しいフリートークでした


            ブックレットも書下ろし短編がすごく良くって読めて嬉しい




            原作好きが聞いても満足の出来る作品
            (エロ方面は抜かして)
            原作読まない人にもわかりやすいと思います
            吉野さんがすごく良いです
            定期的に聞きたくなるCDだろうな〜
            CD聞いた後にもう一度原作読んだけどやっぱ好きだ!



            勝手な私の好み的に一つ言うなら
            モノローグ多いい作品が好きなので、もうちょっとモノローグ欲しかったな
            ただ私がモノローグ多くて好きだった【瞳をすまして】や英田作品崎谷作品とかは
            「モノローグが多過ぎる、もうちょっとSEや演出でどうにかしてほしい」とか
            言われているのも見るので、普通に調度良いモノローグ量なんです
            モノローグをたくさん話すドラマCDってあまりないので
            モノローグが多いいのがblcdの聴きどころでも私はあったりする
            だから、モノローグ多いい方が好きなのです






            【恋を知る日】間島×野島健
            【瞳をすまして】中村×福山 
            【恋愛証明書】森川×鈴木千

            三作の健気一途受けを連続で聞いていたので新鮮に楽しめました








            【オレンジのココロ−トマレ−】崎谷はるひ

            0
              高橋広樹×代永翼


              私は小さくて可愛い受け苦手です
              なので自然とそういう役が多いい方は避け気味になってしまうので
              今回代永さんメインは初聴きでした〜


              崎谷作品中でも小さくて可愛い女の子みたいな受けは苦手なんですが
              この作品の朗くんは結構好きなのです

              見た目は小さくて幼くて可愛らしいんですが
              女の子みたいに可愛いのではなく、ショタっぽい少年ぽい可愛さで
              その見た目を裏切り中身自体は他人を気遣い努力を惜しまず
              自分のことより他人を優先して、なるべく自分でできることはしよう!としていて
              精神的には大人っぽいところがあるのです
              自立心と達観性があるところが好きでした

              私は小さくて可愛い受け特有の
              「困ったことがあったら周りが何とかしてくれる」
              「ドジで不器用で自分では何もできない」
              というのが
              弱さ=可愛さ儚さになっているのが嫌なの〜!!!

              女の子なら男に守られるのもいいんだけど
              男同士なんだからある程度は男としての自尊心を持ってもらいたい


              この朗くんは子供のような見た目ながらに苦労して
              でも、自分の強さや個性にして色々考えて頑張ってるんです
              ただの小さくて可愛い受けじゃない


              声的にも代永さんは可愛らしくって
              可愛い受け自体が苦手なので今まで脇役でしか聞くことがなかったんですが
              代永さん宮田さんは私の中で可愛い声でも別枠
              この二人は地声も女性のような高音系で
              作ってわざと可愛らしくしてるわけじゃない!
              元々が可愛い声なので仕方がない・・・と
              そして、ラジオやトークでの見え隠れする腹黒?さやあざとさなど
              「自分の(声の)可愛さをちゃんと理解している」と言うのがいいなぁ〜っと
              BL可愛い受けによくある
              「自分のどこがいいのか全然わかんないという
              天然な可愛さが私には女のブリッ子に通じてる気がして苦手なのです
              ですが、それを狙って知っていてやっているのなら
              強かで面白いじゃないか!っと・・・・



              そういう可愛い声をしたたかに活用している方が
              可愛い受けをやるのは面白いな〜っという捻くれた楽しみ方を見出しのです

              BLCD聴き始め初期は多分聞けなかったと思うんですが
              可愛い儚いウジウジ受けの鈴木千さん野島健さんを平気になったのを皮切りに
              ツン美人の岸尾さんが平気になり、可愛すぎて苦手としていた福山さんを乗り越え
              避け続けていた過去の高音石田さんを制覇した今だからこそ!
              代永さんメインを聞くことができました


              聞けるCDが増えるって嬉しいことですので
              これからも色んな角度から切り込み着眼点を変え萌を見つけ
              今いる「ちょっと苦手だな〜」て方を制覇していくつもりです
              私の心が狭く苦手なだけで声優さん自身が悪いわけじゃないんですから
              反対に、皆さんが良いと言ってるモノを共感できない方が寂しいよ!と



              今回も聞けて良かったです


              代永さんカワカワイ〜

              私の本来持っている要素とは違うんですが
              誰が聞いても可愛い


              お話的には一枚目は原作読んでいれば聞かなくてもいいかな
              物語の動きが少ない上に恋愛描写がほとんど皆無で
              どこに面白みがあるのかわからない・・・・
              ただ代永さんがモノローグをたくさんしゃべりまくってるので
              代永さんの声をたくさん聞きたいよ!て方にはいいかも
              悩んだり元気だったり切なかったりキュンとしたり可愛かったりと
              色んな表情をコロコロと変える様子が伺えます
              一枚目のラスト付近は恋愛に心が傾きかけているので
              なんなら一枚目は最終トラックのみ聞けばかな



              二枚目から物語が動きます!
              親友の寺島さんと叔父の鳥海さんをタテに脅されて体を要求される代永さん
              そこに母親の急病が重なって誰にも相談できずにテンパっているところを
              高橋先生に気づかれて、全てをさらけ出します


              代永さんを脅迫する間宮さんがすご〜くイイ演技でした
              いい意味でゲス野郎でね〜っとり気持ち悪くて良かったの!
              次作が出れば更に絡んでくるので、この演技の達者具合に期待が高まります
              代永さんの怯えっぷり&憔悴が際立つ良さでした


              悩みを色々ぶちまけて、高橋先生に縋って泣く代永さん
              怒りながら泣き叫ぶ様子が痛々しかったです
              その後えずきながら弱々しく泣くのがまた切ないのです
              優しい包容力たっぷりな高橋さんの声がまたいいんですよ〜
              私のには引っかからないんですがキュンとしました


              告白両思いでちょこっとだけ致します
              代永さんが初々しくて高橋さんがね〜っちょりエロい

              ムキムチされちゃいますよ

              大人声と子供声のギャップが良い感じでした〜
              ローションプレイもあって、アップアップでいっぱいいっぱいの代永さんの
              堪らない感じが可愛かったです
              エロいとはちょっと違うんですが会話がたっぷり入っていて
              ラブラブで良かったです


              この後はお決まりのパターンです
              →問題解決→エッチ



              絡みは崎谷先生が仰っていたように・・・・
              イケナイ気持ちになります

              高校生どころか高音すぎて
              小中高生みたいな幼さなのです

              高橋さんが大人の色気をたたえながらも
              余裕のない息た〜っぷりの攻め声なのも相乗効果
              入れる時の「堪らない・・・っ」という気持ちよさそうな攻め息が
              滅茶苦茶エロかったですよ〜


              ただ・・・私が高音受け苦手なのと聞き慣れないせいなのか
              段々と小中高生女子高校生に聞こえてきました
              それぐらい代永さんが高音というか女声というか
              そういう男の子なのに女の子みたいに可愛いっというのが好きな人はいいんでしょう
              私はBLなら受けであってもであってほしいタイプでして


              一度気になり出してしまうともうね・・・・・
              大人×女子高生にしか聞こえなくなってしまって
              可愛いんだけどBLに聞こえない
              よってBLを感じない

              可愛いんですよ!
              嫌ではないんですよ!!



              ただ、BLの男同士の絡みはファンタジーとして聞きなれたのもありますが
              音だけで男女の絡み(実際は違うんだけど)を聞いてる気分になるのが
              私にはいたたまれなかった

              受けの声があまりに女の子っぽくって
              もう途中から男女の濡れ場(女子高生モノ)にしか聞こえなくなり
              変に生々しく感じてしまったんですよ〜


              途中の声を我慢して「んん〜んん〜」モジモジしてるまでは許容範囲だけど
              「あ・・・」て喘ぎだしたらもうダメ!!
              喘ぎが丸っきり女喘ぎってわけじゃなくって、声の高さが女性ってことです


              そういう高音が好きな方にはとっても可愛らしくていいんじゃないでしょうか〜
              高音可愛い受けで何がダメって私は絡みの喘ぎが苦手なんですよね
              その他のお話の時のセリフやモノローグは最近高音受けちゃんも可愛く思えるんですが
              高音受けの時はエロ少ない話のが安心だったりします
              絡みを聞きたくないわけじゃないんですが・・・・



              一番好きだったのは【DISK2 トラック7】
              寺島さん鈴木達さん水島さん学生友人たちとキャッキャッしてるところ
              特に高橋先生と付き合い初めて、それが友人達にバレて
              恥ずかしくって唸ってモジモジしちゃってる代永さんが
              メッチャ可愛い

              それを宥めてる大人な高橋先生っぷりもイチャイチャして良かったの〜



              メイン二人や前作から引継ぎメンバーや間宮さんとかキャストは良かったです
              ただ、女キャラが崎谷作品は毎回そうなんですがちょっと個性が強いので
              好みが別れるかな〜と思いました
              ミヤちゃんが若干・・・アニメ声ぽいのが気になりました
              別に役にあっていれば女性声優さんがアニメ声でも構わないんですが
              (可愛いですしね!)
              ミヤちゃんは押しが強いツンデレキャラぽいのでそこだけ
              ツンデレアニメ女主人公が降臨してしまったように感じました〜



              高橋さんはちょっとクセのある話方なんですが
              大人で包容力がある先生ぽさと好きな子に対して余裕がない攻めっぷり
              二つの対比がなされていて私は嫌いじゃなかったです
              代永さんとの音域の高低差も大人と子供の違いが出ていて
              変に若い声じゃないのが先生と生徒の禁断愛ぽくって
              エロかったんじゃないでしょうか



              色々書いちゃいましたが、二枚目を聞くために5千円も惜しくない!!
              ま〜・・・・本来は二枚組は二枚とも聴きごたえがあるのがベストなんですが
              昔の崎谷作品【ハピネス】【手を伸ばせばはるかな海】とかは
              二枚組で一枚目に絡みがなくっても楽しかったんだけどな〜・・・・
              【不埒はスペクトル】とは毛色が違うけど
              こちらも最近の崎谷CDの中では結構良かったです


              個人的にはどんどん続きが出て欲しいシリーズというよりは
              【プリズムのヒトミーヤスメー】が聞きた〜い
              この後の二人が早く聴きたくなりました





              内容の方は・・・・これは原作がアレなので仕方ないんですが
              やはり音声になったのを聞いてもモヤモヤしました
              ちょっと愚痴っぽい感じで原作自体の不満点を書きますので
              以下、否定的な感想が許せない方は注意です
                    ↓↓↓

              母・ヒカルは子供が欲しかったので幼馴染に頼んで結婚して
              体が弱いのに命懸けで朗(代永さん)を産みます
              ヒカルは「私はいつ亡くなってもおかしくないから
              支える人が必要でしょう。あなたは自由に生きて」と
              夫(朗の父)に恋人を作ることを進めます
              それで、ヒカルが楽になるなら・・・・と夫は恋人を持ちますし
              息子の朗はその母・父・愛人がいる家族の形を受け入れます

              ↑これね・・・・ヒカルのエゴじゃないですか??
              子供を産みたいのも夫に愛人を薦めるのも自分が望んだこと
              それによって夫や息子や愛人がどういう気持ちになるのか考えてない
              愛する妻から「私が亡くなった時」の話をされ、愛人を薦められる夫も可哀想だし
              いつでも二番手で居続けなきゃならない愛人の子も辛い
              そんなんだったら離婚してあげりゃ〜いいのに、それもしない
              愛人の女性は子供産めないようねぇ
              この状況だと・・・・


              そして、そんな大人達のドロドロを子供特有の無邪気さで見ないようにしないといけない
              朗くんが不憫でなりませんでしたよ・・・・

              これが次の【ヒマワリのコトバーチュウイ】に続くわけですが
              ヒカリの弟・あーちゃん(鳥海さん)が捻くれた難しい性質になるのも仕方ない
              そういう辛い過去編が次作あるわけで・・・・
              今回のヒカリにもモヤモヤしましたが、次作はもっとモヤモヤするんですよね
              子供時代に変な家族関係なのも辛いけど
              思春期に姉の奇妙な自己満足家族ごっこに巻き込まれて
              「でも、老い先短い姉のためだから」と頑張っていたらおかしくなっても仕方ない


              で、こんな自分勝手な女をすべての人たちが悪く言わないのが、また疑問でした
              悪役が変な女なのはギリギリ頑張ってどうにか我慢できますが
              登場人物が褒め称える天使さまがアレなのは厳しいです
              小説でも辛かったけどCDでも辛かったな・・・・
              慈英臣の教祖様もCDになったら辛そうだな〜


              三木×鳥海は聞いてみたいけど、お話自体は余り聞きたい感じではなかったりします
              (三木鳥海なら【ボーダー・ライン】という名作もありますしねぇ)
              崎谷作品の鳥海受けなら【チョコレート密度】が聞きたかった〜






              【トラ兄さんとワンコさん】

              0

                羽多野渉×森川智之 遊佐浩二×鳥海浩輔


                森川受けが特別好きではないんですが・・・・
                低音受けは好きです
                森川さんの受けCD何枚か聞いたけど受けになるとちょっと高音なのねぇ
                低音のまんまだったらいいのな〜と毎回思ってました
                で、こちらは低音です!!
                役にもこの音域であっていたと思います
                なので、森川受けが得意じゃない私でも楽しく聞けました
                平川さんや近藤さんや鈴木達さんの低音受けも好きだし
                置鮎さん石川さん遊佐さん坪井さんとかの攻め声ぽい人の受け好きです
                なので、森川さんも低音で受けてくれるなら好きだなぁ
                【僕が知るあなたの物語】もオッサン低音受けでよかったし


                力が強くて森の中の長?で皆に一目置かれていて男らしい
                責任感が強くて気も強く素直じゃないツンデレ
                でも、心根自体はとっても優しい
                本当はワンコさんのことが心配なのに口が悪く態度は冷たい
                アレ・・・ですね【恋する暴君】の兄さんみたいな感じです
                性格が男らしいツンデレキャラが好きなので
                このキャラはツボでした
                男ぽさがあるツンデレ受けなので森川さんの低音とあいまって
                ところどころ受けらしくないかっこよさを発揮していました
                それがまたギャップになって面白さを醸し出していました〜
                シリアスなところとギャグなところのギャップの付け方も流石でした
                演技力がある森川さんだからこその切り替えが良かった
                かっこよいところはかっこよく、その男らしさの中での可愛らしさ
                ハーレムのシーンも面白かった
                「こんにちは〜したまんまシオシオよ」とか
                言われています


                羽多野さんはワンコだった!!
                想像以上にワンコでした
                ハッハッワンワンクゥンクゥンアオオ〜ン
                犬の鳴き声がうますぎる
                本当に犬声が上手い
                朴訥従順一途なワンコ君なんですが
                今回ヘタレません!!
                トラ兄さんのためには自己犠牲もためらわない忠犬っぷり
                カッコイイし可愛いしほだされちゃうトラ兄さんの気持ちもわかります
                どんなに冷たくあしらわれても追いかけてくるワンコっぷり
                私はいつも受け目的でblcd購入しているので
                攻め様に思い入れはさほどないのですが・・・
                (どんなに好きな攻め様&良作でも受けが高音だと購入しないの
                 高音可愛い系じゃなければ好き嫌いせずに聞けるんですが)
                羽多野さんの年下攻めはすっごく好き
                年下攻めが羽多野さんだったりするとそれだけで楽しみ倍増


                初っ端からナレーションの遊佐さんが若〇さん風で吹きました
                遊佐さんやってくれますね・・・・


                一番お気に入りのシーンはトラ兄さんがワンコさんに求愛するシーン
                これ、狼さん(鳥海さん)がトラ兄さんをおちょくるためについた
                嘘の犬界での求愛の仕方なんですが
                そのおかげで森の長であるトラ兄さんの夫になったワンコさんは
                森の中でも一目置かれる存在となり仲間と認められる・・・という
                膝まづいて手にキスをして
                「お前を生涯の伴侶として共にあることを願う
                 私をにしろ!」
                スッゲ〜イイ声なんですよ
                攻め様声でですよ

                その後の二人のやりとりがポップにエロ
                「夫婦とはろうそくも拘束具も使わないらしいぞっっ」
                「うちはうちよそはよそだワン
                「目隠しプレイも監禁プレイも
                 一般のご家庭では・・・
                「そうかぁ?犬族の間では常識だ〜」
                ワンじゃないよ〜!!と
                恐妻家夫婦になるかと思ったら亭主関白だった






                難点を上げるとすると森川さんの絡みの声が・・・・
                致命的に色っぽくない
                のたうって苦しんでるようにしか聞こえないんですよね
                平川さんが毒薬を盛られて苦しんでる声のが
                (ちなみに【空に響くは竜の歌声】でのシュレイ)
                森川さんの喘ぎより色っぽいくらいです・・・・
                岸尾さん千葉進さんのイキ声も相当爆笑ものの出来ですが
                (私は二人のあの派手なイキ声が好きです
                 大人しい喘ぎも可愛くて好きですが、たまに無性に派手なのが聞きたい)
                この二人はイクまではちゃんと色っぽいんですが
                森川さんは・・・・・
                羽多野さんはいつもどおり攻め息多めで相変わらず大変よろしかったです
                森川さん色っぽくないけど、羽多野くんは気持ちよさそうだからいいか・・・
                色っぽい絡みを求めると物足りないかもしれませんが
                今回はコメディテイストが強くて余り絡みが濃くないので
                ただ羽多野さん遊佐さん鳥海さんとのテンポの良いやりとりと
                トラ兄さんのツンデレを楽しむ話だったので
                絡みはあまり重視せずに結構面白く聞けました




                【トラさんと狼さんの続編】遊佐×鳥海も入っています
                こちらは不覚にも切なくなってしまった
                狼とトラでは寿命が違うから、次第に体力が弱くなる狼鳥海さん
                自分が亡くなったあとトラ遊佐さんが一人にならないように
                弟の子供コドリ(狼さんそっくり)に友達になるように頼んでいるのです
                「だったら今連れて行けと言うコドリに
                「今のお前にトラをくれてやるきはね〜よ
                 つ〜か、一生未来永劫ねぇよ
                ツンデレすぎる
                この鳥海さんの言い方がまた自然で男前でいいんですよぉ
                なんだかんだとトラさんを大好きな狼さん

                そんなことを知らない遊佐さんは
                帰りが襲い鳥海さんが浮気したと勘違いして詰め寄ります
                「説明・・・していただけますよね?」
                普通のセリフなのにすっごくネ〜ットリしてヤンデレ
                ヤンデレの遊佐さん素敵
                【生徒会長に忠告】の川和さんでも思ったけど
                ガッツリヤンデレの遊佐さんが攻めでも受けでもいいから聞きた〜い!!


                でも切ないだけじゃなくって絡みはガッツリ
                クリームやら縛りやら上にのせたり
                遊佐さんが柔らかい声で色々やりつくしてくれました

                本気で浮気を疑ったわけでなく、遊佐さんは帰りが遅いから
                このまま帰ってく来ないと思っていたんですね

                涙声になる遊佐さんが切ないよ〜


                短いのですが、切なくてしばらくこの最終トラック聞き返しできなかった
                でも、原作の続編を読んで・・・・・
                まぁ、BL的にはいいんでしょうけどね
                以外にシビアな獣事情が垣間見えるのがこの話の良さだったのに
                それはどうなのよ?と思って聞き返せるようになった
                (いいんだか悪いんだか)
                原作もおっていますが、私はこれに関してはCDの出来のが好きです
                多少BGMがでかいとかありますが、キャストが全員イメージ通りだし
                各話の初めに入るタイトルコールの寸劇が楽しい
                これは原作にないオリジナルだけど、よくキャラを掴んでると思います



                森川受けが苦手な方でもキャラがあっていて
                テンポも良いので楽しく聞ける一枚じゃないでしょうか〜


                【縛恋 渇愛2】

                0
                   子安武人×松本保典


                  イヤ〜、ジュネだな
                  これはBLじゃないな〜と思いました
                  なので聴く人を選ぶ気がします


                  まず言葉使いが古いというか
                  吉原節が強くて、こんな言葉使う人いません
                  「マジかよ」「バリバリ」「脳みそ沸騰しそう」「〜〜ぜ」
                  その違和感に引っかかると物語に入りこめなそうですが
                  話自体が吉原ワールド全開なので
                  現実世界じゃなくって吉原先生パラレルワールドだと思えばいいのかと
                  山藍先生や江森先生もジュネっぽいんですが
                  現代ものじゃないのが独特に作品に重厚な雰囲気がでてるんですが
                  現代ものだとちょっと気になるんですよね〜


                  女性が話に良く絡んでくる
                  主人公の女友達と元カノが出てきます
                  BLCDなのに1トラック丸々女性がモノローグ担当していたりします
                  (女が二人出てくるのでそれぞれ一回ずつ二回も)
                  攻め様に付きまとう女性も出てきます
                  【長根歌】では女を絡めた三角関係があったし
                  【私説 三国志】も忍の女性がモノローグ担当していたり
                  【二重螺旋】でもお姉ちゃんがモノローグを長く話していたりしますしね
                  最近のBL作品は女性の扱いが友達っぽく軽い感じか
                  シリアス系の話だと適度に第三者目線系だったりしますが
                  昔のBL作品(BLという言葉自体なかったからジュネというべきなのか?)は
                  女性がガッツリじっくり物語を動かすぐらい絡んでくるんですよね
                  水城せとな【同性愛】かわいゆみこ【疵】【MIKADO】榎田尤利【夏の塩】などなど
                  友人の理解者ポジションにしても敵よりだとしても
                  女性との関わり方がともかく濃ゆい・・・
                  ですが、崎谷作品に比べてウザったくはないです
                  なんというか、その女性キャラの気持ちがわからなくはないことが多いいんです
                  電波系だったり犯罪者系になって
                  「こんなにイヤな女だったら拒否する男の気持ちもわかる」というのが崎谷作品女なら
                  「やってることは酷いけどそうなる気持ちがちょっとだけわかる」て
                  女性キャラにもちょっと同情できる
                  また、イヤな女の場合はテンプレ的にイヤな女で変に捻ってない
                  少女漫画の主人公に意地悪するキャラ的なテンプレ感
                  そして、そういうイヤな女が攻め様によってキッチリ退治される
                  回りまわって自分の自業自得で自滅するようなモヤモヤするんじゃなくって
                  バッチリスッキリ勧善懲悪のように退治される
                  あれですが・・・・時代劇の悪いお代官が退治されるとスッキリするあの感じ
                  わかりやすい悪役女が攻め様の手にスッキリ退治という
                  爽快感がちょっぴりあったりするんですよね
                  「こんな女いね〜よ」と何だかよくわからない理解できないイヤ女が
                  何だか良くわからない理論を展開して自滅していってもスッキリ感ないですからね


                  あと、最終的に主人公が頼るのがこの【縛恋】に関して言えば
                  なんです
                  相談するのも助けを求めるのもピンチに駆けつけるのも
                  最終的にはなんです(攻め様ではないけど)
                  女友達と男友達がいたら、男友達に頼るので
                  女性キャラだ男同士の恋愛に口出して助言してきたり
                  何かしらに絡んで物語のキーパーソンになったりはしない
                  なので、女性が出てもギリ大丈夫かと・・・・
                  (私は崎谷さんの作品が好きなのに、何故か崎谷さんの女性キャラが本当にダメ
                   ですがBL・BLCDの女性キャラには比較的好意があります)


                  BGMがオドロオドロしい
                  絡みの時のBGMですら重厚?です
                  同意でのエッチなのに暗〜いんです
                  それによってじっとりしています


                  誰に対して語っているのがわからない謎モノローグ
                  これはジュネというより昔のBL作品ならではなのかな〜
                  回想とか絡みとかに「今の感情」を話すんじゃなくって
                  二人の関係や攻めに対してちょっと詩的に語り始める
                  自分に酔ってるいるような情熱的な語りが入るんですよねぇ
                  【豪華客船で恋が始まる】では攻めが受けの美しさを永遠と語っていた・・・
                  水の中で戯れる恋人がどうたら〜美してくどうたら〜
                  夢のような風景だ〜などなど語る語る語る


                  以上のような特色がありますが
                  嫌いじゃないです
                  最近のBLCDばっかり聞いているとなんだか新鮮
                  この原作脚本BGM声優さんじゃないと出せないような
                  独特な雰囲気や濃厚さがあるんですよね
                  BLシリアスは冷たいよく切れる鋭いナイフのような痛み
                  スッした潔よい美しさと透明感がある
                  そのまま死んでしまうかもしれないけど一突きにひと思いに亡くなれるし
                  切り口が綺麗だから生きるなら綺麗に切り口が塞がる
                  ジュネの痛々しさは、ドロ〜っとした濁った毒薬みたいなんです
                  ジワジワと蝕むように次第に苦しみが積もりに積もって、最後まで悶え苦しむ
                  解毒薬とかのラッキーアイテムがない限り、生きられない
                  もし生きれてもそんな強い毒薬なら後遺症が残ってしまう
                  しかも、相手を憎いからじゃなくて愛してるから毒薬を盛るって感じです
                  BLはすれ違いや勘違いでナイフを向けてしまうとかで
                  誤解が溶ければ愛が復活しますが
                  ジュネは愛してるから毒薬を盛るので、どう転んでも毒薬を盛るのです
                  そういう愛以上の執着というかドロドロがジュネの良さ?ですね
                  男同士だけでも試練になるんだから
                  ラブラブイチャイチャ幸せになりゃ〜いいのに
                  私は最後はハッピーEDがいいと思いますよ!!絶対
                  でも、そういうのばかり読んでいるとジュネが新鮮に感じで嫌じゃない



                  こちらは小説を読んで続きはCDでしか出ていないので買いました
                  小説で続きがあるなら読みたいんですけどね〜
                  前作【喝愛】は主人公が攻に彼女を寝取られたあげくに攻めの子を元カノ妊娠
                  なのに攻め様は「お前みたいな女知らね〜よ」とあしらう外道ぶりでして
                  CDで聞くのは色んな意味で辛そうだったのでこちらのみ購入しました
                  小説だったらそうでもないんだろうけど、余分な箇所がチョイチョイありました
                  松本さんがコンビニでバイトしてるシーンや合コンシーンなど
                  もうちょっと上手く省略したら3枚組じゃなくって二枚組にできそうなのに
                  そう思っても結構が楽しく3枚組聴けちゃいました
                  聞き返すときも「今日は一枚だけ」と思っても結局全部聞いちゃう



                  まず、冷酷非道外道の攻め様子安さんがいいです
                  女性をゴミのように扱ったり暴言吐くんですが
                  何かその酷いセリフが本当に「クズ」のようにしか思ってないんだな〜と
                  履き捨てるような言葉使いと声に迫力があります
                  攻め様によくある「好きだから受けに酷くする」んじゃなくって
                  元々の性格が冷酷な攻め様を子安さんが素敵に演じています
                  酷いんだけどこういう酷い男にハマって抜け出せなく女の気持ちもわかる
                  つ〜か、ここまで酷くなくても「なんでこんな男」みたいのにハマって
                  振り回されてる女性って女友達に一人ぐらいは誰でもいませんか?
                  (いない??あれ??)


                  松本さんの受けは初めて聞きましたが
                  男です
                  BLの男前受けとかじゃなくって男
                  男前受けでもBLの場合多少絡みでは皆さん受けになってる
                  でも松本さんは男のまんま
                  男らしい声が好きな私はこれはこれで好きでした
                  そういう男らしい声の方が男らしいまま同じ男に懇願するところとか
                  倒錯的でエロティックでした
                  でも、色っぽいとはまた違う感じなんです
                  鳥海さん鈴木達さん近藤さんとかの男前受けとは違う
                  男前だけど可愛さみたいのがない
                  男ぽさだけがある気がしました


                  二人はなんだかんだ言い争って喧嘩?しながらも
                  子安さんはデレてますし、松本さんも受け入れてます
                  高級ホテルの食事に松本さんを誘ったのも
                  最上階のスィートホテルに泊まりたかったから・・・・という
                  誘っても素直に来ない松本さんを見越して食事で釣るなんて
                  健気じゃないのよ・・・・
                  会員制個別温泉旅行に誘ったり
                  口から出るのは暴言だし自分勝手だけど
                  やってることが可愛らしいじゃないの・・・と思いました


                  松本さんを自分のチームに引き込もうとするチーマー?のトップ
                  成田さんがすごい良かった〜!!
                  人を食った作ったチャラい軽さ
                  女と接してる時、松本さん相手の時
                  ねっとりしたエロい囁き
                  チーマーのトップとしての冷徹な怖さ
                  作ってないし企みもない素の声
                  主人公二人よりコロコロ変わるエッジの掴めないキャラを
                  成田さんが色んな声色で表現してくれてるんですが
                  小説ではどんな感じか想像できなかったエッジがスゴイリアルになってた
                  個人的に絡みの時の松本さんより
                  松本さんに猫なで声で話す成田さんのがエロかった気がします
                  特に電話口での「弁天」て呼びかける声がエロかった〜


                  そして、すべてのキーパーソン?ぽい田中秀幸さん
                  なんて重厚でイイ声なの〜!!!
                  もう出てくるだけで話がグッと重くなってエロい空気になる
                  大人の男で怪しくて、一癖も二癖もあるキャラを手のひらで遊ぶような
                  裏ボス的な強さがありました



                  お話的には子安さんに付きまとうストーカー女撃退
                  松本さんを自分のところに引き込もうとする成田さん
                  子安さんは松本さんに執着
                  そんな感じで、小説の【渇愛】に比べるとドロドロが足りないかな〜
                  もっとデロデロドロドロネットリ話でも良かったかも
                  雰囲気や演出はジュネなんですが、内容は比較的ライトでした
                  というか、何だかやっぱり時代設定?なんかがどうも古い気がしますね


                  たまにはこんなんもいいんじゃない?て感じです


                  【豪華客船で恋は始まる 7】

                  0
                    何だか少し
                    辛口感想になってしまいました 
                    少しでも否定的な感想が許せない方は注意




                    子安武人×櫻井孝宏



                    10月の発売CDが少なかったので
                    今までのシリーズ一枚も聞いたことないけど
                    勢いで何となく購入
                    ちゃんとした櫻井さん受け初聞きです
                    【ラブ&トラスト】で平気そうだったので・・・
                    ちょっと冒険?してみました


                    アワアワキュルルン大きな瞳が可愛いロマンチカの美咲くん
                    美形の従者達がチヤホヤしてくる野球少年で異世界のマ王さま
                    (関係ないけど主人公を女にしたら乙女ゲの設定みたい
                     異世界の女王で美形がチヤホヤってア〇ジェぽいなぁっと思った)
                    このトーンの櫻井さんが苦手でBLCDでは避けていました
                    アニメ?とか乙女ゲとかでは
                    クールツン・美形・悪者とかもやっていたので
                    そういう大人ぽいような王子様ぽいような声のが好きなんですけどね・・・
                    今回は可愛いトーンでした
                    演技は普通にうまいです
                    余り演技力を発揮するような内容でもなかったんですが上手でした
                    櫻井さんの年齢はよく知りませんが若手?20代ではないですよね・・・?
                    なのに普通に自然に可愛かったです
                    私は可愛いトーン苦手なんですがあまりに自然なのと
                    高音キンキン可愛い系じゃないので聞けました
                    ただ、可愛い声好きじゃないので萌はしないです
                    「可愛い声なんだろうな〜」「よくこんな少年声が自然に出るな〜」て感じ
                    若手でこのぐらいのトーンがでる方もいるでしょうが
                    若手の方は良きにしろ悪きにしろ初々しさや青さが演技に出るんですよね
                    (それがキャラにハマって良い場合もあるんですが)
                    櫻井さんは少年可愛いのに演技がこなれていて
                    安心して聞くことができました
                    ただ、声を荒らげたり叫んだり大声出す時に
                    ちょっと声が掠れる?われる?感じがしたのが気になりました
                    下手ではないんですが、あまりそうなる方を聞いたことがなくて気になった
                    アニメやゲームでは気にならなかったんですが、音だけだと気になったのかも
                    色んなBLプログ巡って絶賛されていましたが
                    やはり私の好みの声ではないかな〜って感じです
                    (いい声だとは思うのですが)
                    もうBL新規はなさそうなのでそれはそれで良かった気もします
                    きかいがあれば大人美人受け声は聞いてみたいかも?



                    子安さんはいつもの子安さんです
                    何というかキラキラスーパー万能攻め様なんですが
                    ちょっと胡散臭いのと何とも言えずに子安さんでした



                    CDの全体の出来の方は・・・・
                    南原作品みたいだな〜って思いました
                    誰でも知っている有名なBGM
                    男同士の恋愛への葛藤がほとんどない
                    回りも普通にカップル扱い
                    当たり前みたいに男に言い寄られたり襲われる受け
                    次がどうなるのか予想すると大体その通りになる展開
                    絡みの時の無駄にチャプチャプピチャピチャした水音
                    フィニッシュにかけてのおかしなエコー演出


                    一昔前の金持ちBLファンタジー総結集って話です
                    ジュネも王道も一昔もトンデモ系もアホエロも平気な私ですが
                    ちょっと苦笑いが漏れてしまいました
                    南原作品はそれでもアホエロとしてギャグぽく楽しめますが
                    こちら、本人達は真剣だったり一応ストーリーがあったりして
                    それがアホさを抑えてしまって笑えないで微妙な苦笑いになるという
                    突き抜けるなら突き抜けてしまったほうが
                    面白トンデモBLとして別ジャンルとして楽しめたのにな〜
                    【神官は王に愛される】【極・艶】【ビックガンを持つ男】みたいに
                    普通に楽しむには感覚が古いし面白みがないしアホい
                    トンデモ面白BLになるには物足りない
                    何だか演出も原作も古臭く、これはこれでまとまっているものの
                    中途半端というか全てにおいて面白みが足りなかったです


                    南原作品はあれはあれでトンデモ面白BLとして成り立ってたり
                    アホエロなので気楽に聞けます
                    この作品はよく考えるとアホ何だけどアホ要素が足りないのと
                    (ご都合主義で萎えるのに一応辻褄はあっている)
                    エロもあるにはあるけど中途半端
                    (あってもなくても構わないな〜と思ってしまった)
                    その変わり?子安さんの受けちゃんへの愛を語る
                    美しさを讃える謎のポエム
                    が挿入されています
                    海底の美しさや物珍しい魚たちと戯れる櫻井さんを
                    ひたすら子安さんがうっとりと眺めている感想です
                    ちょいちょいそういうポエム?が入り
                    それも何だかな〜・・・・と



                    絡みについてもキスシーンはそこそこ色っぽいのに
                    そこはたとなく二人が噛み合ってないというか・・・・
                    櫻井さんも演技でやってるな〜という感じがしました
                    他作品で攻め声入れていたのを聞いたときは普通に色っぽかったのに
                    可愛いけど色っぽくはない気がしてしまいました
                    ただ、これは私が可愛い声が苦手なので
                    好みの違いもあると思いますが
                    受け喘ぎ聞いたのは初だったので・・・・



                    そんなワケでCDとしてはイマイチでした・・・私は・・・・
                    ただ、BL金持ちファンタジー王道としては普通に聞けます



                    もう一つの楽しみ楠大典×遊佐
                    このカプが楽しみだったの〜!!!
                    ワイルドおじさま大典さん
                    クールツン大人美人遊佐さん
                    だけど・・・・カップル要素が全然なかった
                    大典→遊佐って感じだけでした
                    遊佐さんの出番も少ないです
                    大典さんは結構出ていました
                    この組み合わせが聞きたいな〜と思ってこちら購入したのに
                    もしこのカプで続きが出たらどんな内容でも買っちゃう!!!




                    脇カプの宮田さん岸尾さん可愛かったな〜
                    可愛い声苦手なんですが、この二人は最近慣れてきました
                    宮田さんは可愛いんだけどショタすぎずに
                    ちょっと柔らかい美人可愛いさが出ていてキンキンしてなくて聴きやすかった
                    岸尾さんも私はツン声や元気声の印象が強かったので
                    健気乙女ぽい声が新鮮?でした
                    檜山さんは好き声で思ったより話していて嬉しかったし
                    一条さんも好きだな〜
                    キャストが好きなのでこの2カプのCD
                    【豪華客船でときめきは始まる】が少し気になる・・・・かな




                    同時期に購入した
                    【私説 三国志 天の華・地の龍】【職業、王子】のが面白かった
                    同じ値段出すならこの2作のがお薦めかも・・・・
                    櫻井さん目的ならそこそこいいかな?
                    たくさん話しているし天真爛漫で普通に可愛らしいと思うので









                    【恋まで百輪】 雨隠ギド

                    0
                       浜田賢二×吉野裕行


                      こちら最初購入するつもりなかったんですが
                      【生徒会長に忠告】の特典CD目的に買った雑誌に
                      【恋まで百輪】のスピンオフが連載されていて
                      それがすご〜く私好みだったんです!!
                      鷹尾というキャラがツボだった
                      キャラ紹介が『頭が良く、お金に弱く、性格が悪い』
                      カタギに見えない目つきの悪い眼鏡スーツの弁護士
                      しかも、声が遊佐さんなのがこの時点で決定されていたんですよ
                      似合う!!
                      性格がワルイメガネスーツ美形の遊佐さんなんて
                      すごい聞きたいでしょう〜!!!


                      これは本編の【恋まで百輪】を読んでみなければ!と読み
                      本編面白かったし、これまた鷹尾(遊佐さん役)が良くって
                      「鷹尾を遊佐さんの声で聞いてみたい
                      そんな感じでCD購入に踏み切りました




                      祖父がヤクザで任侠モノが好きな吉野さんは兄貴を探していて
                      理想の心優しく腕っぷしが強く男前な花屋の浜田さんに出会います
                      どうにかして兄貴になってもらおう?と花屋に通い
                      次第に心通わせるようになる二人
                      ですが、浜田さんがヤクザを嫌っていたり
                      その理由となる元ヤクザの過去などが絡んできます


                      メイン二人は最初からイメージピッタリで
                      聞いたら想像以上に良かった
                      吉野さんは【真夜中に降る光】以来でしたが
                      こういうチンピラヤクザ?ぽいの似合いますね〜
                      口調がすごくリアルでした
                      3年前まで美容師をやっていて
                      チャラ男や中高校生やモテ男君とかも担当していました
                      金髪でストパーかけている一見チャラいけどスゴイイイ子や
                      ファンクラブが自高ところか他校にまであるイケメン
                      「あの人すごいカッコイイですね」と数人の女性客が声をひそめる程の方など
                      そんな方ばかりじゃないですが雑誌に載った方もいた(小っちゃくだけど)
                      ちょっと昔になっちゃいますが若い男の人のリアルでの口調があって
                      吉野さんは現実的なチャラぽかった!!
                      (褒めています)
                      そこにドラマCDというよりは、ちょっとアニメぽい演技が相まって
                      何ともキャラがイキイキ面白可愛くなってました
                      吉野さんの特徴的な声質とともに魅力的な可愛さです
                      演技も声も良くも悪くも個性的だな〜と思いました
                      キャラは選びそうですが、ハマると吉野さんでしか聞きたくない!てほどです
                      【真夜中に降る光】とこちらはそんな一枚じゃないかな〜
                      ともかく、吉野さんのモノローグが一々イイです
                      「このセリフがこういう風になるなんて!」という素敵さです
                      【極艶】【ご主人様はヤバい奴】とヤクザBLを続けて聞いたんですが
                      ヤクザ役って森川さんも遊佐さんも吉野さんも
                      ラ行は若干巻き舌になるんですよね
                      吉野さんは特のこのラ行巻き舌が一貫してでていて面白可愛かった
                      絡みは余り喘ぎ的に好みではないんですがやっぱ可愛い・・・・
                      「気持ちいい・・・れふぅ」
                      呂律が回らなくてモニャ〜ンと舌ったらずになってるのが特に聞きどころ
                      このヤクザアホ可愛い受けは萌えとは違うんだけど良かったです
                      絡みよりも浜田兄貴に自分がヤクザだって言って拒否された後の
                      泣き方が可愛かった〜
                      BLの受けちゃんは泣き声(涙の方ね)が可愛くないとダメだよね〜
                      BLCD聞いていて可愛い声で絡みも悪くないのに
                      何で他CDにあまり出ないんだろう?て途中まで聞いて思っていたら
                      その受けちゃんの泣いてる声が致命的に可愛くない
                      演技が下手とか上手いとかじゃなくって、可愛くない!!
                      吉野さんのこの泣き方は感動するとか上手いとかとは違うんだけど
                      (キャラやお話的にこの泣き演技だったんだと思います)
                      一生懸命いっぱいいっぱいで泣いちゃって可愛かったんですよ〜
                      ちょっと違いますが宮田さんのエグエグ泣きみたいに
                      無条件の可愛さがありました
                      「慰めてやらないと!!」「泣かした奴が悪い!」みたいな
                      全体的に吉野さん可愛らしいんだけど
                      私は泣いてるところが一番可愛かったです




                      浜田さんは元々結構好き
                      【サウダージ】のフェロモンムンムン演技が
                      今回は朴訥な男前感が良かったですぅ
                      普段はちょっと誠実そうな声なのに
                      キレた時のドス効いた声が怖いの
                      このギャップがカッコ怖くて好きでした
                      そして・・・地味にエロスキルが高かった〜
                      エロは一回なんですが、チュッチュッ吸い付いてるSEが
                      自前SEだと思うんですよ!!音的に
                      すごいガツガツ&チュッチュッしまくりなの〜
                      ジュルンチュルチュルとエロかったです
                      あと、最後のイキ声の「あぁ・・・」
                      攻なのにかなり喘いでいまして
                      受けの吉野さんよりエロかったですよ〜!!!!
                      吐息交じりの声も良くって浜田さん・・・
                      今回の役はエロスが薄い役なのに絡みが色っぽかった
                      吉野さんが初心で可愛らしい感じだったので
                      浜田さんのムッツリ?エロ感が対比となって
                      一回&時間も短めなのに十分色っぽかったです



                      その他の脇キャラもすごくイメージピッタリでした
                      主人公の吉野さんを可愛がって狙ってる叔父貴
                      ハァハァしてあわよくば・・・・て思っているのが面白かった
                      祖父のヤクザっぷりも良かったし
                      吉野さんにお付きの三下君達もお上手でした
                      浜田さんのお姉さんもサバサバしてイイキャラ&声だった
                      吉野さんの子供時代の女性声優さんも可愛く上手でした
                      名前知らない方ばかりだったけど皆さんキャラに沿った声&演技
                      個人的には【キャッスルマンゴー】の脇キャラ達よりイキイキしてたかも


                      BGMとかも適度な音量&場面にあっていました




                      そして、私の購入目的の遊佐さん!!
                      すっご〜い良かった&イメージ通り
                      原作者さんが
                      「なんか・・・すごくエロかったです
                       エロシーンないのに」
                      と、言うだけありました


                      最初の出番から妖しい上から目線感がた〜っぷり
                      眇めた目とニヤニヤ笑いと咥えタバコが見える
                      何ぃ?お前・・・
                       兄貴なんて呼ばせて可愛がってんのぉ↑?
                       かぁ↑んわぁいいぃ〜↑」
                      このね!!
                      ↑のイントネーションが小憎たらしくていいんですよ〜
                      ガタイが良くガン付けてるイライラ浜田さんを軽〜くあしらってる
                      せせら笑う余裕っぷりがカッコイイんですよ〜
                      吉野さんの「超兄貴」発言も面白かった
                      (吉野さんの兄貴→浜田さん→浜田さんの兄貴→遊佐さん→超兄貴)




                      その後、キャバで再開する吉野さん&遊佐さん
                      「どこの組のもんですか?」
                      「ふふ・・・ナイショ」
                      か・・・・かっこいい!!!
                      そして何だかエロいぃぃぃぃ


                      「へ?」
                      「へえええ??」
                      「おわっ!おわっ!!
                       そ〜なんだぁ〜」
                      ここはキャラ崩壊なぐらいの戸惑いっぷりで楽しかった
                      そこから一変しての
                      「トラねぇ
                       耳弱いから・・・
                       耳たぶ・・・噛んであげるといいよ?」
                      ちょっと小声で囁くように話しているのがエッロ〜!!!
                      何か遊佐×吉野に聞こえるぐらいエロかったんですぅ
                      無駄?に遊佐さんのフェロモンがダダ漏れしてました
                      ここだけ何度も聞き返してしまった・・・




                      浜田さんにヤクザであることを告白して拒否されて
                      泣きながら吉野さんが電話したのは遊佐さん
                      「はい・・・もしもし・・・もしも〜し」
                      電話口の遊佐さんの声って何だかイイですねぇ
                      電話のノイズぽさと遊佐さんの声の感じがいい!
                      アグアグ泣く吉野さんを気遣う感じも兄っぽくて良い〜


                      その後、吉野さんにヤクザの兄貴じゃなくって
                      本当の浜田さんの兄だとバラす遊佐さん
                      ここの回想で14歳?の遊佐さんが聞けます
                      若い声!!可愛い!!
                      現在の悪エロい声からの高可愛い声の遊佐さんがいい


                      「俺も性格悪いから〜」
                      「そっすね・・・」
                      自分も周りも認めるほど性格悪いって・・・・
                      なのに、スピンオフでは受けなんですよぉぉぉ


                      浜田さんを迎え?に行く遊佐さん
                      「小太郎くんが・・・大変なんだ・・・」
                      ↑嘘っぽい・・・
                      「ひゃっひゃっひゃっひゃひゃ〜」
                      車に乗せるための嘘なので大笑い
                      この遊佐さんのひゃひゃ笑いがツボでした



                      カッコ怖エロ可愛いと短い出演ながらも色んな遊佐さんが聞けます
                      また、遊佐さんの怪し〜い胡散臭い感じがとってもハマっているのと
                      キャラ的にも良い味を出しています
                      このキャラ&声でスピンオフの遊佐受けもCD化してほしい!!





                      遊佐さん目的で購入するには出番が少ないんですが
                      聞きどころは個人的に色々あって満喫しました〜
                      また、浜田×吉野のメインも良かった
                      漫画を見ないとちょっとわからない部分もあるけど
                      テンポもよく程よくコメディで内容もCDとして楽しい
                      八月購入CDの中でお話キャラCDバランスが一番いいかも〜
                      本当に、是非ともスピンオフの遊佐受けが聞きた〜い








                      【THE DARK BLUE】

                      0
                        玄田哲章×塩沢兼人 掘秀行×塩沢兼人 


                        実家に帰った時に掘り起こしてきました
                        吉原作品・子安×檜山【幼馴染】も探したけど
                        こちらは見つからず・・・・残念
                        良く聞き返していたのは【幼馴染】の方です



                        特に山藍先生が好きなワケでもなかった当時
                        BLCD自体が珍しかったので購入してみました
                        声優にも興味なかったんですが
                        改めてキャストを見ると・・・・・
                        な、なんて豪華なの!?
                        というか、玄田さんと堀さんってBLCD出てたのね・・・・・
                        新たな気持ちで聞くことが出来ました


                        ざっくり内容紹介
                        吸血鬼の玄田さんは塩沢さんの血を吸います
                        玄田吸血鬼が嫌いなんだけど抵抗できずに
                        血も体も貪られる悩ましげな塩沢さん
                        恋人で医者の掘さんといる時だけが心の安らぎです
                        ですが、堀さんとの関係が玄田さんにバレてしまい
                        玄田さんが掘さんを吸血して襲ったことから
                        掘さん自身に危害を加えないことを約束して
                        塩沢さんは玄田さんと共に旅立ちます
                        時がすぎ、古城を訪れる堀さん
                        そこに変わらぬ姿の塩沢さんの絵画を見て
                        彼の素性を初めて掘さんは理解したのでした・・・・


                        これ、聞いていて思ったのは
                        「そんなに吸血鬼が嫌なら抵抗しろよ!!」でした
                        抵抗できないんだろうけど、イヤイヤ言ってるわりに
                        身体も吸血も許してますからね〜
                        まぁ、聖水も十字架も通じないんだけど
                        最後の土壇場になってこれらを出すなら
                        最初のうちにもっとガッツリ抵抗すればいいのにな〜っと
                        ま、そのウダウダウジウジのおかげで
                        塩沢さんの色んな意味で悩ましい声を聞けるのでいいんですけど
                        本当に塩沢さんが素敵です
                        それまでも「塩沢さん素敵だわ〜」と思っていましたが
                        改めて聞くと本当に・・・・本当に・・・素敵すぎる
                        そして、こういう声の方はもうきっと出てこないな。。。と
                        艶声ってこういうのを言うんだなぁっと
                        色んな声優さんの声を聞くようになって
                        皆さんそれぞれ素敵な声で好きなんですが
                        好き嫌いとかではなくって、塩沢さんの声は別格!!
                        他にもBL出てないのかな?と検索したら
                        どれも皆プレミア価格でした・・・・
                        お金に余裕がある時に購入しよう・・・・


                        玄田さんの全てを支配下に置いた冷たい声も素敵ですし
                        真っ直ぐで温かい堀さんの声も玄田さんの対比になっています
                        そして、塩沢さんがこの二人に合ってる時それぞれで声が違うんです
                        掘さんと会ってる時の声はすごい明るくて柔らかいの
                        「恋人同士なんだな」て感じる
                        でもね、そういう優しい声よりも
                        悩んでグルグルして苦しんでる絞りだしたような声のが
                        塩沢さんは色っぽいんだよな〜
                        なので、玄田さんがウリウリ虐めるたびに
                        掘さんが「本当の君のことを教えてほしい」と訴えるたびに
                        追い詰めれば追い詰めるほど塩沢さんの艶が・・・・
                        ツヤが増していく
                        これはねぇ、JUNEじゃないとダメだな〜と
                        BLで塩沢さんを聞いても軽くなりそうだな〜っと
                        湿ったようなネットリとした甘さがある声だからこそ
                        この世界感にピッタリハマっていました


                        絡みも最初にガッツリ・途中短いの二回あるんですが
                        絡みなんかよりも塩沢さんのセリフ&モノローグが素敵
                        喘ぎもいいけど、声や演技自体が色っぽいのです


                        このお話はもしBLであるなら
                        掘さんと塩沢さんは力を合わして吸血鬼を倒してラブラブ
                        掘さんと別れたけど、本当に愛してるのは玄田さんだと気づき
                        玄田さんも愛を囁いて甘い二人の逃避行ラブラブ
                        とかになったんだろうけど〜
                        そうはならないのがJUNEだな・・・と



                        個人的に内容は先に書いたように
                        「そんなに嫌なら抵抗しろよ!」と思うのが先にきて
                        JUNEよりBLに馴染んできてるために
                        この重苦しい愛に入り込めなかったのですが
                        そういうのを抜かしてもメイン3人が素敵です
                        あと、吸血鬼の玄田さんが暴君だけど
                        何だかんだとプラネタリウムを買ってやったり
                        腕輪を買ってやったりと愛しちゃってるんだよね〜
                        美形で何でもできる男にこんだけ愛されちゃってるなら
                        別に他の男に行かなくてもいいじゃない・・・と思ったりもしました


                        一先ず、塩沢さんがイイ
                        あの震えるような声や掠れた声はどうやってるのか?
                        演技的に震えさせたり掠れた声って聞き取りにくいのに
                        ちゃんとセリフとか聞き取れる
                        その震えや掠れ声がすごく色っぽい
                        こういう演技の仕方って聞いたことないな〜と思いました
                        それとともに、上に書いたけどBLでやるとちょっと違うかな?と
                        このCDの内容、この声優さん達、JUNEの中でやるから
                        すごくすごく生きる演技だと思いました
                        物語がすごく濃くなるのです



                        鏡の中の自分を見てあざける声
                        サファイアの腕輪をハメられた時の悲壮的な声がゾクゾクします
                        自虐的な演技がこんなにしっくりくるのもスゴイなぁっと



                        何だか久々に聞いたらスゴかった
                        当時は何だかわからずにサラ〜と聞いてたけど
                        こんなに濃い世界だったんだなぁっと








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